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ホセ・アルバラード
*José Alvarado*
フィラデルフィア・フィリーズ #46
	タンパベイ・レイズ時代; (2018年4月15日)
基本情報
国籍	ベネズエラ
出身地	スリア州マラカイボ
生年月日	1995年5月21日（29歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 245 lb ＝約111.1 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	投手
プロ入り	2012年アマチュアFA
初出場	2017年5月3日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	タンパベイ・レイズ (2017 - 2020); フィラデルフィア・フィリーズ (2021 - );
国際大会
代表チーム	ベネズエラ
WBC	2017年
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ホセ・アルバラド

ホセ・アントニオ・アルバラード（José Antonio Alvarado, 1995年 5月21日 - ）は、ベネズエラ・スリア州マラカイボ出身のプロ野球選手（投手）。左投左打。MLBのフィラデルフィア・フィリーズ所属。愛称はエル・ポチョ（El Pocho - スペイン語で「稲妻」の意）^[1]。

経歴

プロ入りとレイズ時代

2012年にタンパベイ・レイズと契約してプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・レイズでプロデビュー。12試合に登板して2勝3敗、防御率3.81、20奪三振を記録した。

2013年もルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・レイズでプレーし、13試合に先発登板して1勝8敗、防御率1.97、58奪三振を記録した。

2014年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズでプレーし、12試合（先発11試合）に登板して1勝5敗、防御率3.79、46奪三振を記録した。

2015年はアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ（英語版）でプレーし、5試合に先発登板して0勝2敗、防御率9.82、7奪三振を記録した。

2016年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ（英語版）とA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、2球団合計で37試合に登板して4勝1敗2セーブ、防御率3.07、85奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[2]。

2017年はシーズン開幕前の2月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表に選出された^[3]。シーズンでは開幕をAA級モンゴメリー・ビスケッツで迎え、5月3日にメジャー初昇格を果たした^[4]。同日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビュー^[5]。8月4日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では1イニング三者連続三球三振（イマキュレイト・イニング）を記録している^[6]。この年メジャーでは35試合に登板して0勝3敗、7ホールド、防御率3.64・29奪三振を記録した。

2018年はチーム2位の70試合に登板してこの年アメリカンリーグ最多となる31ホールドを挙げた。

フィリーズ時代

2020年12月29日にレイズとフィラデルフィア・フィリーズ、ロサンゼルス・ドジャースの3チーム間でトレードが行われ、フィリーズがレイズからアルバラードを、レイズがドジャースからディロン・ポールソン（英語版）と後日発表選手または金銭を、ドジャースがフィリーズからギャレット・クリービンガー（英語版）をそれぞれ獲得した^[7]。

2021年4月1日のブレーブスとの開幕戦に登板し、フィリーズ移籍後初出場を果たした^[8]。

投球スタイル

100mph近い豪速球と100マイル近いシンカーを投げる投手である^[9]。

人物

パチンコのような投石道具を使って行うハンティングを趣味としている。獲物はイグアナやカピバラで、仕留めた後にその場でさばいて食べているという^[9]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2017	TB	35	0	0	3	0	7	.000	123	29.2	24	1	9	1	0	29	2	12	12	3.64	1.11
2018		70	0	1	6	8	31	.143	263	64.0	42	1	29	4	1	80	2	21	17	2.39	1.11
2019		35	1	1	6	7	8	.143	146	30.0	29	2	27	3	0	39	8	18	16	4.80	1.87
2020		9	0	0	0	0	2	----	45	9.0	9	2	6	0	2	13	3	7	6	6.00	1.67
MLB：4年		149	1	2	15	15	48	.118	577	132.2	104	6	71	8	3	161	15	58	51	3.46	1.32

2020年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年度	球団	投手（P）						一塁（1B）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2017	TB	35	2	3	0	0	1.000	-
2018		70	1	5	0	1	1.000	1	0	0	0	0	----
2019		35	1	4	1	0	.833	-
MLB		140	4	12	1	1	.941	1	0	0	0	0	----

2019年度シーズン終了時

背番号

46（2017年 - ）

代表歴

2017 ワールド・ベースボール・クラシック・ベネズエラ代表

脚注

^ Bill Chastain (2018年8月9日). “Rays' nicknames for Players' Weekend” (英語). MLB.com. 2018年8月29日閲覧。
^ Adam Sanford (2016年11月18日). “Tampa Bay Roster News: Rays Add Eight Prospects to 40-Man Roster” (英語). SB Nation. 2018年8月29日閲覧。
^ Miggy, Altuve lead loaded Venezuela offense MLB.com （英語） (2017年2月8日) 2018年8月29日閲覧
^ Adam Sanford (2017年5月3日). “Tampa Bay Rays Promote Jose Alvarado, Demote Chih-Wei hu” (英語). SB Nation. 2018年8月29日閲覧。
^ “Miami Marlins at Tampa Bay Rays Box Score, May 3, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年8月29日閲覧。
^ 「タンパベイ・レイズ」『2018MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』日本スポーツ企画出版社 22頁
^ “Phillies Acquire Jose Alvarado In Three-Team Trade With Rays, Dodgers” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月29日閲覧。
^ Todd Zolecki (2021年4月2日). “Revamped bullpen keys Phillies' walk-off win” (英語). MLB.com. 2021年4月11日閲覧。
^ ^a ^b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2018』廣済堂出版、2018年、67頁頁。ISBN 978-4-331-52148-9。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Jose Alvarado stats MiLB.com （英語）

