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「津守」の版間の差分

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鉄道駅は[[南海高野線|南海汐見橋線]]の[[津守駅]]と[[木津川駅]]が域内にある。また場所によっては、以下の駅も利用可能となっている。
鉄道駅は[[南海高野線|南海汐見橋線]]の[[津守駅]]と[[木津川駅]]が域内にある。また場所によっては、以下の駅も利用可能となっている。
* [[大阪市高速電気軌道四つ橋線]] [[玉出駅]]・[[北加賀屋駅]]
* [[Osaka Metro四つ橋線]] [[玉出駅]]・[[北加賀屋駅]]
* [[南海本線]] [[天下茶屋駅]]
* [[南海本線]] [[天下茶屋駅]]
* 南海汐見橋線 [[西天下茶屋駅]]
* 南海汐見橋線 [[西天下茶屋駅]]

2020年3月23日 (月) 12:41時点における版

日本 > 大阪府 > 大阪市 > 西成区 > 津守
津守
津守神社(津守3丁目)
津守神社(津守3丁目)
津守の位置(大阪市内)
津守
津守
津守の位置
津守の位置(大阪府内)
津守
津守
津守 (大阪府)
北緯34度38分34.6秒 東経135度28分53.82秒 / 北緯34.642944度 東経135.4816167度 / 34.642944; 135.4816167
日本の旗 日本
都道府県 大阪府
市町村 大阪市
西成区
面積
 • 合計 0.734862951 km2
人口
2019年(令和元年)9月30日現在)[2]
 • 合計 2,098人
 • 密度 2,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
557-0062[3]
市外局番 06(大阪MA[4]
ナンバープレート なにわ

津守(つもり)は、大阪市西成区西部の地名である。本項では概ね同地域にかつて所在した西成郡津守村についても述べる。

概要

西成区の西部に位置し、南北は約4km、東西は約800mの南北に細長い地域である。現在の住所表示では、北津守1-4丁目、津守1-3丁目、南津守1-7丁目が存在する。

東端に阪神高速15号堺線が通り、また西端には木津川が流れている。地域の西部で木津川を挟んで大正区に、また地域の北部では浪速区、南部では住之江区にそれぞれ接している。

域内は木津川沿いを中心に工場が広がり、住宅地と工業地が混在した下町の地域となっている。また、南津守には郊外型商業施設のロードサイド店舗が林立している。

歴史

つもりむら
津守村
廃止日 1925年4月1日
廃止理由 編入合併
西成郡・東成郡計17町27村→大阪市
(大阪市第二次市域拡張)
現在の自治体 大阪市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
西成郡
総人口 9,591
国勢調査、1920年)
隣接自治体 大阪市今宮町玉出町粉浜村敷津村
津守村役場
所在地 大阪府西成郡津守村
ウィキプロジェクト
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江戸時代に「津守新田」として開発された地域である。

明治時代に入り、この地域は現在の大正区港区にあたる新田とともに西成郡川南村となった。1897年には大阪市の第一次拡張に伴って川南村の大半が大阪市に編入されたが、津守新田にあたる地域は大阪市に編入されずに津守村として独立した。

その後1925年に大阪市の第二次市域拡張に伴い、津守村も大阪市に編入され、近隣の今宮町玉出町粉浜村とともに西成区に属した。

当時の地名としては西成区津守町となった。また1943年には大阪市の区の変更により、北加賀屋町の一部と桜井町の一部[5]を住吉区から西成区に編入した。また津守町のうち都市計画道路(現在の南港通)以南の地域[6]が住吉区へ編入されている。

その後当時の津守町全体を東西に分けて津守町東・津守町西となった。1973年の住居表示実施により、北津守・津守・南津守の町名ができた。

津守の世帯数と人口

2019年(令和元年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
津守一丁目 427世帯 707人
津守二丁目 216世帯 300人
津守三丁目 593世帯 1,091人
1,236世帯 2,098人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 3,761人 [7]
2000年(平成12年) 3,454人 [8]
2005年(平成17年) 2,955人 [9]
2010年(平成22年) 2,635人 [10]
2015年(平成27年) 2,141人 [11]

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 1,333世帯 [7]
2000年(平成12年) 1,451世帯 [8]
2005年(平成17年) 1,280世帯 [9]
2010年(平成22年) 1,226世帯 [10]
2015年(平成27年) 1,022世帯 [11]

北津守の世帯数と人口

北津守
北津守の位置(大阪市内)
北津守
北津守
北津守の位置
北津守の位置(大阪府内)
北津守
北津守
北津守 (大阪府)
北緯34度39分6.56秒 東経135度28分53.82秒 / 北緯34.6518222度 東経135.4816167度 / 34.6518222; 135.4816167
日本の旗 日本
都道府県 大阪府
市町村 大阪市
西成区
面積
 • 合計 0.497596883 km2
人口
2019年(令和元年)9月30日現在)[2]
 • 合計 2,434人
 • 密度 4,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
557-0061[12]
市外局番 06(大阪MA[4]

2019年(令和元年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
北津守一丁目 180世帯 285人
北津守二丁目 220世帯 356人
北津守三丁目 292世帯 462人
北津守四丁目 758世帯 1,331人
1,450世帯 2,434人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 3,892人 [7]
2000年(平成12年) 3,743人 [8]
2005年(平成17年) 3,327人 [9]
2010年(平成22年) 2,903人 [10]
2015年(平成27年) 2,406人 [11]

