コンテンツにスキップ

「宇野駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
→‎歴史: 出典を追加。
Cewbot (会話 | 投稿記録)
121行目: 121行目:
* [[1986年]](昭和61年)[[11月1日]]:[[チッキ|荷物]]・[[車扱貨物]]の取扱を廃止([[日本の鉄道駅#旅客駅|旅客駅]]となる)。
* [[1986年]](昭和61年)[[11月1日]]:[[チッキ|荷物]]・[[車扱貨物]]の取扱を廃止([[日本の鉄道駅#旅客駅|旅客駅]]となる)。
* [[1987年]](昭和62年)4月1日:[[国鉄分割民営化]]により、宇野線をJR西日本と[[日本貨物鉄道]](JR貨物、第二種鉄道事業者)、宇高航路を[[四国旅客鉄道]](JR四国)が継承。
* [[1987年]](昭和62年)4月1日:[[国鉄分割民営化]]により、宇野線をJR西日本と[[日本貨物鉄道]](JR貨物、第二種鉄道事業者)、宇高航路を[[四国旅客鉄道]](JR四国)が継承。
* [[1988年]](昭和63年)[[4月10日]]:瀬戸大橋開通に伴い、[[本四備讃線]]([[瀬戸大橋線]])開業。宇高航路の連絡船・ホーバークラフトが廃止され、高速艇のみ存続。元のホーバークラフト乗り場を使用。当駅に発着する唯一の優等列車であった「[[瀬戸 (列車)|瀬戸]]」の運転区間が、瀬戸大橋線を経由する東京駅 - 高松駅間に延長されたため、当駅発着が終了。
* [[1988年]](昭和63年)[[4月10日]]:瀬戸大橋開通に伴い、[[本四備讃線]]([[瀬戸大橋線]])開業。宇高航路の連絡船・ホーバークラフトが廃止され、高速艇のみ存続。元のホーバークラフト乗り場を使用。当駅に発着する唯一の優等列車であった「[[サンライズ瀬戸|瀬戸]]」の運転区間が、瀬戸大橋線を経由する東京駅 - 高松駅間に延長されたため、当駅発着が終了。
* [[1990年]]([[平成]]2年)3月:廃止後も残っていた連絡船桟橋と可動橋が解体撤去される。高速艇が利用客減で運航休止。
* [[1990年]]([[平成]]2年)3月:廃止後も残っていた連絡船桟橋と可動橋が解体撤去される。高速艇が利用客減で運航休止。
* [[1991年]](平成3年)[[3月16日]]:高速艇廃止。JR宇高航路廃止。
* [[1991年]](平成3年)[[3月16日]]:高速艇廃止。JR宇高航路廃止。

2021年1月17日 (日) 01:31時点における版

宇野駅
駅舎とロータリー(2016年3月)
うの
Uno
JR-L14 備前田井 (2.5 km)
所在地 岡山県玉野市築港一丁目1番1号
北緯34度29分40.21秒 東経133度57分13.96秒 / 北緯34.4945028度 東経133.9538778度 / 34.4945028; 133.9538778座標: 北緯34度29分40.21秒 東経133度57分13.96秒 / 北緯34.4945028度 東経133.9538778度 / 34.4945028; 133.9538778
駅番号 JR-L15
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 L 宇野線(宇野みなと線)
キロ程 32.8km(岡山起点)
茶屋町から17.9 km
電報略号 ウノ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1,233人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1910年明治43年)6月12日
備考 直営駅
みどりの券売機プラス設置駅
テンプレートを表示
宇野駅
うの
Uno
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
開業年月日 1910年(明治43年)6月12日
廃止年月日 1991年平成3年)3月16日*
乗入路線
所属路線 宇高航路宇高連絡船
キロ程 0.0 km(宇野起点)
(18.0 km) 高松
備考 *連絡船自体は1988年昭和63年)4月10日廃止。
テンプレートを表示
宇野駅
うの
Uno
所属事業者 玉野市
開業年月日 1953年(昭和28年)4月5日*
廃止年月日 1972年(昭和47年)4月1日
乗入路線
所属路線 玉野市営電気鉄道(玉野市電)
キロ程 0.0 km(宇野起点)
(0.7 km) 広潟
備考 *備南電気鉄道により開業
テンプレートを表示

宇野駅(うのえき)は、岡山県玉野市築港一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線(宇野みなと線)ので、同線の終着駅でもある。駅番号はJR-L15

概要

かつては、四国への移動手段であった宇高連絡船との接続駅として東京・大阪方面からの優等列車貨物列車が入線して賑わい、構内には側線機回し線引込み線などが幾本もある広大な駅であった。しかし1988年(昭和63年)に瀬戸大橋の開通で四国との連絡口としての使命を終え、1990年(平成2年)には宇高航路で残っていた高速艇も休止になり、1994年(平成6年)12月3日に旧駅舎(鉄筋コンクリート2階建)の北側へ新築された現行駅舎へ移転し(この時までにホームが嵩上げされた)、翌年から始まった旧駅舎の解体をはじめとした駅前広場の再開発により、その名残もほぼなくなった。2019年(平成31年)3月16日現在、普通列車と土曜日運行の観光列車「La Malle de Bois」(ラ・マル・ド・ボァ)が発着している。

歴史

アート化される前の駅舎(2015年5月)