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[1] Bill Chastain (2018年8月9日). “Rays' nicknames for Players' Weekend” (英語). MLB.com. 2018年8月29日閲覧。

[2] Adam Sanford (2016年11月18日). “Tampa Bay Roster News: Rays Add Eight Prospects to 40-Man Roster” (英語). SB Nation. 2018年8月29日閲覧。

[3] Miggy, Altuve lead loaded Venezuela offense MLB.com （英語） (2017年2月8日) 2018年8月29日閲覧

[4] Adam Sanford (2017年5月3日). “Tampa Bay Rays Promote Jose Alvarado, Demote Chih-Wei hu” (英語). SB Nation. 2018年8月29日閲覧。

[5] “Miami Marlins at Tampa Bay Rays Box Score, May 3, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年8月29日閲覧。

[6] 「タンパベイ・レイズ」『2018MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』日本スポーツ企画出版社 22頁

[7] “Phillies Acquire Jose Alvarado In Three-Team Trade With Rays, Dodgers” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月29日閲覧。

[8] Todd Zolecki (2021年4月2日). “Revamped bullpen keys Phillies' walk-off win” (英語). MLB.com. 2021年4月11日閲覧。

[kosaido2018-9] 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2018』廣済堂出版、2018年、67頁頁。ISBN 978-4-331-52148-9。

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 {{by|2015年}}は[[アパラチアンリーグ]]のルーキー級{{仮リンク|プリンストン・レイズ|en|Princeton Rays}}でプレーし、5試合に先発登板して0勝2敗、防御率9.82、7奪三振を記録した。
-{{by|2016年}}はA級{{仮リンク|ボーリンググリーン・ホットロッズ|en|Bowling Green Hot Rods}}とA+級[[シャーロット・ストーンクラブズ]]でプレーし、2球団合計で37試合に登板して4勝1敗2セーブ、防御率3.07、85奪三振を記録した。オフの[[11月18日]]に[[ドラフト会議 (MLB)#ルール・ファイブ・ドラフト|ルール・ファイブ・ドラフト]]での流出を防ぐために[[ロースター (MLB)#25人枠と40人枠|40人枠]]入りした<ref>{{Cite web|url=https://www.draysbay.com/2016/11/18/13681742/tampa-bay-rays-roster-news-add-six-prospects-to-40-man-roster-willy-adames-daniel-robertson |title=Tampa Bay Roster News: Rays Add Eight Prospects to 40-Man Roster|author=Adam Sanford|work=SB Nation|language=英語|date=2016年11月18日|accessdate=2018年8月29日}}</ref>。
+{{by|2016年}}はA級{{仮リンク|ボーリンググリーン・ホットロッズ|en|Bowling Green Hot Rods}}とA+級[[シャーロット・ストーンクラブズ]]でプレーし、2球団合計で37試合に登板して4勝1敗2セーブ、防御率3.07、85奪三振を記録した。オフの[[11月18日]]に[[ドラフト会議 (MLB)#ルール・ファイブ・ドラフト|ルール・ファイブ・ドラフト]]での流出を防ぐために[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|40人枠]]入りした<ref>{{Cite web|url=https://www.draysbay.com/2016/11/18/13681742/tampa-bay-rays-roster-news-add-six-prospects-to-40-man-roster-willy-adames-daniel-robertson |title=Tampa Bay Roster News: Rays Add Eight Prospects to 40-Man Roster|author=Adam Sanford|work=SB Nation|language=英語|date=2016年11月18日|accessdate=2018年8月29日}}</ref>。
 {{by|2017年}}はシーズン開幕前の2月8日に[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック|第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)]]の[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック・ベネズエラ代表|ベネズエラ代表]]に選出された<ref>[http://m.mlb.com/news/article/215447746/venezuelas-world-baseball-classic-roster/ Miggy, Altuve lead loaded Venezuela offense] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年2月8日) 2018年8月29日閲覧</ref>。シーズンでは開幕をAA級[[モンゴメリー・ビスケッツ]]で迎え、5月3日にメジャー初昇格を果たした<ref>{{Cite web|url=https://www.draysbay.com/2017/5/3/15530740/tampa-bay-rays-promote-jose-alvarado-demote-chih-wei-hu |title=Tampa Bay Rays Promote Jose Alvarado, Demote Chih-Wei hu|author=Adam Sanford|work=SB Nation|language=英語|date=2017年5月3日|accessdate=2018年8月29日}}</ref>。同日の[[マイアミ・マーリンズ]]戦でメジャーデビュー<ref>{{Cite web|url=https://www.baseball-reference.com/boxes/TBA/TBA201705030.shtml |title=Miami Marlins at Tampa Bay Rays Box Score, May 3, 2017|publisher=Baseball-Reference.com|language=英語|accessdate=2018年8月29日}}</ref>。8月4日の[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]戦では1イニング三者連続三球三振（[[三者連続三球三振を記録したメジャーリーグベースボール投手一覧|イマキュレイト・イニング]]）を記録している<ref>「タンパベイ・レイズ」『2018MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 [[日本スポーツ企画出版社]] 22頁</ref>。この年メジャーでは35試合に登板して0勝3敗、7ホールド、防御率3.64・29奪三振を記録した。

