「市川大野駅」の版間の差分
Tokyo-Good (会話 | 投稿記録) m →歴史: 言い回しを変更。 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl = 280px |
|pxl = 280px |
||
|画像説明 = 駅舎(2008年9月) |
|画像説明 = 駅舎(2008年9月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな = いちかわおおの |
|よみがな = いちかわおおの |
||
|ローマ字 = Ichikawaōno |
|ローマ字 = Ichikawaōno |
2020年2月15日 (土) 03:20時点における版
市川大野駅 | |
---|---|
駅舎(2008年9月) | |
いちかわおおの Ichikawaōno | |
◄JM 13 東松戸 (1.9 km) (3.0 km) 船橋法典 JM 11► | |
所在地 | 千葉県市川市大野町三丁目1423[1] |
駅番号 | JM12 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■武蔵野線 |
キロ程 |
94.7km(鶴見起点) 府中本町から65.9 km |
電報略号 | チノ |
駅構造 | 高架駅[2] |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
11,981人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1978年(昭和53年)10月2日[1] |
備考 | 直営駅 |
市川大野駅(いちかわおおのえき)は、千葉県市川市大野町三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である[1]。駅番号はJM 12。
歴史
- 1978年(昭和53年)10月2日:国鉄の駅として開業[1]。仮称は「下総大野」だった[3]。駅名の由来は所在地名から来ているが国鉄では既に常磐線に大野駅(福島県双葉郡大熊町)が存在していたため市の名前である「市川」を付けた。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1993年(平成5年)3月:みどりの窓口営業開始。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2007年(平成19年)2月3日:ネットワーク信号制御システムを使用開始[4]。
- 2012年(平成24年)2月29日:この日をもってみどりの窓口の営業を終了[5]。
- 2020年(令和2年)3月1日:業務委託化〈予定〉[6]。
ネットワーク信号制御システム
ネットワーク信号制御システムは、駅構内の信号機、転轍機を制御するためにこれまで使用していた銅線ケーブルを光ファイバーに置換したものである[7]。JR東日本では2004年から実用化に向けて本格的な研究に着手[8]、試作システム開発のうえで2005年常磐線土浦駅構内でモニターラン試験を実施[8]、当駅構内での導入工事・機能確認試験を進め、2007年2月3日から運用を開始した[4]。
膨大な銅線ケーブルによる複雑な配線作業が削減され、配線変更などの際におこなう接続・確認試験も簡素化されるなどのメリットがある[4]。IP技術を活用することで制御回線の2重系化も可能であり、制御機器の安定化も図られる。2007年以降将来の量産化に向けた2号機設置に着手するという。
駅構造
相対式ホーム2面2線のほかに中線を有する高架駅である[2]。2009年より、構内にエスカレーターが設置され、改札階から各ホームまで2本のエスカレーターを使うことで、階段を使わずに移動が可能となった。
直営駅(新八柱駅の被管理駅)。指定席券売機[1]、自動券売機、自動改札機設置駅。みどりの窓口は2012年2月29日をもって営業を終了した。2018年3月24日より、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応(インターホン対応は新八柱駅が行う)のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみ稼働している[9]。
駅カラーは紫色。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 武蔵野線 | 上り | 新松戸・南浦和方面 |
2 | 下り | 西船橋・海浜幕張・東京方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2019年9月)
-
ホーム(2019年9月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は11,981人で、武蔵野線内26駅中24位である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)10,567 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)10,969 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)11,348 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)11,624 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)11,708 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)11,789 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)12,090 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)11,852 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 11,378 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 11,092 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]10,888 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]10,795 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]10,881 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]11,083 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]11,201 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]11,269 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]11,313 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]11,448 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]11,436 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]11,260 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]11,238 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]11,097 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]11,253 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]11,582 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]11,598 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]11,750 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]11,768 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]11,917 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]11,981 |
駅周辺
周辺は全国でも有数のナシの産地であることから、梨畑も多い[2]。
バス路線
系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
本32 | 大町公民館 | 大町駅 | 京成バス市川営業所 | |
本36 | 大柏・殿台入口・梨園 | 高塚 | ||
本37 | 殿台入口・高塚 | 東松戸駅 | ||
本33 | 大町公民館・大町駅・市川市霊園 | 医療センター入口(市川営業所) | 平日のみ | |
本14 | 大野町四丁目・市川市霊園 | |||
本15 | 大野町四丁目 | 動植物園 | 土休日のみ | |
本13 | 五中入口・浜道・医療センター入口(市川営業所) | 霊園入口 | ||
北東部ルート(往復) | 保健医療福祉センター・市川市霊園・動植物園 | 松飛台駅 | 市川市(京成バスに委託) | |
北東部ルート(循環右回り) | 第五中グランド | 保健医療福祉センター | ||
市42 | 高塚入口・国分・市川真間駅 | 市川駅 | 京成バス市川営業所 | |
姫宮団地入口・浜道 | 医療センター入口 | |||
本37 | ||||
本32 | 高塚入口・昭和学院・京成八幡駅 | 本八幡駅 | ||
本33 | ||||
本13 | 姫宮団地入口・市川学園・京成八幡駅 | |||
本14 | ||||
本15 | ||||
北東部ルート(往復) | 南大野2丁目・大野中央病院・東部公民館 | 現代産業科学館メディアパーク | 市川市(京成バスに委託) | |
北東部ルート(循環左回り) | 南大野2丁目・大野中央病院・東部公民館・船橋法典駅 | 保健医療福祉センター |
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ a b c d e “駅の情報(市川大野駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2020年1月10日閲覧。
- ^ a b c d e f 武蔵野線まるごと探見、pp.88-89。
- ^ 地図で解明! 東京の鉄道発達史(今尾恵介・著 JTBパブリッシング 2016年)p.148 - 149
- ^ a b c “JR東日本|東京電気システム開発工事事務所>トピックス>ネットワーク信号制御システムの導入”. 東日本旅客鉄道. 2015年1月3日閲覧。
- ^ JTB時刻表 2012年3月号 → 4月号「索引地図 東京付近拡大図」
- ^ “営業施策について提案を受ける!①” (PDF). JR東労組千葉地方本部 (2019年9月11日). 2019年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月10日閲覧。
- ^ “JR東日本:研究開発>研究開発テーマ>ネットワーク信号制御システムの開発”. 東日本旅客鉄道. 2015年1月3日閲覧。
- ^ a b "初のネットワーク信号制御システムの導入について" (pdf) (Press release). 東日本旅客鉄道. 7 November 2006. 2015年1月3日閲覧。
- ^ “JR千葉支社-7駅の遠隔操作=無人化導入と錦糸町駅の旅行業務委託を提案”. 国鉄千葉動力車労働組合. 2018年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月9日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
参考文献
- 三好好三、垣本泰宏『武蔵野線まるごと探見』JTBパブリッシング、2010年2月1日。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(市川大野駅):JR東日本