美唄駐屯地
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美唄駐屯地 | |
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位置 | |
所在地 | 美唄市南美唄町上1条4丁目 |
座標 | 北緯43度18分29秒 東経141度52分38秒 / 北緯43.30806度 東経141.87722度座標: 北緯43度18分29秒 東経141度52分38秒 / 北緯43.30806度 東経141.87722度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 第2地対艦ミサイル連隊長 |
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開設年 | 1978年 |
美唄駐屯地(びばいちゅうとんち、JGSDF Camp Bibai)は、美唄市南美唄町上1条4丁目に所在し、第2地対艦ミサイル連隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
[編集]最寄の演習場は、美唄訓練場。駐屯地司令は、第2地対艦ミサイル連隊長が兼務。
過去に炭鉱で栄えて人口が増えたものの、その後のエネルギー革命による石炭産業の崩壊の中で1963年に閉山した三井美唄炭鉱跡地の一部に造設されている。
炭鉱跡という立地から駐屯地内は高低差が顕著であり、高台からは石狩平野・美唄市街地が一望できる。
男性用生活隊舎は「魅沙偉瑠館(みさいるかん)」と名付けられている。
駐屯地周辺は、炭鉱関連施設の廃墟の他、炭鉱住宅等が多く見られる。
沿革
[編集]- 1978年(昭和53年)3月25日:美唄駐とん地が新設され[1]、第126特科大隊が東千歳駐屯地から移駐。大隊長が駐屯地司令に職務指定。
- 1993年(平成 5年)
- 3月29日:第126特科大隊を廃止。
- 3月30日:第2地対艦ミサイル連隊が新編。
- 2000年(平成12年)
- 3月27日:第2地対艦ミサイル連隊改編。隷下の直接支援隊を廃止。
- 3月28日:北部方面後方支援隊第101特科直接支援大隊第4直接支援中隊(第2地対艦ミサイル連隊を支援)が新編。
- 2015年(平成27年)3月26日:北部方面会計隊の改編に伴い、第435会計隊が廃止され、第345会計隊美唄派遣隊が設置される。
駐屯部隊
[編集]北部方面隊隷下部隊
[編集]- 第1特科団
- 北部方面後方支援隊
- 第101特科直接支援大隊
- 第4直接支援中隊:第2地対艦ミサイル連隊を支援
- 第101特科直接支援大隊
- 北部方面システム通信群
- 第101基地システム通信大隊
- 第314基地通信中隊
- 美唄派遣隊
- 第314基地通信中隊
- 第101基地システム通信大隊
- 北部方面会計隊
- 第345会計隊
- 美唄派遣隊
- 第345会計隊
- 美唄駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
[編集]共同の部隊・機関
[編集]- 札幌地方協力本部
- 札幌地域援護センター
- 美唄分室
- 札幌地域援護センター
美唄訓練場
[編集]美唄駐屯地に隣接する形で美唄訓練場が設けられており、主に小規模訓練や持続走等で使用する。傾斜地部分は冬季にはスキーのゲレンデとして利用されている。訓練場の地下には道央道のトンネルがあり、走行中トンネル入口上部にはフェンスがあり「防衛省敷地につき立ち入り禁止」の看板を目にすることが出来る。
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路:道央自動車道 美唄IC
- 一般道:国道12号、国道275号、北海道道33号美唄月形線、北海道道116号岩見沢三笠線、北海道道135号美唄富良野線
- 鉄道:JR北海道函館本線 美唄駅
- 港湾:小樽港、石狩湾新港 (重要港湾)
- 飛行場:札幌飛行場(官民共用)、砂川ヘリポート(公共用ヘリポート)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 美唄駐屯地 - 第11旅団公式サイト
- 美唄駐屯地【公式】 (@CAMP_BIBAI) - Twitter