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「あわら湯のまち駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:32時点における版

あわら湯のまち駅
あわら湯のまち駅 駅舎
あわらゆのまち
Awara-Yunomachi
E39 番田 (1.7 km)
(2.0 km) 水居 E41
地図
所在地 福井県あわら市二面33-1-5[1]
北緯36度13分23秒 東経136度11分37秒 / 北緯36.22306度 東経136.19361度 / 36.22306; 136.19361
駅番号 E40
所属事業者 えちぜん鉄道
所属路線 三国芦原線
キロ程 20.0km(福井口起点)
福井から21.5 km
電報略号 ワラ(国鉄駅)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式2面2線
開業年月日 1911年明治44年)12月15日
備考 有人駅
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駅全景

あわら湯のまち駅(あわらゆのまちえき)は、福井県あわら市二面にある、えちぜん鉄道三国芦原線駅番号E40

路線名にも冠される同線の主要駅で、芦原温泉の玄関口の一つ。

歴史

  • 1911年明治44年)12月15日 - 鉄道院三国線芦原駅が開業。一般駅
  • 1928年昭和3年)12月30日 - 三国芦原電鉄の芦原駅が開業(共用駅)。
  • 1934年(昭和9年)3月1日 福井 - 金津 - 三国港間に、三国線直通のガソリンカー(気動車)を運転開始、後に武生まで延長運転。蒸気機関車列車も併用運行。
  • 1940年(昭和15年)11月1日 軍備によるガソリン消費規制から三国線直通のガソリンカーが廃止され、元の蒸気機関車列車に置き換える。
  • 1942年(昭和17年)9月1日 - 三国芦原電鉄が京福電気鉄道に合併、路線は同社の三国芦原線となる。
  • 1944年(昭和19年)10月11日 - 国有鉄道線の三国線が休止。三国線の芦原駅休止。
  • 1946年(昭和21年)8月15日 - 国鉄が三国線の金津 - 芦原間営業再開。芦原駅営業再開。三国線の列車が京福芦原 - 三国港間へ乗り入れ(一部列車による片乗り入れ)。
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月1日 - 国鉄三国線廃止。三国線廃止に伴い日本国有鉄道の芦原駅廃止。京福電気鉄道の芦原駅を芦原湯町駅に改称。三国線代替路線として国鉄バス金津三国線が開業し、国鉄バスの自動車駅が併設される。
    • 3月15日 - 三国線芦原駅廃止に伴い金津駅を芦原温泉駅に改称。
  • 2001年平成13年)6月25日 - 越前本線での事故のため営業休止。
  • 2003年(平成15年)
    • 7月20日 - 駅名をあわら湯のまち駅に改称[2]
    • 8月10日 - えちぜん鉄道の駅として営業再開。

駅構造

相対式2面2線のホームを有する地上駅駅舎はホームの北側にあり、手前側の1番線が福井方面行き、構内踏切を渡った先の南側・2番線が三国港方面行きである。

レンガ造風で平屋建ての駅舎は京福時代からの年季のはいったもので、えちぜん鉄道のペナントが吊るされた屋根と待合室がある。有人駅で、改札口隣の表玄関左側にはあわら市観光案内所の「あわら温泉処 おしえる座ぁ」が併設されていて売店も兼ねている。

この駅舎は1975年に建て替えられたものだが、当時は京福電鉄だけでなく国鉄バス金津三国線(国鉄三国線廃止代替、1987年廃止)も使用した合築駅舎であり、国鉄中部自動車局も費用を負担していた(『国鉄自動車五〇年史』より)。

駅裏にはホームを跨ぐ自由通路がある。

駅周辺

芦原温泉街の南端に位置し、駅の北側には広範囲にわたって旅館が立つ。そのほか、南側を中心に閑静な住宅街も広がっている。

JR北陸本線にも芦原温泉駅があり、バスに乗り換えた上で芦原温泉を訪れる遠距離の旅行客も多く、当駅を利用する旅行客は多いとは言えない。

ただし温泉街には当駅の方が近い。また、駅前のロータリーから当駅と芦原温泉駅間などを結ぶバスの停留所もあることから、電車やバスの到着直後は三国芦原線の福井市外の駅で最も賑わいを見せる。

駅前広場を挟んで反対側には駐輪場・駐車場(40台)があり、無料のレンタサイクル(10台)も用意されている。

駅前(駅北側)
駅裏(駅南側)
駅近郊
  • あわら市保健センター(あわら市役所市民課芦原分室併設)
  • 三国競艇場

バスのりば

停留所名は「あわら湯のまち駅」。駅舎の正面に京福バス1番のりば、進行方向後方へ順に2番のりば、タクシーのりばを挟んで3番のりばと続く。

番号 路線 行先
1 84 東尋坊線 芦原温泉駅
一部の便は87永平寺・東尋坊線 本丸岡永平寺口駅前永平寺門前永平寺町)まで直通運転
2 85 東尋坊線 松島水族館東尋坊三国港駅前三国駅経由 三国観光ホテル前(坂井市三国町)
3 三国競艇送迎 三国競艇場(坂井市三国町)

<期間限定運行便>

  • 芝政ワールドゆき「芝政ワールド線」(2014年7月19日~8月31日の毎日運行、京福バスが運行)
  • 勝山恐竜博物館ゆき「あわら恐竜号」(2014年7月19日~8月31日の毎日運行、京福バスが運行)

あわら市コミュニティバスは廃止、利用者事前登録制・デマンド型の乗合タクシーとなった。

隣の駅

えちぜん鉄道
三国芦原線
快速(週1回運転の「めざましトレイン」)
西長田ゆりの里駅 (E35) ← あわら湯のまち駅 (E40)三国駅 (E43)
快速(上記以外の列車)
本荘駅 (E38) ← あわら湯のまち駅 (E40) ← 三国駅 (E43)
普通
番田駅 (E39) - あわら湯のまち駅 (E40) - 水居駅 (E41)
  • 快速は「めざましトレイン」を含め上りのみ運転。

かつて存在した路線

日本国有鉄道
三国線
金津駅 - 芦原駅 - 三国駅
  • 駅名は廃線当時のもの。

脚注

  1. ^ あわら湯のまち駅 ダイヤ - えちぜん鉄道
  2. ^ 『RAIL FAN』第50巻第10号、鉄道友の会、2003年10月1日、23頁。 

関連項目

外部リンク