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「三菱・エクリプスクロス」の版間の差分

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インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾を採用。また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]+タッチパッドコントローラー(G Plus Packageに標準装備)、ヘッドアップディスプレイ(G、G Plus Packageに標準装備)を搭載することで、運転席の先進感を高めている<ref name="MNR201803">{{Cite press release|title=新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を発売|publisher=三菱自動車工業株式会社|date=2018-03-01|url=https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5178.html}}</ref>。
インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾を採用。また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]+タッチパッドコントローラー(G Plus Packageに標準装備)、ヘッドアップディスプレイ(G、G Plus Packageに標準装備)を搭載することで、運転席の先進感を高めている<ref name="MNR201803">{{Cite press release|title=新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を発売|publisher=三菱自動車工業株式会社|date=2018-03-01|url=https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5178.html}}</ref>。


2020年12月のマイナーチェンジモデルでは、「Daring Grace(大胆にして、優雅)」の新たなデザインコンセプトを掲げ、 全長を140mm延長するとともに前後のデザインが一新された。フロントは「ダイナミックシールド」の進化により各種ランプのレイアウトが変更され、SUVとしての力強さを表現するため、バンパー下部にスキッドプレートを追加。リアはダブルガラスからシングルガラスに変えたほか、立体形状のリアランプを高い位置に配置した。インテリアはブラック基調に変え、「G」以上のグレードには[[エンボス]]加工のスエード調素材と合成皮革のコンビネーションシートを採用。メーカーオプションの本革シートではブラックに加えてライトグレーの選択が可能となり、ドアトリムもシートカラー同色でコーディネートされた<ref name="MNR202012">{{Cite press release|title=三菱自動車、クロスオーバーSUV 新型『エクリプス クロス』を発売~デザインを一新し、新たにPHEVモデルを設定~|publisher=三菱自動車工業|date-2020-12-04|url=https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2020/detail5489.html|accessdate=2020-12-05}}</ref>。なお、リアデザインの大幅な変更により、車名エンブレムの位置がテールゲート左側からリアの[[スリーダイヤ]]の真下に移動した。
2020年12月のマイナーチェンジモデルでは、「Daring Grace(大胆にして、優雅)」の新たなデザインコンセプトを掲げ、 全長を140mm延長するとともに前後のデザインが一新された。フロントは「ダイナミックシールド」の進化により各種ランプのレイアウトが変更され、SUVとしての力強さを表現するため、バンパー下部にスキッドプレートを追加。リアはダブルガラスからシングルガラスに変えたほか、立体形状のリアランプを高い位置に配置した。インテリアはブラック基調に変え、「G」以上のグレードには[[エンボス]]加工のスエード調素材と合成皮革のコンビネーションシートを採用。メーカーオプションの本革シートではブラックに加えてライトグレーの選択が可能となり、ドアトリムもシートカラー同色でコーディネートされた<ref name="MNR202012">{{Cite press release|title=三菱自動車、クロスオーバーSUV 新型『エクリプス クロス』を発売~デザインを一新し、新たにPHEVモデルを設定~|publisher=三菱自動車工業|date=2020-12-04|url=https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2020/detail5489.html|accessdate=2020-12-05}}</ref>。なお、リアデザインの大幅な変更により、車名エンブレムの位置がテールゲート左側からリアの[[スリーダイヤ]]の真下に移動した。


