第10師団 (陸上自衛隊)
表示
第10師団 | |
---|---|
創設 | 1962年(昭和37年)1月18日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務 | 地域配備師団 |
所在地 | 愛知県 名古屋市 |
編成地 | 守山 |
愛称 | 金鯱(きんこ)師団 |
上級単位 | 中部方面隊 |
担当地域 | 東海、北陸 |
第10師団(だいじゅうしだん、JGSDF 10th Division)は、陸上自衛隊の師団のひとつ。中部方面隊直轄にあり、司令部を愛知県名古屋市の守山駐屯地に置く。
概要
[編集]3個普通科連隊を基幹とし、地域配備師団に分類される。第10警備地区(愛知、岐阜、三重、福井、石川、富山)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力および国際貢献活動を行っている。師団司令部及び指揮下の13個部隊は、愛知県(守山駐屯地、豊川駐屯地、春日井駐屯地)、三重県(久居駐屯地、明野駐屯地)、石川県(金沢駐屯地)の3県6個駐屯地に配置されている。岐阜県、福井県及び富山県には第10師団隷下部隊の配置は無く中部方面隊直轄部隊が配置されている。
沿革
[編集]第10混成団
[編集]- 1958年(昭和33年)
- 1959年(昭和34年)
- 1960年(昭和35年)
- 1月14日:方面管区制施行により中部方面隊が創隊し、中部方面総監に隷属。
- 3月14日:第10特科連隊、第10施設大隊が大久保駐屯地から豊川駐屯地に移駐。
- 1960年頃の主要編成
- 第14普通科連隊、第10特科連隊
第10師団
[編集]- 1962年(昭和37年)1月18日:第10師団編成完結。
- 第10混成団は第10師団(乙師団)に称号変更、改編。
- 第10偵察中隊は第10偵察隊に、第10通信隊は第10通信大隊に、第10衛生中隊は第10衛生隊にそれぞれ称号変更。
- 第33普通科連隊及び第35普通科連隊、第10戦車大隊、第10対戦車隊、第10輸送隊を新編。
- ※ 編成(師団司令部、同付隊、第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊、第10戦車大隊、第10通信大隊、第10対戦車隊、第10偵察隊等)
- 1965年頃の主要編成
- 第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊、第10戦車大隊
- 1967年(昭和42年)3月10日:第10施設大隊が豊川駐屯地から新設の春日井駐屯地に移駐。
- 1975年(昭和50年)8月1日:第10音楽隊を新編。
- 1976年(昭和51年)9月12日: 台風17号の集中豪雨により長良川が決壊(9.12水害)。岐阜県の要請を受けて救助活動を実施[3]。
- 1981年(昭和56年)1月:五六豪雪災害派遣(司令部以下師団主力が北陸へ)。
- 1990年頃の主要編成
- 第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊、第10戦車大隊
- 1991年(平成 3年)3月29日:師団近代化改編。
- 第14・第33・第35普通科連隊を自動車化連隊に改編。
- 第10武器隊、第10補給隊、第10輸送隊、第10衛生隊を統合し、第10後方支援連隊を守山駐屯地に新編。
- 第10特科連隊第6大隊を第10高射特科大隊として分離独立、師団直轄とする。
- 第10偵察隊に電子偵察小隊を新編。
- 第10師団司令部付隊に化学防護小隊を新編。
- 1992年(平成 4年)9月:カンボジア国際平和協力業務支援のため、第1次カンボジア派遣施設大隊に43名が参加。
- 1994年(平成 6年)3月28日:中部方面航空隊から第10飛行隊を隷下に編入。
- 1995年(平成 7年)1月:阪神・淡路大震災災害派遣(司令部以下師団主力が神戸市東灘区以西の被災地へ)。
- 1998年(平成10年)11月:ハリケーン被災者支援の為、ホンジュラス共和国へ56名を派遣。
- 2002年(平成14年)7月:第14次ゴラン高原派遣輸送隊に師団から43名を派遣。
- 2003年(平成15年)2月:第3次東ティモール派遣隊に師団から116名を派遣。
- 2004年(平成16年)3月29日:戦略機動師団への改編(定員を7,000人から8,700人に増強)。
- 第49普通科連隊(即応予備自衛官を主体としたコア部隊)を新編。
- 第10対戦車隊(春日井駐屯地)を廃止し、各普通科連隊隷下に対戦車中隊を新編。
- 各普通科連隊に軽装甲機動車、高機動車を配備。重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲を配備。
- 第10戦車大隊(機甲科部隊)に第3戦車中隊、第4戦車中隊を新編。
