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[[2009年]]までに撤退が完了している[[パナソニック]](旧松下電器産業)グループの工場跡地(辻堂元町六丁目4-1)にて、[[太陽光発電]]システムや家庭用[[蓄電池]]などを街全体に大規模配備し、各家庭([[スマートハウス]])にネットワーク家電を一元管理するスマートエナジーゲートウェイ(SEG)などを導入した1,000世帯規模の新しい街([[スマートシティ]])を作る「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン構想」(Fujisawa SST)が計画されており<ref>[http://www2.panasonic.biz/es/solution-works/fujisawa/ パナソニックのソリューション:Fujisawaサスティナブル・スマートタウン](Panasonic 公式サイト)</ref><ref>[http://panasonic.co.jp/es/fujisawasst/ Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(メインページ)](Panasonic 公式サイト)</ref><ref>[http://fujisawasst.com/JP/ Fujisawaサスティナブル・スマートタウン公式サイト]</ref>、「藤沢環境創造都市」として[[日本経済団体連合会|経団連]]の未来都市モデルプロジェクトにも指定されている<ref>[http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/013/ 未来都市モデルプロジェクト 最終報告](一般社団法人 日本経済団体連合会 2011年3月7日)</ref>。総事業費は約600億円を予定しており、藤沢市とパナソニックが主体となって他に[[アクセンチュア]]、[[オリックス (企業)|オリックス]]、[[日本設計]]、[[三井不動産]]、[[三井物産]]、[[住友信託銀行]]、[[東京ガス]]、[[パナホーム]]の8社が参加を表明している。 |
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== 町名の変遷 == |
== 町名の変遷 == |
2021年5月20日 (木) 12:17時点における版
辻堂元町 | |
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北緯35度20分5.83秒 東経139度27分5.34秒 / 北緯35.3349528度 東経139.4514833度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川県 |
市町村 | 藤沢市 |
地区 | 辻堂地区 |
面積 | |
• 合計 | 1.14 km2 |
人口 | |
• 合計 | 11,988人 |
• 密度 | 11,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
251-0043[3] |
市外局番 | 0466 (藤沢MA)[4] |
ナンバープレート | 湘南 |
※座標は辻堂郵便局付近 |
辻堂元町(つじどうもとまち)は、神奈川県藤沢市にある地名。現行行政町名は辻堂元町一丁目から辻堂元町六丁目で、住居表示実施済み区域[5]。郵便番号は251-0043(藤沢郵便局管区)[3]。
地理
北は辻堂新町、東は本鵠沼、南は辻堂太平台および辻堂東海岸、西は辻堂である。西から順に一丁目から六丁目までがある。六丁目の大半は工場跡地となっている。
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、辻堂元町2-8-18の地点で21万4000円/m2となっている。[6]
歴史
平安時代は、大庭御厨の一部で伊勢神宮の荘園であった。辻堂村の中心地であり、近代は、京浜工業地帯の一部として工場が置かれた。
沿革
- 平安時代中期(10世紀) - 相模国高座郡土甘(とかみ・となみ)郷の一部となる。
- 1104年(長治元年)ころ - 鎌倉景正が大庭御厨を開拓し、その一部となる。
- 1159年(平治元年) - 諏訪大社の分神を祀り、諏訪神社が置かれる。
- 鎌倉時代 - 辻堂および茅ヶ崎を含む広域の地名で「八的ヶ原」(やまとがはら)、後に「八松ヶ原」(やつまつがはら)と呼ばれる。
- 1873年(明治6年)5月1日 - 神奈川県が区番組制を施行し、辻堂村は第17区となる。小字および地番が制定される。
- 1878年(明治11年)11月18日 - 郡区町村編制法により、行政区画としての高座郡辻堂村が編成され、当地はその一部となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制が施行され、辻堂村、大場村、羽鳥村および稲荷村が合併し、神奈川県高座郡明治村となる。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 明治村、藤沢大坂町および鵠沼村が合併して、藤沢町となる。
- 1935年(昭和10年)8月24日 - 神奈川県道辻堂線(後の神奈川県道308号辻堂停車場辻堂線)が開通。
- 1940年(昭和15年)10月1日 - 藤沢町が市政を敷き、藤沢市となる[7]。
- 1961年(昭和36年)5月29日 - 神奈川県道藤沢小和田線(後の神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線)が開通。
