コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

春日井駐屯地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春日井駐屯地
正門
正門
位置
所在地 愛知県春日井市西山町無番地
概要
駐屯地司令 第10後方支援連隊長 兼任
主要部隊 第10後方支援連隊
第10施設大隊ほか

開設年 1967年
テンプレートを表示

春日井駐屯地(かすがいちゅうとんち、JGSDF Camp Kasugai)は、愛知県春日井市西山町無番地に所在し、第10後方支援連隊等が駐屯する陸上自衛隊駐屯地である。

概要

[編集]

弾薬庫を敷地内に持っていることなどから、年輩の周辺住民からは西山弾薬庫と呼ばれている。また、春日井市自体が、陸軍造兵廠の鳥居松製造所、鷹来製造所、鷹来製造所西山分廠を効率的に運用するため、昭和18年(1943年6月1日、当時の勝川町鳥居松村篠木村鷹来村が合併してできた市である。

駐屯地司令は、第10後方支援連隊長が兼任。第10後方支援連隊移駐前は第10施設大隊長が兼任していた。

沿革

[編集]

日本陸軍

  • 1942年(昭和17年):陸軍造兵廠鷹来製造所西山分廠建設。

陸上自衛隊

陸上自衛隊春日井駐屯地

  1. 第10後方支援連隊主力(連隊本部及び本部付隊、補給隊、衛生隊)が守山駐屯地から移駐。駐屯地司令職務が第10施設大隊長から第10後方支援連隊長に移譲[3]
  2. 第10後方支援連隊武器大隊が廃止、第1整備大隊、第2整備大隊が新編。隷下の一部の部隊は支援先部隊の所在する5個の駐屯地に分散配置。
  3. 第10施設大隊に第4施設中隊(即応予備中隊)が新設(第49普通科連隊の新編に対応)。
  4. 第10対戦車隊が廃止され、人員装備が師団管内の各普通科連隊へ分散配置。
  5. 中部方面後方支援隊隷下の中部方面輸送隊第104輸送業務隊第1端末地業務班が新編。
  • 2012年(平成24年)3月4日:駐屯地の創立45周年を記念し、式典が開かれ、行進や訓練が披露された[4]
  • 2014年(平成26年)3月26日:第10施設大隊第4施設中隊(即応予備中隊)を廃止。
  • 2015年(平成27年)3月26日:会計隊の改編に伴い、第426会計隊が廃止、第408会計隊春日井派遣隊が設置される。
  • 2018年(平成30年)3月27日:中部方面輸送隊第104輸送業務隊第1端末地業務班を廃止し、陸上自衛隊中央輸送隊隷下の第4方面分遣隊第1端末地業務班に改編。
  • 2024年(令和06年)3月20日:
  1. 第10偵察隊が廃止。同3月21日、豊川駐屯地において、第10戦車大隊今津駐屯地)と統合し、第10偵察戦闘大隊を新編[5]
  2. 第10後方支援連隊第2整備大隊偵察直接支援小隊(第10偵察隊を支援)が廃止。

駐屯部隊

[編集]

中部方面隊隷下部隊

[編集]

防衛大臣直轄部隊

[編集]

最寄の幹線交通

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『官報』本紙 第8507号(昭和30年5月14日)
  2. ^ 自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和42年3月1日政令第24号)
  3. ^ 『官報』号外 第85号(平成16年4月21日)
  4. ^ “陸自「春日井」で創立45周年式典”. 読売新聞. (2012年3月4日). http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20120304-OYT8T00800.htm 2012年3月4日閲覧。 
  5. ^ ぼうえい 東海防衛だより 2023 令和5年 冬”. p. 4. 2024年2月19日閲覧。 “第10特科連隊の活動など”
  6. ^ 所在部隊紹介”. 春日井駐屯地公式HP. 2020年2月24日閲覧。

外部リンク

[編集]