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***T14編成は、京都総合運転所(現:吹田総合車両所京都支所)に転出後に本区へ復帰、W17編成となった後、現在のT14を名乗っている。
***T14編成は、京都総合運転所(現:吹田総合車両所京都支所)に転出後に本区へ復帰、W17編成となった後、現在のT14を名乗っている。
**W編成と北越急行から移籍したN編成は下記の683系8000番台とともに主に「[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]」で使用され、米原以北では付属編成を連結した9両で運転されることもある<ref>{{Cite web |author=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2015-03-15 |url=http://railf.jp/news/2015/03/15/164000.html |title=特急“しらさぎ”、681系に置き換え | publisher=[[交友社]] |accessdate=2015-05-05}}</ref>。また、「しらさぎ」運用の間合いで「[[能登かがり火]]」や「[[ダイナスター (列車)|ダイナスター]]」の一部列車にも運用されている。
**W編成と北越急行から移籍したN編成は下記の683系8000番台とともに主に「[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]」で使用され、米原以北では付属編成を連結した9両で運転されることもある<ref>{{Cite web |author=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2015-03-15 |url=http://railf.jp/news/2015/03/15/164000.html |title=特急“しらさぎ”、681系に置き換え | publisher=[[交友社]] |accessdate=2015-05-05}}</ref>。また、「しらさぎ」運用の間合いで「[[能登かがり火]]」や「[[ダイナスター (列車)|ダイナスター]]」の一部列車にも運用されている。
***W編成は運行開始時から「[[はくたか (列車)#在来線特急「はくたか」|はくたか]]」用として用意された編成(現W01・02とW11・12)、2002年に485系V編成置き換えのため「サンダーバード」から転用された編成(現W03・04とW13・W14)、2009年6月における683系4000番台投入に伴い余剰となった旧「サンダーバード」用681系を「はくたか」へ転用させた編成(現W05・15)、京都総合運転所(現:吹田総合車両所京都支所)に転出していた「サンダーバード」用車両を本区へ復帰の上転用した編成(現W06 - 08)の4つに大別される。この経緯や編成間での車両交換もあり、編成番号と車両番号が一致していない。
***W編成は運行開始時から「[[はくたか#在来線特急「はくたか」|はくたか]]」用として用意された編成(現W01・02とW11・12)、2002年に485系V編成置き換えのため「サンダーバード」から転用された編成(現W03・04とW13・W14)、2009年6月における683系4000番台投入に伴い余剰となった旧「サンダーバード」用681系を「はくたか」へ転用させた編成(現W05・15)、京都総合運転所(現:吹田総合車両所京都支所)に転出していた「サンダーバード」用車両を本区へ復帰の上転用した編成(現W06 - 08)の4つに大別される。この経緯や編成間での車両交換もあり、編成番号と車両番号が一致していない。
***W14編成は営業運転開始当初はT16編成として「サンダーバード」に投入され、2002年における485系V編成置き換えのためW14編成として「はくたか」に転用され、その後2015年3月改正で一旦「しらさぎ」に投入された後、約13年ぶりに「サンダーバード」運用へ復帰しT13編成となったが、再びW14編成となっている。
***W14編成は営業運転開始当初はT16編成として「サンダーバード」に投入され、2002年における485系V編成置き換えのためW14編成として「はくたか」に転用され、その後2015年3月改正で一旦「しらさぎ」に投入された後、約13年ぶりに「サンダーバード」運用へ復帰しT13編成となったが、再びW14編成となっている。
* '''[[JR西日本683系電車|683系]]'''(135両)
* '''[[JR西日本683系電車|683系]]'''(135両)

2021年4月20日 (火) 10:59時点における版

金沢総合車両所
金沢総合車両所 運用検修センター
基本情報
鉄道事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
帰属組織 金沢支社
所属略号 金サワ、金
整備済み車両略号 金沢総、KZ
テンプレートを表示
金沢総合車両所と松任駅の空中写真(2007年9月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

金沢総合車両所(かなざわそうごうしゃりょうしょ)は、石川県白山市新田と金沢市乙丸にある西日本旅客鉄道(JR西日本)車両基地および車両工場である。同社の金沢支社が管轄している。構内にはIRいしかわ鉄道の車両基地、IRいしかわ鉄道運転管理センターも同居する。

