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「田中駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:20時点における版

田中駅
駅舎(2006年11月)
たなか
TANAKA
滋野 (3.4 km)
(3.4 km) 大屋

地図

田中駅の位置(長野県内)
田中駅
田中駅
田中駅(しなの鉄道)位置図(長野県)
所在地 長野県東御市田中279
北緯36度21分16.09秒 東経138度19分45.71秒 / 北緯36.3544694度 東経138.3293639度 / 36.3544694; 138.3293639座標: 北緯36度21分16.09秒 東経138度19分45.71秒 / 北緯36.3544694度 東経138.3293639度 / 36.3544694; 138.3293639
所属事業者 しなの鉄道
所属路線 しなの鉄道線
キロ程 31.3 km(軽井沢起点)
電報略号 タナ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,234人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
2,452人/日
-2017年-
開業年月日 1888年(明治21年)12月1日
備考 終日駅員配置
標高:512m
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田中駅(たなかえき)は、長野県東御市田中にあるしなの鉄道しなの鉄道線である。

歴史

田中駅は信越線沿線の住民および事業者のみならず、開業時は諏訪地域蚕糸業者も利用した。

彼らは、信越線開業までは甲州街道を利用して甲武鉄道八王子駅まで輸送していたが、当駅の開業後は和田峠を越えて当駅まで陸送するようになったことにより、当駅から生糸の輸出を行う横浜まで鉄道による直送が可能となった。しかし、諏訪地域から当駅まではなお距離が遠く不便であったことからより近い場所に駅を設置するための陳情が行われた。1896年明治29年)1月に同駅と上田駅との間に大家駅[1]が設置されたことにより、以降は同駅を利用するようになった[2]
なお、1905年中央本線が諏訪地域に通じた後、田中駅と茅野駅を結ぶ計画の佐久諏訪電気鉄道1920年路線免許が下付されたが、1933年に免許失効となった。

年表

駅構造

ホーム

単式ホーム1面1線(上り本線)と島式ホーム(下り本線と中線)を有する地上駅で、社員配置駅である。駅舎は単式ホーム側(北側)にある。ホームの嵩上げや南口および連絡橋が設置され、利便性が向上した。

かつては、駅南側にあったコスモ石油の油槽所へ至る専用線が駅から分岐しており、当駅では四日市駅から到着する石油の取扱いがあった。また、特急「あさま」の一部が停車する駅でもあった。

また、読む際は『た』にアクセントを置く[6]

駅舎は、日本の道100選のひとつにも選ばれている旧北国街道 海野宿、その合宿であった地元の田中宿を擁する地域性から、千本格子や木彫り看板などのある宿場町風の外観となっている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 しなの鉄道線 上り 小諸軽井沢方面
2 (予備ホーム)
3 下り 長野方面
  • 2017年10月現在、2番線を発着する定期列車は無い。

利用状況

年間乗車人数および一日あたり乗車人員は次のとおり[7]

  • 2001年度 528,315人 : 1,447人/日
  • 2002年度 523,626人 : 1,435人/日
  • 2003年度 497,877人 : 1,360人/日
  • 2004年度 482,513人 : 1,322人/日
  • 2005年度 475,788人 : 1,304人/日
  • 2006年度 474,969人 : 1,301人/日
  • 2007年度 467,354人 : 1,277人/日
  • 2008年度 456,385人 : 1,250人/日
  • 2009年度 453,572人 : 1,243人/日
  • 2010年度 454,353人 : 1,245人/日
  • 2011年度 443,777人 : 1,216人/日
  • 2012年度 443,863人 : 1,213人/日
  • 2013年度 448,942人 : 1,230人/日
  • 2014年度 442,823人 : 1,213人/日
  • 2015年度 448,316人 : 1,225人/日
  • 2016年度 444,043人 : 1,217人/日
  • 2017年度 450,286人 : 1,234人/日

駅周辺

路線バス

  • 千曲バス
    • 田中駅 - 市民病院 - 祢津小学校 - 新張 - 奈良原(土曜・休日運休)
    • 田中駅 - 市民病院 - 和小学校 - 東田沢 - 東入(土曜・休日運休)
  • 東信観光バス
    • 田中駅 - 北御牧総合支所前 - 畔田 - 望月(土曜・休日運休)

エピソード

2011年(平成23年)12月4日、当駅名と同じ姓をもつテレビ番組制作会社の田中匡史が駅構内にて結婚式を執り行った。また、このさい新婦が西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線に所在する駅名と同じ姓であったことから、当該駅にて「嫁入り」セレモニーをあわせて執り行っている[8]

隣の駅

しなの鉄道
しなの鉄道線
快速(愛称なしの列車)
小諸駅 - 田中駅 - 大屋駅
快速「しなのサンライズ」(長野行きのみ運転)・普通
滋野駅 - 田中駅 - 大屋駅

脚注

  1. ^ 参考文献『鉄道』(p92)の原文ママ。おそらく現在の大屋駅のことであろう。
  2. ^ 鉄道』(p92)
  3. ^ 南口ロータリーと自由通路が完成 しなの鉄道田中駅 - 信州Liveon(2012年1月8日閲覧) ※元ソースは信濃毎日新聞(2009年12月17日付)
  4. ^ 【台湾CH Vol226】 [桜H30/3/29]平成30年5月3日閲覧
  5. ^ 台湾鉄路管理局との友好協定及び田中駅の姉妹駅協定締結について | お知らせ | しなの鉄道株式会社平成30年5月3日閲覧
  6. ^ 長野県鉄道全駅増補改訂版(信濃毎日新聞社)
  7. ^ 「東御市の統計2018」による
  8. ^ 花嫁は「森田」で乗り、「田中」へ 名前と同じ駅で挙式 - asahi.com(朝日新聞社、2011年12月4日付)

参考文献

  • 老川慶喜『鉄道』(初版)東京堂出版〈日本史小百科 - 近代〉、1996年9月17日。ISBN 978-4490202908 

関連項目

外部リンク