「日本から国外に譲渡された中古鉄道車両」の版間の差分
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2021年8月14日 (土) 06:52時点における版
日本から国外に譲渡された中古鉄道車両(にほんからこくがいにじょうとされたちゅうこてつどうしゃりょう)では、かつて日本国内で使用され、日本国外に譲渡された鉄道車両を紹介する。
概要
老朽化や運用路線・列車の廃止、あるいは運用者の都合などで廃車となった、日本国内で運用されていた鉄道車両を日本国外にて再利用しているケースが多数存在する。これは、いわゆる「リユース」活用を目的にしたもので、自動車においても同様の傾向が見られる。
1977年のベトナム国鉄への国鉄DD11形ディーゼル機関車を皮切りに、機関車や気動車、客車、保線車両が次々と譲渡。1993年にロシア国鉄(サハリン)へ譲渡したキハ58系気動車や、1997年にタイ国鉄へ譲渡した12系客車などの例は有名である。
電車の譲渡も行われており、1995年にアルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄へ営団丸ノ内線の500形を譲渡したことを皮切りに、1999年にはインドネシアへ都営三田線6000形電車が譲渡されるなど、譲渡される国も増えている。
通常は譲渡先での運用が終了した後は現地で解体されるが、アルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄に譲渡された元丸の内線の営団500形4両のように日本に里帰りした車両も存在する[1] [2]。
以下にマルチプルタイタンパーなどの保線車両を除いた、輸出・譲渡された車両を国・年度別に示す。
譲渡先
- ロシア
- 韓国
- 中国
- 台湾
- 台湾高速鉄道
- 2007年 - JR東日本DD16形ディーゼル機関車、JR西日本DD14形ディーゼル機関車、JR西日本新幹線0系電車
- 台湾高速鉄道
- ベトナム
- ベトナム国鉄
- 1977年 - 日本国有鉄道DD11形ディーゼル機関車[6]
- ベトナム国鉄
- タイ
- タイ国鉄
- 1997年・1999年 - JR西日本キハ58系気動車、JR西日本12系客車
- 2004年 - JR西日本14系客車
- 2008年 - JR西日本24系客車、JR西日本14系客車
- 2016年 - JR北海道14系客車(はまなすに使用されていた客車)
- 2017年 - JR北海道キハ183系気動車
- 2018年 - デンカ(旧電気化学工業) DS-6(DD16型ディーゼル機関車)
- A.S. ASSOCIATED ENGINEERING (1964)
- 2018年 - JR北海道DD51形ディーゼル機関車
- タイ国鉄
- フィリピン
- フィリピン国鉄
- 1999年・2001年 - JR東日本12系客車、JR東日本14系客車[7]
- 2003年 - JR九州12系客車[8]
- 2010年 - JR東日本14系客車(寝台特急「北陸」で使用された車両)[9]
- 2011年 - JR東日本キハ59形・キハ29形気動車「こがね」、JR東日本203系電車、JR東日本キハ52形気動車(100番台)
- 2015年 - 関東鉄道キハ350形気動車
- パナイ鉄道
- フィリピン国鉄
- マレーシア
- サバ州立鉄道
- 2015年 - 名古屋鉄道・会津鉄道キハ8500系気動車(特急北アルプス、快速AIZUマウントエクスプレスで使用された車両)
- マレーシア鉄道公社
- 2004年 - JR貨物DD51形ディーゼル機関車
- 2010年 - JR西日本24系客車・JR西日本14系客車・JR九州14系客車(寝台特急「富士」・「はやぶさ」・「なは」、急行「銀河」で使用された車両)
- サバ州立鉄道
- インドネシア
- PT. Kereta Api → PT Kereta Commuter Indonesia(以下PT KCI)
- 2000年 - 都営地下鉄6000形電車[12]
- 2004年 - JR東日本103系電車(京葉車両センター所属で武蔵野線用の編成)[13]
- 2005年 - 東急8000系電車
- 2006年 - 東急8500系電車
- 2006年 - 東京メトロ5000系電車、東葉高速鉄道1000形電車
- 2009年 - 東急8500系電車(KCI導入編成)
- 2010年 - 東京メトロ7000系電車、東京メトロ05系電車
- 2011年・2016年 - 東京メトロ6000系電車、JR東日本203系電車
- 2013年 - JR東日本205系電車(埼京線)
