「石岡駅」の版間の差分
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|画像説明 = 西口(2016年4月) |
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|よみがな = いしおか |
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2020年2月15日 (土) 02:53時点における版
石岡駅 | |
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西口(2016年4月) | |
いしおか Ishioka | |
◄高浜 (3.6 km) (6.5 km) 羽鳥► | |
所在地 | 茨城県石岡市国府一丁目1-17 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 80.0 km(日暮里起点) |
電報略号 | イシ |
駅構造 | 橋上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,667人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1895年(明治28年)11月4日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
石岡駅 | |
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5番線に停車中の鹿島鉄道KR-500形 (2006年4月9日) | |
いしおか Ishioka | |
(1.5 km) 石岡南台► | |
所属事業者 | 鹿島鉄道 |
所属路線 | 鹿島鉄道線 |
キロ程 | 0.0 km(石岡起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1924年(大正13年)6月8日 |
廃止年月日 | 2007年(平成19年)4月1日 |
石岡駅(いしおかえき)は、茨城県石岡市国府(こくふ)一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
概要
当駅は石岡市の中心部に位置する同市の中心駅である。かつては鹿島鉄道線との接続駅であった(後述)が、同線は2007年(平成19年)4月1日に廃止され、現在はJRの単独駅であり、常磐線土浦駅以北の駅では、友部駅と並び特急列車が停車する主要駅の一つである。
(旧)八郷町中心市街地・常陸国総社宮・常陸国分寺跡・都々逸坊扇歌堂[1]・茨城空港(小美玉市)の最寄駅である。
当駅における運行形態
- 特急列車
歴史
- 1895年(明治28年)11月4日:日本鉄道土浦線の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1922年(大正11年)9月3日:鹿島参宮鉄道が開業。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1965年(昭和40年)6月1日:鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道が合併して関東鉄道が発足。鹿島参宮鉄道は関東鉄道鉾田線となる[4]。
- 1979年(昭和54年)4月1日:関東鉄道鉾田線が鹿島鉄道に分社化[4]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:ダイヤ改正に伴い、一部の特急「ひたち」の停車開始[5][注釈 2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:鹿島鉄道との貨車中継を除く貨物扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化で東日本旅客鉄道常磐線の駅になる。
- 2001年(平成13年)
- 2006年(平成18年)2月1日:指定席券売機稼動開始。
- 2007年(平成19年)4月1日:鹿島鉄道廃止。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、線路のゆがみ、ホームの破損などの甚大な被害を受ける。
- 3月31日:営業再開[6]。
- 2015年(平成27年):この年から駅舎・通路・周辺の整備工事を開始。西口駅前広場整備・東西自由通路整備・BRT専用駅前広場整備・石岡駅橋上駅舎化整備に向けて36億6千万円の事業費が見積もられている[7][8][9][10][11]。
- 9月5日:橋上駅舎の一部が使用を開始。
- 2016年(平成28年)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する橋上駅になっている。上りのみ島式ホームとなっており、特急待避が可能である。橋上駅舎は2015年(平成27年)9月5日より一部供用開始、2016年(平成28年)3月工事完成。改札口は1箇所で、東西連絡通路とつながっている。
駅舎内にはみどりの窓口(営業時間 7時00分 - 18時30分)・自動券売機・指定席券売機・Suica対応自動改札機が設置されており、Suica専用通路もある。