本項では、前身である松任工場金沢運転所についても記述する。

概要

本所

金沢総合車両所松任本所は、石川県白山市の松任駅北側に位置している。車両検査全般(仕業検査・全般検査・要部検査)が行われている。かつて松任工場として機能していた。

主な検査車両は自所配置の車両を含め北陸地区で運用されている一部の車両のほか、IRいしかわ鉄道あいの風とやま鉄道の車両の全般検査・要部検査も受託している。2015年3月までは北越急行所有の681系683系の検査も担当していた。

運用検修センター

金沢総合車両所運用検修センターは、石川県金沢市乙丸にある車両基地で、金沢駅 - 東金沢駅間に位置している。1995年に、金沢運転所の車両管理部門を独立し、設置された。

富山支所

金沢総合車両所富山支所は、富山県富山市にある車両基地である。2015年3月14日の北陸本線金沢以東の第三セクター移管によって発生した枝線で運用される車両検修のために設置された。仕業検査・交番検査が行われている。

車両配置は富山地域鉄道部から引き継いでおり、高山本線用車両が本支所を拠点に運用されている[1]。下部組織として大糸線用車両が常駐する糸魚川運転派出と城端線・氷見線用車両が常駐する高岡運転派出が存在する[1]

車体に記される略号

配置車両に記される略号
旅客車は金沢支社の略号である「金」と、金沢の電報略号である「サワ」から構成された「金サワ」で、機関車は「金」である。なお、運用検修センター、本所に所属するもののみであり、富山支所所属のものについては後述。
整備済み車両に記される略号
金沢総」、「KZ

配置車両

2020年4月1日現在[2]の配置車両は以下の通りである。

区所 電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
本所(松任) 0両 0両 0両 0両 8両 8両
運用検修センター 333両 0両 0両 0両 0両 333両
富山支所 0両 41両 7両 0両 0両 48両
合計 333両 41両 7両 0両 8両 389両

本所

貨車(本所)

運用検修センター

電車

  • 681系 (87両)
    • 0番台3両編成7本(T11・T14編成、W11 - W15編成)、0番台6両編成8本(W01 - W08編成)、2000番台3両編成2本(N11・N12編成)、2000番台6両編成2本(N01・N02編成)の合計90両が配置されている。
    • T編成は「サンダーバード」で運用される数少ない681系であり、683系R編成(R10 - R15編成)と共用で特急「サンダーバード」の増結用編成などとして運用されている。
      • T11編成は本区に投入・配置されて以来一度も他区へ転属したことはなく、原則として「サンダーバード」を中心とした運用に就いている。
      • T14編成は、京都総合運転所(現:吹田総合車両所京都支所)に転出後に本区へ復帰、W17編成となった後、現在のT14を名乗っている。
    • W編成と北越急行から移籍したN編成は下記の683系8000番台とともに主に「しらさぎ」で使用され、米原以北では付属編成を連結した9両で運転されることもある[3]。また、「しらさぎ」運用の間合いで「能登かがり火」や「ダイナスター」の一部列車にも運用されている。
      • W編成は運行開始時から「はくたか」用として用意された編成(現W01・02とW11・12)、2002年に485系V編成置き換えのため「サンダーバード」から転用された編成(現W03・04とW13・W14)、2009年6月における683系4000番台投入に伴い余剰となった旧「サンダーバード」用681系を「はくたか」へ転用させた編成(現W05・15)、京都総合運転所(現:吹田総合車両所京都支所)に転出していた「サンダーバード」用車両を本区へ復帰の上転用した編成(現W06 - 08)の4つに大別される。この経緯や編成間での車両交換もあり、編成番号と車両番号が一致していない。
      • W14編成は営業運転開始当初はT16編成として「サンダーバード」に投入され、2002年における485系V編成置き換えのためW14編成として「はくたか」に転用され、その後2015年3月改正で一旦「しらさぎ」に投入された後、約13年ぶりに「サンダーバード」運用へ復帰しT13編成となったが、再びW14編成となっている。
  • 683系(135両)
    • 2000番台3両編成6本(R10 - R15編成)、4000番台9両編成12本(T41 - T52編成)、8000番台6両編成+3両編成各1本(N03編成+N13編成)の合計129両が配置されている。
    • T編成は特急「サンダーバード」「びわこエクスプレス」用として、R編成は681系T編成と共用で683系T編成の増結用編成などとして、N編成は前述の681系W・N編成と共用で特急「しらさぎ」「能登かがり火」「ダイナスター」などで運用されている。
  • 475系(2両)
    • 413系に組み込まれた2両が配置されている。
    • 2015年3月14日ダイヤ改正までは3両編成にて、北陸本線金沢駅 - 糸魚川駅間で運用されていた。
  • 413系(16両)
    • 3両編成6本(B04 - B06・B08・B09・B11編成)の合計16両が配置されている。B04・B11編成は475系に含まれるクハ455形を連結する。
    • 主に七尾線で運用されているが、一部は北陸本線金沢駅 - 小松駅間でも運用される。
    • 2015年3月14日のダイヤ改正で、5本15両があいの風とやま鉄道に譲渡された。
  • 415系800番台(27両)
    • 3両編成9本(C02・C03・C05 - C11編成)が配置されている。
    • 主に七尾線で運用される。
  • 521系(66両)
  • 0番台30編成60両と100番台3編成6両が所属している。
    • ワンマン運転対応で2両編成(G14・G15・G17・G20 - G24・G28 - G30編成、J01 - J19編成、U01 - U03編成)33本、合計66両が配置されている。
    • 北陸本線と湖西線近江今津駅 - 近江塩津駅間で運用されている。北陸本線米原駅 - 敦賀駅間と湖西線は、ATS-P を搭載しているE編成のみが運用される。小浜線での定期運用は2010年3月13日のダイヤ改正で消滅しているものの、本来125系の一部運用を車掌乗務で代走する事例は存在する。
    • 2014年4月時点で30本60両が配置されていたが、2015年3月14日のダイヤ改正で一部編成があいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道に譲渡され、2016年4月時点では11本22両になっていた。2017年3月4日に、敦賀地域鉄道部敦賀運転センターに配置されていたE編成及びJ編成の24本48両が、全車転入し現在の配置となった。
    • 100番台は2019年12月頃にU01 - U03編成が出場し、2021年春のダイヤ改正までに予定分の15編成30両が揃う予定である。

