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「西小泉駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 02:09時点における版

西小泉駅
駅舎(2019年2月)
にしこいずみ
Nishi-koizumi
TI 45 小泉町 (1.3 km)

地図

西小泉駅の位置(群馬県内)
西小泉駅
西小泉駅
西小泉駅(東武鉄道)位置図(群馬県)
所在地 群馬県邑楽郡大泉町西小泉四丁目31番10号
北緯36度15分29.71秒 東経139度24分30.09秒 / 北緯36.2582528度 東経139.4083583度 / 36.2582528; 139.4083583 (西小泉駅)座標: 北緯36度15分29.71秒 東経139度24分30.09秒 / 北緯36.2582528度 東経139.4083583度 / 36.2582528; 139.4083583 (西小泉駅)
駅番号 TI 46
所属事業者 東武鉄道
所属路線 小泉線
キロ程 13.2 km(館林起点)
電報略号 ニコ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
1,432人/日
-2017年-
開業年月日 1941年昭和16年)12月1日
テンプレートを表示
旧駅舎(2012年11月)
旧駅舎(2012年11月)
ホーム(2007年4月)
ホーム(2007年4月)
全景(2007年4月)
全景(2007年4月)
駅前広場(2012年11月)
駅前広場(2012年11月)
1番線の様子(視界不良時)
1番線の様子(視界不良時)

西小泉駅(にしこいずみえき)は、群馬県邑楽郡大泉町西小泉四丁目にある、東武鉄道小泉線である。駅番号はTI 46

歴史

  • 1941年昭和16年)12月1日 - 開業[1]
    • 開業時点では、仙石河岸貨物線の駅であり、中島飛行機小泉製作所の玄関口であった。駅舎は、不釣り合いなほど立派なものだったが、当時は貨物等の取扱量も多く、その隆盛が偲ばれた。
    • 当駅の南、利根川土手近くには、小泉町駅から始まる仙石河岸線の終着である仙石河岸駅が存在した。仙石河岸駅と当駅の間には、新小泉駅が存在した。場所は、西小泉駅の延長線上にある遊歩道(いずみ緑道)の終着点近く。駅舎は解体されて存在せず、駅舎跡地近くにいずみ総合公園町民体育館が建っている。
    • なお、当時の資料、写真などは殆ど残っておらず、東武博物館にも文章しか残っていない。
  • 1976年(昭和51年)10月1日 - 仙石河岸線廃止に伴い、終着駅となる[要出典]
  • 2012年(平成24年)3月17日 - TI 46駅ナンバリングが導入。
  • 2017年(平成29年)9月16日 - 新駅舎が供用開始[2]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎はホームの南端、1番線の車止めの先にあり、ホームとはスロープで連絡している。PASMO簡易改札機が設置されている。2番線の車止めの先には公衆トイレが設置されている。西側に使われなくなったホームがある。線路は残ったままだが、架線は撤去されている。

当駅が立地している大泉町は人口の1割以上が外国人であり、そのうちの半数以上がブラジル人である。駅舎はブラジルの国旗に使われている黄色や緑色を使用し、ブラジルタウンの玄関口であることを表現しており、隣接した大泉町の公衆トイレにもデザインしている[2]。駅舎入口には、ブラジルの国鳥であるトゥカーノ(オニオオハシ)をイメージした駅シンボルサインが掲出している。また当駅の駅名看板や構内の案内表示は、日本語英語中国語韓国語に加え、ブラジルの公用語であるポルトガル語と南米において主に使われるスペイン語の6か国語で表記されている。

のりば

番線 路線 行先
1・2 TI 小泉線 東小泉館林浅草方面
太田方面

付記

1・2番線共に運転士に出発信号機が開通したことを知らせるメロディとして「今すぐKiss Me」が流れる。列車発車後も信号の現示が赤に変わるまで流れる。

利用状況

2017年度の1日平均乗降人員1,432人である[3]

近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。

年度 1日平均乗降人員 出典
2001年(平成13年) 1,641 [4]
2002年(平成14年) 1,572 [5]
2003年(平成15年) 1,618 [6]
2004年(平成16年) 1,610 [7]
2005年(平成17年) 1,562 [8]
2006年(平成18年) 1,363 [9]
2007年(平成19年) 1,293 [10]
2008年(平成20年) 1,274 [11]
2009年(平成21年) 1,224 [12]
2010年(平成22年) 1,292 [13]
2011年(平成23年) 1,239 [14]
2012年(平成24年) 1,332 [15]
2013年(平成25年) 1,398 [16]
2014年(平成26年) 1,374 [17]
2015年(平成27年) 1,415
2016年(平成28年) 1,394
2017年(平成29年) 1,432

駅周辺

駅北側には東武バス西小泉出張所があった。後に出張所機能を廃し、単なる待機場となった。熊谷駅方面のバス路線はその後東武バスから朝日自動車に移管され、朝日バスの待機場として使われていたが、現在は取り壊されている。

バス路線

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
西小泉駅 KM63 大泉町役場前・妻沼仲町・上根 熊谷駅 朝日自動車
西小泉駅前バスターミナル 大泉・千代田線 大泉町役場前・舞木南 千代田町役場 広域公共バスあおぞら
大泉町役場前・福島
BUSターミナルおおた太田駅南口 太田記念病院

朝日バスは駅前の広場を発着。西小泉駅前バスターミナルは駅広場の南側県道142号(旧国道354号)を渡った先の西小泉駅前交番の裏手、ハナミズキ通りに面して設置されている。

2005年(平成17年)から2016年(平成28年)までは大泉町の町内循環バスさわやか(西コース・東コース)が西小泉駅前バスターミナルに乗り入れていた[18]

隣の駅

東武鉄道
TI 小泉線
小泉町駅 (TI 45) - 西小泉駅 (TI 46)

廃止路線

仙石河岸線(貨物線、1976年10月1日廃止)
西小泉駅 - 新小泉駅

脚注

  1. ^ 『東武鉄道65年史』210頁では12月1日開業であるが『官報』では7月10日に西小泉旅客運輸営業開始「地方鉄道運輸開始」『官報』1941年7月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b "2月17日(土)、小泉線 西小泉駅前の大泉町公衆トイレを使用開始し、駅舎を含めた西小泉駅全体のリニューアル工事が完成!" (PDF) (Press release). 東武鉄道・大泉町. 16 February 2018. 2018年4月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年4月19日閲覧
  3. ^ 駅情報(乗降人員) | 企業情報 | 東武鉄道ポータルサイト 2018年9月10日閲覧。
  4. ^ 鉄道事業の概要 2.駅一覧”. 東武鉄道 (2003年). 2003年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月23日閲覧。
  5. ^ 鉄道事業の概要 2.駅一覧”. 東武鉄道 (2004年). 2004年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月23日閲覧。
  6. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成15年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  7. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成16年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  8. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成17年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  9. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成18年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  10. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成19年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  11. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成20年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  12. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成21年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  13. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成22年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  14. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成23年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  15. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成24年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  16. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成25年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  17. ^ 東武鉄道 (PDF) - 平成26年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2016年1月23日閲覧。
  18. ^ 平成25年度第1回大泉町分科会協議資料 (PDF) 2017年3月19日閲覧

関連項目

外部リンク