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2020年3月17日 (火) 09:14時点における版
スティング Sting CBE | |
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2018年4月にロイヤル・アルバート・ホールで開催されたクイーンバースデーパーティー | |
基本情報 | |
出生名 | ゴードン・マシュー・トーマス・サムナー |
生誕 |
1951年10月2日(73歳) イングランド ノーサンバーランド州ウォールズエンド |
ジャンル | ロック, ニュー・ウェイヴ, オルタナティヴ・ロック,ポストパンク, ポップ・ミュージック, レゲエ, クラシカル |
職業 | ミュージシャン, シンガーソングライター, プロデューサー, 俳優 |
担当楽器 | ヴォーカル, ベース, アコースティックギター, |
活動期間 | 1974年 — 現在 |
レーベル |
A&Mレコード ドイツ・グラモフォン ユニバーサル |
共同作業者 | ザ・ポリス |
公式サイト | Sting |
著名使用楽器 | |
MC-944 Musician Bass (fretless),Spector NS-2,Fender Jass Bass,Fender Tele Bass |
スティング(Sting、本名:ゴードン・マシュー・トーマス・サムナー Gordon Matthew Thomas Sumner, CBE、1951年10月2日 - )は、イングランド出身のミュージシャン、シンガーソングライター、俳優。
1977年にロックバンド「ポリス」を結成し、ベーシスト兼ボーカルとして活躍した。ポリス活動休止後はソロ・アーティストに転じ、グラミー賞など数々を受賞。俳優としても知られている。ポリス在籍期とソロ活動のアルバムの売り上げは一億枚を超えている。
妻は女優トゥルーディー・スタイラー、息子はフィクション・プレインのボーカル担当ジョー・サムナー、娘は歌手のエリオット・サムナー(デビュー時の名はアイ・ブレイム・ココ(I Blame Coco))。身長181cm。
来歴
ニューカッスルのカトリック系男子校、セント・キャスバート・グラマー・スクールを卒業後、ウォーリック大学に通っていたが卒業はしていない。なお実家は牛乳屋であり、兄が継いでいる。1971年から1974年の間、イングランド北部教員養成大学(現ノーザンブリア大学)に通い、卒業後はニューカッスル北部にあるセント・ポール小学校の国語教師として5歳から9歳までの児童を受け持った。「高校教師」という邦題の曲のために高校教師だったと誤解されることが多いが[要出典]、この歌は教育実習で15歳の生徒を担当した経験を元にしたものである(ただし、実体験を表したものではなく、彼によると、人気絶頂のロック・スターと若い女性ファンとの関係を暗喩として表したもの[1])。
ビートルズ[2][3]、キンクス[3]で音楽に興味を持ち、ボブ・ディラン[2]、セロニアス・モンク[2]、チャーリー・ミンガス[2]、マイルス・デイヴィス[3]、ジョン・コルトレーン[3]の影響を受けて育つ。教員養成大学在学時、毎夜地元のジャズ・セッションに参加した[3]。ニューカッスル・ビッグ・バンドにベーシストとして参加、1972年、スティングにとってはじめてのアルバム『Newcastle Big Band』をリリース[3]。1974年ジャズ・ロック・バンドラスト・イグジットを結成して活動していたところ[3]スチュワート・コープランドに誘われて1976年にロンドンで活動することを決め[2]、ヘンリー(アンリ)・パドゥバーニと共にポリスを結成する[4][5]。ポリス結成以前のライブなどで、蜂を連想させる黄色と黒の縞の上着を愛用していたことからスティング(sting=「ちくりと刺す」の意味)と呼ばれるようになった。その後、アンディー・サマーズが加わり4人編成となった[6][7]が、ヘンリーが脱退しトリオとなる。
1984年にバンドの活動が停止。
1985年、ソロ活動を本格的に開始。ジャズ・ミュージシャン(ケニー・カークランド、オマー・ハキム、ブランフォード・マルサリス他)を起用してアルバムを制作し、注目を浴びた。第一次スティング・バンドの練習など「バンドが生まれる時を記録した」模様はVHSビデオに収めて公開(「ブルー・タートルの夢〜 A Band Is Born」)されている。また、同年にはスティングがゲスト参加したマイルス・デイヴィスのアルバム『ユア・アンダー・アレスト』や、ダイアー・ストレイツの楽曲「マネー・フォー・ナッシング」も発表された。