富山支所

富山支所の所属列車には金トヤ(旅客車)、富(機関車)の略号が付される。

気動車

  • キハ120形(15両)
    • 0番台1両(22)、300番台14両が配置されている。高山本線(富山駅 - 猪谷駅間)と大糸線糸魚川駅 - 南小谷駅間)で運用される。新製配置車と他支社からの転属車がある。
    • 高山本線用の車両と大糸線用の車両で運用が分かれており、高山本線用車両は当支所を拠点に運用されるが、大糸線用車両は糸魚川運転派出に常駐する。
    • 2003年10月1日ダイヤ改正までは、東海旅客鉄道(JR東海)管轄の高山本線猪谷駅 - 高山駅間でも運用された。また、2001年3月3日ダイヤ改正から2006年2月28日まで富山ライトレールへ移管される前の富山港線(直流1500V電化)でも日中時間帯などに運用された。
  • キハ40形(9両)
  • キハ47形(15両)
    • 0番台が7両、1000番台が8両、計15両が配置されている。城端線・氷見線で運用され、ほとんどの車両がワンマン運転に対応している。
  • キハ48形(2両)
    • 0番台と1000番台が各1両、計2両が配置されている。2015年8月に七尾線観光列車である特急「花嫁のれん」用改造を受け、同列車に限定運用されている[4]

機関車

  • DE10形(4両)
    • 3両(1035, 1116, 1119, 1541号機)が配置されている。
    • レール輸送などの工事列車を牽引するほか、2013年3月15日までは氷見線・城端線の貨物輸送も担っていた。なお、高岡運転派出・糸魚川運転派出・松任本所に常駐することもある。1119号機は2017年5月に、敦賀地域鉄道部敦賀運転センターから転属した[5]
  • DE15形(3両)
    • 3両(1504, 1532, 1541号機)が配置されている。ラッセル式除雪車。
    • 1541号機はJR東海美濃太田車両区の配置車を2012年にJR西日本が購入したものである。1532号機は2017年3月に、敦賀地域鉄道部敦賀運転センターから転属した。

過去の管理受託車両

  • 681系電車683系電車
    • 北越急行所有の681系2000番台・6両編成(N01・N02編成)2本、3両編成(N11・N12編成)2本と同社の683系8000番台・6両編成(N03編成)1本、3両編成(N13編成)1本が、特急はくたかの運行から検査まで一貫して委託されていた。北陸新幹線開業に伴う在来線特急はくたかの廃止により、両形式ともJR西日本に譲渡された為、正式に金沢総合車両所所属となった。

