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|画像説明 = 駅舎(2013年5月) |
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|よみがな = くざかい |
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2020年2月15日 (土) 07:28時点における版
区界駅 | |
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駅舎(2013年5月) | |
くざかい Kuzakai | |
◄上米内 (25.7 km) (8.0 km) 松草► | |
所在地 | 岩手県宮古市区界1-1009 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■山田線 |
キロ程 | 35.6 km(盛岡起点) |
電報略号 | クヒ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
1人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)9月25日[1] |
備考 | 無人駅 |
区界駅(くざかいえき)は、岩手県宮古市区界にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山田線の駅である。
標高744mで、山田線の最高地点であるのと同時に、東北地方では最高所に位置する鉄道駅でもある。
歴史
- 1928年(昭和3年)9月25日:開業[1]。当時は終着駅[1]。
- 1930年(昭和5年)10月31日:松草駅まで延伸[1]。途中駅となる[1]。
- 1960年(昭和35年)7月15日:小口扱を除く貨物取扱を廃止。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物取扱を完全廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[1]。
- 2015年(平成27年)12月11日:土砂流入災害により営業休止。窓口業務は継続。
- 2016年(平成28年)9月30日:この日限りで窓口業務を休止。
- 2017年(平成29年)11月5日:上米内 - 川内の復旧により営業再開。同時に窓口業務を再開。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)3月16日:ダイヤ改正により、快速リアスが全便通過となり、当駅停車は普通列車のみとなる。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。木造平屋建ての駅舎は開業当時のものを使用している。
CTC化される前は連査閉塞を採っており、当駅が交換可能駅(相対式ホーム2面2線で、ホーム間は構内踏切で連絡)であったことから運転取り扱い業務を要していたため、直営駅となっていた。駅員は5時45分から20時45分までの特殊日勤で、全盛期には駅員が6名(駅長、助役2名を含む)配置され、上米内駅や川内駅へ助勤要員を派遣していた。最末期は3名(駅長を含む)となっていた。POS端末が設置され、指定券は料金補充券で対応していた。
CTC化に伴い、現在は終日無人駅となり、上記構造のように棒状単線駅に改築された。
かつては当駅から宮古寄りが釜石運輸長管轄となっていた。現在は盛岡地区駅長管轄となっている。
利用状況
2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は1人である[利用客数 1]。JR東日本の駅では最も乗降人員が少ない駅であり、交換駅としての使命が高かったため、利用者は国鉄時代から少ない。2018年(平成30年)に無人化されるまでJR東日本管内の有人駅で最も利用者数が少ない駅となっていた[利用客数 1](2004年度までは最下位はあきた白神駅だった)。もともと区界集落は山間地域で人口が少なく、自動車の所有が顕著なことも利用者が少ない理由の一つといえるが、それにもかかわらず当駅は1980年代以降急行が夏季と冬季にそれぞれ臨時停車していたことがあり、その後も2019年(平成31年)3月16日に快速「リアス」が全便通過となるまで「リアス」1往復が当駅に停車していた。
近年の推移は下記のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 10 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 10 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 11 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 9 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 9 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 5 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 5 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 5 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 3 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 1 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 2 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 2 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 3 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 2 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 2 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1 | [利用客数 1] |
駅周辺
隣の駅
2016年3月26日のダイヤ改正以降、隣駅となった上米内駅との距離25.7km(営業キロ)がJR東日本管内の在来線で最長の駅間距離となっている(それまでは只見線・只見駅 - 大白川駅間の20.8km(同)が最長であった)。
脚注
記事本文
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、18-19頁。
- ^ a b "山田線における安全安定輸送に向けた取り組みについて" (PDF) (Press release). JR東日本盛岡支社. 22 February 2018. 2018年4月21日閲覧。
- ^ “JR山田線4駅、無人化検討 運行管理効率化へ”. 岩手日報. (2018年2月23日). オリジナルの2018年4月21日時点におけるアーカイブ。 2018年4月21日閲覧。
- ^ “最終列車見送る駅長 きょうから5駅で無人化”. 毎日新聞. (2018年4月22日). オリジナルの2018年4月22日時点におけるアーカイブ。 2018年4月22日閲覧。
利用状況
- ^ a b c “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “各駅乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2017年1月5日閲覧。
- ^ “各駅乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2017年1月5日閲覧。
- ^ “各駅乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。