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2021年4月18日 (日) 07:38時点における版
| まつもと るみ 松本 留美 | |
|---|---|
| 松本 留美 | |
| 本名 | 諸角 留美 |
| 生年月日 | 1949年2月24日（75歳） |
| 出生地 |
 日本・東京都 |
| 身長 | 164cm |
| 職業 | 女優 |
| 活動期間 | 1961年(?) - |
| 著名な家族 | 高田宗彦（父） |
| 所属劇団 | 演劇集団 円 |
| 事務所 | 円企画 |
| 公式サイト | 公式プロフィール |
| 主な作品 | |
|
テレビドラマ 『春の坂道』 『ここに幸あり』 / 『誰か故郷を想わざる』 『愛の終着駅』 / 『北の宿から』 『パパはニュースキャスター』 『白線流し』 映画 『さえてるやつら』 | |
松本 留美（まつもと るみ、1949年2月24日[1][2][3] - ）は、日本の女優。本名、諸角 留美[3]。旧姓名は芸名と同じ[2]。父親は俳優の高田宗彦[4]。
東京都出身[1]。玉川大学[2] 芸術学部中退[1]。劇団雲を経て[1][2]、演劇集団 円に所属[1][2][3]。
人物
1961年、父親がレギュラーで出演していた「新少年ジェット」に出演。その後1967年、現代演劇協会附属演劇研究所に入所[1]。1970年には劇団雲団員に昇格し、1975年からは演劇集団 円に所属[1]。
1971年、NHK大河ドラマ『春の坂道』に、中村錦之介演じる柳生但馬守宗矩の側室である鳥丸順子役で出演[1]。当時の紹介記事では「1年間の長丁場でも体力には自信があります」と述べている[4]。
以後、テレビドラマに多数出演。特にTBS系の『花王 愛の劇場』では、『愛の終着駅』（1978年）など多数の作品でヒロイン役を演じた[1]。大半の作品では耐え忍ぶ役柄の女性を演じているが、1980年の『ダンプかあちゃん』では、家計を支えるためにダンプカーの運転手となる女性を演じた。当時の紹介記事では「中年男性からは強く生きてくださいといったファンレターが来たが、今回は今までのエネルギーが爆発した感じですごく楽しい」と述べている[5]。
映画には、『さえてるやつら』（1973年）でヒロインを演じたほか、『仁義と抗争』（1977年）に出演した[1]。
舞台では『ロミオとジュリエット』（1970年）で初舞台後は、『夜叉ヶ池』『から騒ぎ』などに出演した[1]。
出演
テレビドラマ
NHK
日本テレビ
- 子連れ狼 第1部 第5話「刺客街道」（1973年） - 拝薊
- 長崎犯科帳（1975年） - 珊 役
- 気まぐれ天使（1976年） - 大沢良子
- 愛のサスペンス劇場「歯止め」（1976年）
- 俺たちは天使だ!（1979年） - 堀内りつ子
- 新五捕物帳（1978年） - お咲
- 桃太郎侍 第78話「すずめの目明し志願」（1978年） - お葉
- 太陽にほえろ!
