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「汐見橋駅」の版間の差分

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* [[ロイヤルホスト]] 桜川店
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* [[大阪シティ信用金庫]] 桜川支店
* [[大阪シティ信用金庫]] 桜川支店
* [[大丸]] 汐見橋別館(旧・[[島屋]] 汐見橋別館)
* [[大丸]] 汐見橋別館(旧・[[島屋]] 汐見橋別館)
* 桜川ショッピングセンター(桜川市場・桜川プラザ)
* 桜川ショッピングセンター(桜川市場・桜川プラザ)
* [[大阪ドーム|京セラドーム大阪]] - 当駅西方。または阪神なんば線で[[ドーム前駅]]下車。
* [[大阪ドーム|京セラドーム大阪]] - 当駅西方。または阪神なんば線で[[ドーム前駅]]下車。

2020年6月15日 (月) 21:44時点における版

汐見橋駅*
リニューアル後の駅舎(2013年11月)
しおみばし
SHIOMIBASHI
(0.9 km) 芦原町 NK06-4
地図
所在地 大阪市浪速区桜川三丁目8-74
北緯34度40分5.66秒 東経135度29分10.2秒 / 北緯34.6682389度 東経135.486167度 / 34.6682389; 135.486167 (汐見橋駅*)
駅番号 NK 06-5
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線(汐見橋線)
キロ程 0.0 km(汐見橋起点)
電報略号 シオ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
621人/日
-2018年-
開業年月日 1900年明治33年)9月3日
乗換 桜川駅千日前線阪神なんば線
備考 * 1901年に道頓堀駅から改称
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汐見橋駅(しおみばしえき)は、大阪府大阪市浪速区桜川三丁目8番74号にある、南海電気鉄道高野線(汐見橋線)の駅番号NK06-5。南海電鉄では最も北に位置する駅である。

歴史

1935年頃の駅舎と貨物ホーム
「南海鉄道発達史」(1938年)より
  • 1900年明治33年)9月3日 - 高野鉄道が大小路駅(現・堺東駅)から延伸した際の終着駅にあたる道頓堀駅として開業。
  • 1901年(明治34年)1月1日 - 汐見橋駅に改称。
  • 1907年(明治40年)11月15日 - 会社合併により高野登山鉄道の駅となる。
  • 1915年大正4年)4月30日 - 社名変更により大阪高野鉄道の駅となる。
  • 1922年(大正11年)9月6日 - 会社合併により南海鉄道の駅となる。
  • 1944年昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)3月17日 - 空襲により被害を受ける[1]
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1949年(昭和24年)6月 - 戦災復旧工事(当駅貨物ヤード関係その他)竣工。
  • 1956年(昭和31年)11月16日 - 駅舎改築完成[1]

駅構造

高野線の起点駅となっており、頭端式(島式)1面2線のホームを持つ地上駅である。ホームは2番線まであるが、大半の列車は1番線に発着する。かつては貨物専用ヤードも併設していた。

高野線の起点であり、1985年に大阪市の都市立体交差事業が行われる以前は、岸ノ里駅(現・岸里玉出駅)以南と直通していたため、当駅から高野線本線との一部区間運転列車が存在していたが、立体交差事業の実施後は線路が分断されたため直接高野線本線に乗り入れることが不可能となり、それ以後高野線本線は難波駅から岸里玉出駅まで南海本線を経由して極楽橋駅に乗り入れる列車のみとなった。このため当駅からは岸里玉出駅との区間運転の列車だけが運転されており、事実上は支線である。

駅舎はホームの北端に接している。自動改札機はあるが、自動精算機はないため、精算が必要な時は駅員に申し出なければならない。駅舎内には昭和30年代当時の「南海沿線観光案内図」が近年まで現存していたなど、随所にターミナルの名残りがみられる。なおこの案内図には「この案内図は昭和30年代のものです。(現在の沿線案内については係員におたずねください)」との断り書きがあった。劣化が進み一部剥落するなどしたため(下の写真参照)、南海電鉄は2016年3月1日に案内図を撤去・廃棄した[2]、と書かれていたが、その後2016年10月29日に開催された「南海電車まつり」にて、小分けにされ販売されていたことが判明したため、誤報である。[要出典]この他、コンコース中央にある出札口も残されているが、現在は封鎖されている。駅名標も駅番号をシールで追記したのみで旧来の手書きで書かれたスタイルが長い間残されていたが、2016年7月現在は駅番号入り(次駅の芦原町駅の番号も表記)で中国語・韓国語併記の現行デザインに更新されている(ラインカラーは高野線の緑色)。

