「川湯温泉駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2009年7月) |
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2020年2月15日 (土) 00:42時点における版
川湯温泉駅 | |
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駅舎(2009年7月) | |
かわゆおんせん Kawayu-Onsen | |
◄B67 緑 (14.5 km) (7.2 km) 美留和 B65► | |
所在地 | 北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目 |
駅番号 | ○B66 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 79.8 km(網走起点) |
電報略号 | ハユ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)8月20日 |
備考 | 無人駅 |
川湯温泉駅(かわゆおんせんえき)は、北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB66。電報略号はハユ。
歴史
- 1930年(昭和5年)8月20日:国有鉄道の川湯駅として開業[1]。一般駅[2]。
- 1936年(昭和11年)9月25日:駅舎改築[3]。
- 1968年(昭和43年)7月16日:緑駅間の蒸気機関車補機運用の為の転車台が使用休止[4]。
- 1979年(昭和54年)7月15日:貨物扱い廃止[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員配置終了[7]。簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日:川湯温泉駅に改称[8]。
- 1995年(平成7年)3月2日:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
川湯はアイヌ語の「セセキ・ペッ(熱い川)」の意訳である[9]。
駅構造
相対式ホーム2面2線をもつ地上駅である。かつては単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線を持っていたが、3番線は現在は使用されず除雪車両や工事車両の留置に使用されている。ホームの移動は構内踏切を利用する。構内には側線や車庫もある[9][注釈 1]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■釧網本線 | 上り | 網走方面 | |
下り | 釧路方面 | 当駅始発 | ||
2 |
- 摩周駅管理の無人駅であるが、観光シーズンには摩周駅から係員が派遣され、乗車券を発売する場合がある。
- 現在の駅舎は1936年に新築された二代目のもので、駅舎内には出札口や待合所のほか、駅の事務室・貴賓室に当たる部分にレストラン「オーチャードグラス」が入っており、「駅員さんのソフトクリーム」と称するソフトクリームなどを販売している。
- 駅舎には足湯も併設されており観光客や地元の人が訪れる。この足湯はかつては現駅舎とともに建設された旧トイレで、駅前に新トイレが完成した際に、ログハウス調の外観を買われて足湯にされたものである。
- 御料地が町内にあったため駅舎内に貴賓室を設置していた。当時の貴賓室は保存され食事ができる。
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待合室(2018年5月)
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臨時窓口営業中の様子(2009年7月)
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ホーム(2018年5月)
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構内踏切(2018年5月)
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駅名標(2018年5月)
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足湯(2004年10月)
利用状況
- 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は12.2人[10]。
- 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は10.8人[11]。
- 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は13.4人[12]。
駅周辺
温泉街は駅から4 kmほど離れた位置にあり、早朝と夜間を除き列車と接続してバスが運行される[13]。当駅は阿寒摩周国立公園の玄関口でもある。
隣の駅
脚注
注釈
- ^ 主に冬期間の除雪用モーターカーを収納するために設けられている。
出典
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 85
- ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』1998年10月 JTB編集発行。
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 87
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 101
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 109
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 113
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 117
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 119
- ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 83
- ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “川湯温泉街(大鵬相撲記念館前)⇔川湯温泉駅”. 阿寒バス. 2019年11月14日閲覧。
- ^ “川湯駅前”. NAVITIME. 2019年11月14日閲覧。
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
関連項目
外部リンク
- 川湯温泉|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company
- 川湯温泉駅舎内のレストラン「オーチャードグラス」
- 1948年(昭和23年)撮影の川湯駅(当時)航空写真 (国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス)。駅裏土場には木材が多く野積みされている。構内北端(上札鶴駅側)の分岐器の駅裏側に転車台が見える。また左下方のアトサヌプリ側には、釧路鉄道の軌道跡が明瞭に残されている。