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{{by|2010年}}5月29日の[[シカゴ・カブス]]戦でメジャーデビューを果たした。しかし、右肩を痛めて[[故障者リスト#MLB|故障者リスト]]入りし、シーズン終了後に[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|40人枠]]から外れた<ref name="scout.com">[http://stlcardinals.scout.com/2/1130165.html Cardinals Add Three Hurlers to 40-Man Roster] Scout.com</ref>。 |
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{{by|2011年}}はメジャー登板なしに終わったが、AAA級[[メンフィス・レッドバーズ]]では141イニングを投げて健康面での不安を払拭した。[[11月18日]]には再び40人枠に加えられた<ref name="scout.com"></ref>。 |
2021年4月13日 (火) 08:57時点における版
ボストン・レッドソックス #0 | |
---|---|
ニューヨーク・ヤンキース時代 (2019年7月13日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区 |
生年月日 | 1985年11月22日(39歳) |
身長 体重 |
6' 5" =約195.6 cm 230 lb =約104.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2006年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2010年5月29日 |
年俸 | $9,000,000(2019年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | イタリア |
WBC | 2009年 |
この表について
|
アダム・ロバート・オッタビーノ(Adam Robert Ottavino, 1985年11月22日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区出身のプロ野球選手(投手)。右投両打。MLBのボストン・レッドソックス所属。愛称はオット(Otto)[2]。
経歴
プロ入り前
2003年のMLBドラフト30巡目(全体878位)でタンパベイ・デビルレイズから指名されたが、この時は入団せずにノースイースタン大学へ進学した。
プロ入りとカージナルス時代
2006年のMLBドラフト1巡目(全体30位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り。
2009年開幕前の3月に開催された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のイタリア代表に選出された[3][4]。
2010年5月29日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビューを果たした。しかし、右肩を痛めて故障者リスト入りし、シーズン終了後に40人枠から外れた[5]。
2011年はメジャー登板なしに終わったが、AAA級メンフィス・レッドバーズでは141イニングを投げて健康面での不安を払拭した。11月18日には再び40人枠に加えられた[5]。
ロッキーズ時代
2012年4月3日にウェイバー公示を経てコロラド・ロッキーズへ移籍した[6]。5月に2シーズンぶりのメジャー昇格を果たし、中盤以降はカルロス・トーレス、ジョシュ・レネキーらと共に、75球程度に投球を制限されたロッキーズの先発投手を救援する“ピギーバック(ハイブリッド)”投手として貢献した[7]。
2015年4月27日、右上腕の炎症で15日間の故障者リスト入りとなり、その後の検査で右肘のトミー・ジョン手術が必要であることが明らかとなり、5月14日に60日間の故障者リストに入り、シーズン中の復帰は絶望となった[8]。12月19日に3年契約で契約を延長した[9]。
2016年2月18日、引き続き60日間の故障者リスト入りすることになった。7月5日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャー復帰した。最終的に34試合に登板して1勝3敗7セーブ、防御率2.67という成績を残した。
2018年は75試合に登板してナショナルリーグ最多となる34ホールドを挙げた。オフの10月29日にFAとなった[10]。
ヤンキース時代
2019年1月24日にニューヨーク・ヤンキースと3年総額2700万ドルの契約を結んだ。また、ヤンキースの一桁背番号で唯一の空き番号であり、ロッキーズ時代より着用していた背番号0を背負うことも決まった[11]。ヤンキースの選手が背番号0を着用するのは球団史上初のケースとなる[12]。同年はチームトップの73試合に登板し、6勝5敗2セーブ29ホールド・防御率1.90という好成績を挙げ、移籍1年目にしてリリーフ陣の柱となった。
レッドソックス時代
2021年1月25日に後日発表選手または金銭とのトレードで、フランク・へルマンと共にボストン・レッドソックスへ移籍した[13]。
投球スタイル
スリークォーターから、最速98.9mph(約159km/h)・平均93mph(約150km/h)の速球(フォーシーム・シンカー)と、平均83mph(約134km/h)の横に大きく曲がるスライダーで全投球の大半を占める。2015年以降は稀に90mph(約145km/h)程度のカッターも使う。かつてはスライダーよりもチェンジアップを投げる割合が高かったが、ロッキーズ移籍後は速球とスライダーが投球の中心となった[14]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010 | STL | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 110 | 22.1 | 37 | 5 | 9 | 1 | 0 | 12 | 1 | 0 | 21 | 21 | 8.46 | 2.06 |