トイレは改札内にあり、男女共用の水洗式便器が設置されている。

1993年平成5年)4月18日から1995年(平成7年)8月24日までは、岸里玉出駅の高野線側の高架化工事により、レールがどの路線とも接続していなかった。そのため、ほとんど使用されることのない2番線に当時すでに廃線になった天王寺支線天王寺駅にあった検修用の設備をそのまま移転させて使用の上検修用の車庫とし、さらにフェンスで覆って乗客が全景を眺められないようにしてあったが、改札口付近に立てばその検修用車庫に停まっている車両を眺めることができた。[要出典]

新大阪駅JR難波駅・南海新今宮駅を結ぶ路線として計画中(2019年9月現在)のなにわ筋線は、当初の構想では南海については新今宮駅ではなく当駅に接続するとされていた[3]。それによると、汐見橋線の木津川駅 - 当駅間が地下化され、当駅の北方で東に曲がってなにわ筋の地下へ至ることになっていた。新今宮接続との決定がなされたことにより、当駅のみならず汐見橋線自体の存続が危ぶまれている状況である。2019年8月13日付『日本経済新聞』には、「今のところ汐見橋線の廃止の計画はない」という南海側のコメントが寄せられているが、沿線活性化の試みも始められている[4]

のりば

のりば 路線 行先 備考
1・2 高野線(汐見橋線) 岸里玉出方面 通常は1番のりばから発車

利用状況

2018年(平成29年)度の1日平均乗降人員621人である。汐見橋線の駅(岸里玉出駅含む)としては6駅中3位である。

大都市の駅としては極めて少ないが、2009年(平成21年)3月20日の阪神なんば線の開業後、桜川駅と隣接する当駅の利用客数が24%も増加しており[5]、現在は汐見橋線と阪神なんば線との乗り換え客の利用が中心となっている。

近年の1日利用状況推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
1985年(昭和60年) 1,071
1990年(平成02年) 789 362 [6]
1991年(平成03年) 750 344 [7]
1992年(平成04年) 662 299 [8]
1993年(平成05年) 659 301 [9]
1994年(平成06年) 639 289 [10]
1995年(平成07年) 623 284 [11]
1996年(平成08年) 644 302 [12]
1997年(平成09年) 642 315 [13]
1998年(平成10年) 596 290 [14]
1999年(平成11年) 568 287 [15]
2000年(平成12年) 520 266 [16]
2001年(平成13年) 474 242 [17]
2002年(平成14年) 458 240 [18]
2003年(平成15年) 419 219 [19]
2004年(平成16年) 381 199 [20]
2005年(平成17年) 359 188 [21]
2006年(平成18年) 330 175 [22]
2007年(平成19年) 347 182 [23]
2008年(平成20年) 364 196 [24]
2009年(平成21年) 420 232 [25]
2010年(平成22年) 444 245 [26]
2011年(平成23年) 471 259 [27]
2012年(平成24年) 495 271 [28]
2013年(平成25年) 514 282 [29]
2014年(平成26年) 539 287 [30]
2015年(平成27年) 576 312 [31]
2016年(平成28年) 575 305 [32]
2017年(平成29年) 602 310 [33]
2018年(平成30年) 621 318 [34]

駅周辺

駅前の汐見橋交差点で新なにわ筋千日前通が交差している。駅を出て右方向(東方)へ向かうとOsaka Metro千日前線桜川駅がある。

バス

大阪シティバス地下鉄桜川停留所および幸町三丁目停留所がある。

隣の駅

南海電気鉄道
高野線(汐見橋線)
汐見橋駅 (NK06-5) - 芦原町駅 (NK06-4)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

  1. ^ a b 『南海七十年のあゆみ』(1957年)年表
  2. ^ 南海電鉄、伝説の観光案内図を廃棄…幻の鉄道路線図も描かれていたのに”. 産経WEST (2016年3月23日). 2016年3月23日閲覧。
  3. ^ 「南海高野線の汐見橋-木津川間を地下化 なにわ筋線竣工時に」『朝日新聞』大阪朝刊3頁、1990年8月17日付
  4. ^ 都会に思わぬローカル線 大阪・南海汐見橋線の歴史 とことん調査隊 関西タイムライン 2019/8/13 7:01 - 『日本経済新聞』 金岡弘記
  5. ^ 大阪難波駅3割増 球場の集客も好調 阪神なんば線1カ月 効果着々 産経新聞、2009年5月2日
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  31. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  32. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  33. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  34. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)

関連項目

外部リンク