日本のキリンのビール「トゥギャザー」のCMソングを依頼され、「We'll be together」を作曲し、CMにも出演した。
1994年には、宮崎シーガイアのCMに出演し、キャンペーンソング『Take Me to the sunshine』を提供し、また、別テイクのタワーホテルのCMでは、『When we dance』を提供し、同施設のこけら落しライブも行っている。しかし、その後、来日時に受けた共同記者会見の席上で、宮崎シーガイアが地域の自然を破壊し問題視されているという主旨の質問を記者より受け、急遽、CMを降板するに至る。
1999年に発表した『ブラン・ニュー・デイ』は、第42回グラミー賞を2部門で受賞。
熱帯雨林の保護活動家、国際的な人権保護運動家の側面を持つ。
ベーシストとしても一流であり、ポリスのアンサンブルを語る上で欠かせないものである。アコースティックで培ったダイナミズムをエレクトリックに反映させた骨太の音で、時にはテクニカルにビートの隙間を縫うようなフレーズを歌いながら難なく弾きこなす。エレクトリックベースの奏法については、米国のセッションベーシスト、キャロル・ケイの教則本から多くの事柄を学んでおり、後年、彼女のサイトに「ベースが本来、なすべき以上のことを教えてくれた」と賛辞を送っている。スティングのベースプレイでは、古典的なソウルやラテンロックを踏まえつつ、レゲエ、ジャズのテイストがより大胆に取り入れられている。2005年にはベーシストとしてt.A.T.u.のセカンドアルバムにスポット参加している。また、ドラマーのヴィニー・カリウタなどとも共演している。
2002年に開催された冬季オリンピックのオープニングでは、世界的チェリストのヨーヨー・マと Fragile を共演。911テロの直後でもあり、大勢に感動を与えた。
最近はクラシック音楽への傾倒が注目される。2006年にはジョン・ダウランド作品を集めた『ラビリンス - Songs From The Labyrinth』を名門クラシックレーベルのドイツ・グラモフォンから発表し、クラシック界からも注目を浴びた。また、2009年にも、パーセルやシューベルトなどの作品を集めたクラシック・テイストの『ウィンターズ・ナイト If on a Winter's Night』を、2010年には、自身のヒット曲を、クラシック・アレンジのもとオーケストラ伴奏でセルフ・カバーした、『シンフォニシティ Symphonicities』を、いずれもグラモフォンから出した。
代表曲に「Every Breath You Take」(ポリス時代)、「Roxanne」(ポリス時代)、「Fields of Gold」、「Fragile」、「Englishman in New York」、「Shape of My Heart」(映画『レオン』主題歌)等がある。映画の主題歌や挿入歌に使用される事が多く、それらの一部を集めた、全17曲のアルバム「Sting at the Movies」(1997)がある。その後、同アルバムは、映画「阿修羅城の瞳」公開時に使用された「My Funny Valentine」を収録し、半分近くを差し替えた「My Funny Valentine at the Movies」(2005)へと更新されている。2018年に発表した『44/876』は、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムを受賞。
2015年11月13日のパリ同時多発テロ事件から1年後の2016年11月12日、この事件で90人が亡くなったバタクランの再開のコンサートを行ったのはスティングであった。1,500席は半時間ほどで売り切れ、うち1,000席の売上は被害者団体に寄付された[8][9][10]。
ディスコグラフィ
ポリス
アルバム
- 1978年 『アウトランドス・ダムール』 - Outlandos d' Amour
- 1979年 『白いレガッタ』 - Reggatta de Blanc
- 1980年 『ゼニヤッタ・モンダッタ』 - Zenyatta Mondatta
- 1981年 『ゴースト・イン・ザ・マシーン』 - Ghost in the Machine
- 1983年 『シンクロニシティー』 - Synchronicity
- 1986年 『ポリス・ザ・シングルス〜見つめていたい』 - Every Breath You Take:The Singles
- 1995年 『ポリス・ライヴ』 - Live!
