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「礼文駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:39時点における版

礼文駅
駅舎(2017年9月)
れぶん
Rebun
H45 小幌 (6.1 km)
(4.1 km) 大岸 H43
地図
所在地 北海道虻田郡豊浦町字礼文華
北緯42度34分49.51秒 東経140度35分42.04秒 / 北緯42.5804194度 東経140.5950111度 / 42.5804194; 140.5950111 (礼文駅)
駅番号 H44
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 23.6 km(長万部起点)
電報略号 レン
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1928年昭和3年)9月10日
備考 無人駅
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礼文駅(れぶんえき)は北海道虻田郡豊浦町字礼文華(れぶんげ)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。駅番号H44電報略号レン。当駅から長万部方面は函館支社の管轄になる。また、2016年留萌本線礼受駅の廃止以降、JRでは唯一「れ」から始まる駅となった。

歴史

1976年の礼文駅と周囲約1km範囲。右下が東室蘭方面。単式と島式の複合ホーム2面3線、駅裏に2本の砂利線、駅舎横長万部側の貨物ホームへ引込み線を有している。
ここも隣の大岸駅同様に開設当初から長らく相対式ホーム2面2線で運用され、また駅裏の砂利線も東室蘭方からの2本の引込み線として当初より設置されていた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在地名の「礼文華(れぶんげ)」を略したものである[1]

「礼文華」はアイヌ語に由来し、上原熊次郎による「レプンケㇷ゚(repun-ke-p)」に由来するとする解が有力である[2]。これは「沖の(方へ)・削る・もの」すなわち「断崖」を意味し、現在の大岸地区のすぐ西の岬の名から出たとされている[2]

このほか、永田方正が「レプンケㇷ゚(rep-un-kep)」(沖へ流れ出る所)とする説[2]、1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』が「レプンケプ」(沖へ突き出ている所)とする説を紹介しているが[1]、北海道が1999年(平成12年)に編纂した「アイヌ語地名リスト」において、この2説は疑わしいとされている[2]

駅構造

単式島式複合型の2面3線を有する地上駅。互いのホームは岩見沢方の構内踏切で連絡している。1993年(平成5年)時点では上りホーム(駅舎側)に長万部方から分岐した側線を1本、下りホームの外側にバラスト積出用の側線を2本有していた[3]

長万部駅管理の無人駅

駅舎は線路の西側(岩見沢方面に向かって右側)に位置し、開業当初の駅舎は改築されサイディングが張られ出窓を有する一見住宅風の[4]駅舎となった。駅舎内にトイレを有する。

利用状況

  • 1981年度の1日乗降客数は123人[5]
  • 1992年度の1日乗降客数は40人[3]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[6]

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
小幌駅 (H45) - *鳥伏信号場 - 礼文駅 (H44) - 大岸駅 (H43)
*打消線は廃止信号場

脚注

  1. ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、64頁。ASIN B000J9RBUY 
  2. ^ a b c d アイヌ語地名リスト ル~ワ P141-145”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年6月17日閲覧。
  3. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)82-83ページより。
  4. ^ 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)141ページより。
  5. ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)74ページより。
  6. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。

関連項目

外部リンク