表話編歴フィラデルフィア・フィリーズロースター
投手	49 コルビー・アラード 46 ホセ・アルバラード 68 マックス・カスティーヨ 54 ディラン・コービー（故障者リスト） 58 セランソニー・ドミンゲス 23 ジェフ・ホフマン 50 オリオン・カーケリング（英語版） 43 ユニオル・マルテ（故障者リスト） 63 マイケル・メルカド（英語版） 57 ニック・ネルソン 27 アーロン・ノラ 56 ルイス・オルティス（英語版）（故障者リスト） 39 マイケル・ラッカー（英語版）（故障者リスト） 66 ホセ・ルイーズ 61 クリストファー・サンチェス 30 グレゴリー・ソト 25 マット・ストラム 55 レンジャー・スアレス -- フレディ・ターノック 22 スペンサー・ターンブル 99 タイフアン・ウォーカー 45 ザック・ウィーラー
捕手	13 ラファエル・マルチャン 10 J.T.リアルミュート（故障者リスト） 21 ギャレット・スタッブス
内野手	28 アレク・ボーム 29 ロドルフォ・カストロ 2 コディ・クレメンス（故障者リスト） 24 ダリック・ホール 3 ブライス・ハーパー -- バディ・ケネディ（英語版） 9 ウィット・メリフィールド -- ホセ・ロドリゲス（英語版）（制限リスト） 33 エドムンド・ソーサ 5 ブライソン・ストット 7 トレイ・ターナー（故障者リスト） 37 ウェストン・ウィルソン（英語版）
外野手	8 ニック・カステヤノス 35 デビッド・ダール 16 ブランドン・マーシュ（故障者リスト） 19 クリスチャン・パチェ 18 ヨハン・ロハス
指名打者	12 カイル・シュワーバー
監督・コーチ	59 ロブ・トムソン（監督） 95 マイク・カリトリ（英語版）（ベンチコーチ） 53 ケビン・ロング（打撃コーチ） 92 ダスティン・リンド（英語版）（打撃コーチ補佐） 94 ラファエル・ペーニャ（打撃コーチ補佐） 65 ケイレブ・コーザム（投手コーチ） 93 ブライアン・カプラン（投手コーチ補佐） 38 パコ・フィゲロア（英語版）（一塁コーチ） 64 ダスティ・ワーザン（英語版）（三塁コーチ） 91 シーザー・ラモス（ブルペンコーチ） -- ボビー・ディッカーソン（英語版）（内野守備コーチ） 82 ボブ・スタンポ（ブルペン捕手） 97 ブラッド・フランダース（ブルペン捕手） 98 ヘクター・ラバゴ（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年6月11日更新

表話編歴野球ベネズエラ代表 - 2017 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	13 オマー・ビスケル
コーチ	23 ルーグラス・オドーア (打撃コーチ) 26 ロベルト・エスピノーサ (投手コーチ) 31 カルロス・スベロ (一塁ベースコーチ) 16 カルロス・ガルシア (三塁ベースコーチ) 6 エディ・ペレス (ベンチコーチ) 25 ヘンリー・ブランコ (ブルペンコーチ) 35 ヘスス・フローレス (ブルペン捕手) 22 オマー・ロペス (打撃投手)
投手	51 ホセ・アルバラード 48 ホセ・アルバレス 40 オマー・ベンコモ 18 シルビーノ・ブラチョ 66 ホセ・カスティーヨ 45 ジョーリス・チャシーン 77 エンダーソン・フランコ (途中参加) 54 デオリス・ゲラ 34 フェリックス・ヘルナンデス 50 グレゴリー・インファンテ (途中参加) 49 ウィル・レデズマ 39 アーセニオ・レオン (途中参加) 33 マーティン・ペレス 36 ヤスメイロ・ペティット 61 ルイス・リコ (途中参加) 57 フランシスコ・ロドリゲス 43 ブルース・ロンドン 56 ヘクター・ロンドン (途中参加) 90 ロベルト・スアレス (途中離脱)
捕手	28 ロビンソン・チリノス 35 ヘスス・フローレス (途中参加) 15 サルバドール・ペレス (途中離脱)
内野手	27 ホセ・アルトゥーベ 24 ミゲル・カブレラ 29 アンジェロ・カステヤーノ (途中参加) 2 アルシデス・エスコバー 41 ビクター・マルティネス 12 ルーグネッド・オドーア 21 エルナン・ペレス 14 マーティン・プラド 10 ヤンガービス・ソラーテ
外野手	5 カルロス・ゴンザレス 37 オデュベル・ヘレーラ 11 エンダー・インシアーテ 95 ホセ・サンチェス (途中参加)