- 第10高射特科大隊(高射特科部隊)に93式近距離地対空誘導弾(近SAM)を配備。
- 第10飛行隊(航空科部隊)に中型ヘリ(UH-1J)を配備。
- 第10後方支援連隊本部、本部付隊、衛生隊(衛生科部隊)及び補給隊(需品科部隊)が守山駐屯地から春日井駐屯地へ移駐(26日)。
- 第10後方支援連隊の武器大隊(武器科部隊)を廃止し、第1整備大隊、第2整備大隊に再編。一部が春日井駐屯地から守山駐屯地へ移駐。
- 司令部付隊化学防護小隊が第10化学防護隊(化学科部隊)として新編。
- 2005年(平成17年)2月:第5次イラク復興支援群に約500名を派遣。
- 2006年(平成18年)6月:ジャワ島地震被災者支援の国際緊急援助活動としてインドネシアへ派遣。
- 2008年(平成20年)10月:国際緊急援助隊指定部隊に指定。期間は平成20年10月1日~平成21年3月31日まで。
- 2011年(平成23年)3月:東日本大震災に伴う災害派遣。主に宮城県内で活動。期間は平成23年3月11日~平成23年5月24日(主力)。入浴支援活動は7月22日まで。
- 2012年(平成24年)8月:自衛隊ハイチPKO派遣国際救援隊参加。
- 2013年(平成25年)3月26日:部隊改編。
- 第49普通科連隊を師団隷下から中部方面混成団隷下に異動。
- 第14・33・35普通科連隊の対戦車中隊を廃止。
- 第10特科連隊第4特科大隊、第5特科大隊を廃止。5個大隊編成から3個大隊編成に縮小編成。
- 第10通信大隊を改編。
- 2017年(平成29年)3月26日:部隊改編。
- 野外通信システムの導入に伴い、第10通信大隊が改編。
- 第10通信大隊の改編に伴い、第10後方支援連隊が整備支援機能を改編。
- 2020年頃の主要編成
- 第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊、第10高射特科大隊、第10戦車大隊
- 2024年(令和6年)3月21日:地域配備師団への部隊改編。
- 2024年頃の主要編成
- 第14・第33・第35普通科連隊、第10高射特科大隊、第10偵察戦闘大隊
編成・駐屯地
[編集]- 編成
司令部
[編集]→詳細は「司令部 § 陸上自衛隊の師団の司令部等の構成」を参照
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
---|---|---|---|---|
第10師団長 | 陸将 | 垂水達雄 | 2024年12月20日 | 陸上幕僚監部運用支援・訓練部長 |
副師団長 兼 守山駐屯地司令 |
陸将補 | 黒羽明 | 2024年12月20日 | 第2施設団長 兼 船岡駐屯地司令 |
幕僚長 | 1等陸佐 | 木原邦洋 | 2024年 | 3月28日陸上幕僚監部人事教育部厚生課長 |
火力調整部長 | 1等陸佐 | 西田誠 | 2024年 | 3月21日第13特科隊長 兼 日本原駐屯地司令 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | |
---|---|---|---|---|---|---|
第10混成団長(特記ない限り陸将補) | ||||||
1 | 長谷部清 | 1958年 | 6月10日 - 1959年 7月31日陸士40期・ 陸大47期 |
防衛研修所副所長 →1958年5月2日 第3管区総監部付 |
第3管区総監 | |
2 | 熊谷卓次 | 1959年 | 8月 1日 - 1961年 7月31日東京帝国大学 昭和8年卒 |
陸上幕僚監部監理部長 | 西部方面総監部幕僚長 兼 健軍駐とん地司令 | |
3 | 野尻徳雄 (陸将) |
1961年 | 8月 1日 - 1962年 1月17日陸士41期・ 砲工38期 |
陸上幕僚監部第4部長 | 第10師団長 | |
第10師団長(陸将・指定職1号) | ||||||
1 | 野尻徳雄 | 1962年 | 1月18日 - 1963年 3月15日陸士41期・ 砲工38期 |
第10混成団長 | 第1師団長 | |
2 | 太田庄次 | 1963年 | 3月16日 - 1965年 7月15日陸士42期・ 陸大54期 |
第7師団長 | 東北方面総監 | |
3 | 平野斗作 | 1965年 | 7月16日 - 1967年 6月30日陸士46期・ 陸大54期 |
東部方面総監部幕僚長 | 退職 | |
4 | 長谷川茂 | 1967年 | 7月 1日 - 1971年 3月15日陸士47期・ 陸大57期 |
北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐とん地司令 |
陸上幕僚監部付 →1971年7月1日 退職 | |
5 | 川名聰雄 | 1971年 | 3月16日 - 1973年 3月15日陸士50期・ 陸大59期 |
