船渡大橋
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船渡大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県東蒲原郡阿賀町豊実 |
交差物件 | 阿賀野川(豊実ダム湖) |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道459号 |
管理者 | 新潟県新潟地域振興局津川地区振興事務所 |
施工者 | 横河橋梁製作所・宮地鐵工所・松尾橋梁・川田工業JV |
着工 | 1984年(昭和59年) |
竣工 | 1988年度(昭和63年度) |
座標 | 北緯37度41分3.0秒 東経139度34分37.6秒 / 北緯37.684167度 東経139.577111度 |
構造諸元 | |
形式 | ニールセンローゼ橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 172.000 m |
幅 | 8.800 m |
高さ | 25.000 m |
最大支間長 | 170.600 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
船渡大橋(ふなとおおはし)は、新潟県東蒲原郡阿賀町豊実の阿賀野川に架かる国道459号の橋長172 m(メートル)のニールセンローゼ橋。
概要
[編集]- 形式 - 鋼単径間ニールセンローゼ橋
- 活荷重 - 2等橋 (TL-14)
- 橋長 - 172.000 m
- 支間割 - 170.600 m
- 幅員
- 総幅員 - 8.800 m
- 有効幅員 - 8.000 m
- 車道 - 6.000 m
- 歩道 - 両側1.000 m
- アーチ高 - 25.000 m
- 床版 - 鉄筋コンクリート
- 総鋼重 - 965.229 t
- 下部工 - 直接基礎
- 施工 - 横河橋梁製作所[注釈 1]・宮地鐵工所[注釈 2]・松尾橋梁[注釈 3]・川田工業JV
- 架設工法 - ケーブルエレクション斜吊り工法
歴史
[編集]豊実地域は天険のため交通の不便をきたしており道路事情が劣悪なため住民は主に磐越西線を利用していた。特に菱潟地区は陸路が存在せず町営の渡船に頼らざるを得なかった。このため一般県道日出谷停車場宝坂線の鹿瀬町[注釈 4]豊実地内の島新田 - 離石間の道路改良に伴って、阿賀野川上流側から順に豊実1号橋(徳石大橋)、豊実2号橋(船渡大橋)、豊実3号橋(菱潟大橋)の3橋を阿賀野川に架橋する計画がなされ、船渡大橋は1984年(昭和59年)に着工し、1988年度(昭和63年度)に竣工した。船渡大橋の竣工をもって、事業が完成し全区間に渡り自動車交通が可能になり観光支援にもなった[1][1][3]。
本橋は1993年(平成5年)4月1日に国道459号に指定された[4][注釈 5]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 現・横河ブリッジ
- ^ 現・宮地エンジニアリング
- ^ 現・IHIインフラシステム
- ^ 現在の阿賀町
- ^ 平成4年4月3日政令第104号
出典
[編集]- ^ a b c 関沢長治「橋巡り 新潟県の巻」(PDF)『虹橋』第33号、日本橋梁建設協会、1985年8月、25 - 40頁、2020年10月20日閲覧。
- ^ “橋梁年鑑 平成元年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. p. 6, 7, 192, 193. 2020年10月20日閲覧。
- ^ “新潟県の道路建設のあゆみ”. 新潟県土木部道路建設課 (2019年3月29日). 2020年10月20日閲覧。
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年3月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新潟県新潟地域振興局
- 新潟県新潟地域振興局津川地区振興事務所 - 橋梁管理者
- 空から見た阿賀野川 - 国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所