新三郷駅
新三郷駅 | |
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西口(2019年9月) | |
しんみさと Shim-Misato | |
◄JM 19 吉川美南 (1.5 km) (2.1 km) 三郷 JM 17► | |
所在地 | 埼玉県三郷市新三郷ららシティ二丁目[1]4-1 |
駅番号 | JM18 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■武蔵野線 |
キロ程 |
80.1 km(鶴見起点) 府中本町から51.3 km |
電報略号 | シミ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
13,399人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)3月14日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
新三郷駅(しんみさとえき)は、埼玉県三郷市新三郷ららシティ二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である[1]。駅番号はJM 18。
歴史
[編集]- 1985年(昭和60年)3月14日:国鉄の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1999年(平成11年)3月20日:上下線が下り線(西船橋行方面)側に統合されて橋上駅舎化、改札口が統合される[2]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線[2]を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。前記のように、上下線の位置が違う不便さを解消するため、どちらにホームを寄せるかで、みさと団地・さつき団地の住民(団地に近い上り線に統合を主張)と、操車場跡地の開発をしたい三郷市(有効活用する下り線に統合を主張)とで論争となっていたが、1999年(平成11年)3月20日に上り線(府中本町方面)が下り線側(西船橋方面)に移設され、現在の形態となった。
駅業務はJR東日本ステーションサービスに委託し、吉川美南駅が管理している。早朝・深夜の一部時間帯は無人となる(その場合はインターホンで対応する)。
ららぽーと新三郷の開業による利用者増を見込んで、精算窓口のブース化並びに自動改札機・自動精算機の増設を行い改札口を改良、さらに府中本町方面ホーム側エレベーター横にららぽーと混雑時の臨時出口を設置すると共に、簡易Suica改札機が2台新設された。
トイレは改札内に男女とも1箇所、多機能トイレ併設。自動改札機・指定席券売機[1]、エスカレーター(両番線とも上りのみ)、エレベーターが設置されている。
駅構内には、コインロッカー、自動販売機(Suica対応)、「NEW DAYS」、「STATION BOOTH」が設置されている。駅カラーはエメラルド。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 武蔵野線 | 下り | 新松戸・西船橋・東京方面 |
2 | 上り | 南浦和・西国分寺・府中本町方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口(2019年9月)
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ホーム(2019年9月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は13,399人[利用客数 1]。武蔵野線内26駅中東所沢駅に次いで19位である。
1日平均乗車人員は長らく11,000人台が続いていたが、イケア新三郷がオープンした2008年度(平成20年度)に12,000人を超え、ららぽーと新三郷とコストコホールセールがオープンした2009年度(平成21年度)には16,337人と大幅に増加し、武蔵野線内25駅中14位となった。しかし、吉川美南駅の開業により、2011年度(平成23年度)以降は微減している。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して一日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
年度 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 | ||
1990年(平成 | 2年)9,510 | |||
1991年(平成 | 3年)10,329 | |||
1992年(平成 | 4年)10,675 | |||
1993年(平成 | 5年)10,786 | |||
1994年(平成 | 6年)10,795 | |||
1995年(平成 | 7年)10,816 | |||
1996年(平成 | 8年)10,904 | |||
1997年(平成 | 9年)10,716 | |||
1998年(平成10年) | 10,833 | |||
1999年(平成11年) | 11,307 | [埼玉県統計 1] | ||
2000年(平成12年) | [JR 1]11,523 | [埼玉県統計 2] | ||
2001年(平成13年) | [JR 2]11,642 | [埼玉県統計 3] | ||
2002年(平成14年) | [JR 3]11,652 | [埼玉県統計 4] | ||
2003年(平成15年) | [JR 4]11,837 | [埼玉県統計 5] | ||
2004年(平成16年) | [JR 5]11,930 | [埼玉県統計 6] | ||
2005年(平成17年) | [JR 6]11,992 | [埼玉県統計 7] | ||
2006年(平成18年) | [JR 7]11,644 | [埼玉県統計 8] | ||
2007年(平成19年) | [JR 8]11,570 | [埼玉県統計 9] | ||
2008年(平成20年) | [JR 9]12,199 | [埼玉県統計 10] | ||
2009年(平成21年) | [JR 10]16,337 | [埼玉県統計 11] | ||
2010年(平成22年) | [JR 11]16,504 | [埼玉県統計 12] | ||
2011年(平成23年) | [JR 12]16,498 | [埼玉県統計 13] | ||