- 第371話「愛するもののために」（1979年） - 直井朝子
- 第474話「ロボは知っていた」（1981年） - 坂口弓子
- 第505話「ジプシーの涙」（1982年） - 田坂景子
- 第610話「38時間」（1984年） - 木本和恵
- 第667話「デュークという名の刑事」（1985年） - 三沢多美代
- 陽あたり良好!（1982年）
- 長七郎江戸日記 第1シリーズ 第83話「当世母親気質」（1986年） - お絹
- 新・熱中時代宣言（1986年）
- 火曜サスペンス劇場
TBS
- 刑事くん 第1部 第1話「あの街この街」（1971年）
- 水戸黄門 第3部 第8話「雪姫変化 -掛川-」（1972年） - 雪姫
- シークレット部隊 第24話「恋の泥棒作戦」（1972年） - 柳田綾子
- 花王 愛の劇場
- 影同心 第18話「濡れた女の殺し節」（1975年） - お登勢
- 二百三高地（1981年） - 寺島大尉の妻
- もういちど春（1981年）
- ポーラテレビ小説「愛をひとつまみ」（1981年 - 1982年） - 片岡治子
- Gメン'82 第9話「車椅子の女」（1982年） - 徳大寺静子
- ザ・サスペンス
- 松本清張の内海の輪（1982年）
- 松本清張の馬を売る女（1982年） - 八田直子
- 寝台特急「紀伊」殺人行（1984年）
- ちびっ子かあちゃん（1983年）
- 子供が見てるでしょ!（1984年） - 前原美樹
- 金田一耕助の傑作推理 霧の山荘（1985年）
- うちの子にかぎって…（1986年） - 諏訪順子
- 子供が見てるでしょ! (1986年)
- パパはニュースキャスター（1987年） - 松本文子
- オヨビでない奴!（1987年） - 一条譲の母
- パパは年中苦労する (1988年)
- 3年B組金八先生（1988年） - 柿野啓太郎の母
- 愛するということ（1993年）
- 天国からもういちど（1993年）
- 長男の嫁（1994年） - 西脇秀子
- パパ・サヴァイバル（1995年）
- 理想の結婚 第7回「ブチ切れ嫁!地獄の同居特訓」（1997年） - 渋谷美恵
- ぐっどあふたぬ〜ん（1997年） - 白川葉子
- オヤジぃ。（2000年） - 国東智恵子
- 夢で逢いましょう（2005年） - 野間悠子
- 月曜ミステリー劇場
- 森村誠一サスペンスシリーズ 第1作「灯」（2001年） - 山寺詩子
- 冤罪〜父と子の旅路〜（2005年） - 浅利美保子
毎日放送
- 妻そして女シリーズ
- 女だから（1980年） - 主演・磯村アキ
フジテレビ
- 新少年ジェット[6] 第23 - 26回「魔女神の大秘宝」（1961年） - 千春
- 美貌の罪（1969年） - 山名千恵子
- 銭形平次
- 第208話「五里霧中」（1970年） - お町 役
- 第373話「昨日の風が後を追う」（1973年） - お島 役
- 第442話「風は哭いていた」（1974年） - 多恵
- 第593話「侍の傘」（1977年） - お小夜
- 第613話「忠義者」（1978年） - おせん
- 第772話「恐怖の影」（1981年） - お小夜
- 第884話「狂言夢芝居」（1984年） - お紺
- 恐怖劇場アンバランス 第12話「墓場から呪いの手」（1973年） - 月村のり子
- 新・江戸の旋風 第28話「情けの犬張子」（1980年） - お夕
- 江戸の用心棒 第12話「男が石を抱いたとき」（1981年） - なか
- おヒマなら来てよネ!（1987年） - 西村涼子
- 逢いたい時にあなたはいない…（1991年） - 大木美代子の母
- 君といた夏（1994年）
- 王様のレストラン（1995年） - 西谷美代子
- 白線流し（1996 - 2005年） - 七倉彩子
- 踊る大捜査線（1997年） - 保険のおばちゃん
- ラブ・レボリューション（2001年） - 高槻ふみ子
- 救命病棟24時スペシャル2002（2002年） - 花沢睦美
- 世にも奇妙な物語「急患」（1991年） - 実相寺美枝
- 金曜エンタテイメント
- おだまりコンビシリーズ 第2作「芸能界殺しのシナリオ」（2000年） - 峯岸涼子
- スチュワーデス刑事 第10作（2006年） - 森山信子
- 金曜プレステージ
- 十津川捜査班（2014年） - 西本文子
