祝園分屯地
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祝園分屯地 | |
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航空写真(2021年) | |
位置 | |
所在地 | 京都府相楽郡精華町大字北稲八間小字縄田259 |
座標 | 北緯34度46分 東経135度46分 / 北緯34.767度 東経135.767度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 祝園弾薬支処長 |
面積 | 約470ヘクタール[1] |
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開設年 | 1960年 |
祝園分屯地(ほうそのぶんとんち、JGSDF Vice-Camp Hosono)は京都府相楽郡精華町大字北稲八間小字縄田259に所在し、祝園弾薬支処等が駐屯する陸上自衛隊宇治駐屯地の分屯地である。
概要
[編集]分屯地司令は祝園弾薬支処長が兼任。戦前戦中は東洋最大の弾薬庫として知られ、在日米軍も朝鮮戦争時にその機能を十分に活用するほどの規模であったが、現在は施設全体の老朽化が著しく進行している。
分屯地周辺は大阪都市圏・京都都市圏のベッドタウンと化していて、関西文化学術研究都市内にある[2]。
2017年(平成29年)3月に第301弾薬中隊(東北方面後方支援隊:仙台駐屯地)、第302弾薬中隊(東部方面後方支援隊:霞ヶ浦駐屯地)ととも新編された第303弾薬中隊は、弾薬類の補給・整備・点検を主な業務とする即応予備自衛官を主体とした武器科の部隊(いわゆる「コア部隊」)である。
沿革
[編集]- 1960年(昭和35年)12月9日:宇治駐屯地祝園分屯地として新設[3]。
- 2017年(平成29年)3月27日:中部方面後方支援隊隷下部隊の第303弾薬中隊が新編。
駐屯部隊
[編集]中部方面隊隷下部隊
[編集]- 関西補給処
- 祝園弾薬支処
- 中部方面後方支援隊
- 第303弾薬中隊
- 中部方面システム通信群
- 第104基地システム通信大隊
- 第318基地通信中隊
- 祝園派遣隊
- 第318基地通信中隊
- 第104基地システム通信大隊
防衛大臣直轄部隊
[編集]最寄の幹線交通
[編集]脚注
[編集]- ^ “京都、本州の補給拠点に=火薬庫、陸・海自衛隊共同使用―増設に102億円計上・防衛省予算”. 時事通信ニュース (時事通信社). (2023年12月23日) 2024年3月14日閲覧。
- ^ “「関西文化学術研究都市」区域内に存在する祝園弾薬庫に関する質問主意書”. 参議院 (2009年2月6日). 2020年12月28日閲覧。
- ^ 朝雲新聞社編集局 編『陸上自衛隊20年年表』朝雲新聞社、1971年9月20日、98頁。