「神戸駅 (群馬県)」の版間の差分
地図記載、位置図記載、座標情報追記 |
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|画像説明 = 神戸駅 |
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|よみがな = ごうど |
|よみがな = ごうど |
2020年2月15日 (土) 09:17時点における版
神戸駅 | |
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神戸駅 | |
ごうど GÔDO | |
◄WK11 小中 (2.0 km) (7.0 km) 沢入 WK13► | |
所在地 | 群馬県みどり市東町神戸891 |
駅番号 | WK12 |
所属事業者 | わたらせ渓谷鐵道 |
所属路線 | ■わたらせ渓谷線 |
キロ程 | 26.4 km(桐生起点) |
電報略号 | コト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
227[1]人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)9月5日 |
神戸駅(ごうどえき)は、群馬県みどり市東町神戸にあるわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。東町の中心は花輪駅のある花輪地区だが、玄関駅は当駅である。草木湖観光へのアクセスとしても重要な駅である。
この駅から沢入駅までの約6 kmは急勾配区間で、草木ダムの堤体高さ(約140 m)と同じ高低差を草木トンネルで一気に登っていく。駅番号はWK12。
駅構造
国鉄時代は2面3線だったが、第三セクターへの転換後は2面2線の相対式ホームとなった。
無人駅であるが、土日・祝日や行楽シーズン、団体客が利用するときには、職員が出向して有人駅となる。ただし改札は行わず、無人駅と同様に車内精算するか、自動券売機で切符を購入する。自動券売機は、レストラン「清流」の営業時間内のみ駅構内で利用できる。営業時間外は、整理券での乗車になる。
駅舎側が足尾方面、反対側のホームが桐生方面で、残る線は列車のレストラン「清流」(次節)が利用している。
スロープが桐生寄りにある(第3種踏切である)。足尾行きのホーム側にも桐生行き用の信号機があり、2006年3月17日まで使われていた。臨時で使用する場合に備えて、そのままになっている。(2010年度も8月に当駅止まりの列車がある。)
駅前広場には路線バスの停車・転回スペースがあるほか、大型観光バス用が数台分、乗用車用も10数台分の駐車枠があるが、毎年4月の「神戸駅花桃まつり」の際は駐車場がイベントスペースとなり、一般車の駅前乗り入れはできなくなる[2]。
列車のレストラン「清流」
けごんとして東武鉄道日光線を走っていた元1720系「デラックス・ロマンス・カー」の4両目と5両目の2両を利用した列車レストラン。 当初は清流にちなんだ青色に塗装されていたが、2011年(平成23年)1月末に現役当時の塗装に復元された[3]。 車両室内は、テーブルの設置以外殆ど改造されておらず、当時のままの姿を保っている。
- 駅弁 土曜休日を中心に車内での販売も行われることがある。
- トロッコ弁当
- やまと豚弁当
- のりば
(駅舎側) | ■わたらせ渓谷線 下り | 足尾方面 |
---|---|---|
(反対側) | ■わたらせ渓谷線 上り | 桐生方面 |
利用状況
富弘美術館の最寄り駅として、特に土日祝日は大変賑わう。旅行会社が実施する日光東照宮・中禅寺湖・草木湖観光へのツアーで、わたらせ渓谷鐵道を利用する場合、バスの発着ができる同駅を利用するため、バスツアー客の利用も多い。鉄道の他、路線バスの拠点となっており、草木湖湖畔にアクセスするバスの発着が多く設定されている。路線バス発着便のほとんどが列車に接続しているため、乗り継ぎの便が良い。
列車発車時に上下線共に発車音が鳴る(車内放送設備にて)。
1日乗降人員推移 [1] | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 229 |
2012年 | 246 |
2013年 | 206 |
2014年 | 219 |
2015年 | 227 |
駅周辺
以下、バス利用。
路線バス
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
小中線 | 改善センター、小中橋、花小橋 | 追付橋 | 赤城観光自動車 | 1日1本 | |
二区集会所線 | 改善センター、小中橋、二区集会所、花小橋 | 神戸駅 | 1日1本 | ||
花輪線 | 改善センター、小中橋、大曲 | 花輪駅 | 1日1本 | ||
沢入線 | 改善センター、ダムサイド 、富弘美術館 | 沢入駅 | |||
美術館線 | 改善センター、ダムサイド 、富弘美術館 | 国民宿舎 | |||
童謡ふるさと館、ダムサイド 、富弘美術館 | 国民宿舎 |
歴史
ディーゼル化される前は、C12形蒸気機関車の牽引で貨物・客車列車を運行していた。当駅より足尾本山側は急勾配が続くため、重連による蒸気機関車の運行を行っていた(この駅が重連の拠点となっていた)が、草木トンネルの開通に伴い無煙化された。
開業当時は、兵庫県神戸市の神戸駅との混同を防ぐため神土駅とされたが、わたらせ渓谷鐵道への転換時に本来の地名にあわせ、現駅名に改称された。
- 1912年(大正元年)9月5日:足尾鉄道大間々町 - 当駅間開通に伴い開業。
- 11月11日:当駅 - 沢入駅間延伸開業
- 1913年(大正2年)10月13日:足尾鉄道を国が借入れ。足尾線(桐生 - 足尾間)に改称
- 1918年(大正7年)6月1日:国有化。国有鉄道の駅となる。
- 1973年(昭和48年)6月27日:草木ダム建設に伴い、当駅 - 沢入間線路付け替え。草木駅を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月29日:JR足尾線の第三セクター鉄道転換により、わたらせ渓谷鐵道の駅となる。同時に駅名を神戸駅に改称。無人化。
- 1996年(平成8年)4月9日:構内に列車のレストラン「清流」がオープン。
その他
- 江崎グリコ「プリッツ」のTVCMロケ地として使用された(2010年4月20日 - )。
- 映画「天使の恋」のラストシーンのロケ地として使用された。
- 地元みどり市出身である小倉唯写真集「yui memory」のロケ地として使用された。
隣の駅
- わたらせ渓谷鐵道
- ■わたらせ渓谷線
- トロッコ列車「トロッコわたらせ渓谷号」「トロッコわっしー号」停車駅
関連項目
脚注
- ^ a b 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2018年3月20日閲覧
- ^ 車は置いて、列車に乗って行こう! 神戸駅花桃まつり ~300本の花桃に囲まれて~ - わたらせ渓谷鉄道イベント情報(2016年版/2017年1月17日閲覧)
- ^ 東武デラックス・ロマンス・カーの色に復元しました - わたらせ渓谷鐵道 列車のレストラン「清流」(2017年版/2017年1月17日閲覧)
外部リンク
- 神戸駅 - わたらせ渓谷鐵道