== メカニズム ==
== メカニズム ==

2021年6月12日 (土) 00:23時点における版

三菱・エクリプスクロス
GK1W/GK9W/GL3W型
2017年販売型欧州仕様
(フロントビュー)
2017年販売型欧州仕様
リヤビュー
インテリア:大阪モーターショー2017展示車両
概要
販売期間 海外:
2017年10月 -
日本:
2018年3月1日 -
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動
プラットフォーム 三菱・GSプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 4B40型:
1,498cc 直列4気筒 DOHC 直噴ターボ
4N14型:
2,267cc 直列4気筒 DOHC インタークーラーディーゼルターボ
4B12型:
2,359cc 直列4気筒 DOHC(PHEV)
モーター S61型(フロント)
Y61型(リア)
(PHEVのみ)
最高出力 エンジン
4B40型:
110kW (150PS)/5,500rpm
4N14型:
107kW(145PS)/3,500rpm
4B12型:
94kW(128PS)/4,500rpm
モーター
S61型:
60kW(82PS)
Y61型:
70kW(95PS)
最大トルク エンジン
4B40型:
240N・m (24.5kgf・m)/
2,000-3,500rpm
4N14型:
380N・m (38.7kgf・m)/2,000rpm
4B12型:
199N・m (20.3kgf・m)/4,500rpm
モーター
S61型:
137N・m (14.0kgf・m)
Y61型:
195N・m (19.9kgf・m)
変速機 ガソリン車:INVECS-III 8速スポーツモードCVT
クリーンディーゼル車:8速スポーツモードA/T
PHEV:非搭載(モーター直結)
前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
前:マクファーソンストラット式
後:マルチリンク式
車両寸法
ホイールベース 2,670mm
全長 4,405mm(2017年10月発売型)
4,545mm(2020年12月改良型)
全幅 1,805mm
全高 1,685mm
車両重量 1,460-1,680kg
その他
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
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エクリプス クロスECLIPSE CROSS)は、三菱自動車工業が製造・販売するクロスオーバーSUVである。

概要

コンパクトSUV「RVR」とミッドサイズSUV「アウトランダー」および「アウトランダーPHEV」という、三菱自動車のクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わる新型コンパクトSUVである[1]

三菱自動車のグローバル戦略車として、2017年10月の欧州への出荷を皮切りに、11月に豪州・ニュージーランドASEAN地域、2018年1月に北米に向けて出荷しており、最終的に約80ヶ国へ展開する計画であるとしている[2]

デザイン・パッケージング

デザインテーマは「VIBRANT & DEFIANT(躍動、そして挑戦)」で、アスリートがクラウチングスタートから走り出す瞬間を表現している[3]。フロントデザインには、三菱自動車の最新デザイン言語である「ダイナミックシールド」をさらに進化させて採用。薄くシャープなLEDヘッドライト(G、G Plus Packageに標準装備)とLEDデイライトをフロントフェイス上部に配置し、ターンランプとフォグランプを下部に配置することで、より精悍なイメージを表現するとともに、ターンランプの視認性の向上を図っている。また、ベルトラインや彫刻的なキャラクターラインによるウェッジシェイプ(前傾姿勢)、前傾したリヤウインドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリヤエンド、大きく張り出した筋肉質な前後のフェンダーにより、三菱自動車はこの車を「クーペSUV」と表現している[2]。 なお、流麗なフォルムはストレートに「クーペスタイルのSUV」を表現する理由から、三菱クーペの象徴でもあるエクリプスになぞらえ、その名が採用された[4]

インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾を採用。また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]+タッチパッドコントローラー(G Plus Packageに標準装備)、ヘッドアップディスプレイ(G、G Plus Packageに標準装備)を搭載することで、運転席の先進感を高めている[2]

2020年12月のマイナーチェンジモデルでは、「Daring Grace(大胆にして、優雅)」の新たなデザインコンセプトを掲げ、 全長を140mm延長するとともに前後のデザインが一新された。フロントは「ダイナミックシールド」の進化により各種ランプのレイアウトが変更され、SUVとしての力強さを表現するため、バンパー下部にスキッドプレートを追加。リアはダブルガラスからシングルガラスに変えたほか、立体形状のリアランプを高い位置に配置した。インテリアはブラック基調に変え、「G」以上のグレードにはエンボス加工のスエード調素材と合成皮革のコンビネーションシートを採用。メーカーオプションの本革シートではブラックに加えてライトグレーの選択が可能となり、ドアトリムもシートカラー同色でコーディネートされた[5]。なお、リアデザインの大幅な変更により、車名エンブレムの位置がテールゲート左側からリアのスリーダイヤの真下に移動した。

メカニズム

エンジンは2種類が設定されており、当初は新開発のダウンサイジング直列4気筒1.5L直噴ターボ「4B40」型[注 1]が搭載された。運転状態により筒内噴射と吸気ポート噴射をきめ細かく制御することで、優れた燃費性能とクリーンな排出ガス特性を両立させている。また、排気量は1.5Lでありながら従来型の2.4L自然吸気エンジンを凌ぐ中低速トルクを発揮する。[2]

