「西鉄福岡(天神)駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅ビル(ソラリアターミナルビル) |
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2020年2月15日 (土) 03:12時点における版
西鉄福岡(天神)駅 | |
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駅ビル(ソラリアターミナルビル) | |
にしてつふくおか(てんじん) Nishitetsu-Fukuoka(Tenjin) | |
(0.8km) 薬院 T02► | |
所在地 | 福岡市中央区天神二丁目11番2号 |
駅番号 | T 01 |
所属事業者 | 西日本鉄道 |
所属路線 | ■天神大牟田線 |
キロ程 | 0.0 km(西鉄福岡(天神)起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 4面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
136,269人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)4月12日 |
乗換 |
福岡市地下鉄空港線(天神駅) 福岡市地下鉄七隈線(天神南駅) |
西鉄福岡(天神)駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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西鉄福岡(天神)駅(にしてつふくおか(てんじん)えき)は、福岡県福岡市中央区天神二丁目にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の駅。駅番号はT01。同線の起点・福岡側のターミナル駅である。
概要
日中でも1時間に12本(特急2本、急行4本、普通6本)の列車が発着し、久留米・大牟田方面と太宰府方面に向かう。
現在の駅ビルは「ソラリアターミナルビル」と呼ばれ、1997年(平成9年)9月29日に完成。ホーム・コンコースは駅ビルの2階に存在し、10月1日から福岡三越が地下2階 - 1階・3階 - 9階で営業している。1階の通り抜け通路部にはライオン広場(公共広場)、福岡市観光案内所、中央警察署天神警部交番が存在し、3階には西鉄天神高速バスターミナルが存在する。地下3階は駐輪場になっており、4階 - 8階にはソラリアターミナル駐車場(460台)が存在する。
ソラリアターミナルビル完成で駅が現在地に移転する以前は、現在より100m北(ソラリアステージの位置)にあり、岩田屋デパート旧本館とひとつづきのビルになっていた。当時の駅舎は西鉄福岡駅ビルとして北側の一部が残存している(現在の福岡パルコ本館増床部が入居しているビル)。それ以前にはその少し西側にあった。高架化される前の駅の姿は、1956年公開の東宝映画『空の大怪獣ラドン』の福岡破壊シーンで見ることができる。
歴史
- 1924年(大正13年)4月12日 - 福岡駅として開業。
- 1935年(昭和10年)頃 - 九鉄福岡駅に改称。
- 1942年(昭和17年)9月22日 - 西鉄福岡駅に改称。
- 1961年(昭和36年)11月1日 - 高架化。
- 1983年(昭和58年)
- 1992年(平成4年)7月8日 - 西鉄福岡ターミナルプロジェクト(ソラリア計画)第二期となる本駅のターミナルビルへの改築工事が着工。
- 1993年(平成5年)
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)
- 2月29日北側の旧駅舎1階で営業を続けていた福岡西鉄名店街が閉店し、3月8日から旧NHK福岡放送局の建物にて仮店舗のにしてつカリテンとして営業開始。旧駅の解体並びに、ソラリアステージビルの建設が始まる。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)11月7日 - 北口正面階段を新設。
- 1999年(平成11年)4月24日 - ソラリアステージビルの完成で2階の外コンコースが完成し、ソラリア計画のすべての事業が完了。
- 2001年(平成13年)1月1日 - 西鉄福岡(天神)駅に改称[2]。
- 2008年(平成20年)5月18日 - ICカードnimoca供用開始。
- 2014年(平成26年)2月 - 発車案内表示器を液晶ディスプレイ(LCD)に切り替え、案内放送システム更新。
- 2017年(平成29年)2月1日 - 駅ナンバリングを導入[3]。
- 2018年(平成30年)8月11日 - 天神エリアで開催される「TENJIN AMURO MONTH」及び安室奈美恵のファイナルイベント「namie amuro Final Space」に合わせ、同イベント期間中は発車メロディを彼女の代表曲である「Hero」(オルゴール調)に変更[4]。
- 2018年(平成30年)9月28日 - 「中央口」の名称を「三越口」に変更[5]。
- 2019年(平成31年)2月28日 - 2番線の乗車および降車ホームの北口改札側各1両分にてホームドアの実証実験を開始[6]。
駅構造
プラットホームがソラリアターミナルビル2階にある高架駅。現在は4面3線の頭端式ホームとなっており、乗車専用ホーム(1 - 3番線)と降車専用ホームがある。電車が進入した後、まずすべての乗客を降車ホームに降車させ、その後乗車ホーム側の乗客が乗車ホームから乗ることができる。
ホーム有効長は10両編成まで入線可能な長さである。下記に示す乗り場案内は基本のものであり、例外もある。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | 使用種別 |
---|---|---|---|
降車用ホーム | |||
1 | ●天神大牟田線 | 二日市・太宰府・久留米・大牟田方面 | ●急行 |
2 | ●普通 | ||