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 1,534世帯 [7]
2000年(平成12年) 1,707世帯 [8]
2005年(平成17年) 1,686世帯 [9]
2010年(平成22年) 1,479世帯 [10]
2015年(平成27年) 1,317世帯 [11]

南津守の世帯数と人口

南津守
南津守の位置(大阪市内)
南津守
南津守
南津守の位置
南津守の位置(大阪府内)
南津守
南津守
南津守 (大阪府)
北緯34度37分56.59秒 東経135度28分49.45秒 / 北緯34.6323861度 東経135.4804028度 / 34.6323861; 135.4804028
日本の旗 日本
都道府県 大阪府
市町村 大阪市
西成区
面積
 • 合計 1.293407221 km2
人口
2019年(令和元年)9月30日現在)[2]
 • 合計 9,291人
 • 密度 7,200人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
557-0063[13]
市外局番 06(大阪MA[4]
ナンバープレート なにわ

2019年(令和元年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
南津守一丁目 607世帯 823人
南津守二丁目 511世帯 836人
南津守三丁目 717世帯 1,235人
南津守四丁目 846世帯 1,700人
南津守五丁目 105世帯 153人
南津守六丁目 791世帯 1,536人
南津守七丁目 1,765世帯 3,008人
5,342世帯 9,291人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 10,812人 [7]
2000年(平成12年) 10,654人 [8]
2005年(平成17年) 10,018人 [9]
2010年(平成22年) 10,361人 [10]
2015年(平成27年) 9,553人 [11]

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 4,184世帯 [7]
2000年(平成12年) 4,245世帯 [8]
2005年(平成17年) 4,380世帯 [9]
2010年(平成22年) 4,808世帯 [10]
2015年(平成27年) 4,506世帯 [11]

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]。なお、小学校・中学校入学時に学校選択制度を導入しており、通学区域以外に西成区にある以下の通学区域に隣接する校区にある小学校、西成区内にある中学校から選択することも可能[15]

丁目 小学校 中学校
津守一丁目 13番125~134号 大阪市立北津守小学校 大阪市立鶴見橋中学校
その他 大阪市立梅南津守小学校 大阪市立梅南中学校
津守二丁目 全域
津守三丁目 全域
北津守一丁目 全域 大阪市立北津守小学校 大阪市立鶴見橋中学校
北津守二丁目 全域
北津守三丁目 全域
北津守四丁目 1〜2番
4番1~21号
4番34~80号
5~15番
4番33号 大阪市立梅南津守小学校 大阪市立梅南中学校
南津守一丁目 全域 大阪市立南津守小学校 大阪市立玉出中学校
南津守二丁目 全域
南津守三丁目 全域
南津守四丁目 全域
南津守五丁目 全域
南津守六丁目 全域
南津守七丁目 全域

交通

南北方向に大阪府道29号大阪臨海線新なにわ筋)が走り、芦原橋方面から北加賀屋方面を結んでいる。新なにわ筋は大阪市電阪堺線(三宝線)の跡地を拡張したもので、地域内にも駅があった(1968年廃止)。

地域の東側を阪神高速15号堺線が南北方向に通り、津守出入口および玉出出入口があり、高架下には片側2車線の道路が通っている。

また東西方向には、千本松大橋および大阪府道5号大阪港八尾線(南津守交差点で新なにわ筋と合流して南に折れ、同交差点以南は新なにわ筋との重複区間となる)が大正区方面とを結んでいる。

大阪シティバスは新なにわ筋、阪神高速15号堺線高架下の道路、大阪府道5号大阪港八尾線のそれぞれに路線を持つが、いずれの路線も本数は少なく、1時間に1~3本程度の運行になっている。

鉄道駅は南海汐見橋線津守駅木津川駅が域内にある。また場所によっては、以下の駅も利用可能となっている。

主な施設

交通
教育
医療・福祉
社寺・公園
商業施設
その他
  • 津守下水処理場・津守下水センター
  • ナニワ企業団地 - 南津守5丁目

その他

日本郵便

  • 集配担当する郵便局と郵便番号は以下の通りである[16]
町丁 郵便番号 郵便局
津守 557-0062[3] 西成郵便局
北津守 557-0061[12]
南津守 557-0063[13]

脚注

  1. ^ a b c 大阪府大阪市西成区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年10月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 住民基本台帳人口・外国人人口”. 大阪市 (2019年12月12日). 2020年1月5日閲覧。
  3. ^ a b 津守の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  4. ^ a b c 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 現在の南津守5丁目、6丁目、7丁目のそれぞれ一部。
  6. ^ 現在の住之江区東加賀屋のうち、十三間堀川(現阪神高速15号堺線)沿いの地域。
  7. ^ a b c d e f 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b c d e f 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b c d e f 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 北津守の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  13. ^ a b 南津守の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  14. ^ 西成区の通学区域一覧” (PDF). 大阪市西成区 (2019年10月3日). 2020年1月5日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  15. ^ 令和2年度 新入学児童・生徒用「学校案内冊子」の配付について”. 大阪市西成区 (2019年10月3日). 2020年10月3日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2019年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年11月4日閲覧。