「上総中野駅」の版間の差分
→駅周辺: 養老渓谷は駅周辺ではない(アクセス拠点になっているだけ) |
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|画像説明 = 駅舎([[2008年]][[4月30日]]) |
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|よみがな = かづさなかの<span style="font-size: smaller;">(小湊鐵道)</span><br>かずさなかの<span style="font-size: smaller;">(いすみ鉄道)</span><!-- 駅名標に合わせる--> |
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|ローマ字 = KAZUSANAKANO<span style="font-size: smaller;">(小湊鐵道)</span><br>Kazusa-Nakano<span style="font-size: smaller;">(いすみ鉄道)</span><!-- 駅名標に合わせる--> |
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2020年2月15日 (土) 07:06時点における版
上総中野駅 | |
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かづさなかの(小湊鐵道) かずさなかの(いすみ鉄道) KAZUSANAKANO(小湊鐵道) Kazusa-Nakano(いすみ鉄道) | |
所在地 | 千葉県夷隅郡大多喜町堀切61 |
所属事業者 |
小湊鐵道 いすみ鉄道 |
電報略号 | ナノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム |
2面2線 (小湊鉄道):1面1線 (いすみ鉄道):1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
(小湊鉄道)-2017年- 36人/日(降車客含まず) (いすみ鉄道)-2017年- 124人/日(降車客含まず) |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)5月16日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■小湊鉄道線 |
キロ程 | 39.1 km(五井起点) |
◄養老渓谷 (4.2km) | |
所属路線 | ■いすみ線 |
キロ程 | 26.8 km(大原起点) |
◄西畑 (1.7km) | |
備考 |
共同使用駅 無人駅 |
上総中野駅(かずさなかのえき)は、千葉県夷隅郡大多喜町堀切にある、小湊鐵道・いすみ鉄道の駅である。小湊鉄道線・いすみ線が乗り入れ、接続駅となっている。
歴史
小湊鉄道は当初、内房線の五井駅と外房線の安房小湊駅を結ぼうとしていた。一方で、当時の国鉄(現:いすみ鉄道)は大原駅と木更津駅を上総亀山駅を通じ、現在の久留里線を経由して結ぼうとしていた。2つの成らなかった房総横断線が当駅で接続した。小湊鉄道線で唯一市原市でなく大多喜町にある。
- 1928年(昭和3年)5月16日 - 小湊鐵道により開業。
- 1934年(昭和9年)8月26日 - 鉄道省(国鉄)木原線が開業、一般駅。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 国鉄木原線の貨物営業廃止、旅客駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 国鉄木原線の荷物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本木原線となる。
- 1988年(昭和63年)3月24日 - JR木原線がいすみ鉄道いすみ線に転換される。同時に無人駅となり小湊鐵道線がスタフ閉塞になる
- 1989年(平成元年) - 駅舎改築。
- 2013年(平成25年)10月16日 - 台風26号の影響で小湊鐵道線運休。土砂崩れ等で養老渓谷駅 - 当駅間が代行バスによる運行となる[1]。
- 2014年(平成26年)3月20日 - 養老渓谷駅 - 当駅間の運行を再開[2]。
駅構造
小湊鐵道・いすみ鉄道それぞれに単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎に接するホームを小湊鉄道が、奥側のホームの片面をいすみ鉄道が使用する。2路線が接続するが無人駅となっており、有人時代は1989年辺りまで木造の駅舎が存在していたほか、国鉄(後:JR東日本)の職員が常駐して小湊鉄道側の駅業務とタブレットの取り扱いを行っていた。
駅構内には公衆トイレはないが、駅舎に向かって左側に公衆トイレ(竹型建造物)がある。
小湊鐵道といすみ鉄道の本線はそれぞれ車止めになって接続していないが、駅舎と反対側にある側線で接続している。2011年5月にはいすみ鉄道の保線用モーターカーが小湊鐵道に譲渡され、この側線を経由して小湊鉄道五井機関区まで回送された。
小湊鐵道側は養老渓谷駅 - 当駅間の列車本数が1日6往復(平日)、5往復(休日)である[3]。また、小湊鐵道線・いすみ線とも列車の停泊がなく、そのまま折り返す。
-
駅前広場・駅舎横の竹型建造物は公衆トイレ(2011年7月27日)
-
左の線路が両鉄道を結ぶ側線(2014年11月30日)
のりば
小湊鐵道 | ■小湊鉄道線 | 養老渓谷・上総牛久・五井・JR内房線方面 |
いすみ鉄道 | ■いすみ線 | 大多喜・大原・JR外房線方面 |
-
駅ホーム(2008年4月30日)
-
小湊鐡道の駅名標(2016年7月16日)
-
いすみ鉄道の駅名標(2016年7月16日)
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 小湊鐵道
2017年度の乗車人員は1日平均36人。 - いすみ鉄道
2017年度の乗車人員は1日平均124人。