ソロ
シングル
- ラシアンズ Russians/ガブリエル賛歌 Gabriel's Message(1985年、A&M・キャニオンレコード、AMP-240)
- セット・ゼム・フリー If You Love Somebody Set Them Free/アナザー・デイ Another Day(1985年12月5日、A&M・キャニオンレコード、AMP-220)
- セット・ゼム・フリー If You Love Somebody Set Them Free/アナザー・デイ Another Day(1986年、A&M・キャニオンレコード、7Y3027)
- イングリッシュマン・イン・ニューヨーク Englishman In New York(1988年、A&M・キャニオンレコード、7Y3061)
アルバム
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UK [11] |
AUS [12] |
AUT [13] |
FRA [14][15] |
GER [16] |
NLD [17] |
NOR [18] |
SWE [19] |
SWI [20] |
US [21] | ||||
1985 | 『ブルー・タートルの夢』 - The Dream of the Blue Turtles |
3 | 1 | 13 | 4 | 4 | 1 | 4 | 5 | 6 | 2 |
| |
1987 | 『ナッシング・ライク・ザ・サン』 - ...Nothing Like the Sun |
|
1 | 3 | 3 | 3 | 4 | 3 | 2 | 7 | 3 | 9 | |
1991 | 『ソウル・ケージ』 - The Soul Cages |
|
1 | 3 | 3 | 7 | 1 | 1 | 2 | 4 | 1 | 2 | |
1993 | 『テン・サマナーズ・テイルズ』 - Ten Summoner's Tales |
|
2 | 9 | 1 | 2 | 2 | 5 | 3 | 10 | 3 | 2 | |
1996 | 『マーキュリー・フォーリング』 - Mercury Falling |
|
4 | 14 | 1 | 35 | 2 | 3 | 4 | 2 | 1 | 5 | |
1999 | 『ブラン・ニュー・デイ』 - Brand New Day |
|
5 | 21 | 1 | 3 | 1 | 7 | 1 | 4 | 2 | 9 | |
2003 | 『セイクレッド・ラヴ』 - Sacred Love |
|
3 | 13 | 2 | 5 | 2 | 3 | 3 | 3 | 1 | 3 | |
2006 | 『ソングス・フロム・ザ・ラビリンス』 - Songs from the Labyrinth |
|
24 | — | 40 | 20 | 11 | 39 | — | 30 | 31 | 25 |
|
2009 | 『ウィンターズ・ナイト』 - If on a Winter's Night... |
|
15 | 58 | 12 | 8 | 5 | 10 | 18 | 12 | 13 | 6 | |
2010 | 『シンフォニシティ』 - Symphonicities |
|
30 | 25 | 19 | 10 | 7 | 22 | — | 30 | 15 | 6 | |
2013 | 『ザ・ラスト・シップ』 - The Last Ship |
|
14 | 39 | 8 | 10 | 3 | 6 | 3 | 12 | 9 | 13 | |
2016 | 『ニューヨーク9番街57丁目』 - 57th & 9th |
|
15 | 9 | 6 | 5 | 3 | 7 | — | 6 | 3 | 9 | |
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
ライヴ・アルバム
- 1986年 『ブリング・オン・ザ・ナイト』 - Bring on the Night (A&M)
- 1994年 『フィールズ・オブ・ゴールド:ベスト・オブ・スティング1984-1994』 - Fields of Gold: The Best of Sting 1984–1994 (A&M)
- 2001年 『オール・ディス・タイム』 - ...All This Time (A&M)
- 2010年 『ライヴ・イン・ベルリン』 - Live in Berlin (Deutsche Grammophon)
映画提供楽曲
- 1982年 『グローイング・アップ ラスト・バージン』 - "De Do Do Do De Da Da Da"
- 1982年 『48時間』 - "Roxanne"
- 1992年 『リーサル・ウェポン3』 - "It's Probably Me" with Eric Clapton
- 1993年 『デモリションマン』 - "Demolition Man"
- 1993年 『スリー・オブ・ハーツ』 - "Shape of My Heart"
- 1994年 『レオン』 - "Shape of My Heart"
