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「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の版間の差分

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=== 2020年の番組制作対応 ===
=== 2020年の番組制作対応 ===
ニッポン放送は[[日本における2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響#放送|新型コロナウイルス感染拡大]]に伴い、当該番組の指針について同年7月8日の社長定例記者会見にて例年と同じく番組を編成する事を発表した<ref name="Sanspo_President”>{{Cite news |url = https://www.sanspo.com/geino/news/20200907/geo20090705030003-n1.html |title = ニッポン放送が「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を今年も実施 |publisher = [[サンケイスポーツ]] |date = 2020-7-8 |accessdate = 2020-7-8}}</ref>。
ニッポン放送は[[日本における2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響#放送|新型コロナウイルス感染拡大]]に伴い、当該番組の指針について同年7月8日の社長定例記者会見にて例年と同じく番組を編成する事を発表した<ref name="Sanspo_President">{{Cite news |url = https://www.sanspo.com/geino/news/20200907/geo20090705030003-n1.html |title = ニッポン放送が「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を今年も実施 |publisher = [[サンケイスポーツ]] |date = 2020-7-8 |accessdate = 2020-7-8}}</ref>。
しかし、[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルス感染症]]対応策として、同年春からニッポン放送社屋への取引先を含めた外部の来訪客の出入りを厳しく制限している事情から、同年は期間を通して社屋に「愛の泉」や募金箱を置いての募金受付を含む一般人からの対面での現金募金を行わない事を発表し<ref>{{Cite news |url = https://www.sankei.com/entertainments/news/200714/ent2007140006-n1.html |title = 冬の恒例チャリティー「ミュージックソン」 対面募金なしで実施へ |publisher = [[産経新聞]] |date = 2020-7-14 |accessdate = 2020-7-14}}</ref>、現金書留<ref group="注">同年7月に実施した、「[[令和2年7月豪雨]]募金」については同方法は未実施</ref>、銀行振込若しくはキャッシュレスに限定し、通常募金した者に通常募金した方に還元されるノベルティ品の提供し無い事を明言している。但し、現金の募金については、前述の同社社屋若しくは中継現場での同局所属アナウンサーの募金箱へ手渡しの募金は断っているが、協力商店街・ボランティアショップ・協力社・団体については例年通り募金箱を設置し、現金での募金を募る形式を採用している<ref>{{Cite press release |title = 「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」今年もニッポン放送「第46回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に協力 11月上旬より、全国各地の協力施設へ「音の出る信号機」募金箱を設置 |publisher = [[シード (レンズメーカー)|SEED]]([[PR TIMES]]) |date = 2020-11-2 |url = https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000038735.html |accessdate = 2020-11-5}}</ref>。
しかし、[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルス感染症]]対応策として、同年春からニッポン放送社屋への取引先を含めた外部の来訪客の出入りを厳しく制限している事情から、同年は期間を通して社屋に「愛の泉」や募金箱を置いての募金受付を含む一般人からの対面での現金募金を行わない事を発表し<ref>{{Cite news |url = https://www.sankei.com/entertainments/news/200714/ent2007140006-n1.html |title = 冬の恒例チャリティー「ミュージックソン」 対面募金なしで実施へ |publisher = [[産経新聞]] |date = 2020-7-14 |accessdate = 2020-7-14}}</ref>、現金書留<ref group="注">同年7月に実施した、「[[令和2年7月豪雨]]募金」については同方法は未実施</ref>、銀行振込若しくはキャッシュレスに限定し、通常募金した者に通常募金した方に還元されるノベルティ品の提供し無い事を明言している。但し、現金の募金については、前述の同社社屋若しくは中継現場での同局所属アナウンサーの募金箱へ手渡しの募金は断っているが、協力商店街・ボランティアショップ・協力社・団体については例年通り募金箱を設置し、現金での募金を募る形式を採用している<ref>{{Cite press release |title = 「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」今年もニッポン放送「第46回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に協力 11月上旬より、全国各地の協力施設へ「音の出る信号機」募金箱を設置 |publisher = [[シード (レンズメーカー)|SEED]]([[PR TIMES]]) |date = 2020-11-2 |url = https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000038735.html |accessdate = 2020-11-5}}</ref>。



