「礼文駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2017年9月) |
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|よみがな= れぶん |
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|ローマ字= Rebun |
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2020年2月15日 (土) 08:39時点における版
礼文駅 | |
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駅舎(2017年9月) | |
れぶん Rebun | |
◄H45 小幌 (6.1 km) (4.1 km) 大岸 H43► | |
所在地 | 北海道虻田郡豊浦町字礼文華 |
駅番号 | ○H44 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■室蘭本線 |
キロ程 | 23.6 km(長万部起点) |
電報略号 | レン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)9月10日 |
備考 | 無人駅 |
礼文駅(れぶんえき)は北海道虻田郡豊浦町字礼文華(れぶんげ)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はH44。電報略号はレン。当駅から長万部方面は函館支社の管轄になる。また、2016年の留萌本線の礼受駅の廃止以降、JRでは唯一「れ」から始まる駅となった。
歴史
- 1928年(昭和3年)9月10日:鉄道省長輪線静狩駅 - 伊達紋別駅間開通に伴い開業[1]。一般駅。
- 1931年(昭和6年)4月1日:長輪線を室蘭本線に編入、それに伴い同線の駅となる。
- 1980年(昭和55年)5月1日:貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:無人(簡易委託)化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1989年(平成元年)12月:駅舎改築。
- 時期不詳:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
所在地名の「礼文華(れぶんげ)」を略したものである[1]。
「礼文華」はアイヌ語に由来し、上原熊次郎による「レプンケㇷ゚(repun-ke-p)」に由来するとする解が有力である[2]。これは「沖の(方へ)・削る・もの」すなわち「断崖」を意味し、現在の大岸地区のすぐ西の岬の名から出たとされている[2]。
このほか、永田方正が「レプンケㇷ゚(rep-un-kep)」(沖へ流れ出る所)とする説[2]、1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』が「レプンケプ」(沖へ突き出ている所)とする説を紹介しているが[1]、北海道が1999年(平成12年)に編纂した「アイヌ語地名リスト」において、この2説は疑わしいとされている[2]。
駅構造
単式・島式複合型の2面3線を有する地上駅。互いのホームは岩見沢方の構内踏切で連絡している。1993年(平成5年)時点では上りホーム(駅舎側)に長万部方から分岐した側線を1本、下りホームの外側にバラスト積出用の側線を2本有していた[3]。
駅舎は線路の西側(岩見沢方面に向かって右側)に位置し、開業当初の駅舎は改築されサイディングが張られ出窓を有する一見住宅風の[4]駅舎となった。駅舎内にトイレを有する。
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駅舎(2008年10月)
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ホーム(2017年9月)
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構内踏切(2017年9月)
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駅名標(2017年9月)
利用状況
駅周辺
- 北海道道608号大岸礼文停車場線・北海道道609号礼文停車場線
- 伊達警察署礼文華駐在所
- 礼文郵便局
- いぶり噴火湾漁業協同組合礼文出張所
- 内浦湾
- 豊浦町立礼文華小学校
- 礼文華川
- 礼文華海岸 - 奇岩で有名。
- 豊浦町営バス「礼文駅前」停留所 - 旧国鉄バス羊蹄線
隣の駅
脚注
- ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、64頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b c d “アイヌ語地名リスト ル~ワ P141-145”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年6月17日閲覧。
- ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)82-83ページより。
- ^ 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)141ページより。
- ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)74ページより。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。