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{{by|2011年}}はAA級[[モンゴメリー・ビスケッツ]]でプレーし、107試合に出場して打率.275、7本塁打、57打点、15盗塁を記録した。7月には同僚の[[李學周]]、[[マット・ムーア (野球)|マット・ムーア]]と共に[[2011年のMLBオールスターゲーム#フューチャーズゲーム|オールスター・フューチャーズゲーム]]に選ばれた<ref>{{Cite web|url=http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20110710&content_id=21721058&vkey=allstar2011 |title=Rays prospect Matt Moore pitched a perfect inning in Sunday's Futures Game &#124; MLB.com: News |publisher=Mlb.mlb.com |date=May 24, 2013 |accessdate=September 18, 2013}}</ref>。8月にAAA級[[ダーラム・ブルズ]]へ昇格すると、24試合に出場して打率.255、5本塁打、13打点、2盗塁を記録した。
{{by|2011年}}はAA級[[モンゴメリー・ビスケッツ]]でプレーし、107試合に出場して打率.275、7本塁打、57打点、15盗塁を記録した。7月には同僚の[[李學周]]、[[マット・ムーア (野球)|マット・ムーア]]と共に[[2011年のMLBオールスターゲーム#フューチャーズゲーム|オールスター・フューチャーズゲーム]]に選ばれた<ref>{{Cite web|url=http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20110710&content_id=21721058&vkey=allstar2011 |title=Rays prospect Matt Moore pitched a perfect inning in Sunday's Futures Game &#124; MLB.com: News |publisher=Mlb.mlb.com |date=May 24, 2013 |accessdate=September 18, 2013}}</ref>。8月にAAA級[[ダーラム・ブルズ]]へ昇格すると、24試合に出場して打率.255、5本塁打、13打点、2盗塁を記録した。


{{by|2012年}}はAAA級ダーラムで開幕を迎えたが、5月1日にドーピング検査で陽性となり、50試合の出場停止処分を受けた<ref>{{cite web|url=http://www.milb.com/news/article.jsp?content_id=30131650&fext=.jsp&vkey=news_milb&ymd=20120501|title=Rays' No. 1 pick Beckham suspended|work=MiLB.com|author=Danny Wild|date=May 1, 2012|accessdate=February 19, 2014}}</ref>。AAA級ダーラムでは72試合に出場して打率.256、6本塁打、28打点、6盗塁を記録した。シーズンオフの11月20日に[[ロースター (MLB)#25人枠と40人枠|40人枠]]入りを果たした<ref>{{cite web|url=http://tampabay.rays.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20121120&content_id=40387908&vkey=pr_tb&c_id=tb|title=Rays add four players to 40-man roster|work=MLB.com Rays Press Release|author=|date=November 20, 2012|accessdate=February 19, 2014}}</ref>。
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2021年4月13日 (火) 08:50時点における版

ティム・ベッカム
Tim Beckham
シカゴ・ホワイトソックス (マイナー)
シアトル・マリナーズ時代
(2019年5月24日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州スポルディング郡グリフィン英語版
生年月日 (1990-01-27) 1990年1月27日(34歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手三塁手遊撃手
プロ入り 2008年 MLBドラフト1巡目
初出場 2013年9月19日 テキサス・レンジャーズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ティモシー・ラマー・ベッカムTimothy Lamar Beckham, 1990年1月27日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州スポルディング郡グリフィン英語版出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBシカゴ・ホワイトソックス傘下所属。愛称はスワッギーTSwaggy T[1]

経歴

プロ入り前

グリフィン高等学校では走攻守3拍子揃った遊撃手として活躍し、ベースボール・アメリカからは高校生のトッププロスペクトとして紹介されていた。高校3年時の成績は打率.482、6本塁打、41打点、23盗塁を記録している[2]

プロ入りとレイズ時代

2008年MLBドラフト1巡目(全体1位)でタンパベイ・レイズから指名を受け、6月19日に高校生指名選手史上最高となる615万ドルの契約金[3]で契約した。1年目は主に傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ英語版で46試合に出場して打率.297、2本塁打、14打点、5盗塁を記録した。8月にA-級ハドソンバレー・レネゲーズへ昇格し、2試合に出場した。