2020年11月11日 (水) 01:09時点における版

ラジオ・チャリティー・ミュージックソン
愛称 Mソン
ミュージックソン
ラジソン
放送方式 生放送
放送期間 1975年12月24 - 25日 -
放送時間 12:00 - 翌12:00
放送回数 45回
放送局 ニッポン放送
ネットワーク NRN
パーソナリティ パーソナリティ一覧参照
出演 パーソナリティ一覧参照
テーマ曲 「夢のトランペット」(ニニ・ロッソ[1]
テンプレートを表示

ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』(または『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』。英字表記は RADIO CHARITY MUSICTHON)は、ニッポン放送ほかNRN系のAMラジオ局11局[注 1] において、共同で実施している24時間(一部地域を除く)のチャリティーラジオ番組である。略称はミュージックソンMソンラジソン

概要

一部時間帯を除き、ほぼ全体を自社制作としている企画ネット番組。原則として毎年12月24日の12:00から翌25日の12:00まで生放送されている(ニッポン放送では固定されているが、ネット局では編成の都合上で時間枠自体をスライドさせたり、開始・終了時間の変更がある)。

目の不自由な方へ音の出る信号機を!」または「目の不自由な方へ通りゃんせ基金を![注 2]、「目や体の不自由な方へ通りゃんせ基金を!」を共通キャッチフレーズとして募金を呼びかけるとともに、放送を通じて障害者への理解促進と思いやりの育成を図る目的の下で、各地からの中継を交えながら放送している。

主催は全国ラジオ・チャリティ・ミュージックソン実行委員会。幹事局はニッポン放送で、実行委員会の委員長も同社社長が務めるのが慣例となっている。後援は内閣府文部科学省厚生労働省国土交通省警察庁全日本交通安全協会全国社会福祉協議会である。

誕生の経緯

ミュージックソンが始まる前の1975年3月に近畿放送(現・KBS京都)で放送されていた『宮城まり子のチャリティーテレソン』が、放送界によるチャリティー番組の先駆けであった。

しかし、この番組はタイトルの中に「テレソン」とあるようにテレビのチャリティー番組であって、当時、ラジオではチャリティー番組は存在していなかった。

そんな中、ザ・ビートルズを日本に招聘するなど活躍していた内野二朗(当時キョードー東京社長)が音楽のパワーと社会を結び付けたいと考え、ニッポン放送に「メディアが、一年に1回ぐらい社会のために一日奉仕してもいいじゃないか。そこで、音楽をかけながら24時間募金を呼びかける、ミュージック・マラソン=ミュージックソンをやりたい。」と、アメリカの「レイバー・デイ・テレソン」のような番組を放送することを提案した[2][3]

当初はTBSラジオ[注 3]文化放送[注 4] にも話を持ちかけたが、「既に編成を組んでいる」「既存のスポンサーから苦情が来る」などとして断られた[4]

具体的には「ニニ・ロッソの音楽」をテーマにし、そのコンサートをメインにし、コンサート会場で募金の呼びかけを、また、放送を通じてリスナーに対しても募金の呼びかけを行い、集まった募金を寄付するものだった[4]

また、今までにないチャリティーを目指して、「目の不自由な方へのチャリティー」という趣旨を定めた。その理由は、視覚障害者の唯一の情報源がラジオだったからである。さらに募金の使途を、音の出る信号機を設置すると明確にした[3]

このような企画の大筋は決まったものの、企画の細部についてはニッポン放送側と内野との激しいやり取りが続き、結局、内野と関係が深い当時の制作部長が間に入り、何とか両者が妥協する形となった[4]

総合司会の選考も困難を極めたが、スタッフは記念すべき初代総合司会を萩本欽一に決定。しかし、萩本自身はオファーを受けた際、 “芸人”ゆえの制約を受けてしまうこの仕事を受けるかどうか、毎日のように悩み続け、結局、受諾した[2]

こうして、1975年12月24日、ラジオでは初のチャリティー番組として『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』が始まった。
この、「ミュージックソン」という言葉は、『音楽=ミュージックMUSIC)』をかけながら24時間の放送ということからイメージされる『マラソンMARATHON)』を掛け合わせた造語である[5]

募金活動

募金受付期間:11月1日から翌年1月31日まで。この間は、各参加局の番組内で受付方法の告知を行っている。中国放送などでは11月1日に、指定銀行をパーソナリティなどメイン出演者が挨拶回りに訪れて募金箱を渡す「開始式」が毎年行われ、ワイド番組内で中継されたり、ラテ兼営局では当日のテレビニュースでも紹介される。ニッポン放送では「開始式」に代わって、後述の「今年もよろしく!ミュージックソン」を放送することで事実上代替している。