- 2014年 - JR東日本205系電車(横浜線)
- 2015年 - JR東日本205系電車(南武線)
- 2018年 - JR東日本205系電車(武蔵野線)
- PT. Kereta Api → PT Kereta Commuter Indonesia(以下PT KCI)
- ミャンマー
- ミャンマー国鉄
- 2003年・2004年 - 名古屋鉄道キハ20形・キハ30形気動車
- 2005年 - JR西日本キハ58系気動車、JR貨物DD51形ディーゼル機関車
- 2005年 - のと鉄道のと鉄道NT100形気動車
- 2006年 - 北海道ちほく高原鉄道CR70形気動車、天竜浜名湖鉄道TH1形気動車
- 2007年 - 真岡鐵道モオカ63形気動車、三陸鉄道36-300形・36-400形気動車(「おやしお」「くろしお」)、JR東日本キハ52形気動車(100番台)、JR東日本キハ58形気動車(1500番台)、甘木鉄道甘木鉄道AR200形
- 2008年 - JR北海道24系客車、JR北海道キハ183系気動車
- 2009年 - 三陸鉄道三陸鉄道36-100形気動車
- 2011年 - 平成筑豊鉄道100形気動車、平成筑豊鉄道300形気動車、JR四国キハ47形気動車
- 2012年 - JR西日本キハ181系気動車、いすみ鉄道いすみ200形気動車、JR北海道キハ48形気動車、JR北海道キハ141系気動車、JR東日本キハ38形気動車、JR北海道ホキ800形貨車、JR北海道チ1000・チラ1000形貨車
- 2015年 - JR東海キハ11形気動車、JR東海キハ40系気動車、JR東日本キハ40系気動車、広島電鉄750系電車、広島電鉄3000系電車
- 2018年 - JR北海道DD51形ディーゼル機関車、JR北海道ホキ800形貨車
- 2020年 -JR東日本キハ47形気動車
- ミャンマー国鉄
- コンゴ民主共和国
- コンゴ民主共和国鉄
- 2015年 - JR東日本24系客車、JR貨物国鉄DE10形ディーゼル機関車、JR貨物DE11形ディーゼル機関車、JR貨物コキ50000形貨車[14]
- コンゴ民主共和国鉄
- アルゼンチン
注記
小田急電鉄の9000形がアルゼンチンの企業に譲渡され、ロカ線で運用されていると誤解される事が存在するが、9000形の車体デザインと似ている、全くの別物である日本製の電車(M/R.4000)が新車で輸出され、運用されているのであり、車体寸法・軌間や電気機器が全く異なる9000形の譲渡はされていない[17]。
-
小田急電鉄9000形電車
-
張り上げ屋根や顔などが小田急電鉄9000形電車の車体デザインと似ているが新車で輸出されたロカ線の電車
脚注
- ^ “アルゼンチン共和国ブエノスアイレスで活躍した丸ノ内線旧500形車両が約20年ぶりに東京に里帰りします! - 東京メトロ プレスリリース(7月20日)”. 2016年7月20日閲覧。
- ^ “南米に渡った丸ノ内線「赤い電車」、日本に里帰り?メトロが交渉中 - withnews(ウィズニュース)”. withnews 2 June 2016閲覧。
- ^ 2017年9月、906号が韓国ソウル特別市蘆原区の旧京春線廃線区間を活用した鉄道公園「京春線森道」に保存・展示のために無償譲渡された。
- ^ 輸出は実現せず苫小牧で解体。
- ^ 現在の動向は不明。
- ^ 現在は使用されていない模様。
- ^ 203系に置き換えられ廃車、14系客車は全て解体。一部は事業用車両に改造。
- ^ 現在は運用なし。
- ^ 「ビコールエクスプレス」に使用されたが休車となっている。
- ^ PANAY RAILWAY (p.18) - PHIPPINE RAILWAY HISTORICAL SOCIETY - 2019年5月作成・2021年3月16日閲覧
- ^ 1964年製と1968年製の車両がそれぞれ1両ずつ。現在はパナイ鉄道自体が廃止されており、詳細は不明であるが、1968年製の車両は現在も同君津製鐵所にて運用されているD.6000形の一部と思われる。
- ^ JR東日本より205系を購入し置き換えられる形で順次離脱し2016年に運行終了。
- ^ 2016年に運行終了。
- ^ 2020年現在、輸出は実現しておらず秋田港の敷地内で保管。
- ^ 2015年より順次廃車、そのうち4両(771,734,584,752号車)は2016年7月に東京メトロへ返還。2019年現在は6両10編成が現役。
- ^ 2018年より順次離脱、2019年9月に全ての車両が離脱。
- ^ ■ 日本から外国に譲渡(輸出)された鉄道車両。 - 陰謀カレンダー(T O P)- 2020年3月6日閲覧・明確ではない情報に注意