関西テレビ
- 眠狂四郎（1972年）
- 科学捜査官 第15話「黒い通り魔」（1974年） - 小泉早苗
- 闇を斬れ 第18話「おんなの罠」（1981年） - とき
- 大奥（1983年） - お須免
- 第27話「塵に咲く花」
- 第28話「女帝への階段」
東海テレビ
- 花衣夢衣（2008年）
テレビ朝日（NET）
- 地獄の辰捕物控 第16話「十手者が闇に追われた」（1973年）
- 特捜最前線
- 第35話「乳児誘拐・消えた女の顔」（1977年）
- 第196話「蜜甘とマグロと白い粉!」（1981年）
- 第330話「佐世保の女!」（1983年）
- 爆走! ドーベルマン刑事 第5話「アレックス・完全犯罪に挑戦!」（1980年）
- 文吾捕物帳 第20話「嵐に揺れる母子草」（1982年）
- 遠山の金さん 第1シリーズ 第44話「悪女にされた深川芸者!」（1983年） - お咲
- 暴れん坊将軍II 第109話「涙が仇のあで化粧!」（1985年） - 小芳
- 土曜ワイド劇場
- 家政婦は見た! 第4作（1986年） - 甲元香苗
- 原教子の「二泊三日の旅」シリーズ 第2作「豪華サロンカー婚約ツアー殺人事件」（1987年） - 野木秋子
- 船長シリーズ 第2作（1989年） - 奥野敏江
- 笑ゥせぇるすまん（1999年）
- 新・京都迷宮案内（2004年） - 本庄早苗
- 相棒（2007年） - 赤井のぶ子
- タクシードライバーの推理日誌24（2008年）
- 臨場（2009年） - 相沢尚子
朝日放送
- 必殺シリーズ（松竹）
- おしどり右京捕物車 第13話「砲（ほう）」（1974年）
- ザ・ハングマン 第48話「死人の恋 愛の言葉はさようなら」（1981年） - 杉村典子
- 赤かぶ検事の逆転法廷（1992年） - 宇野志津江
- 新・赤かぶ検事奮戦記（1999年） - 今川香代
- 100の資格を持つ女 第9作（2015年） - 藤原雅子
テレビ東京
- プレイガール 第151話「ミステリー・裏切りは女のアクセサリー」（1972年） - 久美子
- 大江戸捜査網
- 第154話「血染めの蛇の目傘」（1974年） - お夏
- 第207話「兇悪の侵入者」（1975年） - 村越八重
- 第320話「浮世絵女の秘めた謎」（1977年） - おたみ
- 第368話「高利貸し百一文の陰謀」（1978年） - きく
- 第413話「暗殺者が狙う女の烙印」（1979年） - おもん
- 第521話「にせ小判一万両」（1981年） - お徳
- 第579話「艶花一輪・闇を濡らす赤い殺意」（1983年） - 文字春（おさき）
- 第637話「狙撃! 姉様人形は血の匂い」（1984年） - お園
- 新 大江戸捜査網 第10話「涙の子連れ犯科帳」（1984年） - おきぬ
- 眠狂四郎無頼控 第20話「悲怨! 赤いしごきは地獄花」（1983年）
- リーガル・ハート 〜いのちの再建弁護士〜（2019年）[7] ‐ 山本多喜子
映画
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 『日本映画俳優全集 女優編』キネマ旬報社〈キネマ旬報増刊〉、1980年12月31日、614頁。
- ^ a b c d e 『日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、371頁。全国書誌番号:83045303。
- ^ a b c 『日本タレント名鑑2017』VIPタイムズ社、2017年、725頁。ISBN 978-4904674086。
- ^ a b 『毎日新聞』1971年1月17日付朝刊、11面。
- ^ a b 『朝日新聞』1980年8月8日付夕刊、7面。
- ^ 本橋信宏『60年代 郷愁の東京』主婦の友社、2010年、82頁。ISBN 978-4-07-270343-4。
- ^ “ドラマBiz リーガル・ハート 〜いのちの再建弁護士〜”. テレビ東京. 2019年5月27日閲覧。
外部リンク
- 円企画によるプロフィール
- 松本留美 - NHK人物録
- 松本留美 - テレビドラマデータベース
- 松本留美 - 日本映画データベース
- 松本留美 - allcinema
- 松本留美 - KINENOTE
- Rumi Matsumoto - IMDb