集まった募金は「通りゃんせ基金」として、音の出る信号機音響装置付信号機)の設置・声の図書(録音図書)の制作と購入・点字教室の運営・盲導犬の育成に使われる。また、視覚障害者用の交通安全教材・立体コピー機・テレビ電話が可能な携帯電話・視覚障害者(児)用の教育器材・交通安全用手旗・デジタル録音図書編集用パソコン[注 5] などが、視覚障害者の福祉施設に贈られる。

受付方法
  • 「愛の泉」 - 聴取者が直接現金を持ち込める場所であり、放送局であったり、局が行うミュージックソン関連イベントの会場を指して『愛の泉』(あいのいずみ)として受け付けている。
  • 銀行振込 - 局が指定した銀行においては原則手数料無料で振り込むことができるが、そうでない場合もあるので事前に確認が必要。キャッシュレスの普及や新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、2020年からは各放送局の最寄りの銀行が運営するキャッシュレス決済システムを使って募金を行う局もある。
  • 現金書留 - ニッポン放送などで行っている
  • 街頭募金箱 - 商店街などにおいてある募金箱に募金する
  • つながる募金 - ソフトバンクが行っているスマートフォン決済で同社のスマートフォンを使用していれば利用可能。ニッポン放送・ラジオ大阪・STVラジオが対応。2020年からは西日本放送・中国放送も対応するようになった
  • 物販売り上げ - ラジオ大阪で販売されるカレンダーなど、一部物販の売り上げの一部をミュージックソンへ寄付する。

2020年の番組制作対応

ニッポン放送は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、当該番組の指針について同年7月8日の社長定例記者会見にて例年と同じく番組を編成する事を発表した[6]。 しかし、新型コロナウイルス感染症対応策として、同年春からニッポン放送社屋への取引先を含めた外部の来訪客の出入りを厳しく制限している事情から、同年は期間を通して社屋に「愛の泉」や募金箱を置いての募金受付を含む一般人からの対面での現金募金を行わない事を発表し[7]、現金書留[注 6]、銀行振込若しくはキャッシュレスに限定し、通常募金した者に通常募金した方に還元されるノベルティ品の提供し無い事を明言している。但し、現金の募金については、前述の同社社屋若しくは中継現場での同局所属アナウンサーの募金箱へ手渡しの募金は断っているが、協力商店街・ボランティアショップ・協力社・団体については例年通り募金箱を設置し、現金での募金を募る形式を採用している[8]

また、ネット局では通常通りネット局の局舎、賛助企業、店舗での現金募金箱の設置を募っている。また、リスナーへの公開放送について、通常年はイベントスペースや商店街に設けられた「愛の泉」からの公開生放送が常であるが、中国放送では先駆けて公開生放送を行わない事を発表した。

参加局

NRNに加盟している以下の11局が参加している。

各局が番組を独自制作しているが(いわゆる企画ネット)、一部時間帯でネット番組(JRN番組含む)を挿入する場合がある。当該時間帯の通常番組については、自社制作番組の場合そのまま放送させたうえで内容を一部変更する形をとったり、ネット番組の場合は放送を前倒ししたり本番組の後に移動させるなど、時間を変更して対応するものもある。例としてラジオ大阪は2016年度[9] は合間に通常の定時番組を挟む形を取り、キャンペーン番組は24日10:00-16:00、17:00-20:00(里見まさとのおおきに!サタデーの特別篇)、22:00-25日1:00、25日8:00-10:00の14時間。また、『OBCドラマティック競馬』の入る日曜日にまたがる場合は競馬中継を優先させるため、放送枠自体を前倒し、または後倒しする(OBCにおいての終了後・開始前に『声の握手』が行われる場合は裏送り)[10]

ニッポン放送・全国ネットで使用されるテーマ曲は、ニニ・ロッソの『夢のトランペット』[注 7]。参加局によっては別のテーマ曲を使用している。

番組略称について「ラジソン」を優先的に使用する局もある(RAB・IBC)。シンボルマークは耳の中にハートが描かれたもの(番組サイト参照)で統一されているが、募金箱のデザインは参加局に一任されている。パーソナリティ等、出演者の呼称をマラソン選手に例え「ランナー」と言い換える局もある(OBC・KBC)。

