川南駅
表示
川南駅 | |
---|---|
駅舎(2006年3月) | |
かわみなみ Kawaminami | |
◄都農 (6.9 km) (8.0 km) 高鍋► | |
所在地 | 宮崎県児湯郡川南町大字平田[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 305.6 km(小倉起点) |
電報略号 | ワミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
300人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)6月11日[2] |
備考 | 簡易委託駅[3] |
川南駅(かわみなみえき)は、宮崎県児湯郡川南町大字平田にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1921年(大正10年)6月11日:高鍋駅 - 美々津駅間の開通に伴い、開業[2]。
- 1959年(昭和34年)5月:駅舎改築工事落成[2]。
- 1973年(昭和48年)9月26日:貨物取扱廃止[4]。
- 1981年(昭和56年)4月14日:業務委託駅化[2](業務委託先は九鉄開発大分支社)[5]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR九州の駅となる[7]。
- 1989年(平成元年):駅舎改築[1]。
- 1996年(平成8年)6月1日:宮崎総合鉄道事業部発足により、大分支社から鹿児島支社に移管。
- 2022年(令和4年)4月1日:宮崎支社の発足により、鹿児島支社から同支社へ移管[8]。
駅構造
[編集]1線スルー構造の島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。川南町観光協会が駅舎管理を行っている[9]。2012年2月に跨線橋が撤去され、遮断機付き構内踏切(車いす対応スロープ付き)が新設された[10]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■日豊本線 | 上り | (上り)延岡方面・(下り)宮崎方面 | 交換列車のみ |
2 | 下り |
- 付記事項
- 「方向」は当駅で列車交換を行う場合の進行方向を指す。
- 上り方の線路は延岡方面に向かって左にカーブしており、通過列車であっても95 km/hの速度制限がかかる。かつては当駅で寝台特急「富士」の上下列車交換が行われていた。
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は300人である[11]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1996年 | 268 | - |
1997年 | 250 | |
1998年 | 272 | |
1999年 | 277 | |
2000年 | 271 | |
2001年 | 257 | |
2002年 | 234 | |
2003年 | 249 | |
2004年 | 243 | |
2005年 | 224 | |
2006年 | 224 | |
2007年 | 242 | |
2008年 | 262 | |
2009年 | 243 | |
2010年 | 240 | |
2011年 | 259 | |
2012年 | 278 | |
2013年 | 319 | |
2014年 | 311 | |
2015年 | 291 | |
2016年 | 非公表 | |
2017年 | ||
2018年 | 308 | [12] |
2019年 | 非公表 | |
2020年 | 249 | [13] |
2021年 | 264 | [14] |
2022年 | 274 | [15] |
2023年 | 300 | [11] |
駅周辺
[編集]川南町内唯一の駅で、海に近い場所にある。駅のすぐ西側を宮崎県道302号高鍋美々津線が日豊本線に並行して通っている。駅舎と反対側の駅の東側は海岸である。
川南町の中心部は当駅から西に約3 km離れた内陸部にあり、当駅の周辺は民家が数軒ある程度で商業施設などはない。平日と土曜の朝夕に限り、当駅と町中心部のトロントロンドーム[注釈 1]を結ぶシャトルバスが運行されている[16]。
- 伊倉浜自然公園
- 龍野神社
- 宮崎県道307号尾鈴川南停車場線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ※川南町文化ホールの愛称。同ホールの「サンA川南文化ホール-施設紹介」を参照。
出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、23頁。
- ^ a b c d 『川南町史』 川南町、1983年11月。
- ^ “車窓の風景花満開/JR川南駅”. 宮崎日日新聞 (宮崎日日新聞社): p. 21(朝刊). (2007年4月27日)
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、758頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “委託業務を一本化”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1981年4月26日)
- ^ “「通報」●久大本線庄内駅ほか16駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年10月30日)
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ “JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
- ^ 『駅管理職員を募集します』川南町観光協会、2013年12月24日
- ^ 川南町の玄関口「川南駅」 - 川南町役場 公式Facebook
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月26日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ 川南駅とトロントロンドームを結ぶシャトルバス運行中!! (PDF) - 川南町
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 川南駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
- 川南駅 | のんびり鉄道宮崎 - 宮崎県鉄道整備促進期成同盟会事務局