「田吉駅」の版間の差分
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|ローマ字 = Tayoshi |
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2020年2月15日 (土) 07:22時点における版
田吉駅* | |
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待合室 | |
たよし Tayoshi | |
所在地 | 宮崎県宮崎市大字田吉[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | タヨ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
37人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1996年(平成8年)7月18日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 日南線 |
キロ程 | 2.0 km(南宮崎起点) |
◄南宮崎 (2.0 km) (2.2 km) 南方► | |
所属路線 | 宮崎空港線 |
キロ程 | 0.0 km(田吉起点) |
◄**(南宮崎) (- km) (1.4 km) 宮崎空港► | |
備考 | 無人駅[1] |
田吉駅(たよしえき)は、宮崎県宮崎市大字田吉にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である[1]。
概要
当駅はもともと宮崎交通線の駅として1913年に開業したが、路線の廃止に伴い1962年に廃止された。翌1963年に日本国有鉄道(国鉄)が宮崎交通線の跡地を利用して日南線を開通させたのに伴い2代目駅が開業したが、利用客が少ないために1971年に廃止された。
その後国鉄分割民営化を経て1996年に宮崎空港線が開業した際、日南線と宮崎空港線の分岐駅として開業したのが現在(3代目)の当駅である。なお、当駅の所属線は日南線である[2]。
宮崎空港線は当駅が起点であるが全列車が日南線の起点である南宮崎駅まで乗り入れており、大半の列車はさらに日豊本線に乗り入れて宮崎駅あるいはその以北に直通している。当駅は「海幸山幸」以外の特急は全て通過する[3]。(特急車両が普通列車として運転される場合を除く。)
なお宮崎駅 - 当駅間は乗車券のみで「海幸山幸」の普通車自由席に乗車可能であり、当駅を跨いで乗車する場合も特急料金は当駅以南の区間のみで計算される。
歴史
- 1913年(大正2年)10月31日 - 宮崎交通線の駅として初代駅が開業する。
- 1962年(昭和37年)7月1日 - 宮崎交通線廃止に伴い駅が廃止される。
- 1963年(昭和38年)5月8日 - 国鉄 日南線の駅として2代駅が開業する。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 駅が廃止される[1]。
- 1996年(平成8年)7月18日 - JR日南線・宮崎空港線の駅として3代駅が開業する[1]。
- 2015年(平成27年)11月14日 - ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[4]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。線路脇に小さな待合所が置かれている[1]。無人駅である[1]。2線とも上下方向に信号機が設置されており、追い越し可能な構造となっている。日南線と宮崎空港線の分岐は鉄橋を挟んで志布志方にある分岐器で分岐する。
当駅で閉塞方式が変わり、日南線上り(南宮崎方面)と宮崎空港線は「特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)」、日南線下り(志布志方)は「特殊自動閉塞式(電子符号照査式)」となる。出発信号機すべてに電子符号照査式の車載機受信器があり、閉塞方式の異なる南宮崎方にも設置されているため、「車載機を押すな」という大きな標識が設置されている。
ICカード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの販売、およびチャージの取り扱いは行っていない。
SUGOCAは南宮崎駅方面、または宮崎空港駅方面のみ利用可能で、日南線の青島駅・油津駅方面へは利用できない。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■日南線 ■宮崎空港線 |
上り | 宮崎・延岡方面 | 上り一部列車は2番のりば |
■宮崎空港線 | 下り | 宮崎空港行き | ||
2 | ||||
■日南線 | 青島・志布志方面 |
利用状況
2015年度の1日平均乗車人員は37人である。近年の乗車人員は以下の通り[5]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1996年 | 18 |
1997年 | 28 |
1998年 | 27 |
1999年 | 30 |
2000年 | 31 |
2001年 | 30 |
2002年 | 31 |
2003年 | 28 |
2004年 | 24 |
2005年 | 30 |
2006年 | 25 |
2007年 | 30 |
2008年 | 32 |
2009年 | 28 |
2010年 | 40 |
2011年 | 37 |
2012年 | 36 |
2013年 | 40 |
2014年 | 39 |
2015年 | 37 |
駅周辺
周辺は航空法による開発規制のため、住宅地・田園地帯となっている。また、駅からは宮崎空港を発着する飛行機も見える。
隣の駅
※宮崎交通線時代は、当駅と南方駅の間に飛行場駅が存在した。
関連項目
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、25頁。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 但し2014年12月14日の青島太平洋マラソンの際に運転された青島駅発南宮崎駅行臨時普通列車と接続するため、宮崎空港行き「にちりん11号」が当駅で臨時停車として客扱いを行った例がある。
- ^ "宮崎エリアでSUGOCAが始まります!" (PDF) (Press release). 九州旅客鉄道. 17 September 2015. 2017年10月13日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧。
- ^ 宮崎県統計年鑑より。
- ^ 棒たおし!(宮崎ロケナビ) - 宮崎観光情報 旬ナビ(みやざき観光コンベンション協会、2011年12月1日更新、2013年8月23日閲覧)
外部リンク
- 田吉駅(駅情報) - 九州旅客鉄道