自衛隊大阪地方連絡部長 | 陸上幕僚監部付 →1973年4月1日 退職 | |
6 | 村木杉太郎 | 1973年 | 3月16日 - 1975年 3月16日東京商科大学 昭和17年卒・ 短現9期 |
陸上幕僚監部監理部長 | 統合幕僚会議事務局長 兼 統合幕僚学校長 | |
7 | 大西啓 | 1975年 | 3月17日 - 1977年 6月30日陸士55期 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐とん地司令 |
退職 | |
8 | 河津幸三郎 | 1977年 | 7月 1日 - 1979年 6月30日陸航士58期 | 陸上幕僚監部第4部長 | 陸上自衛隊富士学校長 兼 富士駐とん地司令 | |
9 | 渡部敬太郎 | 1979年 | 7月 1日 - 1981年 6月30日陸士60期 | 陸上幕僚監部人事部長 | 北部方面総監 | |
10 | 沖田裕 | 1981年 | 7月 1日 - 1983年 6月30日陸航士60期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 市ヶ谷駐とん地司令 |
退職 | |
11 | 若月勲 | 1983年 | 7月 1日 - 1985年 6月30日名幼47期・ 中央大学 昭和28年卒 |
北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
東北方面総監 | |
12 | 清水幸雄 | 1985年 | 7月 1日 - 1987年 6月30日神戸外語大 昭和30年卒 |
陸上幕僚監部人事部長 | 陸上自衛隊幹部学校長 | |
13 | 中俣壯一 | 1987年 | 7月 1日 - 1988年 7月 6日九州大学 昭和30年卒 |
防衛大学校幹事 | 陸上自衛隊幹部学校長 | |
14 | 澤井福重 | 1988年 | 7月 7日 - 1990年 3月15日徳島大学 昭和30年卒 |
東部方面総監部幕僚長 兼 市ケ谷駐屯地司令 |
退職 | |
15 | 里中哲朗 | 1990年 | 3月16日 - 1992年 6月15日立命館大学 昭和34年卒 |
北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
陸上自衛隊幹部学校長 | |
16 | 長谷川重孝 | 1992年 | 6月16日 - 1994年 3月22日防大6期 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
陸上自衛隊富士学校長 兼 富士駐屯地司令 | |
17 | 佐々木英嗣 | 1994年 | 3月23日 - 1996年 3月24日防大7期 | 西部方面総監部幕僚長 兼 健軍駐屯地司令 |
統合幕僚学校長 | |
18 | 國見昌宏 | 1996年 | 3月25日 - 1997年 1月19日防大9期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 朝霞駐屯地司令 |
情報本部長 | |
19 | 池田修 | 1997年 | 1月20日 - 1999年 7月 8日防大9期 | 中部方面総監部幕僚長 兼 伊丹駐屯地司令 |
退職 | |
20 | 川井武彦 | 1999年 | 7月 9日 - 2001年12月 2日防大11期 | 東北方面総監部幕僚長 兼 仙台駐屯地司令 |
退職 | |
21 | 寺尾憲治 | 2001年12月 | 3日 - 2003年 3月26日防大14期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 朝霞駐屯地司令 |
陸上自衛隊研究本部長 | |
22 | 井上廣司 | 2003年 | 3月27日 - 2004年 8月29日防大16期 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
防衛大学校幹事 | |
23 | 廣瀬清一 | 2004年 | 8月30日 - 2005年 7月27日防大17期 | 陸上幕僚監部人事部長 | 陸上自衛隊幹部学校長 兼 目黒駐屯地司令 | |
24 | 火箱芳文 | 2005年 | 7月28日 - 2007年 3月27日防大18期 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
防衛大学校幹事 | |
25 | 中村幹生 | 2007年 | 3月28日 - 2008年 7月31日防大17期 | 情報保全隊長 | 退職 | |
26 | 千葉徳次郎 | 2008年 | 8月 1日 - 2009年 7月20日防大21期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 朝霞駐屯地司令 |