- 1963年(昭和38年)11月 - 小矢部松下精工(後の湘南松下エコシステムズ)藤沢工場が、後の辻堂元町六丁目4-2に竣工[9]。松下電器産業(後のパナソニック)藤沢工場が、後の辻堂元町六丁目4-1に竣工[10]。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 辻堂元町一丁目から六丁目までを新設[11]。
藤沢市のスマートシティ事業
2009年までに撤退が完了しているパナソニック(旧松下電器産業)グループの工場跡地(辻堂元町六丁目4-1)にて、太陽光発電システムや家庭用蓄電池などを街全体に大規模配備し、各家庭(スマートハウス)にネットワーク家電を一元管理するスマートエナジーゲートウェイ(SEG)などを導入した1,000世帯規模の新しい街(スマートシティ)を作る「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン構想」(Fujisawa SST)が計画されており[13][14][15]、「藤沢環境創造都市」として経団連の未来都市モデルプロジェクトにも指定されている[16]。総事業費は約600億円を予定しており、藤沢市とパナソニックが主体となって他にアクセンチュア、オリックス、日本設計、三井不動産、三井物産、住友信託銀行、東京ガス、パナホームの8社が参加を表明している。
「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」[1]は2014年4月26日に街開きを迎え[17]、2018年度に全世帯の入居・完成を予定している。パナソニックでは今回のプロジェクトにおける成果を「藤沢モデル」として世界に売り込んでいく考えである[18]。なお、第二弾として横浜市港北区綱島に米・Appleの研究開発施設を柱とした「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン(Tsunashima STT)」が計画されている。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前(特記なければ、各字名ともその一部) |
---|---|---|
辻堂元町一丁目 | 1967年10月1日 | 大字辻堂字熊之森・字土打 |
辻堂元町二丁目 | 大字辻堂字土打・字後山・字ガル池・字大荒久・字高山・字一ノ坪 | |
辻堂元町三丁目 | 大字辻堂字熊之森・字後山・字一ノ坪・字出口・字久根下 | |
辻堂元町四丁目 | 大字辻堂字出口・字一ノ坪・字堂面 | |
辻堂元町五丁目 | 大字辻堂字一ノ坪・字大荒久・字長久保・字堂面 | |
辻堂元町六丁目 | 大字辻堂字高山・字大荒久・字猪王面・字長久保 |
世帯数と人口
2018年(平成30年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
辻堂元町一丁目 | 647世帯 | 1,363人 |
辻堂元町二丁目 | 1,155世帯 | 2,596人 |
辻堂元町三丁目 | 776世帯 | 1,679人 |
辻堂元町四丁目 | 852世帯 | 1,877人 |
辻堂元町五丁目 | 1,017世帯 | 2,376人 |
辻堂元町六丁目 | 703世帯 | 2,097人 |
計 | 5,150世帯 | 11,988人 |
交通
バス
道路
施設
- 藤沢市立八松小学校
- 辻堂郵便局
脚注
- ^ “統計年報(2016年版)”. 藤沢市 (2017年9月26日). 2018年2月26日閲覧。
- ^ a b “藤沢市の人口と世帯数”. 藤沢市 (2018年2月16日). 2018年2月26日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月26日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月26日閲覧。
- ^ “住居表示実施区域”. 藤沢市. 2018年2月26日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 1940年(昭和15年)9月25日内務省告示第525号『藤澤市設置』。ウィキソースより閲覧。
- ^ 松下冷機株式会社の事業構造改革について
- ^ 会社の歴史 - パナソニックエコシステムズ
- ^ 藤沢工場の概要 - AVCネットワークス社
- ^ 1967年(昭和42年)12月28日自治省告示第184号「住居表示を実施した件」
- ^ 神奈川県における企業立地の動向 - 日本銀行横浜支店 (PDF)
- ^ パナソニックのソリューション:Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Panasonic 公式サイト)
- ^ Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(メインページ)(Panasonic 公式サイト)
- ^ Fujisawaサスティナブル・スマートタウン公式サイト
- ^ 未来都市モデルプロジェクト 最終報告(一般社団法人 日本経済団体連合会 2011年3月7日)
- ^ Fujisawa サスティナブル・スマートタウン街びらき。WEBサイトも本日公開(パナソニック:企業情報>ニュース>トピックス 2014年4月26日)
- ^ パナソニック、2013年に誕生する藤沢市の「スマートタウン構想」を発表(家電Watch 2011年5月26日)
辻堂新町 | ||||
辻堂 | 本鵠沼 | |||
辻堂元町 | ||||
辻堂東海岸 | 辻堂太平台 |