コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

鯖江駐屯地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鯖江駐屯地
鯖江駐屯地
鯖江駐屯地
位置
地図
所在地 福井県鯖江市吉江町4-1
座標 北緯35度59分40秒 東経136度10分22秒 / 北緯35.99444度 東経136.17278度 / 35.99444; 136.17278
概要
駐屯地司令 第372施設中隊長 兼務
主要部隊 第6施設群第372施設中隊
第104施設直接支援大隊 ほか

開設年 1963年
テンプレートを表示

鯖江駐屯地(さばえちゅうとんち、JGSDF Camp Sabae)は、福井県鯖江市吉江町4-1に所在し、第6施設群第372施設中隊等が駐屯している陸上自衛隊駐屯地である。

概要

[編集]

福井県で唯一の陸上自衛隊の駐屯地である。駐屯地司令は第372施設中隊長が兼務。

大日本帝国陸軍時代は、歩兵第36連隊が駐屯していたが、「♪浜田か鯖江か村松か、飛ばされそうで気にかかる」と戯れ歌に歌われるほど、士官候補生たちから敬遠された僻地と見做されていた。

沿革

[編集]

陸上自衛隊鯖江分屯地

陸上自衛隊鯖江駐屯地

  • 1966年(昭和41年)2月21日:鯖江駐屯地に昇格[2]
  • 1968年(昭和43年)3月1日:第306基地通信中隊鯖江派遣隊が配置。
  • 1971年(昭和46年)12月25日:第114地区警務隊金沢派遣隊鯖江連絡班が配置。
  • 1993年(平成05年)3月30日:第322地区施設隊が第302施設隊に改編し、第6施設群に編合。
  • 2004年(平成16年)3月29日:第302施設隊が第372施設中隊に改編。中部方面後方支援隊新編により、第104施設直接支援大隊第1中隊鯖江派遣隊が配置。
  • 2008年(平成20年)3月26日:警務隊の改編により、第130地区警務隊鯖江連絡班に改編。
  • 2013年(平成25年)9月20日:陸上自衛隊鯖江駐屯地創立50周年記念行事の開催。
  • 2014年(平成26年)3月26日:第372施設中隊を改編(管理隊新編)。
  • 2015年(平成27年)3月26日:会計隊の改編により、第417会計隊が廃止され、第336会計隊鯖江派遣隊に改編。

駐屯部隊

[編集]

中部方面隊隷下部隊

[編集]

防衛大臣直轄部隊

[編集]

過去の駐屯部隊

[編集]
  • 第322地区施設隊:1963年(昭和38年)3月31日~1993年(平成05年)3月29日の間。第302施設隊に改編。
  • 第302施設隊:1993年(平成05年)3月30日~2004年(平成16年)3月29日の間。第372施設中隊に改編。
  • 第114地区警務隊金沢派遣隊鯖江連絡班:1971年(昭和46年)12月25日~2008年(平成20年)3月25日の間。第130地区警務隊鯖江連絡班に改編。
  • 第417会計隊:1963年(昭和38年)3月31日~2015年(平成27年)3月26日の間。第336会計隊鯖江派遣隊に改編。

駐屯地祭

[編集]

正式には「鯖江駐屯地創立記念行事」。毎年9月末から10月初旬に行われる。戦闘訓練などの展示があるが、鯖江駐屯地は施設科主体の駐屯地なので、これらは主に金沢駐屯地第14普通科連隊の隊員が行うことが多い。また、今津駐屯地から展示のために74式戦車も来ていた。

最寄の幹線交通

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 朝雲新聞社編集局 編『陸上自衛隊20年年表』朝雲新聞社、1971年9月20日、116頁。 
  2. ^ 自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和40年政令第381号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1965年12月27日). 2017年3月23日閲覧。

外部リンク

[編集]