「武雄温泉駅」の版間の差分
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|画像説明= 楼門口(北口) |
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|よみがな= たけおおんせん |
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2020年2月15日 (土) 02:22時点における版
武雄温泉駅 | |
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楼門口(北口) | |
たけおおんせん Takeoonsen | |
◄高橋 (2.3 km) (4.6 km) 永尾► | |
所在地 | 佐賀県武雄市武雄町大字富岡8260 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■佐世保線 |
キロ程 | 13.7 km(肥前山口起点) |
電報略号 | ケオ←タケヲ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,658人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1895年(明治28年)5月5日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
* 改称経歴 - 1975年 武雄駅→武雄温泉駅 |
武雄温泉駅(たけおおんせんえき)は、佐賀県武雄市武雄町大字富岡にある、九州旅客鉄道(JR九州)佐世保線の駅である。
概要
佐賀県西部の主要都市であり、武雄温泉でも知られる武雄市の代表駅で全列車が停車する。
当駅は2018年時点では佐世保線(在来線)のみの駅であるが、2022年度の完成を目標として九州新幹線 (西九州ルート)(長崎ルートとも)の建設が進められており、西九州ルート開業の際には新幹線の駅が併設される予定となっている。西九州ルートは鳥栖駅 - 当駅間は在来線(長崎本線・佐世保線)を活用し、当駅 - 長崎駅間は新線を建設する。
構内には武雄市観光案内所が設けられている。
歴史
- 1895年(明治28年)5月5日 - 九州鉄道(初代)長崎線の武雄駅(たけおえき)として開業[1]として開業。当初は終着駅であった。
- 1897年(明治30年)7月10日 - 長崎線が早岐駅まで延長。
- 1898年(明治31年)11月27日 - 鳥栖駅 - 早岐駅 - 長崎駅(現・浦上駅)間の長崎線が全通(現在の長崎駅まで路線が伸びたのは1905年(明治38年))。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化される。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定により、長崎本線の駅となる。
- 1934年(昭和9年)12月1日 - 長崎本線が肥前鹿島駅経由に変更されたのに伴い、佐世保線の駅となる。
- 1975年(昭和50年)6月19日 - 武雄温泉駅(たけおおんせんえき)に改称および橋上駅化。
- 1976年(昭和51年)7月1日 - 佐世保線電化開業。
- 1979年(昭和54年)3月 - みどりの窓口開設。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 普通列車の全列車が電車に。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 自動券売機設置。駅構内一部禁煙化。
- 1986年(昭和61年)10月14日 - オレンジカードの取扱開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 寝台特急「さくら」号停車。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
- 1989年(平成4年)7月15日 - 駅構内喫煙コーナー以外を全面禁煙化。
- 2008年(平成20年)2月17日 - 高架化。2・3番のりばの島式1面2線が先行開業。
- 2009年(平成21年)12月5日 - 1番のりばホーム竣工し高架駅完全開業。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ高架駅。エレベーター・エスカレーター(2・3番線ホームへの上り専用)が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■佐世保線 | 上り | 肥前山口・佐賀方面 | |
□特急「みどり」「ハウステンボス」 | 新鳥栖・博多方面 | 2番線のみ | ||
3 | ■佐世保線 | 下り | 有田・早岐方面 | 佐世保方面は原則早岐で乗り換え |
□特急「みどり」「ハウステンボス」 | 佐世保・ハウステンボス行き | 併結列車は早岐で分割 |
