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「木下駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 02:13時点における版

木下駅
駅南口(2009年9月9日
きおろし
Kioroshi
布佐 (1.9 km)
(4.3 km) 小林
地図
所在地 千葉県印西市木下1633
北緯35度50分20.4秒 東経140度8分53秒 / 北緯35.839000度 東経140.14806度 / 35.839000; 140.14806座標: 北緯35度50分20.4秒 東経140度8分53秒 / 北緯35.839000度 東経140.14806度 / 35.839000; 140.14806
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 成田線(我孫子支線)
キロ程 14.0 km(我孫子起点)
電報略号 キオ←キヲ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
2,074人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1901年明治34年)4月1日[1]
備考 業務委託駅
みどりの窓口
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駅北口(2018年7月21日

木下駅(きおろしえき)は、千葉県印西市木下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線我孫子支線)のである。

歴史

駅名

改札口(2018年)

一般的に「木下」は「きのした」と読まれる表記であるが、当駅名および周辺の地名は「きおろし」と読み、難読地名として知られる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅2008年平成20年)に完成した橋上駅舎を有する。JR東日本ステーションサービスによる湖北駅管理の業務委託駅。

以前は木造の駅舎が北側に置かれていたが、2007年(平成19年)5月に、橋上駅舎化(鉄骨・RC造)にむけて着工した。新駅舎は延べ床面積約210 平方メートルで、外観は木の素材感を生かしたものとなっている。上下ホームにそれぞれエレベーターが設置され、バリアフリー対策がなされている。自由通路は全長37 m、幅員約4.5 mとなっている。2008年12月16日に自由通路開通記念式典が開かれ、翌17日から駅舎と自由通路が使用開始された。さらにホーム上屋などの工事が行われ、2009年(平成21年)3月に完工した[3]トイレ多機能トイレを併設した男女別の水洗式で、南口および北口の階段下に設置されているが、ホーム側からは入ることができない。旧駅舎だった頃は、改札内外の双方から入れる構造で男女共用の水洗式トイレが設置されていた。

かつて存在したホーム同士を結ぶ木造の跨線橋(オーバーブリッジ)は、1935年昭和10年)7月18日まで国鉄成田駅で使用されていたものである[4]。解体後当駅に運ばれ、2008年(平成20年)9月29日までの約73年間使用されたのち、翌9月30日から橋上駅舎使用開始までの間、完成済の駅舎の一部を跨線橋として使用していた。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 成田線(我孫子支線) 下り 成田方面
2 上り 我孫子上野品川方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 地上駅舎時代は、朝5時台の上野行2本は1番線に発着し、重い荷を背負う行商人が階段を上下しなくてすむよう配慮がなされていた。
  • 現在も信号設備上は1番線での我孫子方面列車の発着が可能である。
  • 何らかの理由で一部運休になった場合に列車が当駅1番線にて折り返しになることがある。

発車メロディ

1 星空の下(西船橋駅、府中本町駅などでも使用)
2 瞬く街並み(立川駅、大崎駅などでも使用)

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員2,074人である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 3,556 [* 1]
1991年(平成03年) 3,603 [* 2]
1992年(平成04年) 3,603 [* 3]
1993年(平成05年) 3,618 [* 4]
1994年(平成06年) 3,471 [* 5]
1995年(平成07年) 3,397 [* 6]
1996年(平成08年) 3,392 [* 7]
1997年(平成09年) 3,159 [* 8]
1998年(平成10年) 3,230 [* 9]
1999年(平成11年) 3,212 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]3,040 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]2,935 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]2,855 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]2,771 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]2,754 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]2,734 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]2,739 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]2,716 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]2,652 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]2,609 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]2,342 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]2,206 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]2,171 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]2,140 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]2,084 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]2,089 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]2,090 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]2,061 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]2,074

駅周辺

印西市役所
木下万葉公園

駅周辺は古くから木下街道宿場町「木下宿[5]」として栄え、旧木下町の歴史の趣を残している。近くを通る国道356号には数々の店が並ぶ。

バス路線

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
南口 神崎線 割野・千葉ニュータウン中央駅・船尾車庫・八千代緑が丘駅 津田沼駅 ちばレインボーバス
木下ルート(東京電機大学スクールバス) 印西市役所通・インパレス ハラ前・千葉ニュータウン中央駅 東京電機大学
木下駅南口 中ルート(高花・牧の原・別所回り) 割野・高花・印西牧の原駅南口・別所・木下駅南口 市役所 印西市ふれあいバス
中ルート(別所・牧の原・高花回り) 別所・印西牧の原駅南口・高花・割野・木下駅南口
東ルート(平岡・小林回り) 平岡宮堤・鳴沢・小林駅前・馬場入口・木下駅南口
東ルート(小林・平岡回り) 平岡宮堤・馬場入口・小林駅前・鳴沢・木下駅南口
布佐ルート 水神宮前・布佐駅東口・松山下公園・木刈四丁目 千葉ニュータウン中央駅北口
北口 西ルート(永治・牧の原・小倉回り) 松山下公園・木刈四丁目・千葉ニュータウン中央駅北口・小倉・木下駅前 市役所
西ルート(小倉・牧の原・永治回り) 松山下公園・小倉・千葉ニュータウン中央駅北口・木刈四丁目・木下駅前

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
成田線(我孫子支線)
布佐駅 - 木下駅 - 小林駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。 
  2. ^ “住民待望の自由通路完成 印西・JR木下駅 親子三代が渡り初め”. 千葉日報 (千葉日報社): p. [要ページ番号]. (2008年12月17日) 
  3. ^ 交通新聞2008年12月26日
  4. ^ 国鉄全線各駅停車4 関東510駅(小学館 1983年)成田線のページ
  5. ^ 木下街道木下宿”. home.e02.itscom.net. 2019年4月6日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

外部リンク