防衛大学校幹事 | |
27 | 河村仁[8] | 2009年 | 7月21日 - 2011年 4月26日防大22期 | 防衛研究所副所長 | 陸上自衛隊幹部学校長 兼 目黒駐屯地司令 | |
28 | 宮嵜泰樹 | 2011年 | 4月27日 - 2012年 7月25日防大22期 | 陸上幕僚監部監察官 | 退職 →2012年8月 東京都庁危機管理監 | |
29 | 松村五郎 | 2012年 | 7月26日 - 2013年 8月21日東京大学 昭和56年卒[9] |
陸上幕僚監部人事部長 | 統合幕僚副長 | |
30 | 保松秀次郎 | 2013年 | 8月22日 - 2015年 3月29日防大24期 | 西部方面総監部幕僚長 兼 健軍駐屯地司令 |
退職 | |
31 | 山本頼人 | 2015年 | 3月30日 - 2017年 7月31日防大27期 | 防衛研究所副所長 | 退職 | |
32 | 甲斐芳樹 | 2017年 | 8月 1日 - 2019年 3月31日防大28期 | 第11旅団長 | 退職 | |
33 | 鈴木直栄 | 2019年 | 4月 1日 - 2021年 3月25日防大30期 | 防衛研究所副所長 | 退職 | |
34 | 中野義久 | 2021年 | 3月26日 - 2022年12月22日防大31期 | 中部方面総監部幕僚長 兼 伊丹駐屯地司令 |
退職 | |
35 | 酒井秀典 | 2022年12月23日 - 2024年12月19日 | 防大33期 | 中部方面総監部幕僚長 兼 伊丹駐屯地司令 |
退職 | |
36 | 垂水達雄 | 2024年12月20日 - | 防大35期 | 陸上幕僚監部運用支援・訓練部長 |
警備地区
[編集]- 第10警備地区:愛知、岐阜、三重、福井、石川、富山
- 警備隊区:
- 第14普通科連隊
- 第1普通科中隊:石川県加賀
- 第2普通科中隊:石川県能登
- 第3普通科中隊:富山県南部
- 第4普通科中隊:福井県嶺北
- 重迫撃砲中隊:富山県東部
- 第33普通科連隊 警備隊区は三重県全域[10]で、連隊長は三重地区隊長(指定部隊の長)として、三重県内の各部隊の災害派遣を指揮する。
- 第35普通科連隊(4個普通科中隊基幹)
- 中部方面特科連隊第2特科大隊:愛知県尾張地方(第6施設群長指揮下)
- 第14普通科連隊
- 警備隊区:
廃止部隊
[編集]- 第10武器隊:1991年(平成3年)3月28日廃止。
- 第10補給隊:1991年(平成3年)3月28日廃止。
- 第10輸送隊:1991年(平成3年)3月28日廃止。
- 第10衛生隊:1991年(平成3年)3月28日廃止。
- 第10対戦車隊:2004年(平成16年)3月28日廃止。各普通科連隊隷下に対戦車中隊を新編。
- 第10師団司令部付隊化学防護小隊:2004年(平成16年)3月28日廃止。第10化学防護隊へ改編。
- 第10化学防護隊:2013年(平成25年)3月25日廃止。第10特殊武器防護隊へ改編。
- 第10特科連隊:2024年(令和6年)3月20日廃止。中部方面特科連隊第2特科大隊へ改編。
- 第10戦車大隊:2024年(令和6年)3月20日廃止。第10偵察戦闘大隊へ改編。
- 第10偵察隊:2024年(令和6年)3月20日廃止。第10偵察戦闘大隊へ改編。
出典
[編集]- ^ a b c 朝雲新聞社編集局 監修・陸上幕僚監部『陸上自衛隊20年年表』朝雲新聞社、1971年。
- ^ 自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和33年政令第166号『官報』本紙第9431号(昭和33年6月3日)
- ^ 台風17号豪雨禍 ふくれる濁流、堤防無力『朝日新聞』1976年(昭和51年)9月13日朝刊、13版、23面
- ^ “第10師団の沿革・活動”. www.mod.go.jp. 2020年3月24日閲覧。
- ^ 陸上自衛隊 第10戦車大隊 大隊の歴史
- ^ “我が国の防衛と予算-平成25年度予算の概要-”. 防衛省 (2013年5月16日). 2020年2月24日閲覧。
- ^ 陸上自衛隊第10師団との「大規模災害に際しての相互協力に関する協定」の締結について東邦ガス(2018年3月7日)2018年4月21日閲覧
- ^ 航空工学修士(スタンフォード大学)
- ^ 62期幹候(防大25期相当)
- ^ 久居駐屯地記念行事2024 No.2 観閲行進 - YouTube
- ^ a b “任務・編成”. 陸上自衛隊第35普通科連隊. 2021年2月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 第10師団 公式ウェブサイト
- 第10師団 (@JGSDF_MA_10D) - X(旧Twitter)