様々な展開

番組内

ニッポン放送では筑波大学附属視覚特別支援学校(従来の「特殊教育」といった呼称などを廃し「特別支援学校」の名を冠する文部科学省の 方針で2007年に名称が変更されたが、それ以後も旧称の「―附属盲学校」で紹介されている)の児童達が必ずゲスト出演する。

全国ネット

毎年12月24日深夜1時からどちらかの曜日のオールナイトニッポンのレギュラーパーソナリティ、もしくはこの年のミュージックソンのメインパーソナリティが出演して募金を呼びかける特別番組として『オールナイトニッポン ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』が放送されるが、スポンサーのCMは通常通り、もしくはフィラー送信を行う。

参加局

ニッポン放送と参加局を1対1で中継を結び、エール交換と各局の活動の紹介をする『声の握手』(または『日本全国 声の握手』)のコーナーがある[注 8]。このコーナーは制作局のニッポン放送から全参加局にネットされ[注 9] 、放送時間は25分である。ただし一部の放送局では番組編成の都合で、自局の中継パートとその前後のみ放送したり、裏送りのみになる場合がある。放送内容は、パーソナリティ同士の挨拶や現在の天候・活動の紹介である。ただし1局あたりの中継時間は2分前後[11]であるため、挨拶もそこそこに持ち時間を自局の活動紹介に費やす参加局もある。基本的に東京のスタジオと絡む事はあまり無いが、2018年以降は番組間で親交のある中国放送・和歌山放送・九州朝日放送のパーソナリティが東京のスタジオとやり取りするシーンもある。リレーの順番は1日目は北から南、2日目は南から北の順に行われる。このときのBGMは全国向けのテーマ曲でもある「夢のトランペット」のアレンジバージョンが使われる。

さらに、放送局によっては参加局同士で独自に電話を繋ぐ『ふれあいネットワーク』を実施することもある。

テレビ中継

ニッポン放送がフジサンケイグループ傘下であることから、フジテレビの番組内でニッポン放送のスタジオと結んで生中継を行うことが毎年恒例となっている。主に内容としてはメインパーソナリティの意気込みと東京の募金受付電話番号の告知であり、中継時間中はニッポン放送でも音声のみ流れる。なお、アシスタントのアナウンサーは入り込まないように席を外す。

12月24日が月曜から金曜にあたる場合は、フジテレビ系列昼ニュース枠[注 10]関東ローカル枠にて、本番開始前のニッポン放送と結ぶ他、後続番組『バイキング[注 11] 内でもニッポン放送のスタジオと中継を行うことがあった。2018年以降は上記2番組ではなく、フジテレビ系列夕方ニュース枠[注 12]関東ローカル枠にて内で中継を行った。

1997年の「笑っていいとも!クリスマス特大号」では、当時火曜レギュラーの中居正広が番組のメインパーソナリティを勤めていたことから、当時お台場にあったニッポン放送のスタジオから中継を行った(オープニングは番組を途中で抜ける形でスタジオアルタに参加)。

2日目はフジテレビ系列朝の情報番組枠にあたる『めざましテレビ』で5:52頃に中継を結ぶ。土曜日の場合は対象番組『めざましどようび』となり、実際に2010年度は当時6時台に放送されていた芸能コーナー「サキユキエンタ」の中で相互中継が結ばれた。ただし日曜に当たる場合は中継は行なわれない[注 13]

但し1日目が日曜日に当たった2006年は『スタ☆メン』(現在は終了)のエンディングで、1日目が土曜日に当たった2011年は『FNNスーパーニュースWEEKEND(当時)』の関東ローカル枠で相互中継を結んだ。

ローカル局でも、IBCなどテレビ部門を持っている放送局では自社制作のテレビ番組とタイアップして放送することがある。

CSでの同時生放送

1998年-2000年フジテレビ721で、ニッポン放送のラジオ・チャリティ・ミュージックソンが、スタジオのライブカメラ映像付きで同時放送された。通常は有料放送だが、広く募金を呼びかける為に無料で24時間放送した。