旧駅舎内に出店していたコンビニエンスストアのNewDaysは、橋上駅舎工事に伴い駅舎外のプレハブ小屋で営業していたが、現在は新駅舎2階の改札口の隣にて営業している。
1番線ホームに立ち食いそば店があったが、2007年(平成19年)5月に閉店した。また、2・3番線ホームに出店していたKIOSKも閉店している。また、橋上駅舎工事に伴い旧駅舎内に出店していたパン屋も2013年12月に閉店した。
当駅ではATOSが導入されている。また、当駅には日暮里駅起点80キロの距離標(キロポスト)がある。
乗り入れ路線
2007年(平成19年)4月まで、鹿島鉄道のホーム(5番線)が隣接し、改札内に鹿島鉄道の中間改札がある方式となっていた。構内には車両基地の石岡機関区も置かれ、鹿島鉄道のすべての車両が留置(朝晩の1往復のみ鉾田駅まで回送)されていた。また、貨物・臨時列車用の4番線も存在していたが、2005年(平成17年)3月に撤去された。鹿島鉄道のホームと施設は廃止後すぐにホームの一部を残して解体され、跡地は駐車場・更地となっていたが、南台循環、小川、玉造、鉾田、茨城空港方面の「かしてつバス」が発着するBRT専用バスターミナルが整備され、2016年9月1日より使用開始となった。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 下り | 水戸・いわき方面 |
2・3 | 上り | 土浦・我孫子・上野・東京・品川方面 (上野東京ライン) |
(出典:JR東日本:駅構内図)
3番線は上り専用の待避線となっている。かつては、当駅で頻繁に特急通過待ち合わせに使用していた。現在は使用頻度は少なく、朝1本と夜2本、1日3本と一部の貨物列車のみ。(2018年3月現在)。
-
東口(2016年9月)
-
改札口(2016年9月)
-
ホーム(2016年9月)
-
旧駅舎(2006年5月)
-
当時の鹿島鉄道石岡機関区(2007年2月)
発車メロディ
石岡市からの要望により、2016年9月1日に発車メロディが同市ゆかりの楽曲に変更された[15]。これは同市の駅周辺整備事業の一環として行われたもので、市内の高校生や音楽関係者ら8人による検討会が、候補に挙がった18曲の中から選曲を行った[16]。2番線と3番線のメロディはいずれもスイッチの制作で、編曲は福嶋尚哉が手掛けた[17]。
- 1番線:「バラが咲いた」 - 茨城県の県花であるバラを歌ったマイク眞木の楽曲[注釈 3]。
- 2番線:「ここで君を待ってるよ」 - 石岡駅前ではぐれた飼い主を改札の前で17年間待ち続けた「忠犬タロー」の実話に基づいて大島花子が作詞作曲した楽曲。
- 3番線:「石岡のおまつり」 - 毎年40万人の人出で賑わう「常陸國總社宮大祭(石岡のおまつり)」の祭囃子の一つ、「土橋獅子舞」の「乱舞」をアレンジしたもの。
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は5,667人である。土浦 - 水戸駅間の常磐線の駅では赤塚駅に次いで2番目に乗車人員が多い。 毎年9月に駅西側の中心市街地で行われる常陸國總社宮大祭(石岡のおまつり)の期間中は乗降客が増加し混雑する。また、航空自衛隊百里基地の「百里基地航空祭」開催時には当駅から臨時バスが運行される。
なお、近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 6,964 | [利用客数 1] |
2001年(平成13年) | 6,833 | [利用客数 2] |
2002年(平成14年) | 6,695 | [利用客数 3] |
2003年(平成15年) | 6,520 | [利用客数 4] |
2004年(平成16年) | 6,413 | [利用客数 5] |
2005年(平成17年) | 6,291 | [利用客数 6] |
2006年(平成18年) | 6,281 | [利用客数 7] |
2007年(平成19年) | 6,139 | [利用客数 8] |
2008年(平成20年) | 6,045 | [利用客数 9] |
2009年(平成21年) | 5,882 | [利用客数 10] |
2010年(平成22年) | 5,710 | [利用客数 11] |
2011年(平成23年) | 5,595 | [利用客数 12] |
2012年(平成24年) | 5,740 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 5,826 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 5,702 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 5,705 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 5,624 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 5,642 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 5,667 | [利用客数 19] |
駅周辺