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御船山口(南口)(2017年4月)
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楼門口(北口)(2017年4月)
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九州新幹線西九州ルートホーム予定地(2008年3月)
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高架ホーム(2008年3月)
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改札口
-
武雄市観光案内所
駅弁
新駅舎完成後に駅構内に開店したカフェ「カイロ堂」が駅弁の製造・販売を開始した。「佐賀牛すき焼き弁当」は「九州の駅弁グランプリ」で初エントリーした第8回(2011年度)から2回連続で、「佐賀牛 極上カルビ焼肉弁当」は第10回(2013年度)で優勝している(第7回の優勝は有田駅の「有田焼カレー」のため佐賀県勢としては4連覇した)。なお、駅弁はカフェ内で定食として食事することができる。
- 佐賀牛 極上カルビ焼肉弁当
- 佐賀牛すき焼き弁当
- 佐賀牛サーロインステーキ&焼肉弁当
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は1,658人である[2]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,615 |
2001年 | 1,543 |
2002年 | 1,493 |
2003年 | 1,458 |
2004年 | 1,410 |
2005年 | 1,399 |
2006年 | 1,409 |
2007年 | 1,462 |
2008年 | 1,536 |
2009年 | 1,552 |
2010年 | 1,622 |
2011年 | 1,658 |
2017年 | 1,763 |
2018年 | 1,781 |
博多駅方面への特急列車の利用が多い。当駅を発着する「2枚きっぷ・4枚きっぷ」は博多 - 武雄温泉間の「2枚きっぷ」のみが設定されており、「4枚きっぷ」については佐世保駅発着のものを買うこととなる。
駐車場
高架下に駅レンタカー九州が管理する駐車場が設けられている。20分以内の利用(送迎等)が無料、月極料金には定期券利用者への割引がある。
-
駐車場
駅周辺
駅周辺は武雄市の中心部にあたる。
楼門口(北口)
御船山口(南口)
- バスのりば
- いちよし証券武雄支店
- 桑原法律事務所
- セントラルホテル武雄温泉駅前
- 武雄市役所
- 武雄郵便局
- マルキョウ武雄店
- 武雄市文化会館
- 武雄市図書館・歴史資料館
- 佐賀県立武雄青陵中学校・武雄高等学校
- ダイレックス武雄店
- ゆめタウン武雄
- 天神崎公園
- 白岩運動公園
- 武雄競輪場
- 武雄神社
- 御船山楽園
- 佐賀県立宇宙科学館(南約3 km)
- 佐賀県農業協同組合さくら出張所
九州新幹線西九州ルート
2022年開業予定の九州新幹線 (西九州ルート)(長崎ルートとも)の駅が設置される予定である。2008年(平成20年)3月26日に国土交通大臣の工事着工認可が下りた。高架ホームのさらに南側に新幹線のホームが造られる予定。2018年8月までに高架構造は落成し、以降新線方向へレール敷設を進める予定[3]。
西九州ルートの並行在来線問題については上記を参照。
その他
- 列車運転ゲーム電車でGO!シリーズの「電車でGO! プロフェッショナル2」にも武雄温泉駅を含めた佐世保線が登場する。2002年(平成14年)ごろのゲームデータのため武雄温泉駅は仮設駅になる前の駅が再現されている。他に肥前山口方には建設途中の高架橋も登場する。
- 大和田建樹作詞の鉄道唱歌山陽・九州編において、「疲れて浴びる武雄の湯 土産にするは有田焼」と書かれている。佐賀県内で登場する4駅(鳥栖、佐賀、武雄、有田)の1つである。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 佐世保線
- 九州新幹線西九州ルート - 当駅以東は在来線を活用予定。以南は建設中。
脚注
- ^ 柄崎駅(つかざきえき)として開業し、1897年(明治30年)7月10日の長崎線延伸開業に併せてに武雄駅に改称したとする説については、逓信省鉄道局『明治二十八年度 鉄道局年報』では開業区間が「佐賀武雄間」、同書の明治29年3月現在の鉄道路線図、「運輸開業免許状」『官報』1895年5月7日(国立国会図書館デジタルコレクション)でも「武雄」となっており、根拠が薄弱である。
- ^ 佐賀県統計年鑑
- ^ “九州新幹線西九州ルート、嬉野温泉(仮称)駅予定地でレール発進式” (日本語). マイナビニュース 2018年9月19日閲覧。