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 一日平均乗車人員 | ||
---|---|---|---|
小湊鉄道 | 国鉄/JR東日本/いすみ鉄道 | 補足/備考 | |
1975 | 102 | [4] | |
1976 | 90 | [5] | |
1977 | 77 | [6] | |
1978 | 80 | [7] | |
1979 | 80 | 438 | [8] |
1980 | 87 | 452 | [9] |
1981 | 91 | 534 | [10] |
1982 | 71 | 600 | [11] |
1983 | 67 | 584 | [12] |
1984 | 68 | 782 | [13] |
1985 | 69 | 789 | [14] |
1986 | 74 | 710 | [15] |
1987(JR) | 68 | 654 | 国鉄からJR東日本になる。[16] |
1987(いすみ) | 68 | 247 | JR東日本からいすみ鉄道に転換される。[16] |
1988 | 57 | 227 | [17] |
1989 | 53 | 221 | [18] |
1990 | 57 | 235 | [19] |
1991 | 60 | 225 | [20] |
1992 | 66 | 208 | [21] |
1993 | 72 | 193 | [22] |
1994 | 72 | 187 | [23] |
1995 | 68 | 195 | [24] |
1996 | 58 | 179 | [25] |
1997 | 61 | 169 | [26] |
1998 | 46 | 156 | [27] |
1999 | 33 | 149 | [28] |
2000 | 26 | 143 | [29] |
2001 | 18 | 141 | [30] |
2002 | 16 | 131 | [31] |
2003 | 19 | 126 | [32] |
2004 | 16 | 98 | [33] |
2005 | 17 | 87 | [34] |
2006 | 16 | 123 | [35] |
2007 | 20 | 118 | [36] |
2008 | 23 | 128 | [37] |
2009 | 23 | 130 | [38] |
2010 | 28 | 141 | [39] |
2011 | 25 | 122 | [40] |
2012 | 40 | 144 | [41] |
2013 | 26 | 119 | [42] |
2014 | 28 | 132 | [43] |
2015 | 32 | 135 | [44] |
2016 | 39 | 149 | [45] |
2017 | 36 | 124 | [46] |
駅周辺
養老渓谷(千葉県立養老渓谷奥清澄自然公園・養老渓谷温泉)への路線バスによるアクセス拠点の一つとなっている[47]。
バス路線
のりば | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|
中野駅 | 老川 | 粟又 | 小湊鐵道 | |
筒森・老川 | 土曜1本のみ | |||
老川 | 養老渓谷駅 | |||
西畑小前・総元駅前・大多喜駅 | 大多喜車庫 |
その他
- 小湊鐵道側ホームの構内レールは1927年の刻印がある八幡製鉄所製60ポンド短尺レールが敷設されており、これは1928年の開業時からのものと思われる。
- 桑野信義出演のテレビショッピングの洗剤商品のコーナーにおいて、洗浄効果を示すために当駅の駅舎が全面的に洗浄された。
- 行楽の時期には、無料でお茶が配られることもある。
隣の駅
- 小湊鐵道
- ■小湊鉄道線
- 養老渓谷駅 - 上総中野駅
- いすみ鉄道
- ■いすみ線
- 西畑駅 - 上総中野駅
脚注
出典
- ^ 一部区間運休と代行バスのお知らせ - 小湊鉄道
- ^ 千葉日報ウェブ ちばとぴ 2014年03月20日
- ^ 小湊鐵道(時刻表)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和51年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和52年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和53年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和54年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和55年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和56年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和57年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和58年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和59年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和60年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和61年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和62年)
- ^ a b 千葉県統計年鑑(昭和63年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成2年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ “探勝バス日程表 - 大多喜町公式ホームページ”. www.town.otaki.chiba.jp. 2019年12月10日閲覧。
参考文献
- 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』(初版)JTB、1998年。