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与那国駐屯地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
与那国駐屯地
位置
地図
所在地  沖縄県八重山郡
与那国町字与那国樽舞3765-1
座標 北緯24度26分49.4秒 東経122度56分58.5秒 / 北緯24.447056度 東経122.949583度 / 24.447056; 122.949583
概要
駐屯地司令 与那国沿岸監視隊長 兼務
主要部隊 西部方面情報隊与那国沿岸監視隊

開設年 2016年3月28日
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与那国駐屯地(よなぐにちゅうとんち、英語: JGSDF Camp Yonaguni)は、沖縄県八重山郡与那国町字与那国樽舞3765-1に所在する与那国沿岸監視隊等が駐屯する陸上自衛隊駐屯地である。

概要

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与那国駐屯地司令は西部方面情報隊与那国沿岸監視隊長が兼務し、管理業務は与那国駐屯地業務隊が担当する。沿岸監視部隊を主体とする、150人程度の自衛隊員が所属する。南西諸島海域における中華人民共和国の軍事的脅威に対して、日本の離島防衛態勢の強化を目的とし、23中期防及び26中期防に基づき基地建設を開始した。2016年(平成28年)1月26日の閣議を経て駐屯地の開庁日は2016年(平成28年)3月28日とすることが正式発表された[1][2]。なお、駐屯地の建物は大自然を抱く与那国島の景観に配慮して、屋根瓦を赤茶色、壁を白色の外装としており、ゲンゴロウ類などの島の貴重な動植物を保護するため、敷地内にビオトープ(生息・生育空間)が設けられている[3]

2022年(令和4年)12月27日に防衛省は、与那国駐屯地を拡張して地対空誘導弾部隊を置く方針を明らかにした。2023年度予算案に土地取得費用を盛り込んだ[4]

沿革

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  1. 与那国沿岸監視隊を配備[5]
  2. 第442会計隊を新編し、西部方面会計隊に編合。
  3. 第322基地通信中隊(那覇駐屯地)の与那国派遣隊を新編。

駐屯部隊

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陸上自衛隊

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西部方面隊隷下部隊

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陸上総隊隷下部隊

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防衛大臣直轄部隊

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航空自衛隊

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航空総隊隷下部隊

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共同の部隊

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脚注

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  1. ^ 南西防衛体制を強化、那覇に「第9航空団」新設(MSN産経:2016/01/26)
  2. ^ 自衛隊法施行令及び防衛省の職員の給与等に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成二八年一月二九日政令第二四号)
  3. ^ 与那国島への陸自配備から1年余 島民に溶け込む自衛隊 国境の砦に「活気」と「安心」もたらす「地域のために 地域とともに」(1/5ページ) - 産経ニュース
  4. ^ 与那国島にミサイル配備へ 台湾から110キロ、南西諸島強化―防衛省:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年12月30日閲覧。
  5. ^ 与那国島で陸自部隊発足(産経フォト:2016/03/28閲覧)
  6. ^ ハリス米太平洋軍司令官、「日本最西端」の自衛隊駐屯地を訪問 河野克俊統幕長が招待、中国を牽制”. 産経新聞 (2017年5月17日). 2017年5月17日閲覧。
  7. ^ 岸防衛相が与那国駐屯地で「警戒監視に万全を」と指示 | NHK 沖縄県のニュース
  8. ^ “空自 53警戒隊与那国分遣班を新設(2022年4月1日)”. 朝雲新聞. (2022年4月28日). オリジナルの2022年4月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220428020208/https://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/202204/220428/22042804.html 2022年4月28日閲覧。 
  9. ^ @JGSDF_WA_pr (2023年3月16日). "陸上自衛隊西部方面隊". X(旧Twitter)より2023年3月16日閲覧
  10. ^ 与那国駐屯地 電子戦部隊が発足 中国にらみ対処能力向上”. 2024年3月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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