- 1995年 『白い嵐』 - "Valparaiso"
- 1998年 『マイ・フレンド・メモリー』 - "The Mighty"
- 2000年 『ラマになった王様』
等
受賞歴
ポリス名義
グラミー賞
- 1980年 第22回グラミー賞 "Reggatta De Blanc" 最優秀ロック・インストゥルメンタル
- 1981年 第23回グラミー賞 "Don't Stand So Close To Me" 最優秀ロック・ヴォーカル デュオ/グループ
- 1983年 第25回グラミー賞 "Every Breath You Take" 最優秀ロックポップ・ヴォーカル デュオ/グループ
- 1983年 第25回グラミー賞 "Synchronicity II" 最優秀ロック・ヴォーカル デュオ/グループ
(※スティング以外のメンバーの作曲は除く)
スティング名義
グラミー賞
- 1983年 第25回グラミー賞 "Every Breath You Take"(ポリス名義のシングル)最優秀楽曲
- 1983年 第25回グラミー賞 "Brimstone and Treacle" 最優秀ロック・インストゥルメンタル
- 1986年 第28回グラミー賞 "Bring On The Night" 最優秀ビデオ・クリップ
- 1991年 第33回グラミー賞 "The Soul Cages" 最優秀ロック・ソング
- 1993年 第35回グラミー賞 "If I Ever I Lose My Faith In You" 最優秀ポップ男性ヴォーカル
- 1993年 第35回グラミー賞 "Ten Summoner's Tales" 最優秀ビデオ・クリップ
- 2000年 第42回グラミー賞 『ブラン・ニュー・デイ(Brand New Day)』 最優秀ポップ・アルバム
- 2000年 第42回グラミー賞 "Brand New Day" 最優秀ポップ男性ヴォーカル(『ブラン・ニュー・デイ(Brand New Day)』所収)
- 2001年 第43回グラミー賞 "She Walks This Earth" 最優秀ポップ男性ヴォーカル(various artists『イヴァン・リンス・トリビュート』所収)
- 2004年 第46回グラミー賞 "Whenever I Say Your Name" (with Mary J. Blige) Best Pop Collaboration with Vocals
ゴールデングローブ賞
- 2002年 Until:映画『ニューヨークの恋人』 映画部門:最優秀オリジナル・ソング
その他受賞
- 1988年 MTV Video Music Awards
- 2002年 プライムタイム・エミー賞
- 2014年 ケネディ・センター名誉賞
出演作品
- 1979年 レディオ・オン(ミュージシャン役)
- 1979年 さらば青春の光 原題:Quardrophia(エース役)
- 1984年 デューン/砂の惑星(フェイド役)
- 1985年 プレンティ Plenty(ミック役)
- 1985年 ブライド(フランケンシュタイン博士役)
- 1985年 ブルー・タートルの夢 原題:Bring On The Night(本人出演ドキュメンタリー)
- 1987年 原題:Julia and Julia
- 1988年 ストーミィ・マンデー(ニューカッスルのクラブオーナー役)
- 1989年 バロン(兵士役)
- 1990年 - 1992年 キャプテン・プラネット(ザーム役(初代)、テレビアニメ)
- 1999年 ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(JD役)
- 2000年 アリー my Love(本人役、スティングの鼻整形疑惑を揶揄した横顔アングル引き抜きを多用している)
来日公演
- The Dream Of The Blue Turtles Tour
- 1985年8月10日(土) お台場プレイグラウンド
- Nothing Like The Sun Tour
- 1988年10月20日(木) 名古屋レインボーホール
- 10月22日(土) 札幌 真駒内屋外競技場
- 10月24日(月)・25日(火)・26日(水)・27日(木) 東京ドーム
- 10月29日(土)・30日(日) 甲子園球場
- 11月3日(木) 福岡 海の中道海浜公園
- The Soul Cages Tour
- 1992年1月20日(月)・21日(火)・22日(水) 東京ドーム
- 1月25日(土) 横浜アリーナ
- 2月10日(月) 仙台市体育館
- 2月12日(水) 札幌 月寒グリーンドーム
- The Summoner's Tales World Tour
- 1994年1月18日(火)・19日(水)・20日(木) 日本武道館
- 1月24日(月) 名古屋レインボーホール
- 1月25日(火)・26日(水) 大阪城ホール
- 1994年10月31日(月) フェニックス・シーガイア・リゾート シーガイアスクエア1