関連番組

リレー番組

東日本大震災被災地復興支援番組

ミュージックソン前後の番組・コーナー

以下の番組はいずれもニッポン放送ローカルにて放送される。

今年もよろしく!ミュージックソン
原則として毎年11月1日、ニッポン放送平日早朝帯ワイド番組(2016年からは「上柳昌彦 あさぼらけ」)[12]の中で発表。当日のサンケイスポーツ(年度によっては他紙を含む)とあわせて、その年のメインパーソナリティとアシスタントを発表するが、以下のように週末に被るときなどは特例も見られる。
2014年は10月30日、平日昼帯ワイド番組『大谷ノブ彦 キキマス!』内で発表され、制作発表記者会見の一部も生中継された。これは11月1日が土曜日に当たることによる。
2015年は11月1日に行われたコンサートの前に記者会見を開く形で発表され、翌2日にスポーツ紙で紹介、ならびにサイト開設とワイド番組で紹介する形をとった。これは11月1日が日曜日に当たること、また日曜早朝に生放送番組はあるものの、実質ブロックワイドのように録音番組を挟み込みながら放送する関係上時間が取れないことと、タレントが担当する番組が以降も連なるため。
2019年は10月31日に先にスポーツ紙で紹介された。11月1日にサイト開設とワイド番組で改めて紹介する形をとった。
2020年は10月31日にスポーツ紙で紹介、ならびに『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』の中で行われ、同日正午にホームページが公開された。
もうすぐ!ミュージックソン
毎年12月24日の11:00-12:00に放送。2012年以前は平日は11:30、週末・祝日は11:00より[注 17] 放送されていたが、2013年度から11:00スタートに統一された。直前情報とメインパーソナリティへの橋渡しが行われる番組。なお、2017年は11:30から放送される[注 18]
放送日が土曜日に当たる場合、『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』のスポンサーの関係上『セブン-イレブン サタデースペシャル もうすぐ!ミュージックソン』となる。
ありがとうミュージックソン
毎年12月25日の12:00-13:00に放送。番組の総まとめに当たり、メインパーソナリティの声などを改めて伝える。なお、当該番組はクッション的役割も兼ねており、『ミュージックソン』の放送時間内で放送できなかった「昼前のニュース」やダイジェストを流し終えてから始まる場合もある(2019年度など)。
2012年度までは12月25日が土曜日だった時のみ12:00から放送され(「いいかげんに1000回」休止のため)、平日や日曜はレギュラー番組[注 19] に戻り、ミュージックソンに関連した情報で放送されていたが、こちらも2013年度より毎年放送される形に改められた。
2016年度は12:30までとなり、当該時間帯の番組(「土田晃之 日曜のへそ」)を縮小して対応。

映画化

歴代メインパーソナリティ一覧

主にニッポン放送を担当するとともに、全国共通の総合司会として全国にもネットされる[注 20]。また、アシスタントは全てニッポン放送アナウンサーが担当する。
放送年 総合司会・進行担当アナ ベース番組
01 1975年(昭和50年) 萩本欽一 欽ドン!
02 1976年(昭和51年)
03 1977年(昭和52年)
04 1978年(昭和53年)
05 1979年(昭和54年) 萩本欽一、研ナオコ 萩本:欽ちゃんのここからトコトン
06 1980年(昭和55年)
07 1981年(昭和56年)
08 1982年(昭和57年)
09 1983年(昭和58年)
10 1984年(昭和59年) なし
11 1985年(昭和60年)
12 1986年(昭和61年) 西田敏行
13 1987年(昭和62年) 渡辺徹榊原郁恵[注 21]
14 1988年(昭和63年) 森光子田代まさし
15 1989年(平成元年) 山田邦子 邦子のYAMYAMももテレビ
16 1990年(平成2年) 和田アキ子三宅裕司山瀬まみ 和田:アッコのいいかげんに1000回

三宅:三宅裕司のどよーん!

17 1991年(平成3年) 斉藤由貴東山紀之[注 22] 斉藤:斉藤由貴 ネコの手も借りたい

東山:東山紀之のNECサンデーミュージック

18 1992年(平成4年) 峰竜太松本明子 峰:峰竜太のナンデモアルキメデス

松本:文夫と明子のラジオビバリー昼ズ

19 1993年(平成5年) ウッチャンナンチャン内村光良南原清隆 ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン
20 1994年(平成6年) 泉谷しげる西田ひかる 泉谷:激突サウンドラリアート 泉谷しげる 俺にもやらせろ!