降車用ホーム | |||
3 | ●天神大牟田線 | 二日市・太宰府・久留米・大牟田方面 | ●特急・●急行 |
駅構内
改札口は北口、ソラリア口、三越口、南口の4箇所ある。
建物の構造上、バリアフリーとなっているのは北口のみで、三越口・南口には改札口とホームとを連絡するエレベーターやエスカレーターの設置がない。
その為、車椅子等利用者が当駅へ出入りする際、または天神大牟田線を利用して当駅に到着後、福岡市地下鉄各線や西鉄天神高速バスターミナルを利用する際には、北口側・ソラリアステージビルのエレベーターを利用する形となる。
- ソラリア口
- 北口の西隣にあり、改札内外とも北口コンコースと繋がっている。改札口正面にソラリアプラザとの連絡階段がある。
- 三越口
- 改札口は1階。コインロッカーがある。3階にある西鉄天神高速バスターミナルへの連絡エレベーター(福岡三越と共用)がある。
- 2018年9月27日までは中央口と呼ばれていた。2018年9月28日に、三越口へ名称変更[5]。
- 南口
- 改札口は1階で、国体道路に面している。福岡市地下鉄七隈線(天神南駅)へ乗り換える際、最も近い改札口である。
利用状況
2018年度の1日平均乗降人員は136,269人[7]であり、西鉄の駅の中で最も多い[注釈 1]。隣駅である薬院駅の交通結節機能強化が進んだこともあって利用者数は減少傾向にあったが、近年は増加傾向にある。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1996年(平成 | 8年)168,789 | 83,756 | [8] |
1997年(平成 | 9年)167,825 | 83,137 | |
1998年(平成10年) | 162,868 | 80,682 | |
1999年(平成11年) | 157,824 | 78,216 | |
2000年(平成12年) | 153,894 | 76,296 | |
2001年(平成13年) | 151,375 | 74,868 | [9] |
2002年(平成14年) | 149,268 | 73,751 | |
2003年(平成15年) | 148,669 | 73,456 | |
2004年(平成16年) | 143,894 | 71,515 | |
2005年(平成17年) | 140,444 | 69,789 | |
2006年(平成18年) | 140,340 | 70,104 | [10] |
2007年(平成19年) | 138,910 | 69,434 | |
2008年(平成20年) | 137,500 | 68,992 | |
2009年(平成21年) | 132,502 | 66,704 | |
2010年(平成22年) | 131,641 | 66,411 | |
2011年(平成23年) | 128,426 | 64,773 | [11] |
2012年(平成24年) | 128,542 | 64,860 | |
2013年(平成25年) | 129,898 | 65,550 | |
2014年(平成26年) | 129,608 | 65,207 | |
2015年(平成27年) | 131,902 | 66,516 | |
2016年(平成28年) | 131,108 | 65,945 | [12] |
2017年(平成29年) | 133,696 | 67,350 |
駅周辺
渡辺通り西側
駅と同じ側である。
渡辺通り東側
駅の反対側である。
その他
- 福岡市地下鉄空港線天神駅
- 福岡市地下鉄七隈線天神南駅
- 天神地下街 - 天神駅、天神南駅方面を結ぶ
- イオンショッパーズ福岡店・ミーナ天神・ノース天神
- 九州朝日放送
- 水鏡天満宮
- 福岡市文学館
- 福岡県公会堂貴賓館
- ボートレース福岡
- 福岡県立美術館
- 福岡市民会館
- 在福岡カナダ領事館
隣の駅
- 西日本鉄道
- ■天神大牟田線
- ■特急・■急行・■普通
- 西鉄福岡(天神)駅 (T01) - 薬院駅 (T02)
- ■特急・■急行・■普通
その他
- 特急電車は朝の一部を除き、毎時00分と30分に発車する。発車時刻の5分-10分前に入線する。
- 特急電車は、発車時刻15分前くらいから乗客の列ができる。先発の急行が発車する前から次発の特急を待つ人も多い。
- 当駅の構造と駅位置の関係上、福岡(天神)行きの電車では前方車両が最も混雑する[注釈 2]。
脚注
注釈
- ^ 順位は西日本鉄道#鉄道事業の項目を参照の事。
- ^ 前方側に改札口がある為。
出典
- ^ 最南端は福岡県大牟田市にある同じ西鉄の大牟田駅、最北端は栃木県日光市にある東武鉄道の新藤原駅、最東端は千葉県成田市にある京成電鉄の空港第2ビル駅
- ^ 、2001、「RAILWAY TOPICS - 西鉄がダイヤ改正 快速急行を新設」、『鉄道ジャーナル』(通巻414号)、鉄道ジャーナル社、2001年4月 p. 95
- ^ “西鉄電車の全駅に駅ナンバリングを導入します!” (PDF). 西日本鉄道 (2017年1月24日). 2017年3月20日閲覧。
- ^ TENJIN AMURO MONTH コラボレーション企画を実施します! - 西日本鉄道 2018年8月1日(2018年8月10日閲覧)
- ^ a b 2018年9月28日(金)より西鉄 福岡(天神)駅「中央口」を「三越口」に名称変更します! - 西日本鉄道 2018年9月27日(2018年9月28日閲覧)
- ^ 西鉄福岡(天神)駅 ホームドア実証実験の開始について (PDF) - 西日本鉄道 2019年02月14日(2019年2月18日閲覧)
- ^ 鉄道事業|企業・グループ情報《西鉄について》 平成29年度 駅別乗降人員
- ^ 2001年版 福岡市統計書 2019年7月12日閲覧。
- ^ 2006年版 福岡市統計書 2019年7月12日閲覧。
- ^ 2011年版 福岡市統計書 2019年7月12日閲覧。
- ^ 2016年版 福岡市統計書 2019年7月12日閲覧。
- ^ 2018年版 福岡市統計書 2019年7月12日閲覧。