- 1995年6月16日(金) 日本武道館
- 6月17日(土) 横浜アリーナ
- 6月19日(月)・20日(火) 大阪城ホール
- 6月22日(木) 国立代々木競技場 第一体育館
- Mercury Falling Tour
- 1996年9月21日(土)・22日(日) 日本武道館
- 9月24日(火) 名古屋センチュリーホール
- 9月25日(水)・26日(木) 大阪城ホール(26日は追加公演)
- 9月28日(土) 福岡国際センター
- 9月30日(月) 日本武道館
- 10月1日(火) 岩手産業文化センター
- Brand New Day World Tour
- 2000年10月14日(土)パシフィコ横浜
- 10月15日(日)仙台市体育館
- 10月16日(月)日本武道館
- 10月18日(水)大阪城ホール
- 10月20日(金)広島サンプラザ
- 10月21日(土)マリンメッセ福岡
- 10月23日(月)名古屋レインボーホール
- 10月25日(水)・26日(木)日本武道館(26日は追加公演)
- 2005年1月15日(土)大阪城ホール
- 1月16日(日)広島サンプラザ
- 1月18日(火)福岡国際センター
- 1月19日(水)名古屋レインボーホール
- 1月21日(金)・22日(土)日本武道館
- Songs From The Labyrinth
- 2008年12月16日(火)・17日(水)・18日(木)東京・渋谷オーチャードホール
- 12月20日(土)大阪・フェスティバルホール
- SYMPHONICITY JAPAN TOUR with 東京ニューシティ管弦楽団 指揮:スティーヴン・マーキュリオ
- 2011年1月13日(木)大阪市中央体育館
- 1月14日(金)愛知県体育館
- 1月17日(月)・1月18日(火)日本武道館
- STING 57TH&9TH TOUR
- 2017年6月6日(火)・7日(水)日本武道館
- 6月10日(土)大阪市中央体育館
- My Songs
- 2019年10月7日(月) 福岡国際センター
- 10月9日(水)・10日(木) 幕張メッセ 7・8ホール
- 10月13日(日) ※10月12日(土)の台風による振替日程 ゼビオアリーナ仙台
- 10月15日(火) 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
社会活動
1980年代から、社会活動に熱心なミュージシャンの一人として知られる。1985年のバンド・エイドに参加。さらに1987年発表の『ナッシング・ライク・ザ・サン』収録の『孤独なダンス』(原題:They dance alone(Cueca Solo))では、当時のチリ・ピノチェト軍事独裁政権の人権抑圧を批判。反体制者として逮捕され行方不明となった配偶者・息子の解放を訴える女性たちが彼らの写真を身に着け、本来は男女で踊るクエカを一人で踊るさまを歌った。また、妻トゥルーディー・スタイラー、ブラジル先住民カイヤポ族らとともにレインフォレスト・ファウンデーションを設立し、熱帯雨林保護活動を行っている。また、アムネスティー・インターナショナルを支持している。
またイルカ漁を題材とした映画「ザ・コーヴ」の出演者リック・オバリーと親交があり、オバリーの活動を全面的にサポートしている。スティングは来日公演中にオバリー夫妻と再会、オバリーと同席にてインタビューも応じ、「リックが今後も積極的に活動を継続すること」と述べた。また、イルカ漁に対しては、「話し合いが必要」「引き続き、この問題が取り上げられていくことを見守っていきたい」と述べた。[35]
関連書籍
- 『グラデュエーションデイ : 未来を変える24のメッセージ』 アンドリュー・アルバネーゼ、ブランドン・トリスラー編 佐々田雅子訳 オデッセイコミュニケーションズ、2007年4月、ISBN 9784903825007[36]
- 『スティング』東本貢司訳 PHP研究所、2004年12月 ISBN 9784569640624
- -Broken music 2003年
脚注
- ^ クリス・ウェルチ『ザ・ポリス/スティング全曲解説』丸山京子訳、シンコーミュージック、50-51ページ
- ^ a b c d e アルバム『ZENYATTA MONDATTA』 UICY-3742 ライナー・ノーツ 大鷹俊一 2003年3月
- ^ a b c d e f g 『THE POLICE & STING』 SHINKO MUSIC MOOK アーカイヴ・シリーズ Vol.16 シンコーミュージック 2008年1月31日 ISBN 978-4-401-63173-5 History 1978-1983 立川芳雄 P20
- ^ 『THE POLICE & STING』 SHINKO MUSIC MOOK アーカイヴ・シリーズ Vol.16 シンコーミュージック 2008年1月31日 ISBN 978-4-401-63173-5 History 1978-1983 立川芳雄 P21