西田:西田ひかる太陽がいっぱい

21 1995年(平成7年) 内田有紀 内田有紀 夜空にYOU KISS!
22 1996年(平成8年) 中居正広(当時:SMAP
アシスタント:垣花正根岸紀子(当時:ニッポン放送アナウンサー)
中居正広のSome girl' SMAP
23 1997年(平成9年) 中居正広(当時:SMAP)
アシスタント:桜庭亮平(当時:ニッポン放送アナウンサー)
24 1998年(平成10年) テリー伊藤うえやなぎまさひこ(当時:ニッポン放送アナウンサー) テリーとうえちゃんのってけラジオ
25 1999年(平成11年) 山田邦子、ゆず北川悠仁岩沢厚治 山田:邦ちゃんサクちゃんのワンダフルりくえすと ヤマダ・マイ・ハウス

ゆず:ゆずのオールナイトニッポン

26 2000年(平成12年) 三宅裕司、中澤裕子 三宅:裕司と雅子のガバッといただき!!ベスト30

中澤:モーニング娘。中澤裕子のallnightnippon SUPER!

27 2001年(平成13年) 佐々木主浩(当時:シアトル・マリナーズ投手)
アシスタント:松本秀夫(当時:ニッポン放送アナウンサー)
佐々木主浩のスポーツKING!
28 2002年(平成14年) 田中麗奈児玉清
アシスタント:荘口彰久(当時:ニッポン放送アナウンサー)
田中:田中麗奈ハートをあげるっ

児玉:テレフォン人生相談

29 2003年(平成15年) イルカ
アシスタント:新保友映(当時:ニッポン放送アナウンサー)
イルカのミュージックハーモニー
30 2004年(平成16年) 笑福亭鶴瓶石原さとみ
アシスタント:うえやなぎまさひこ(当時:ニッポン放送アナウンサー)
鶴瓶:笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ

石原:石原さとみ SAY TO ME!

31 2005年(平成17年) 長瀬智也TOKIO
アシスタント:増山さやか
TOKIOナイトクラブtko.tom
32 2006年(平成18年) 上戸彩
アシスタント:うえやなぎまさひこ(当時:ニッポン放送アナウンサー)
上戸彩 21ピース!
33 2007年(平成19年) KAT-TUN[注 23]
アシスタント:新保友映(当時:ニッポン放送アナウンサー)
KAT-TUNスタイル
34 2008年(平成20年) 萩本欽一
パートナー:東貴博Take2
アシスタント:新保友映(当時:ニッポン放送アナウンサー)
萩本:欽ちゃんのドンといってGO!GO!

東:高田文夫のラジオビバリー昼ズ東貴博の電話でGO!GO!

35 2009年(平成21年) 高橋克実
パートナー:上戸彩、長澤まさみ福田沙紀
水川あさみ、山瀬まみ、米倉涼子
アシスタント:飯田浩司
高橋克実と山瀬まみ おしゃべりキャッチミー
36 2010年(平成22年) オードリー若林正恭春日俊彰
アシスタント:増田みのり(当時:ニッポン放送アナウンサー)
オードリーのオールナイトニッポン
37 2011年(平成23年) ゆず(北川悠仁・岩沢厚治)
アシスタント:新保友映(当時:ニッポン放送アナウンサー)
ゆずのオールナイトニッポンGOLD
38 2012年(平成24年) 大竹しのぶ
アシスタント:垣花正(当時:ニッポン放送アナウンサー)
大竹しのぶのオールナイトニッポンGOLD
39 2013年(平成25年) 高橋みなみ(当時:AKB48[注 24]
アシスタント:垣花正(当時:ニッポン放送アナウンサー)
AKB48のオールナイトニッポン
40 2014年(平成26年) 上戸彩
アシスタント:上柳昌彦(当時:ニッポン放送アナウンサー)
上戸彩 ブリリアント・ライフ
41 2015年(平成27年) V6[注 25][注 26]
アシスタント:増山さやか
なし
42 2016年(平成28年) 斉藤由貴
アシスタント:飯田浩司
オールナイトニッポン MUSIC10(木曜)
43 2017年(平成29年) オードリー(若林正恭・春日俊彰)
アシスタント:東島衣里
オードリーのオールナイトニッポン
44 2018年(平成30年) Kis-My-Ft2[注 27][注 28]
アシスタント:煙山光紀
Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium
45 2019年(令和元年)
46 2020年(令和2年) Kis-My-Ft2、SixTONES[注 29]
アシスタント:新行市佳
Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium
SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル

脚注

注釈

  1. ^ 現在のネット参加局はSTVラジオ九州朝日放送(この両局は最初期から参加)、青森放送IBC岩手放送ラジオ福島ラジオ大阪和歌山放送中国放送西日本放送ラジオ沖縄
  2. ^ 初期の音響装置付信号機が『通りゃんせ』と『故郷の空』を使用していたことにちなむ。時期は不詳だが、ニッポン放送では現在「通りゃんせ基金キャンペーン」の名称は廃止している。しかし、参加局のほとんどで現在も使われている。
  3. ^ 当時東京放送はラジオ・テレビの兼営だった。
  4. ^ NRN共同幹事局
  5. ^ これまで寄贈された従来の声の図書をデジタル・フォーマット(主にCD)に新しく変換する機材。
  6. ^ 同年7月に実施した、「令和2年7月豪雨募金」については同方法は未実施
  7. ^ 邦題と同じ題の曲が2つあるが、本番組で使用されているのは原題がCapricio romanticoのものである。これは青森放送でも使用されているが、一時期別の曲を使用していた時期があった(再開された2013年度からは「声の握手」で使われるBGMをメインに、エンディングのみオリジナル版を使用している。またラジオ・テレビ共通の番宣・協賛スポットでは、さらに別のバージョンを使用)。
  8. ^ 年度によりコーナーの開始時間が変わることがあるが、通常は1日目の13:30-13:55と、2日目の10:30-10:55である。2019年は2日目の放送はなかった。
  9. ^ NRNラインネットの形となるため、ニッポン放送以外の参加局は全てモノラルである。
  10. ^ 2017年まで『FNNスピーク』、2018年は『FNNプライムニュース デイズ』、2019年は『FNN Live News days
  11. ^ 2013年度までは『笑っていいとも!』。
  12. ^ 2018年は『プライムニュース イブニング』、2019年は『FNNプライムニュース デイズ』(17:27頃)、2019年は『Live News it!』(18:57頃)
  13. ^ 日曜午前中にフジテレビで生放送されている番組は『FNNニュース』と『報道プライムサンデー』のみ。
  14. ^ 2001年以外は主に12月23日正午-24日正午からの放送。
  15. ^ 28日16時50分-18時・23時半-29日7時10分・29日8時45分-9時15分はそれぞれ一旦ラジソンSPの放送を中断。
  16. ^ なお、13日の8時-8時15分にかけて日本全国8時ですを、12時30分-12時45分にかけてチアーズヴォイスを、15時-16時25分にかけてラジオNIKKEI制作の中央競馬実況中継を、18時45分-21時にかけて神宮球場からプロ野球ナイター中継ヤクルト阪神の模様を文化放送制作で、23時-23時30分にかけて保田隆のHeart Beatラジオを、23時30分-深夜1時にかけて福山雅治の魂のラジオを、深夜1時-深夜3時にかけてオードリーのオールナイトニッポンを、深夜3時-深夜4時にかけてよしもと下克上を、深夜4時-深夜5時にかけてあなたへモーニングコールを、14日5時-5時15分にかけておはようカガちゃんを、5時15分-5時30分にかけてラジオ朗読版「歎異抄をひらく」を、5時30分-5時45分にかけて阿含名作シリーズ2 説法六十心を、5時45分-6時にかけて大槻彰の健康がいっぱいを、6時-6時15分にかけて農家の皆さんへを、6時30分-6時45分にかけて天理教の時間を、6時45分-7時にかけて仏法と孝道を、7時-7時15分にかけて田中信生の元気の出る話を、7時15分-7時30分にかけて光に向かってを、7時30分-8時にかけて元気出せ!ニッポンをそれぞれ放送。
  17. ^ 祝日は「テレフォン人生相談」が休止となり、その場合は「垣花正のあなたとハッピー!」を短縮放送することが多いため。
  18. ^ 当該日の番組表
  19. ^ 2012年12月時点で、平日は「ラジオビバリー昼ズ」に、日曜は「夏目三久 Tokyo♥ナビゲッチュ〜!
  20. ^ 主に「声の握手」コーナーと、ニッポン放送制作の番組(「オールナイトニッポン」など)を生放送でネットしている放送局
  21. ^ 2018年現在、唯一芸能人夫妻が担当した回。
  22. ^ 当時のキャッチコピー「みんなのラジオ ごはんとおふろとニッポン放送」にちなんだ連続ミニラジオドラマに斉藤と東山が共演していたことも関係している。
  23. ^ 田口淳之介がメイン、残りのメンバーは交代で出演。
  24. ^ 高橋に加え、13時台以降は1ブロック55分ごとにその他のメンバーも入れ代わり立ち代わりで登場。
  25. ^ 坂本昌行三宅健がメインを務め、その他のメンバーも入れ代わりながら登場。
  26. ^ 2018年4月まではradikoプレミアムではV6をはじめとするジャニーズ事務所所属アーティストの番組は配信されていなかったが、当番組に限ってはチャリティ番組ならびに長時間番組という特性上、特例で配信された。
  27. ^ 早朝時間帯は出演せず、その他時間帯は入れ代わりながら登場
  28. ^ ジャニーズ事務所の所属タレントがパーソナリティを務める兼ね合い、またスタジオ周辺や局舎周辺がオフィス街であり大混雑を防ぐ観点から、この年よりリスナー募金来訪時のイマジンスタジオ前の番組観覧は中止扱いとなった
  29. ^ この年も前述の2018年からの対応は継続となっているが、日常的にリスナーへ発信してる同局へのタレント入り待ち、出待ちのたむろ行為禁止を再度公表している。

