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2021年5月20日 (木) 11:31時点における版

エリック・エマーソン・シュミット

Eric Emerson Schmidt
生誕 (1955-04-27) 1955年4月27日(69歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ワシントンD.C.
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 ソフトウェア技術者
給料 125万US㌦(2012年時点)[1]
純資産 増加69億US㌦(2012年時点)[2]
肩書き Alphabet Inc.顧問
配偶者 ウェンディ・シュミット
子供 2人
公式サイト Eric Schmidt's Home Page
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エリック・エマーソン・シュミット(Eric Emerson Schmidt, 1955年4月27日[3] - )はアメリカ合衆国技術者、経営者で、Googleの元CEOAlphabetの元取締役。現在は技術顧問。カーネギーメロン大学[4]プリンストン大学[5]理事も務めている。字句解析器生成プログラム lex の共同開発者でもある。ドイツ系アメリカ人

人工知能に関する国家安全保障委員会(NSCAI)委員長[6]、MITインテリジェンスクエスト技術顧問[7]ビルダーバーグ会議運営委員会メンバー[8]、Rebellion Defense取締役[9]

経歴

ワシントンD.C.生まれ[10]。1976年にプリンストン大学で電気工学の理学士号を、1979年1982年カリフォルニア大学バークレー校で電気工学の修士号と計算機科学の博士号をそれぞれ取得した。

パロアルト研究所コンピュータサイエンス研究所や米ベル研究所、米ザイログを経て1983年にソフトウェアマネージャーとして米サン・マイクロシステムズに入社。Javaの開発とインターネット戦略の立案を導き、後に最高技術責任者と執行役員を歴任した。

1997年からノベルの最高経営責任者を務め、重要な経営戦略や技術開発の中心的な役割を果たした。2001年3月にGoogleの会長に就任。同年7月にノベル社の最高経営責任者を辞職し[11]、同年8月米 Google 社の最高経営責任者に着任[12]。以来ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンの二人と“三頭政治”として経営を行っている[13]

2006年2月、世界で最も成功したインターネット検索エンジン会社の戦略開発に関する功績が認められ、全米技術アカデミーの会員に選出される[14]。同年8月にはApple取締役に選任されている[15]

2009年8月3日、GoogleがAndroidChrome OSなどの開発を通じて、アップルの主要事業と競合するようになってきたことを理由に、アップルの社外取締役を辞任することが発表された[16][17]

2011年1月20日、Googleが2010年度第4四半期の営業成績とともに、2011年4月4日よりラリー・ペイジがCEOに就任し、エリック・シュミットは会長となることを発表[18]。2015年、Googleの組織再編に伴い、Googleおよびグループ企業の持株会社として設立されたアルファベット社の会長に就任した。2014年IEEEファウンダーズメダル受賞。

2017年12月21日、アルファベットの会長を退任すると発表し[19]、2018年9月現在、取締役兼顧問である[20]

脚注

  1. ^ Reuters (April 21, 2012). “Google ex-CEO Eric Schmidt's salary rises to $1.25 million from $1”. The Times of India (San Francisco). http://timesofindia.indiatimes.com/business/international-business/Google-ex-CEO-Eric-Schmidts-salary-rises-to-1-25-million-from-1/articleshow/12785676.cms April 21, 2012閲覧。 
  2. ^ Reuters (April 21, 2012). “Google ex-CEO Eric Schmidt's salary rises to $1.25 million from $1”. The Times of India (San Francisco). http://timesofindia.indiatimes.com/business/international-business/Google-ex-CEO-Eric-Schmidts-salary-rises-to-1-25-million-from-1/articleshow/12785676.cms April 21, 2012閲覧。 
  3. ^ Manyika, James (2008年9月). “Google’s view on the future of business: An interview with CEO Eric Schmidt” (英語). The McKinsey Quarterly. 2009年8月6日閲覧。
  4. ^ Thomas, Teresa (2009年4月13日). “April 13: Google Chairman, CEO Eric Schmidt To Give Keynote Address at Carnegie Mellon Commencement, May 17” (英語). カーネギーメロン大学. 2009年8月6日閲覧。
  5. ^ Princeton University Board of Trustees” (英語). プリンストン大学 (2006年5月24日). 2009年8月6日閲覧。
  6. ^ 自律型軍事ドローン”. www.fedscoop.com. 2020年11月20日閲覧。
  7. ^ 株式会社インプレス (2018年2月7日). “【やじうまPC Watch】 MITの人工知能研究に、元Google CEOのエリック・シュミット氏が参加”. PC Watch. 2020年11月29日閲覧。
  8. ^ STEERING COMMITTEE”. bilderbergmeetings.org. 2020年11月29日閲覧。
  9. ^ Meet the Rebellion US Team” (英語). Rebellion Defense. 2020年11月29日閲覧。
  10. ^ Eric Schmidt PhD Oral History” (PDF) (英語). The Computerworld Honors Program (2000年1月18日). 2007年3月18日閲覧。
  11. ^ 米ノベル、米ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの買収を完了”. ASCII24 (2001年7月13日). 2007年2月15日閲覧。
  12. ^ GoogleのCEOにEric Schmidt氏(前Novell社CEO)が就任”. INTERNET Watch (2001年8月7日). 2007年8月14日閲覧。
  13. ^ Amendment No. 9 to Form S-1 Registration Statement Under The Securities Act of 1933” (英語). 証券取引委員会 (2004年8月18日). 2007年2月15日閲覧。
  14. ^ National Academy of Engineering Elects 76 Members and Nine Foreign Associates” (英語). National-Academies.org (2006年2月10日). 2007年2月15日閲覧。
  15. ^ Google CEOのエリック・シュミット博士、アップルの取締役に就任”. アップル (2006年8月31日). 2007年2月15日閲覧。
  16. ^ “エリック・シュミット博士、Appleの取締役を辞任” (日本語). Apple Newsroom. https://www.apple.com/jp/newsroom/2009/08/03Dr-Eric-Schmidt-Resigns-from-Apples-Board-of-Directors/ 2018年9月12日閲覧。 
  17. ^ Google会長エリック・シュミット、アップル取締役を退任 engadget.com 2009年8月4日
  18. ^ Google Announces Fourth Quarter and Fiscal Year 2010 Results and Management Changes
  19. ^ グーグル親会社アルファベット:エリック・シュミット氏が会長退任へ」『Bloomberg.com』。2018年9月12日閲覧。
  20. ^ Alphabet Investor Relations” (英語). Alphabet Investor Relations. 2018年9月12日閲覧。

外部リンク