2012 | COL | 53 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 6 | .833 | 339 | 79.0 | 76 | 9 | 34 | 7 | 1 | 81 | 8 | 0 | 42 | 40 | 4.56 | 1.39 |
2013 | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 8 | .250 | 335 | 78.1 | 73 | 5 | 31 | 5 | 2 | 78 | 9 | 0 | 27 | 23 | 2.64 | 1.33 | |
2014 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 21 | .200 | 272 | 65.0 | 67 | 6 | 16 | 1 | 4 | 70 | 4 | 0 | 26 | 26 | 3.60 | 1.28 | |
2015 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 3 | 1.000 | 35 | 10.1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 1 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.48 | |
2016 | 34 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 7 | 4 | .250 | 107 | 27.0 | 18 | 3 | 7 | 0 | 2 | 35 | 4 | 0 | 9 | 8 | 2.67 | 0.93 | |
2017 | 63 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 21 | .400 | 243 | 53.1 | 48 | 8 | 39 | 2 | 4 | 63 | 8 | 0 | 30 | 30 | 5.06 | 1.63 | |
2018 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 4 | 6 | 34 | .600 | 309 | 77.2 | 41 | 5 | 36 | 5 | 6 | 112 | 7 | 0 | 25 | 21 | 2.43 | 0.99 | |
2019 | NYY | 73 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 5 | 2 | 28 | .545 | 283 | 66.1 | 47 | 5 | 40 | 3 | 2 | 88 | 3 | 1 | 17 | 14 | 1.90 | 1.31 |
2020 | 24 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 2 | .400 | 85 | 18.1 | 20 | 2 | 9 | 0 | 1 | 25 | 1 | 0 | 12 | 12 | 5.89 | 1.58 | |
MLB:10年 | 463 | 3 | 0 | 0 | 0 | 25 | 28 | 19 | 127 | .472 | 2118 | 497.2 | 430 | 48 | 223 | 24 | 23 | 577 | 45 | 2 | 209 | 195 | 3.53 | 1.31 |
- 2020年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
- 35(2010年 - 同年途中)
- 56(2010年途中 -同年終了)
- 37(2012年)
- 0(2013年 - )
代表歴
脚注
- ^ “Adam Ottavino Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年3月10日閲覧。
- ^ Rockies Players Weekend nicknames explained MLB.com (2017年8月24日) 2017年9月19日閲覧
- ^ Box Score | MLB.com: Stats
- ^ 2009 Tournament Roster WBC.com 2015年10月7日閲覧
- ^ a b Cardinals Add Three Hurlers to 40-Man Roster Scout.com
- ^ Adam Ottavino gives the Rockies a lift Scout.com
- ^ Thomas Harding (2012年9月14日). “Hybrid, piggyback: Whatever the name, it's working”. MLB.com. 2016年2月19日閲覧。
- ^ Nick Groke (2015年5月7日). “COLORADO ROCKIES / MLB Rockies pitcher Adam Ottavino undergoes Tommy John surgery”. The Denver Post 2015年6月4日閲覧。
- ^ ロッキーズ、オッタビノと契約延長 ア軍は先発右腕との年俸調停回避スポニチアネックス 2015年12月20日配信
- ^ MLB公式プロフィール参照。2019年1月28日閲覧。
- ^ Bryan Hoch (2019年1月25日). “Deal official, Ottavino to wear No. 0 for Yanks” (英語). MLB.com. 2019年1月28日閲覧。
- ^ “新加入オッタビーノ、ヤンキース史上初「背番号0」”. 日刊スポーツ (2019年1月25日). 2019年1月28日閲覧。
- ^ “Yankees Trade Adam Ottavino To Red Sox” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年1月25日閲覧。
- ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Adam Ottavino
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Adam Ottavino stast MiLB.com
- Adam Ottavino (@adamottavino) - Instagram