青森駐屯地
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青森駐屯地 | |
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出入口付近 | |
位置 | |
所在地 | 青森県青森市大字浪館字近野45 |
座標 | 北緯40度48分40秒 東経140度42分33秒 / 北緯40.81111度 東経140.70917度座標: 北緯40度48分40秒 東経140度42分33秒 / 北緯40.81111度 東経140.70917度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 第9師団副師団長 兼務 |
主要部隊 |
第9師団司令部 第5普通科連隊 第9化学防護隊 ほか |
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開設年 | 1951年 |
青森駐屯地(あおもりちゅうとんち、JGSDF Camp Aomori)は、青森県青森市大字浪館字近野45に所在し、第9師団司令部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
[編集]本州最北端の駐屯地にして、本州北部の交通結節・終着点であり、国際海峡(特定海域)である津軽海峡を眼前に望む国家防衛の要衝である。また、国のエネルギー政策の一環として原子力関連施設が下北半島一帯に存在しており、これらの有事に対する備えも重要である。
最寄の演習場は、小谷演習場と六ヶ所対空射撃場。駐屯地司令は、第9師団副師団長が兼務。
資料展示館
[編集]防衛館
- 展示品:八甲田雪中行軍資料、戦時資料、軍服、近年の活動状況及びねぶた等を展示している。
沿革
[編集]警察予備隊青森営舎
保安隊青森駐屯地
- 1952年(昭和27年)10月15日:保安隊が発足。
陸上自衛隊青森駐屯地
- 1954年(昭和29年)7月1日:陸上自衛隊設置に伴い青森駐屯地が開設される[2][3]。
- 1956年(昭和31年)
- 1月25日:第20普通科連隊(連隊本部及び直轄中隊、第1、第2大隊)が新編。
- 5月31日:第5普通科連隊が八戸駐屯地へ移駐。
- 11月15日:第20普通科連隊主力が神町駐屯地へ移駐。
- 12月1日:第9混成団が新編され、第9混成団司令部を新設。
- 1962年(昭和37年)
- 1990年(平成2年)3月26日:第9後方支援連隊が新編。
- 2004年(平成16年)3月27日:第9化学防護隊が新編。
- 2010年(平成22年)3月26日:第9後方支援連隊が八戸駐屯地へ移駐。輸送隊と衛生隊は残留した。
駐屯部隊
[編集]東北方面隊隷下部隊
[編集]- 第9師団
- 東北方面システム通信群
- 第103基地システム通信大隊
- 第305基地通信中隊
- 第103基地システム通信大隊
- 東北方面会計隊
- 第380会計隊
- 青森駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
[編集]- 警務隊
- 東北方面警務隊
- 第123地区警務隊
- 東北方面警務隊
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路:東北自動車道青森IC、青森自動車道青森中央IC、青森東IC
- 一般道:国道4号、国道7号(青森環状道路)、国道103号、国道280号、青森県道26号青森五所川原線、青森県道27号青森浪岡線、青森県道40号青森田代十和田線、青森県道44号青森環状野内線、青森県道120号荒川青森停車場線
- 鉄道:JR東日本東北新幹線新青森駅、青い森鉄道線/JR奥羽本線/JR津軽線青森駅
- 港湾:青森港、むつ小川原港、八戸港(重要港湾)、蟹田港(地方港湾)大湊基地(海上自衛隊)
- 飛行場:青森空港(第三種空港)、三沢飛行場(官民共用)
重要施設
[編集]- 東通原子力発電所(出力110万kW。BWR)(下北郡東通村)
- 八戸火力発電所(出力50万kW。石油)(八戸市)
- 核燃料サイクル基地(上北郡六ヶ所村)
- 六ヶ所村核燃料再処理施設(建設中)(上北郡六ヶ所村)
- 青森変電所(一次変電所)(青森市)
- むつ小川原国家石油備蓄基地(2004年)4月現在:備蓄施設容量約570万kl中約492万klを備蓄)(上北郡六ヶ所村)
- 青函トンネル
脚注
[編集]- ^ “第9師団創立52周年・青森駐屯地創立63周年記念行事”. 2016年5月1日閲覧。 “平成26年5月31日(土)及び6月1日(日)の2日間にわたり「第9師団創立52周年・青森駐屯地創立63周年記念行事」を挙行した。”
- ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)
- ^ “自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1954年6月30日). 2016年5月1日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 陸上自衛隊青森駐屯地 (@2lU9vPCdaWsr2OQ) - X(旧Twitter)