過去の配置車両

  • 419系電車
  • 485・489系電車
    • 特急「しらさぎ」「スーパー雷鳥」「加越」「きらめき・かがやき」「はくたか」「白山」 「北越」や急行「能登」および「ホームライナー古河」などに使用されていた。
    • 485系は2003年6月1日ダイヤ改正で定期運用を失い、その後は波動用車両のみが在籍していたが、2005年までに廃車となった。
    • 489系は2010年3月13日ダイヤ改正で急行能登」の廃止によって定期運用を失った。
    • 2012年4月1日時点では489系9両編成1本(H01編成)のみが在籍していた。2011年3月下旬に一般乗客向けのさよなら運転を行って以降、2012年4月16日と17日には映画の撮影を目的とした貸切列車で運用され[6][7]、同年5月15日には運用検修センターから本所まで回送された。当該編成は同年度中に廃車予定となっていたが、保留車として在籍しているクハ489-1を除いた8両は、同年6月1日付で正式に廃車となり[8][9][10]、クハ489-1は2016年開業の京都鉄道博物館京都市下京区観喜寺町)に保存展示されることとなり、2015年2月10日に金沢総合車両所から搬出された[11]。またクハ489-501は石川県小松市に譲渡され、駅前の公園で静態保存されている。休日などは管理するNPO法人が内部の公開などを行っている。
    • 2000年の「リバイバルはと」運転時にJR九州、同じく2000年の「サンポート高松」運転時にJR四国の管轄エリアに入線したことがある。また、団体臨時列車などの運用で京葉線武蔵野線などに入線することもあった。
  • 683系2000番台電車(S編成)
    • 特急「しらさぎ」に充当された485系の置き換えとして、2003年3月15日から北陸新幹線開業前日の2015年3月13日まで運用された。
    • 「しらさぎ」の運用撤退後、吹田総合車両所京都支所ならびに福知山電車区への転属と同時に289系の改番・直流化と車両の組み換えが行われて、2015年10月31日から京都駅新大阪駅から南紀方面の「くろしお」と北近畿方面の「こうのとり」「きのさき」「はしだて」にて運用が開始された。ただし、2016年3月26日のダイヤ改正以降は「くろしお」と「こうのとり」の運用になり、「きのさき」「はしだて」は287系の運用に変更される。
    • 2015年3月改正以降289系転用済みでなかった一部の編成は定期特急の代走や団体運用などに就いた実績がある。
  • 12系客車 ジョイフルトレイン『わくわく団らん』
    • 国鉄時代の1982年に改造されたお座敷客車を1993年に再改造したもの。老朽化に伴い、2007年に廃車となった。
  • キハ65形気動車 ジョイフルトレイン『ゆぅトピア』、『ゴールデンエクスプレスアストル
    • 『ゆぅトピア』はエンジンの故障により1995年に廃車。『アストル』は老朽化により2007年に廃車。
    • 両車とも485系電車との協調運転ができるように改造されており、1989年まで同車と連結して特急『ゆぅトピア和倉』『ゆぅトピア高山』などに運用された。
  • キハ58系気動車
    • 急行「能登路」に運用されており、のと鉄道にも乗り入れていた。
    • 2002年3月23日ダイヤ改正で同列車が廃止された後は2両が波動用として残り、2004年に国鉄急行色へ戻された後はJR西日本管内のリバイバル列車などに使用された。老朽化のため、2007年に運用を離脱したのち松任本所に長らく留置されていたが、2008年に廃車となった。
  • DD16形ディーゼル機関車
  • DD15形ディーゼル機関車
    • 富山支所に1両(11号機)が配置されていた。ラッセル式除雪車。冬季は高岡運転派出や糸魚川運転派出に常駐したこともある。2017年春の運用をもって引退、同年6月30日付で廃車された[5]

金沢運転所

金沢運転所時代には次の車両も配置されていた[13]

