「柏原駅 (滋賀県)」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎 |
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|よみがな = かしわばら |
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|ローマ字 = Kashiwabara |
|ローマ字 = Kashiwabara |
2020年2月15日 (土) 03:51時点における版
柏原駅 | |
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駅舎 | |
かしわばら Kashiwabara | |
◄CA79 関ケ原 (7.1 km) (4.3 km) 近江長岡 CA81► | |
所在地 | 滋賀県米原市柏原1081 |
駅番号 | CA 80 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 東海道本線(名古屋地区) |
キロ程 | 430.9 km(東京起点) |
電報略号 | ワハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
281人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1900年(明治33年)2月21日 |
備考 | 簡易委託駅 |
柏原駅(かしわばらえき[1])は、滋賀県米原市柏原にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA80。
岐阜県境とは1kmほどしかなく、滋賀県の駅としては最東端に位置する[注釈 1]。運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。
歴史
1883年(明治16年)に建設された当初の東海道線は関ケ原から山中に分け入り、長浜に連絡していたが、大津方面への延長は、同線の途中(後の深谷駅)から分岐して現在の近江長岡に直通する線形となった。しかし、関ケ原 - 深谷間には25‰の連続急勾配が残り、難所となっていたが、1899年(明治32年)10月に勾配緩和新線が開通し、旧線は同年12月に廃止となった。この新線区間に新設された駅が当駅である。
特急「つばめ」「はと」が蒸気機関車牽引だった当時は柏原駅の通過時分を国鉄本社へ直接報告することとなっていた。遅れが発生すると乗務員は後で叱責を受けることもあり、時には「マル(定時通過)にしてくれ」と書いたメモをホームで監視する駅長に投げ渡すこともあったと言われる[2]。
年表
- 1900年(明治33年)2月21日:国有鉄道東海道線(1909年に東海道本線に改称)の関ケ原駅 - 長岡駅(現在の近江長岡駅)間に新設開業。一般駅。
- 1960年(昭和35年)9月16日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 1993年(平成5年)3月:JR全線きっぷうりば営業開始[3]。
- 2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正に伴い、姫路方面に直通する普通電車の運用が廃止される。
- 2019年(平成31年)3月2日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる[4]。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅だか、通常は外側2線は使われていない[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。
大垣駅管理で、公益財団法人米原市シルバー人材センターが乗車券発券業務を受託する簡易委託駅となっている[5]。自動改札機・自動券売機は設置されていない。なお、マルス端末は設置されているが、取り扱いに制限がある。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | 東海道本線 | 下り | 米原・京都方面[注釈 2] | 1番線は事実上予備ホーム[1] |
3・4 | 上り | 大垣・名古屋方面[注釈 2] | 4番線は事実上予備ホーム[1] |
2015年3月改正ダイヤ時点では、通常の旅客列車は2・3番線のみ発着する。1・4番線は貨物列車や工事列車などの待避に利用される。
ダイヤ
米原方面・大垣・名古屋方面ともに、1時間に2〜3本の電車が発着し、特急以外の全種別の列車が停車する。新快速・特別快速などの快速列車の主な行き先は豊橋駅だが、一部列車において、浜松駅まで運転される列車が設定されている。ホームライナー等のライナー系列車は運転されていない。
普通列車は、主に大垣駅までの区間列車の設定が多く、大垣駅で新快速等の快速列車に乗り継ぐダイヤとなっている。
利用状況
2017年度の1日平均乗車人員は281人であり、東海道本線で最も少ない。
「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1992年 | 538 | [6] |
1993年 | 521 | [7] |
1994年 | 516 | [8] |
1995年 | 493 | [9] |
1996年 | 477 | [10] |
1997年 | 424 | [11] |
1998年 | 407 | [12] |
1999年 | 391 | [13] |
2000年 | 383 | [14] |
2001年 | 375 | [15] |
2002年 | 355 | [16] |
2003年 | 345 | [17] |
2004年 | 不明 | |
2005年 | ||
2006年 | ||
2007年 | 330 | [18] |
2008年 | 322 | [19] |
2009年 | 314 | [20] |
2010年 | 284 | [21] |
2011年 | 267 | [22] |
2012年 | 262 | [23] |
2013年 | 250 | [24] |
2014年 | 236 | [25] |
2015年 | 256 | [26] |
2016年 | 295 | [27] |
2017年 | 281 | [28] |
駅周辺
駅周辺に目立った市街地は無く、駅の南側を線路に並行する形で旧中山道が通っており旧中山道柏原宿跡地に商店が点在している。
同字別読みの駅名
「柏原」という駅名だが、同じ漢字でも読みが異なる駅が存在する。マルス発行の乗車券では当駅は(東)柏原と表記されて区別される[1]。
- 関西本線(大和路線)にある柏原駅は「かしわら」[1]
- 福知山線にある柏原駅は「かいばら」[1]
- また、しなの鉄道北しなの線黒姫駅(駅名改称時点では信越本線)も1968年までは柏原駅(「かしわばら」)と称した。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 川口素生『思わず人に話したくなる 関西「駅名」の謎』洋泉社、2017年3月2日、52-54頁。ISBN 978-4-8003-1166-5。
- ^ 吉田豊吉「名古屋機関区機関士OBの思い出シリーズ その3・C62特急"つばめ"から蒸機お召しまで」、「鉄道ファン」No.341 (1989年9月号)
- ^ JR時刻表1993年2・3月号
- ^ “「TOICA」のサービス拡充について ~2019年3月2日(土)からご利用エリアを拡大します!~”. 東海旅客鉄道. 2018年12月12日閲覧。
- ^ “醒ヶ井駅・柏原駅の営業内容について”. 米原市 (2019年3月16日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ 平成4年滋賀県統計書
- ^ 平成5年滋賀県統計書
- ^ 平成6年滋賀県統計書
- ^ 平成7年滋賀県統計書
- ^ 平成8年滋賀県統計書
- ^ 平成9年滋賀県統計書
- ^ 平成10年滋賀県統計書
- ^ 平成11年滋賀県統計書
- ^ 平成12年滋賀県統計書
- ^ 平成13年滋賀県統計書
- ^ 平成14年滋賀県統計書
- ^ 平成15年滋賀県統計書
- ^ 平成19年滋賀県統計書
- ^ 平成20年滋賀県統計書
- ^ 平成21年滋賀県統計書
- ^ 平成22年滋賀県統計書
- ^ 平成23年滋賀県統計書
- ^ 平成24年滋賀県統計書
- ^ 平成25年滋賀県統計書
- ^ 平成26年滋賀県統計書
- ^ 平成27年滋賀県統計書
- ^ 平成28年滋賀県統計書
- ^ 平成29年滋賀県統計書