2019年6月に追加されたクリーンディーゼル車には、ミニバンデリカD:5にも採用されている直列4気筒2.2Lコモンレール式DI-D(ダイレクト・インジェクション・ディーゼル)クリーンディーゼルターボエンジン「4N14」型が搭載されており、最大トルクは2000rpmの低回転域から380N・mの大きなトルクを発生させるほか、尿素水溶液「AdBlue」により窒素酸化物(NOx)を安定して浄化させる尿素SCRシステムも搭載される[6]

2020年12月のマイナーチェンジにより追加されたPHEVモデルには、アウトランダーPHEVにも採用されている直列4気筒2.4LMIVECエンジンの「4B12」型に、前後1基ずつの高出力モーター、13.8kWhの大容量駆動用バッテリーを組み合わせたPHEVシステムを本車種向けに制御を最適化して搭載。走行モードは駆動用バッテリーの電力でモーター駆動する「EV走行モード」、エンジンで発電した電力でモーター駆動する「シリーズ走行モード」、エンジンで発生した動力で走行し、モーターアシストを行う「パラレル走行モード」の3種類があり、走行状況に応じて自動切り替えする。

トランスミッションは搭載エンジンによって異なり、ガソリン車にはINVECS-III 8速スポーツモードCVTが、クリーンディーゼル車には8速スポーツモードA/Tがそれぞれ搭載される。PHEVはモーター直結のため非搭載としている。

プラットフォームは、RVR、アウトランダーと基本部分を共用。ボディのフロント部を3点式のストラットタワーバーで補強し、リヤ周りを中心に「構造用接着剤」の塗布によって高剛性化したボディや、RVRおよびアウトランダー用をベースに専用開発されたサスペンションにより、操縦安定性の向上を図っている[7][8]

4WD車は、ガソリン車やクリーンディーゼル車はアクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する「電子制御4WDシステム」、PHEVモデルは前後に搭載したモーターで駆動する「ツインモーター4WD」がそれぞれ搭載されており、いずれのシステムにもAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」が採用されている。ドライブモードセレクターも装備されており、ドライバーは状況に応じて「NOAMAL」「SNOW」「GRAVEL(グラベル)」の中から最適な制御を選択することが可能となっている[2]。PHEVには乾燥舗装路での旋回性や安定性を重視した「TARMAC(ターマック)」を追加した4モードとなる。

また、PHEVモデルでは車内に最大1500Wまで対応する100V AC電源が装備されており、電化製品への電力供給が可能なほか、急速充電口を用いてV2H機器と接続することで家庭用蓄電池となり、家庭への電力供給が可能となる。

安全性

安全装備では、予防安全技術「e-Assist」に含まれる衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]、誤発進抑制機能(前進&後退時)[UMS]、車線逸脱警報システム[LDW]、オートマチックハイビーム[AHB]を全車に標準装備。また、レーダークルーズコントロールシステム[ACC](G、G Plus Packageに標準装備)、後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]と後退時車両検知警報システム[RCTA](ともにG Plus Packageに標準装備、Gにメーカーオプション)も用意されている[9]