2012年(平成24年) | [JR 13]6,777 | [JR 13]9,515 | [JR 13]16,293 | [埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]6,846 | [JR 14]9,442 | [JR 14]16,289 | [埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]6,851 | [JR 15]9,094 | [JR 15]15,945 | [埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]6,829 | [JR 16]9,142 | [JR 16]15,971 | [埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]6,644 | [JR 17]9,057 | [JR 17]15,702 | [埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]6,843 | [JR 18]9,222 | [JR 18]16,066 | [埼玉県統計 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]6,932 | [JR 19]9,147 | [JR 19]16,080 | [埼玉県統計 20] |
2019年(令和元年) | [JR 20]6,578 | [JR 20]8,923 | [JR 20]15,502 | [埼玉県統計 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]4,730 | [JR 21]7,222 | [JR 21]11,952 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]5,434 | [JR 22]7,282 | [JR 22]12,716 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]5,790 | [JR 23]7,406 | [JR 23]13,197 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]6,042 | [JR 24]7,357 | [JR 24]13,399 |
駅周辺
[編集]みさと団地・さつき平団地(三郷ニュータウン)の最寄り駅である。
以前、駅前周辺に広がっていた武蔵野操車場の跡地では、三井不動産によって住宅や大規模商業施設で構成される「新三郷ららシティ」の開発が2007年11月から開始されている。これに伴い、周辺道路の拡幅や西口駅前広場の改修も進められ、2008年10月23日より新駅前広場が、同年11月5日よりペデストリアンデッキの運用が開始されている。
なお、駅前ロータリーにはこの地で生産が盛んであった事、また旧操車場の敷地の形に似ている事から「そら豆」をモチーフとしたオブジェが建てられ、3月29日に除幕式が執り行われた。
10月1日から地区内循環の新道路開通に伴い、西口駅前ロータリーより左側(IKEA側)一般車用交通広場からは左折のみとなり、IKEA外周より市道采女線に出るようになっている。
公共施設
[編集]新三郷ららシティ
[編集]- 1街区:三菱倉庫 三郷配送センター(大型物流施設[4])
- 2街区:プロロジスパーク三郷II(大型物流施設。ヤマトロジスティクスが三郷物流サービスセンターとして使用)
- 3街区:コストコホールセール 新三郷倉庫店/ららぽーと新三郷(駅からペデストリアンデッキを通じて連絡している)
- 4街区:スーパースポーツゼビオ[5](かつてはFOREVER 21が入居していた(2012年4月開店・2019年10月31日閉店))
- 5街区:19階建マンション「パークホームズLaLa新三郷」 2012年7月着工 [6](三井不動産レジデンシャル)
- 6街区:IKEA新三郷
- 7街区:アサヒセキュリティ 新三郷VEDSセンター/ハウス物流サービス 首都圏オフィス・埼玉営業所
- 8 - 12街区:ファインコートららシティ(三井不動産レジデンシャル、戸建住宅269区画、敷地面積200m2以上・一次販売分完売)
その他
[編集]- MEGAドン・キホーテ 三郷店(専門店:ココペッツタウン、キャン・ドゥ、アミューズぷれいらんど373他)
- 天然温泉めぐみの湯
- イトーヨーカドー
- 東武バスセントラル三郷営業所
- 三愛会総合病院
- UR三郷団地
- さつき平団地
バス路線
[編集]当駅には以下の路線バスが乗り入れている。東武バスセントラル、メートー観光、埼玉観光、マイスカイ交通によって運行され、特に西口バスターミナルには多くのバス路線が発着している。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
西口バスターミナル | |||
1 | 東武バスセントラル | ||
2 | 金52・金54:金町駅 | ||
3 | 三08:新三郷南循環 | ||
4 | メートー観光 | ||
5 | 埼玉観光 | 彦03:三郷駅南口 | 土休日のみ運行 |
6 | マイスカイ交通 | M08・M10:三郷中央駅 | |
東口 | |||
- | マイスカイ交通 |
|
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ 「ダウトをさがせR」や「NNNニュースプラス1」、「出没!アド街ック天国」で取り上げられていたこともある。
- ^ 邦訳版では1988年版(1988年3月講談社刊。p298)より世界記録として掲載。
出典
[編集]- ^ a b c d “JR東日本:各駅情報(新三郷駅)”. 東日本旅客鉄道. 2015年1月2日閲覧。
- ^ a b c 武蔵野線まるごと探見、pp.74-75。
- ^ a b “(各駅停話:805)JR武蔵野線:9 新三郷 元「世界一離れたホーム」”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2016年12月5日). オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ。 2020年5月17日閲覧。
- ^ 三菱倉庫公式サイト「埼玉・三郷に大規模配送センター稼働 - 首都圏内陸の交通の要衝に、延床面積5万m2超の大型施設-
- ^ スーパースポーツゼビオ ららぽーと新三郷店(免税店)(ゼビオホールディングス)
- ^ パークホームズLaLa新三郷
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月28日閲覧。
利用状況
[編集]- JRの1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- JRの統計データ
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
参考文献
[編集]- 三好好三、垣本泰宏『武蔵野線まるごと探見』JTBパブリッシング、2010年2月1日。
関連項目
[編集]- 過去に似た構造を持っていた駅
外部リンク
[編集]- 駅の情報(新三郷駅):JR東日本