- ^ 『rockin' on』株式会社ロッキング・オン 2008年3月号 連載ROCK GREATS SPECIAL vol.27 THE POLICE P81
- ^ 『THE POLICE & STING』 SHINKO MUSIC MOOK アーカイヴ・シリーズ Vol.16 シンコーミュージック 2008年1月31日 ISBN 978-4-401-63173-5 History 1978-1983 立川芳雄 P22
- ^ 『rockin' on』株式会社ロッキング・オン 2008年3月号 連載ROCK GREATS SPECIAL vol.27 THE POLICE P83
- ^ Match, Paris. “Où et quand regarder le concert de Sting au Bataclan?” (フランス語). parismatch.com. 2019年7月9日閲覧。
- ^ “Réouverture du Bataclan: le concert de Sting complet en moins d'une demi-heure” (フランス語). LExpress.fr (2016年11月8日). 2019年7月9日閲覧。
- ^ “Le concert de Sting au Bataclan complet en moins d'une heure” (フランス語). leparisien.fr (2016年11月8日). 2019年7月9日閲覧。
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- Top 100 (ARIA) peaks from January 1990 to December 2010: Ryan, Gavin (2011). Australia's Music Charts 1988–2010. Mt. Martha, VIC, Australia: Moonlight Publishing
- "Demolition Man" (ARIA) peak: “The ARIA Australian Top 100 Singles Chart – Week Ending 23 Jan 1994”. Imgur.com (original document published by ARIA). 14 May 2017閲覧。 N.B. The HP column displays the highest peak reached.
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- ^ “IFPI Norsk platebransje”. 25 July 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。6 October 2011閲覧。
- ^ Brown, Harley (13 April 2015). “Cherrytree's Fruitful Decade: How Martin Kierszenbaum Brought in Feist, Wrote with Gaga and Shaped the Company”. Billboard. Prometheus Global Media. 13 April 2015閲覧。
- ^ “Upcoming Releases”. 'Hits Daily Double'. HITS Digital Ventures. September 28, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。September 28, 2016閲覧。
- ^ 来日中のスティング、日本のイルカ漁に反対!『ザ・コーヴ』のリック・オバリーと日本で再会!活動の継続誓う! シネマトゥデイ 2011年1月21日付
- ^ スピーチ収録。
外部リンク
- 公式サイト
- Billboard.com Complete Discography of Sting
- Sting.com news.interviews
- Official website
- StingUs - Largest unofficial Sting / Andy Summers / Stewart Copeland / The Police website
- LiSting - fans community website
- StingMe.dk - The Complete Discography by Sting
- Sting at NNDB
- Sting - IMDb
- Sting's 1994 Commencement Address To The Berklee College of Music
- List of Sting's touring band line-ups
- Radio interview about John Dowland songs from NPR Performance Today, March 6, 2007