歴史

金沢運転所

  • 1898年明治31年)4月:北陸線小松-金沢間の延伸開業に併せて金沢機関庫を創設。500形蒸気機関車9輌が配置され、金沢-福井間で1日に5往復の列車を牽引。[15]
  • 1936年昭和11年)9月:金沢機関区に改称。
  • 1964年昭和39年)7月:北陸本線富山電化を期に金沢機関区と金沢客貨車区を統合して金沢運転所が発足[14]。車両(蒸気機関車・気動車・電車・客車)及び乗務員が配置される。
  • 1966年度(昭和41年度):DD15形ディーゼル機関車が配置される。
  • 1970年度(昭和45度):北陸本線富山電化後も入換用等に残っていたD51形蒸気機関車がDD13形ディーゼル機関車とDE10形ディーゼル機関車に置換され無煙化完了。
  • 1972年度(昭和47年度):489系電車が配置される。
  • 1974年度(昭和49年度):485系電車が配置される。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化によりJR西日本に継承。
  • 1992年度(平成3年度):681系電車が配置される。

松任工場

  • 1909年度(明治42年度):金沢機関庫内の車両修繕部門として金沢修車場として設立。
  • 1910年度(明治43年度):中部鉄道局金沢工場として発足。
  • 1935年度(昭和10年度):現在地(松任)に移転し、名古屋鉄道局松任工場となる。
    • 第二次世界大戦中や戦後の一時期、松任工機部を称する。
  • 1943年度(昭和18年度):富山港線国有化に伴い、電車の修繕を開始。
  • 1950年度(昭和25年度):金沢鉄道管理局松任工場となる。
  • 1957年度(昭和32年度):北陸本線田村駅 - 敦賀駅間の交流電化により、交流機関車の修繕を開始。
    • 順次、気動車やディーゼル機関車、急行形交直流電車の修繕も開始する。
  • 1969年度(昭和44年度):蒸気機関車の修繕を終了。
  • 1970年度(昭和45年度):交直流機関車の修繕を開始。
  • 1973年度(昭和48年度):交直流特急電車の修繕を開始。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道に継承。

金沢総合車両所

脚注

  1. ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻584号、p.96
  2. ^ ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2020夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2020年、p.135-140。ISBN 9784330050201
  3. ^ railf.jp(鉄道ニュース) (2015年3月15日). “特急“しらさぎ”、681系に置き換え”. 交友社. 2015年5月5日閲覧。
  4. ^ a b ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2016冬、交通新聞社、2015年、p.365、ISBN 9784330623153
  5. ^ a b 「JR旅客各社の車両配置表」『鉄道ファン』2018年7月号、交友社
  6. ^ 【JR西】489系H01編成使用の団臨 ほぼ1年ぶりに運転 - 鉄道ホビダス ネコ・パブリッシング RMニュース 2012年4月16日
  7. ^ 【JR西】489系H01編成使用の団臨 その後 - 鉄道ホビダス ネコ・パブリッシング RMニュース 2012年4月20日
  8. ^ ボンネット型、最後の走行 金沢から白山へ - 北國新聞 2012年5月16日
  9. ^ 【JR西】489系H01編成 金沢総合車両所松任本所へ回送 - 鉄道ホビダス ネコ・パブリッシング RMニュース 2012年5月16日
  10. ^ 「JR車両のうごき(2012年4月1日〜6月30日分)」『鉄道ダイヤ情報交通新聞社、2012年9月号。
  11. ^ クハ489-1が配給輸送される - 鉄道ファン 交友社 2015年2月12日
  12. ^ もと富山地域鉄道部所属のDD16 304が向日町(操)へ - 鉄道ファン 交友社 2015年8月6日
  13. ^ 『国鉄気動車客車情報 61.11.1改正号』ジェー・アール・アール、1986年。
  14. ^ a b 『Rail Magazine』330、2011年、ネコ・パブリッシング、p.82。
  15. ^ 『「SL甲組」の肖像 vol.7 p97』ネコ・パブリッシング
  16. ^ ジェー・アール・アール『JR気動車客車編成表 2010』交通新聞社、2010年。ISBN 978-4-330-14710-9
  17. ^ 環境管理:JR西日本 - 西日本旅客鉄道

参考文献

  • JR西日本鉄道本部運輸部輸送計画課・新幹線運輸課「北陸新幹線開業に伴うJR西日本車両の動き」『鉄道ジャーナル』第584号、鉄道ジャーナル社、2015年6月、90 - 96頁。 
  • 「金沢総合車両所を見る」『鉄道ジャーナル』2010年12月号、鉄道ジャーナル社、p.32 - p.45。

関連項目