年表

2017年2月28日
2017年ジュネーブ国際モーターショーで世界初披露[10]
2017年10月3日
欧州向け量産車の出荷を開始[11]
2017年11月28日
豪州向け量産車の出荷を開始[12]
2017年12月22日
日本国内向けの予約注文の受付を開始[13]
2018年1月16日
北米向け量産車の出荷を開始[14]
2018年3月1日
同日、日本での販売を開始[2]
日本仕様のラインアップは「M」・「G」・「G Plus Package」の3グレードを用意。
ボディカラーは、新開発の「レッドダイヤモンド」(有料色)と「ブロンズメタリック」に、「ホワイトパール」(有料色)、「スターリングシルバーメタリック」、「チタニウムグレーメタリック」、「ブラックマイカ」、「レッドメタリック」、「ライトニングブルーマイカ」を加えた全8色を設定。
2018年10月3日
2018年度グッドデザイン賞を受賞[15]
2018年11月6日
中国での販売を開始[16]
広汽三菱汽車有限公司[注 2]が同年10月から現地生産する「エクリプス クロス(中国名:奕歌)」の販売を中国で開始すると発表。
2018年11月14日
2019年次「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞[17]
三菱車での同賞受賞は2007年次のi以来12年ぶりとなった。
2018年12月13日
一部改良[18]
4WD車に採用されていたアクティブヨーコントロール(AYC)を2WD車にも採用したほか、ルーフレールレス仕様のメーカーオプション設定を追加。併せて、「G」と「G Plus Package」はフロントドアガラスに遮音性の高いガラスが採用され、全席のパワーウインドウスイッチに照明が追加されるとともに、運転席から全席の窓をワンタッチでオート開閉する機能も追加され、オート開閉時の挟まれ防止機能も設定された。また、従来は本革シートとのセットオプション設定だった運転席・助手席シートヒーターを標準装備化した。「M」は16インチアルミホイールを切削光輝仕上げに変更した。ボディカラーにおいて「レッドメタリック」を廃止。
2018年12月13日
特別仕様車「BLACK Edition」を発売[19]
「G Plus Package」をベースに、電動格納式リモコンドアミラーや前後のスキッドプレートにブラックマイカ、フロントグリルにピアノブラック、18インチアルミホイールにブラック塗装がそれぞれ採用され、サイドドアガーニッシュにブラックマイカ加飾が施された。ボディカラーは「スターリングシルバーメタリック」と「ブロンズメタリック」を除く5色が設定される。
2019年6月13日
クリーンディーゼル車を追加発売[6]
全てのグレードに設定されているほか、2018年12月発売の特別仕様車「BLACK Edition」にも設定されている。なお、四輪駆動(4WD)車のみの設定となる。また、WLTCモード走行による排出ガス及び燃料消費率(燃料消費率はJC08モード走行も併記)に対応している。
2019年10月17日
特別仕様車「BLACK Edition」専用パッケージディーラーオプション「ALL BLACKS Package」の設定が発表された(10月31日発売)[20]
ラグビーニュージーランド代表チーム「ALL BLACKS」のロゴマークとシルバーファーン(シダの葉)のデカール、ホワイトピンストライプ仕様のエクステンション(フロントコーナー/サイド/リアコーナー)、車種名のエンジンフードエンブレム(ブラック)で構成されている。
100セットの数量限定である。ただし、2019年10月31日以降の登録で、且つ、ボディカラーで「ブラックマイカ」を選択した場合のみ注文可能となる。
2019年12月25日
一部改良[21]
「G」と「G Plus Package」はフロントドアのインナードアグリップ、ドアグリップ、ボトルホルダーにLEDインテリアイルミネーションが採用された。
特別仕様車「BLACK Edition」はLEDインテリアイルミネーションの採用に加え、室内天井やAピラーなどをブラックに変更して内装色がブラックに統一され、アルミペダル(アクセル・ブレーキ)を採用した。
2020年9月17日
年度内に大幅改良を行うとともに、PHEVモデルを設定することが発表された[22]
2020年10月30日
大幅改良モデルが「2020年度グッドデザイン賞」を受賞したことが発表された[23]
2020年12月4日
大幅改良を発表し、同日より発売された[5]
クリーンディーゼル車を廃止する替わりに、PHEVモデルを設定。PHEVモデルでは、「M」・「G」・「P」の3グレードを設定する。ガソリン車は発売当初からのグレード体系が引き継がれる。
ボディカラーは「ホワイトパール(有料色)」と入れ替えで、「レッドダイヤモンド(有料色)」に続く高輝度塗装のダイヤモンドカラーとして「ホワイトダイヤモンド(有料色)」が新たに設定された。
ボディ剛性の向上やサスペンションの最適化により、走行性能が向上された。
ガソリン車の「G Plus Package」とPHEVモデルの「P」には、車両形状に合わせて音響チューニングを行ったハイパワーアンプと8個のスピーカーで構成された「ミツビシパワーサウンドシステム」が新たにオプション設定され、Android AutoApple CarPlayに対応し、ディスプレイ画面を8インチに大型化したスマートフォン連携ナビゲーションが標準装備された(スマートフォン連携ナビゲーションはPHEVの「G」にもメーカーオプションで設定されるが、設定した場合、マルチアラウンドモニターも同時に装着されるため、LEDターンランプ付電動格納式リモコンドアミラーのサイドアンダーミラーが非装着となる)。
なお、今回の大幅改良により、WLTCモードによる燃料消費率及び排出ガス(JC08モードによる燃料消費率も併記)に対応し、ガソリン車・PHEVモデル共に「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得した。

ボディカラー

※ 伸縮型のメニューとして掲載する。[表示]をクリックすると一覧表示される。

車名の由来

クーペSUVということでクーペ/コンバーチブルのエクリプスと「クロスオーバー」を名称の由来としており[24]、「ドライバーに鮮明な印象を与え、心を刺激し、高揚させる存在に慣れるように。そんな思いを込めて」名付けられたとする[25]

