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「佐伯駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 07:22時点における版

佐伯駅
駅舎
さいき*
Saiki
海崎 (3.0 km)
(4.6 km) 上岡
地図
所在地 大分県佐伯市駅前二丁目6-35[1][2]
北緯32度58分21.19秒 東経131度54分7.28秒 / 北緯32.9725528度 東経131.9020222度 / 32.9725528; 131.9020222
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 197.8 km(小倉起点)
電報略号 ヘキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
742人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1916年大正5年)10月25日[1]
備考 直営駅
みどりの窓口[1]
* 開業時から1962年までは「さき」で呼称[1]
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佐伯駅(さいきえき)は、大分県佐伯市駅前二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である[1]事務管コードは▲920544[3]

佐伯市の代表駅で全列車が停車し、当駅始終着で博多駅まで運行される特急「ソニック」が1往復設定されている。

歴史

  • 1916年大正5年)10月25日 - 佐伯駅(さきえき)として国有鉄道(鉄道院)が開設[1]
  • 1962年昭和37年)1月15日 - 駅名の読みを「さきえき」に変更[1]
  • 1979年(昭和54年)6月10日 - 現2代目駅本屋完成[1]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)が継承。
  • 1992年平成4年)3月14日 - この日行われたダイヤ改正により、上り列車の大半を駅舎に接する1番のりば発着とする[4]
  • 2017年(平成29年)
    • 9月17日 - 台風18号の影響で駅構内が冠水[5]。当日より休止。
    • 9月19日 - 臼杵駅 - 当駅間および、当駅 - 延岡駅間で代行バス運転[6][7]
    • 9月20日 - 延岡駅 - 市棚駅間の運転再開に伴い[8]、延岡方面との代行バス輸送を市棚駅までに短縮[9]。また、特急停車駅のみ停車する代行バス輸送を延岡駅 - 臼杵駅間で運転開始[9][10]
    • 9月25日 - 当駅 - 市棚駅間で運転再開[11]。バス代行のうち、特急停車駅のみ停車する便の輸送終了[11]
    • 12月18日 - 臼杵駅 - 当駅間で運転再開(代行輸送は前日で終了)[12]

駅構造

鉄筋コンクリート造りの駅舎に接した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線と留置線数本を有する地上駅で、ホーム間の連絡には跨線橋を使う。ホームには廃止された「彗星」・「富士」・「日南」の号車案内が残っている。留置線では早朝に複数の列車が入換作業をする。

直営駅みどりの窓口を設置している。待合室内のキヨスクで柿の葉寿しを販売していたが、2017年9月に閉店している。

待合室には廃校になった学校から寄贈された黒板を利用した伝言板、テレビと飲料水自動販売機が設置されている。

駅正面横には佐伯市出身の幕内力士「嘉風」ののぼり旗が数本掲揚されている。

のりば

1 日豊本線 (下り) 延岡宮崎方面
(上り) 臼杵大分小倉方面
2 日豊本線 (上りのごく一部) 臼杵・大分方面
3 日豊本線 (下りのごく一部) 延岡方面
(上り) 臼杵・大分・中津方面(当駅始発)

利用状況

  • 2018年度の1日平均乗車人員は742人である[13]。(前年度比+30人)
乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000(平成12年) 1,062
2001(平成13年) 1,065
2002(平成14年) 1,017
2003(平成15年) 969
2004(平成16年) 922
2005(平成17年) 855
2006(平成18年) 845
2007(平成19年) 854
2008(平成20年) 817
2009(平成21年) 761
2010(平成22年) 767
2011(平成23年) 784
2012(平成24年) 827
2013(平成25年) 837
2014(平成26年) 787
2015(平成27年) 814
2016(平成28年) 805
2017(平成29年) 712
2018(平成30年) 742

駅周辺

駅は中心市街地の北端にあり、佐伯港に近い。商業地区の中心は駅から南へ1 - 2キロほど離れた地域に広がっている。駅前にはロータリーが整備されておりバスやタクシーが発着する。

バス路線

佐伯駅を発着する路線バスは全て大分バスが運行している。

  • 一般路線バス
    • 豊南高校、大手前方面、葛港方面(旧佐伯市内方面)
    • 海崎駅・浪太・浅海井・津井・蒲戸・大浜入口方面(旧上浦町方面)
    • 大手前・門前・久保(床木)方面(旧弥生町東部方面)
    • 大手前・番匠・畑木・風連鍾乳洞・野津南・犬飼久原・戸次・大分県立病院・大分方面(旧弥生町・臼杵市野津方面)
    • 大手前・番匠・畑木・波寄・小半鍾乳洞・虫月・上津川方面(旧本匠村方面)
    • 大手前・番匠・直見駅直川駅・横川・重岡駅・小野市方面(旧直川村・旧宇目町方面)
    • 大手前・地松浦・広浦・梶寄方面(旧鶴見町方面)
    • 大手前・土井・浦代・小浦・宮野浦方面(旧米水津村方面)
    • 大手前・土井・畑野浦・尾浦・西野浦・蒲江方面(旧蒲江町方面)
    • 大手前・川井・青山・山口・蒲江・丸市尾・波当津方面(旧蒲江町方面)
  • 県南高速リムジンバス:大分空港(大分交通との共同運行)

隣の駅

九州旅客鉄道
日豊本線
海崎駅 - 佐伯駅 - 上岡駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、21頁。 
  2. ^ 佐伯市防災会議 (2015年6月). “佐伯市地域防災計画(資料編)” (PDF). 佐伯市役所. p. 17. 2016年9月11日閲覧。
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  4. ^ “より利用しやすく JR佐伯駅がホームを変更”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 17. (1992年3月14日) 
  5. ^ 台風第18号による被害状況について(第1報) (PDF) - 国土交通省災害情報(2017年9月18日10:00現在)(2017年9月18日発表、9月19日閲覧。)
  6. ^ 鉄道代行輸送についてのご案内 (PDF) -九州旅客鉄道(2017年9月19日、同日閲覧)[リンク切れ]
  7. ^ “JR代行バス運行 利用者、早期復旧願う”. 大分合同新聞: p. 11(夕刊). (2017年9月19日) 
  8. ^ "台風第18号による被害状況について(第4報)" (PDF) (Press release). 国土交通省. 20 September 2017. 2017年9月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2017年9月24日閲覧鉄道関係
  9. ^ a b 日豊本線・豊肥本線の運転計画について(お知らせ) (PDF) -九州旅客鉄道(2017年9月20日発表、同日閲覧)- 九州旅客鉄道(2017年9月19日発表、同日閲覧)
  10. ^ “豊肥本線の運休区間が縮小…阿蘇~三重町間再開”. Response. (株式会社イード). (2017年9月22日). オリジナルの2017年9月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170923050010/https://response.jp/article/2017/09/22/300113.html 2017年9月24日閲覧。 
  11. ^ a b 【9 月 25 日(月)以降の運転計画】日豊本線・豊肥本線の運転計画について(お知らせ)- 九州旅客鉄道(2017年9月25日発表、同日閲覧。同日オリジナル (PDF) をアーカイブ化)
  12. ^ 日豊線臼杵-佐伯間運転再開 3カ月ぶり - 宮崎日日新聞(2017年12月19日朝刊掲載。(12月18日デジタル配信のネット版をアーカイブ化)
  13. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月29日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 佐伯駅(駅情報) - 九州旅客鉄道