2009年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ英語版でプレーし、125試合に出場して打率.275、5本塁打、63打点、13盗塁を記録した。レイズは、ベッカムの心身の成長に合わせてじっくりと育成をしていく方針であった[4]

2010年はA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、123試合に出場して打率.256、5本塁打、57打点、22盗塁を記録した。

2011年はAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、107試合に出場して打率.275、7本塁打、57打点、15盗塁を記録した。7月には同僚の李學周マット・ムーアと共にオールスター・フューチャーズゲームに選ばれた[5]。8月にAAA級ダーラム・ブルズへ昇格すると、24試合に出場して打率.255、5本塁打、13打点、2盗塁を記録した。

2012年はAAA級ダーラムで開幕を迎えたが、5月1日にドーピング検査で陽性となり、50試合の出場停止処分を受けた[6]。AAA級ダーラムでは72試合に出場して打率.256、6本塁打、28打点、6盗塁を記録した。シーズンオフの11月20日に40人枠入りを果たした[7]

2013年、マイナーではAAA級ダーラムでプレーし、122試合に出場して打率.276、4本塁打、51打点、17盗塁を記録した。9月18日にメジャー初昇格を果たした[8]。翌19日のテキサス・レンジャーズ戦で代打としてメジャーデビュー。タナー・シェパーズから初打席初安打を放った。シーズン終了後、前十字靭帯の断裂が発覚し、2014年の開幕は絶望となった[9]

2015年8月31日

2015年は2年ぶりにメジャーの舞台に戻り、控え内野手及び指名打者として起用され、82試合に出場。打率.222、9本塁打、37打点、3盗塁という成績を残した。守備面では二塁手を38試合、遊撃手を28試合で守ったほか、1試合だけ三塁手も守った。

2016年も前年と同様の役割を担い、64試合に出場。打撃面では打率.247・5本塁打・16打点・2盗塁という成績を記録した。二塁の守備は、19試合で無失策だった。また、遊撃手(25試合)では4失策を喫して守備率.958だった。さらに三塁手、一塁手を守る事もあった。

オリオールズ時代

ボルチモア・オリオールズ時代
(2018年4月11日)

2017年7月31日にトビアス・マイヤーズとのトレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[10]

2018年のシーズンに先立って、オリオールズは三塁手のマニー・マチャドを遊撃手にコンバートさせ、ベッカムを三塁手にコンバートさせることを発表した。4月25日に左鼠径部痛により故障者リスト入りとなり[11]5月13日に60日間の故障者リストへ異動となった[12]。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[13]

マリナーズ時代

2019年1月10日にシアトル・マリナーズと1年175万ドルの契約を結んだ[14]。8月6日に薬物検査で禁止薬物であるスタノゾロールの陽性反応が出たため、薬物違反で80試合の出場停止処分となり、そのままシーズン終了となった[15]。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[16]

ホワイトソックス傘下時代

2020年2月12日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ[17]と発表されたが、翌日に契約が取り消された[18]

この年はどの球団にも所属しなかったが、オフの10月29日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[19]

プレースタイル

高い運動能力と野球センスを併せ持つスター遊撃手の卵[4]。60ヤード6.35秒の脚力、ベンチプレス127キロの筋力を持つ。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2013 TB 5 8 7 1 3 0 0 0 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 .429 .375 .429 .804
2015 82 223 203 24 45 7 4 9 87 37 3 1 0 4 13 0 3 69 3 .222 .274 .429 .702
2016 64 215 198 25 49 12 5 5 86 16 2 1 2 0 14 0 1 67 3 .247 .300 .434 .735
2017 87 345 317 31 82 5 3 12 129 36 5 4 1 1 24 0 2 110 8 .259 .314 .407 .721
BAL 50 230 216 36 66 13 2 10 113 26 1 1 0 0 12 0 2 57 2 .306 .348 .523 .871
'17計 137 575 533 67 148 18 5 22 242 62 6 5 1 1 36 0 4 167 10 .278 .328 .454 .782
2018 96 402 369 45 85 17 0 12 138 35 1 2 1 2 27 0 3 100 10 .230 .287 .374 .661
2019 SEA 88 328 304 39 72 21 1 15 140 47 1 3 0 0 21 0 3 102 7 .237 .293 .461 .753
MLB:6年 472 1751 1614 201 402 75 15 63 696 198 13 12 4 8 111 0 14 505 33 .249 .302 .431 .733
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績