石岡市中心市街地の東端に位置する。当駅の所在地である「国府」の地名は、かつて常陸国府が置かれた地であることを意味する。石岡市街地は歴史の古いレトロな建物も多く、当駅から徒歩で散策できる。駅前から延びる道には、小規模の商店が軒を連ねるほか、駅周辺にはビジネスホテル、旅館や飲み屋も立地している。一方、当駅の東側には石岡市役所や茨城県立石岡第一高等学校(石岡一高)がある。
また、駅周辺には市営の無料駐輪場が設置されている。
-
石岡第一高等学校
-
まちかど情報センター
-
石岡簡易裁判所
-
石岡駅東交通広場
駅西側
- 石岡ステーションパーク - 出口左方向
- 石岡駅バスのりば
- かんばん横丁
- まちかど情報センター
- 常陽銀行石岡支店
- 東日本銀行石岡支店
- 筑波銀行
- 石岡支店
- 石岡駅前支店
- 水戸信用金庫石岡中央支店
- 水戸証券石岡支店
- 石岡郵便局
- 石岡警察署 石岡駅前交番
- 石岡簡易裁判所
- 茨城理容美容専門学校
- 石岡市民会館
- 石岡市民俗資料館
- 常陸國總社宮
- 国道6号
- 国道355号
- 常陸国国分寺跡(国指定文化財特別史跡) - 「国分寺」バス停下車
- 常陸国国分尼寺跡(国指定文化財特別史跡) - 「若松町」バス停下車
- 石岡市立中央図書館
駅東側
バス路線
路線バス乗り場は2つに大別される。
なお、常磐自動車道「石岡バスストップ」は駅前になく、西口から出ている林経由柿岡車庫行き路線の「西羽黒」停留所そばにある。
- 西口乗り場[18]
のりば | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|
1番 | フラワーパーク | 八郷小幡(細内)・柿岡車庫 | ■関鉄グリーンバス |
中貫 | 土浦駅 | ||
竹原・堅倉 | 橋場美入口 | ||
竹原・堅倉・橋場美入口・奥ノ谷 | 水戸駅 | ■関東鉄道 | |
高浜駅・小川駅・大和田/上山 | 鉾田駅 | ■関鉄グリーンバス | |
第一病院前・石岡車庫 | ヒルズガーデン美野里 | ||
2番 | 石岡二高前 | ■関鉄グリーンバス | |
林 | 柿岡車庫・上曽 | ||
並木東・石岡車庫 | ヒルズガーデン美野里 | ||
八間道路 | 石岡車庫 | ■関東鉄道 |
- 空港バス発着口乗り場[18]
のりば | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|
- | (かしてつバス)小川駅・玉造駅・上山 | 鉾田駅・新鉾田駅 | ■関鉄グリーンバス |
(かしてつバス)東田中駅・小川駅 | 茨城空港 | ||
石岡商業高校・東田中駅・四箇村駅 | 小川駅 | ||
石岡商業高校・南台二丁目 | 南台循環 |
隣の駅
※当駅に停車する特急「ときわ」の隣の停車駅は列車記事を参照。
かつて存在した路線
- 鹿島鉄道
- ■鹿島鉄道線(廃線)
- 石岡駅 - 石岡南台駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 水戸・勝田等で開催されるイベントに併せて運行される臨時列車を除く
- ^ 上りは仙台発上野行の10:23分発と下りは上野発相馬行の18:58分発の上下各1本のみの停車だった。
- ^ 市内に、県名の由来とされる茨城郡の中心「茨城郷」が存在したと考えられていることと、同じく市内にある茨城県フラワーパークの名物がバラであることにちなんでいる。
出典
- ^ 石岡市歴史と記憶
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c 石岡駅時刻表.駅探
- ^ a b 関東鉄道 沿革
- ^ 復刻版時刻表1982年11月号
- ^ “JR常磐線 土浦~勝田が運転再開”. 日テレNEWS24 (日本テレビ). (2011年3月31日)
- ^ 石岡駅橋上化工事の状況
- ^ 石岡駅周辺整備事業について
- ^ JR東日本、常磐線石岡駅を9月に橋上化…BRT直結は来年3月に
- ^ 常磐線石岡駅橋上駅化工事の軌跡
- ^ JR東日本、常磐線大甕駅・石岡駅が新駅舎に - 両市で進むBRTとの接続も考慮
- ^ “常磐線 安全を確認し運転再開”. NHK首都圏. 2016年2月18日閲覧. (アーカイブ)
- ^ 石岡駅に不発弾「米爆撃思い出した」 水戸駅でも一時混雑. 東京新聞. 2016年2月19日閲覧.(アーカイブ)
- ^ “交流・にぎわい拠点に 石岡駅橋上化、完成祝う”. 茨城新聞.(2016年3月31日). 2016年4月21日閲覧。
- ^ “JR常磐線石岡駅の発車メロディーの変更について”. 石岡市公式ホームページ. 石岡市. 2019年10月12日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL. “「バラが咲いた」でおもてなし 石岡駅に新ご当地メロディー3曲”. 産経ニュース. 2019年10月12日閲覧。
- ^ “常磐線石岡駅発車メロディ 「ここで君を待ってるよ」「石岡囃子」制作”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2019年10月12日閲覧。
- ^ a b 石岡駅バス発着時刻表
利用状況
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月9日閲覧。