2004年8月台風での冠水

2004年(平成16年)8月30日に中国地方に上陸した台風16号の影響で瀬戸内海沿岸は予想以上の高潮が発生し、岡山県南部でも各所で浸水による被害があった。宇野駅周辺も冠水し翌朝始発列車の為に駅構内(ホーム)へ停泊していた岡山電車区所属の105系F8編成(2両)と、115系D18編成(3両)の2本の電車も床下浸水の被害を受け電気部品・回路の故障により自走不能に陥り、駅構内の電気・信号設備も冠水、駅事務所でもマルスなどの機器類が被災し、当日は始発からダイヤが大きく乱れ、各種乗車券・特急券など切符類の発券などをはじめとした駅事務にも支障をきたした。

当時、岡山電車区では105系は新和歌山車両センター(当時)へ転出する編成があり、115系は短編成化・リニューアル工事、213系もワンマン化改造のために入場している編成が多く、予備車が極端に不足していたために、たまたま岡山電車区に留置されていた網干総合車両所所属の223系J1編成(6両)を急遽宇野線の運用に投入した。

駅構造

構内
改札口

両開きの線路配置で、6両対応の島式ホーム1面2線(頭端式)を持つ地上駅[1]。列車留置用の側線が2本ある。出入口(改札)は1か所である。

直営駅児島駅の被管理駅)であり、駅舎内にはかつてみどりの窓口エクスプレス予約e5489対応)、売店キヨスク)があった。現在では、みどりの券売機プラス、近距離乗車券自動券売機オレンジカード対応)、玉野市観光案内所、駅スタンプコインロッカーなどがある。ICOCAは2019年3月より改札、自動券売機ともに対応された。

駅構内に乗務員宿泊施設がある。

移転前の駅は現行の駅よりも南側(海側)の像がある広場付近に南北に建っていた。駅南東の空地には、かつての宇高連絡船のバース跡がわずかながら残っている。

のりば

のりば 路線 行先
1・2 L 宇野みなと線 茶屋町岡山方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の呼称(愛称)で表記している。日中は主に2番のりばからワンマン列車が発車する。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 1,478
2000 1,506
2001 1,523
2002 1,457
2003 1,409
2004 1,388
2005 1,345
2006 1,272
2007 1,239
2008 1,203
2009 1,151
2010 1,198
2011 1,175
2012 1,175
2013 1,247
2014 1,188
2015 1,247
2016 1,290
2017 1,246
2018 1,233

駅周辺

駅前には、バス・タクシー乗り場、駐車場などがある。

公共施設など

教育機関

交通機関

金融機関・郵便局

各種施設など

  • 宇野港銀座商店街
  • 宇野港土地ビル
  • ショッピングモールメルカ
    • 玉野市立図書館
    • 玉野市立中央公民館
  • 玉野市文化会館 バウハウス
  • 駅東創庫&MinatoGallery(ギャラリー
  • Gallery サンコア(現代アートギャラリー)
  • 玉野とんぼ玉クラブ、アート工房るんるん島
  • 瀬戸内温泉たまの湯
  • 玉野競輪場

道路

バス路線

備考欄に特記なき路線は両備バス運行

乗り場 行先・方面など 備考
1 〔特急〕八浜・締切堤防経由 天満屋岡山駅 渋川特急
30号線経由 天満屋・岡山駅  
玉野市役所  
2 上山坂・締切堤防経由 天満屋・岡山駅  
鉾立、上山坂  
奥玉経由 企業団地・秀天橋  
奥玉・秀天橋経由 玉野光南高校 日祝運休
3 〔特急〕渋川・おもちゃ王国 渋川特急
宇野港 廃止
岡山赤十字病院玉野分院 廃止
玉4丁目・渋川経由 王子ケ岳 終点・王子ケ岳にてJR児島駅行の下電バスと連絡
玉4丁目・渋川経由 児島駅 下電バス運行(土日祝日1往復のみ運行の直通便)
4 玉4丁目経由 日比・渋川3丁目  
藤井海岸(新道)経由 渋川3丁目  
シーバス(玉野市コミュニティバス)
深山すこやか線(田井駅、福祉センター、日赤玉野分院、宇野駅、石井町、玉野三井病院)
東児すこやか線(後閑、福祉センター、日赤玉野分院、宇野駅、石井町、玉野三井病院)
 
5 玉野競輪場無料バス (開催日のみ運行)
児島競艇場(児島ボート)無料バス 下電バス運行(開催日のみ運行)

その他

  • 本四備讃線瀬戸大橋線)の橋上部分(児島駅 - 宇多津駅)に強風などで運行規制がかかった場合には、宇野港 - 高松港のフェリー代行となり、その接続のため岡山駅 - 宇野駅に臨時列車が運転されていた。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
L 宇野みなと線(宇野線)
備前田井駅 (JR-L14) - 宇野駅 (JR-L15)

かつて存在した路線

日本国有鉄道(国鉄)→ 四国旅客鉄道(JR四国)
宇高航路(宇高連絡船)
宇野駅 - 高松駅
玉野市営電気鉄道
宇野駅 - 広潟駅

脚注

  1. ^ a b c “JR宇野駅が新装”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年12月9日) 
  2. ^ a b 宇野駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2018年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月23日閲覧。
  3. ^ a b "「みどりの券売機プラス」設置駅拡大のお知らせ" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道岡山支社. 21 December 2018. 2019年1月7日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月23日閲覧
  4. ^ 出典:岡山県統計年報

関連項目

外部リンク