内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2013 TB - 3 0 5 0 0 1.000 - 1 0 0 0 0 ----
2015 - 38 31 59 5 13 .947 1 2 2 0 0 1.000 28 23 52 2 10 .974
2016 6 38 1 0 4 1.000 19 30 44 0 12 1.000 7 0 7 0 1 1.000 25 27 64 4 14 .958
2017 - 17 28 32 2 11 .968 1 1 0 0 0 1.000 70 67 169 9 33 .963
BAL - - - 49 73 148 9 33 .961
'17計 - 17 28 32 2 11 .968 1 1 0 0 0 1.000 119 140 317 18 66 .962
2018 - 3 4 7 0 1 1.000 40 35 71 7 9 .938 49 80 114 12 31 .942
2019 SEA 5 35 0 0 2 1.000 8 15 18 2 3 .943 10 7 15 0 2 1.000 41 60 104 12 25 .932
MLB 11 73 1 0 6 1.000 88 108 165 9 40 .968 59 45 95 7 12 .952 263 330 651 48 146 .953
外野守備


左翼(LF)












2019 SEA 13 10 2 0 1 1.000
MLB 13 10 2 0 1 1.000
  • 2019年度シーズン終了時

記録

MiLB

背番号

  • 29(2013年)
  • 1(2015年 - 2019年)

脚注

  1. ^ Orioles Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月4日閲覧
  2. ^ イの一番指名は18歳のベッカム遊撃手 nikkansports.com(2008/06/06)
  3. ^ ドラフト交渉期限終了 契約金最高額620万ドル SANSPO.COM(2008/08/16)
  4. ^ a b 城野井道人 「本誌激戦 2009注目のマイナーリーガー100人」 『月刊スラッガー』2009年6月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-8、41頁。
  5. ^ Rays prospect Matt Moore pitched a perfect inning in Sunday's Futures Game | MLB.com: News”. Mlb.mlb.com (May 24, 2013). September 18, 2013閲覧。
  6. ^ Danny Wild (May 1, 2012). “Rays' No. 1 pick Beckham suspended”. MiLB.com. February 19, 2014閲覧。
  7. ^ Rays add four players to 40-man roster”. MLB.com Rays Press Release (November 20, 2012). February 19, 2014閲覧。
  8. ^ Rays to call up '08 top pick Beckham; Guzman added | raysbaseball.com: News”. Mlb.mlb.com. September 18, 2013閲覧。
  9. ^ http://www.tampabay.com/sports/baseball/rays/rays-lose-beckham-to-torn-acl/2157078
  10. ^ Bill Chastain (2017年7月31日). “O's land shortstop Beckham from TB” (英語). MLB.com. 2017年8月5日閲覧。
  11. ^ https://www.mlb.com/news/tim-beckham-placed-on-dl-with-groin-strain/c-273826746
  12. ^ https://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/orioles-tim-beckham-shifts-to-60-day-dl/
  13. ^ Jeff Todd (2018年11月30日). “Orioles Non-Tender Tim Beckham, Caleb Joseph” (英語). mlbtraderumors.com. 2019年1月4日閲覧。
  14. ^ Greg Johns (2019年1月10日). “Seattle inks INF Beckham, RHP Gearrin” (英語). MLB.com. 2019年1月12日閲覧。
  15. ^ ベッカム、薬物違反で80日間の出場停止処分 - MLB : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2020年8月8日閲覧。
  16. ^ Mark Feinsand (December 3, 2019). “These players just joined the free-agent pool” (English). MLB.com. December 9, 2019閲覧。
  17. ^ Padres' Tim Beckham: Gets MiLB deal from San Diego” (英語). CBSSports.com. 2020年2月19日閲覧。
  18. ^ No Deal Between Padres & Tim Beckham” (英語). Pro Sports Daily. 2020年7月25日閲覧。
  19. ^ White Sox Sign Tim Beckham To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月29日閲覧。

関連項目

外部リンク