出典

  1. ^ 全国ネット部分・ニッポン放送・青森放送
  2. ^ a b うえやなぎまさひこのサプライズ!「12月24日(水)『9時のサプライズ』」”. ニッポン放送 (2003年12月24日). 2016年1月11日閲覧。
  3. ^ a b 月刊ラジオパラダイス 1989年1月号 p.22 - 23「ラジパラレトロ写真館 第11回・ニッポン放送『ラジオチャリティーミュージックソン』編」
  4. ^ a b c 内野二朗著『夢のワルツ 音楽プロモーターが綴る“戦後秘史”50年』(講談社 1997年6月)第8章「そして、“ラブ・サウンズ”を…」より
  5. ^ ラジオ・チャリティ・ミュージックソンとは
  6. ^ “ニッポン放送が「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を今年も実施”. サンケイスポーツ. (2020年7月8日). https://www.sanspo.com/geino/news/20200907/geo20090705030003-n1.html 2020年7月8日閲覧。 
  7. ^ “冬の恒例チャリティー「ミュージックソン」 対面募金なしで実施へ”. 産経新聞. (2020年7月14日). https://www.sankei.com/entertainments/news/200714/ent2007140006-n1.html 2020年7月14日閲覧。 
  8. ^ "「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」今年もニッポン放送「第46回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に協力 11月上旬より、全国各地の協力施設へ「音の出る信号機」募金箱を設置" (Press release). SEEDPR TIMES). 2020-11-2. 2020-11-5閲覧 {{cite press release2}}: |accessdate=|date=の日付が不正です。 (説明)
  9. ^ 当該週(12月19-25日)番組表(ウェブ魚拓)
  10. ^ 当該週(12月18-24日)番組表
  11. ^ 最大2分30秒。
  12. ^ 2013年まではニッポン放送平日朝帯ワイド番組(2010年からは「高嶋ひでたけのあさラジ!」)

参考文献

  • 内野二朗『夢のワルツ 音楽プロモーターが綴る“戦後秘史”50年』講談社、1997年。ISBN 4-06-208746-4 
  • 九州朝日放送30年史編集委員会『九州朝日放送30年史』九州朝日放送、1983年、231頁。
  • 九州朝日放送50周年記念事業委員会『九州朝日放送50年史』九州朝日放送、2004年、203-205頁。
  • 九州朝日放送50周年記念事業委員会『九州朝日放送50年史【資料編】』九州朝日放送、2004年。
  • 札幌テレビ放送創立50周年記念事業推進室『札幌テレビ放送50年の歩み』札幌テレビ放送、2008年、109頁。
  • 田代洋一編『続・夢のワルツ』バックステージカンパニー、2005年、62-63頁。ISBN 4-06-208746-4
  • ラジオ沖縄編『ラジオ沖縄開局50周年記念 ラ・ラ・ラ、ラジオ沖縄 ♪ローカルに徹せよ』ボーダーインク、2010年、68-69頁、273頁。ISBN 978-4-89982-186-1

関連項目

外部リンク