しかし「Eclipse」という単語自体の意味はクーペの時は18世紀競走馬エクリプス[注 3]からも取っている[26]一方で本車両では単に「日食」の意味であり競走馬の件は全く触れられていない。

脚注

注釈

  1. ^ 三菱ではかつての「GDI」エンジン以来10年ぶりの直噴ガソリンエンジンとなる。
  2. ^ 広州汽車集団股份有限公司、三菱自動車工業、三菱商事の3社による車両生産・販売合弁会社[16]
  3. ^ もっとも競走馬のエクリプス自体、日食の日に生まれた事からの命名。

出典

  1. ^ "三菱自動車、2017年ジュネーブ国際モーターショーで新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を世界初披露" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 28 February 2017.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p "新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を発売" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 1 March 2018.
  3. ^ モーターファン別冊 ニューモデル速報 第567弾『三菱エクリプス クロスのすべて』27ページ、デザインインタビュー 三栄書房、2018年4月 ISBN 978-4-7796-3551-9
  4. ^ 伝統の最新4WD『エクリプス クロス』登場で関係者直撃!「三菱が日産になっても生き残れませんから」週プレNews2018年3月8日
  5. ^ a b "三菱自動車、クロスオーバーSUV 新型『エクリプス クロス』を発売~デザインを一新し、新たにPHEVモデルを設定~" (Press release). 三菱自動車工業. 4 December 2020. 2020年12月5日閲覧
  6. ^ a b "クロスオーバーSUV『エクリプス クロス』のクリーンディーゼルエンジン搭載車を発売" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 13 June 2019. 2019年6月18日閲覧
  7. ^ "新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を発売" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 1 March 2018.
  8. ^ モーターファン別冊「三菱エクリプス クロスのすべて」、2018年4月23日発行。株式会社三栄書房。
  9. ^ 「三菱エクリプス クロス カタログ」、2018年3月発行。
  10. ^ "三菱自動車、2017年ジュネーブ国際モーターショーで新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』を世界初披露" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 28 February 2017.
  11. ^ "新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』の欧州仕様車を出荷開始" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 3 October 2017.
  12. ^ "新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』の豪州仕様車を出荷開始" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 28 November 2017.
  13. ^ "新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』の予約注文を受付開始" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 22 December 2017.
  14. ^ "新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』の北米仕様車を出荷開始" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 16 January 2018.
  15. ^ "クロスオーバーSUV『エクリプス クロス』が「2018年度グッドデザイン賞」を受賞" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 3 October 2018.
  16. ^ a b "中国で現地生産の『エクリプス クロス』を販売開始" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 6 November 2018.
  17. ^ "クロスオーバーSUV『エクリプス クロス』が2019年次「RJCカーオブザイヤー」を受賞" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 14 November 2018.
  18. ^ "クロスオーバーSUV『エクリプス クロス』を一部改良して発売" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 13 December 2018.
  19. ^ "『ミラージュ』『エクリプス クロス』『アウトランダー』の特別仕様車「BLACK Edition」を発売" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 13 December 2018.
  20. ^ "三菱自動車、ラグビーニュージーランド代表チーム公認の特別仕様車「ALL BLACKS Edition」を発売" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 17 October 2019.
  21. ^ "クロスオーバーSUV『エクリプス クロス』を一部改良、ドア周りの利便性を向上" (Press release). 三菱自動車工業株式会社. 25 December 2019. 2020年1月9日閲覧
  22. ^ "三菱自動車、『エクリプス クロス』のデザインを一新し、PHEVモデルを新たに設定" (Press release). 三菱自動車工業. 17 September 2020.
  23. ^ "クロスオーバーSUV 新型『エクリプス クロス』が「2020年度グッドデザイン賞」を受賞" (Press release). 三菱自動車工業. 2020年12月11日閲覧 {{cite press release2}}: 名無し引数「2020-10-30」は無視されます。 (説明)
  24. ^ 車名の意味・由来(三菱自動車公式FAQ)
  25. ^ ECLIPSE CROSS-CONCEPT「エクリプス クロスの由来」(三菱公式特設)
  26. ^ 車名の意味・由来(三菱自動車公式FAQ)

関連項目

外部リンク