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「掛澗駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:42時点における版

掛澗駅
駅舎(2018年6月)
かかりま
Kakarima
N66 渡島砂原 (3.7 km)
(2.9 km) 尾白内 N64
地図
所在地 北海道茅部郡森町砂原西3丁目
北緯42度7分9.16秒 東経140度38分45.94秒 / 北緯42.1192111度 東経140.6460944度 / 42.1192111; 140.6460944 (掛澗駅)
駅番号 N65
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線(砂原支線)
キロ程 29.0 km(大沼起点)
電報略号 リマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1927年昭和2年)12月25日
備考 無人駅
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掛澗駅
かかりま
Kakarima
押出
所在地 北海道茅部郡砂原村
所属事業者 渡島海岸鉄道
所属路線 渡島海岸鉄道線
キロ程 6.3 km(起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1927年昭和2年)12月25日
廃止年月日 1945年(昭和20年)1月25日
備考 押出停留所、東掛澗停留所は営業キロの設定なし
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掛澗駅(かかりまえき)は、北海道渡島総合振興局茅部郡森町砂原西3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)のである。駅番号N65電報略号リマ

歴史

1976年の掛澗駅と周囲約1km範囲。右が鹿部・大沼方面。渡島海岸鉄道の旧駅は当駅より海岸寄りに位置した。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地区名より。地域名は和名と思われ、「舟がかりする・入江」の意味とされる[5]。地区名はかつて「船かかりま」と言っていたのが「かかりま」に短縮され「掛澗」の字を当てた[6]

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[7]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム中央部分を結んだ跨線橋で連絡している[7]。駅舎側(北側)ホームが上り線、対向側ホームが下り線となっている(番線表示なし)[7]。上下線共に安全側線を有する[7]。尚、1983年(昭和58年)4月時点では、対向側ホームの下り線は上下共用であった[8]。また、下り線大沼方と上下共用線森方とを結ぶ亘り線の変形的な中線を1線有していた[8]。この中線は1993年(平成5年)3月時点では撤去されていた[7]。転轍機の形状は上り線からの片開き分岐である[7]

森駅管理の無人駅となっている。駅舎は構内の北側に位置しホーム西側に接している[7]有人駅時代の駅舎は改築され、サイディング張りの小ぢんまりとした駅舎が建築されている[9]。駅舎とは別棟でトイレ棟を有する[9]。有人駅時代の駅舎は鹿部駅などと同形であった[8]。駅の標高は18.5mである[7]

渡島海岸鉄道

渡島海岸鉄道時代の掛澗駅は、現在の駅の北西[1]、掛澗漁港から国道278号に至る道路の交差点附近に位置した[10]。跡地は2003年(平成15年)時点では空地になっていた[10]

また、砂原線に転用されなかった線路跡は、2003年(平成15年)時点では国道278号に転用されていた[10]

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は59人[8]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は188人[7]

駅周辺

内浦湾の海岸に近い[7]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線(砂原支線)
渡島砂原駅 (N66) - 掛澗駅 (N65) - 尾白内駅 (N64)

かつて存在した路線

渡島海岸鉄道
渡島海岸鉄道線
尾白内駅 - 尾白内学校裏停留所 - 押出停留所 - 掛澗駅 - 東掛澗停留所 - 度杭崎停留所 - 砂原駅

脚注

  1. ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)14,27ページより。
  2. ^ 座標:北緯42度7分20.8秒 東経140度38分41.8秒 / 北緯42.122444度 東経140.644944度 / 42.122444; 140.644944
  3. ^ a b c 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
  4. ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧
  5. ^ アイヌ語地名リスト オニシベ~キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  6. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)31ページより。
  7. ^ a b c d e f g h i j 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)39ページより。
  8. ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)54ページより。
  9. ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)22ページより。
  10. ^ a b c 書籍『鉄道廃線跡を歩くX』(JTBパブリッシング2003年10月発行)49ページより。

関連項目

外部リンク