コンテンツにスキップ

「ペテガリ岳」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
9行目: 9行目:
|種類 = 褶曲山脈
|種類 = 褶曲山脈
|初登頂 = [[柴崎芳太郎]]([[1913年]])
|初登頂 = [[柴崎芳太郎]]([[1913年]])
|地図 = {{Embedmap|142.87111111111|42.499444444444|300}}<small>ペテガリ岳の位置</small>{{日本の位置情報|42|29|58|142|52|16|ペテガリ岳|42.499444444444,142.87111111111|ペテガリ岳}}
|地図 = {{Location map|Japan Mapplot|coordinates={{Coord|42.499444444444|142.87111111111}}|caption=|width=300}}<small>ペテガリ岳の位置</small>{{日本の位置情報|42|29|58|142|52|16|ペテガリ岳|42.499444444444,142.87111111111|ペテガリ岳}}
}}
}}
[[ファイル:Mount Petegari 2012-06-15.jpg|thumb|三石鳧舞より遠望するペテガリ岳]]
[[ファイル:Mount Petegari 2012-06-15.jpg|thumb|三石鳧舞より遠望するペテガリ岳]]

2021年5月14日 (金) 00:29時点における版

ペテガリ岳
神威岳からのペテガリ岳
標高 1,736.2 m
所在地 日本の旗 日本
北海道日高郡新ひだか町
広尾郡大樹町
位置 北緯42度29分58秒 東経142度52分16秒 / 北緯42.49944度 東経142.87111度 / 42.49944; 142.87111座標: 北緯42度29分58秒 東経142度52分16秒 / 北緯42.49944度 東経142.87111度 / 42.49944; 142.87111
山系 日高山脈
種類 褶曲山脈
初登頂 柴崎芳太郎1913年
ペテガリ岳の位置(日本内)
ペテガリ岳
ペテガリ岳の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示
三石鳧舞より遠望するペテガリ岳

ペテガリ岳(ペテガリだけ)は、北海道日高山脈中部に位置し、日高郡新ひだか町広尾郡大樹町にまたがる標高1,736 mの山である。日高山脈襟裳国定公園に含まれ、山頂には二等三角点[1](点名「辺天狩岳」)がある。日本二百名山の一つ。A・B・Cの三つのカールを持つ。

概要

アイヌ語で「回遊する川」を意味する[2]ペテガリ川水源にあることが山名の由来。新ひだか町の静内地域では「ペテカリ岳」とも呼ばれ、山頂の立て札にも「ペテカリ」と表示されているが、国土地理院の定める山名は「ペテガリ」である。厳冬期の山頂はかつて人を寄せ付けず、遥かなる山とも称されていた。

登山ルート

新ひだか町のコイカクシュシビチャリ川上流沿いに建つ山小屋(避難小屋)のペテガリ山荘から、前衛峰の連なる長大な西尾根を登る[3]

ペテガリ山荘までは、本来は静内から北海道道111号静内中札内線(通称:日高横断道)を静内川沿いに進み、林道に入ってコイカクシュシビチャリ川の東の沢ダムを越えるルートを通るが、2005年より道道111号の静内ダムより先の40 km弱の区間で一般車両は通行禁止となっている。そのため浦河町荻伏から元浦川林道を遡り、神威山荘手前の分岐から入山して、沢靴を併用しつつ峠を越えてペテガリ山荘まで歩く必要がある。

このほかに大樹町側からのルートとして、ポンヤオロマップ川沿いのペテガリ橋登山口からポンヤオロマップ岳を経由する東尾根の登山道もある。

主な事故

脚注

  1. ^ 梅沢俊、伊藤健次『新版 北海道百名山』山と渓谷社、2006年
  2. ^ 『山渓カラー名鑑 日本の山1000』山と渓谷社、1992年
  3. ^ 梅沢俊、菅原靖彦『北海道夏山ガイド4 日高山脈の山々』北海道新聞社、2007年
  4. ^ 香田徹也「昭和15年(1940年)林政・民有林」『日本近代林政年表 1867-2009』p420 日本林業調査会 2011年 全国書誌番号:22018608

関連項目

  • 歴舟川 - ポンヤオロマップ川の本流

外部リンク