「サイクロン号」の版間の差分
→サイクロン号の撮影車両: 誤字修正 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
m Bot作業依頼: pathnavboxクラスのテンプレート移行 (insource:/class=[" ]*pathnavbox/) - log |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{Pathnavbox| |
|||
<div class="pathnavbox"> |
|||
* {{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|仮面ライダー}} |
* {{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|仮面ライダー}} |
||
* {{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|仮面ライダー THE FIRST}} |
* {{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|仮面ライダー THE FIRST}} |
||
* {{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|仮面ライダーの乗用マシン一覧}} |
* {{Pathnav|仮面ライダーシリーズ|仮面ライダーの乗用マシン一覧}} |
||
}} |
|||
</div> |
|||
'''サイクロン号'''(サイクロンごう)は、特撮テレビ番組『[[仮面ライダー]]』をはじめとする[[仮面ライダーシリーズ]]に登場する架空の[[オートバイ]]。[[仮面ライダー1号]]と[[仮面ライダー2号]]の専用マシンである。単に'''サイクロン'''とも称される<ref>『仮面ライダー』初代エンディングテーマ「仮面ライダーのうた」の歌詞より。</ref>{{R|大全集6|怪人大全集155|全怪獣}}{{Sfn|超全集|1992|pp=14、20}}{{Sfn|画報|2001|pp=26、90}}。 |
'''サイクロン号'''(サイクロンごう)は、特撮テレビ番組『[[仮面ライダー]]』をはじめとする[[仮面ライダーシリーズ]]に登場する架空の[[オートバイ]]。[[仮面ライダー1号]]と[[仮面ライダー2号]]の専用マシンである。単に'''サイクロン'''とも称される<ref>『仮面ライダー』初代エンディングテーマ「仮面ライダーのうた」の歌詞より。</ref>{{R|大全集6|怪人大全集155|全怪獣}}{{Sfn|超全集|1992|pp=14、20}}{{Sfn|画報|2001|pp=26、90}}。 |
||
2021年9月6日 (月) 06:52時点における版
サイクロン号(サイクロンごう)は、特撮テレビ番組『仮面ライダー』をはじめとする仮面ライダーシリーズに登場する架空のオートバイ。仮面ライダー1号と仮面ライダー2号の専用マシンである。単にサイクロンとも称される[1][2][3][4][5][6]。
日本初のテレビヒーロー『月光仮面』をはじめとして専用のマシンに乗るヒーローはそれまでも存在していたが、その多くは実車そのままの形状であり、マシン自体にキャラクター性を持たせヒーローの戦力の一部としたのは『仮面ライダー』が初とされ、その後の作品にも大きな影響を与えたとされる[7][8][9]。
テレビシリーズにおけるサイクロン号
サイクロン号
サイクロン号 | |
---|---|
全高 | 125cm[注釈 1] |
全長 | 240cm[10] |
重量 | 280kg[10] |
最高出力 | 500馬力[10][注釈 2] |
ジャンプ力 | 30m[13][14][10] |
最高時速 | 400km/h[10] |
第1話から登場。後継車種と区別する時には、旧サイクロン号(旧サイクロン)とも表記される[15][16][17]。仮面ライダー1号=本郷猛が緑川博士の計らいでショッカー基地から脱出する際に使用し[注釈 3]、以後の戦いでもライダーの力となり続けた。
低く姿勢を保つことで空気抵抗を減らして、走行スピードを上げて加速してある程度の速度に達した後、左ハンドルのクラッチ横のレバースイッチ[18]を押しこむことでヘッドライト周辺にカウル部分がせり出して板状のパーツが車体側面中央付近に現れて前に伸び、カウルと結合し、装甲を車体が覆うことで本郷の乗用バイクからフルカウル形態に変形し、同時にジェットエンジンが始動して急激に加速し、高速走行によって発生する風圧のエネルギーを取り入れることで本郷は仮面ライダーに変身する[19]。変身ベルトの左脇にあるサイクロン誘導装置を操作することで遠隔操縦も可能である。変形前でも小回りが利き高い機動性を発揮するため、高々度ジャンプや階段の登攀の際にはライダーに変身後も使用する[20][21]。
車体には立花レーシングクラブのエンブレムが施されている[2][3]。フロントのエンブレムの内側にはレーザーガンが隠されているが[22]、劇中では未使用。メインエンジンはプルトニウム原子炉[22][注釈 4]。補助駆動力であるジェットエンジンを併用することでさらに加速する。排気を行う6本のマフラーからは、撹乱用の煙幕サイクロン・レインボーを噴射できる[13]。
第11話ではゲバコンドルを倒すため、サイクロン号による空中での体当たり攻撃サイクロンクラッシャーが使用された。
テレビ作品中では製作者は語られておらず、書籍などでも以下のように諸説ある。
- 立花藤兵衛が製作[2][3]。これに対し、後述の新サイクロン号が藤兵衛の初めて手掛けたライダーマシンであるとする文献もある[23]。
- 緑川博士が製作[24][14]。ショッカーからの脱走用に密かに準備していた[25]。
- 緑川博士の設計に基づき、ショッカー科学陣が製作[20]。仮面ライダーとの連動をコンセプトとしていた[26]。
『キャラクター大全』2書では藤兵衛・緑川・ショッカーの3説を挙げて詳細は不明としている[27][28]。
本郷がヨーロッパに転戦する際には、仮面ライダー2号=一文字隼人に託された。その後は次第に劇中での出番を改造サイクロン号に譲っていくことになるが、第30話以降でも使用されているのが確認できる。1号が復帰エピソードである第41話で騎乗したのが、旧サイクロン号の最後の活躍となった。
サイクロン号の撮影車両
ベース車両は外装ゆえに判断が難しく、関係者の間でも証言が異なっている。オートバイスタントの大橋春雄は、書籍『仮面ライダーSPIRTS 受け継がれる魂』のインタビューではスズキT20と記憶していると述べており[29]、同書のサイクロン号考察でも大橋の証言をもとに、一貫してスズキT20が使用されたと紹介しているが[30]、撮影車両の制作に携わった室町レーシング代表の室町健三が2017年のインタビューでこれを否定し、ホンダ・RC166を用いたと述べている(ただし写真を見比べれば明らかだが、実際は6気筒のRC166とは全くの別物なので室町の記憶違い)[31]。そのほか、書籍『仮面ライダー大全集』『仮面ライダー怪人大全集』『仮面ライダー映画大全集』ではホンダCB400[32][3][33]、書籍『仮面ライダー画報』ではスズキT125と記載している[34]。 実際はダブルクレードルフレームの特徴からスズキ車、それもT20、T21、T125のどれかと思われるが、改めて実車の映像を見るとフロントブレーキが250ccクラスより目立って小さく(フロントフォークのフェンダー取付部により判別できる)T125と見て間違いない。
劇用車のデザインはエキスプロダクションの美術スタッフの三上陸男によるもので[注釈 5]、複眼のようなヘッドライトや6本足のマフラーは昆虫を、アイボリーのカウルの両脇に引かれた赤い線は風をイメージしている[37][36]。『魔神ガロン』制作を理由に離脱した三上の後任となった高橋章は、できあがった車両を見て前照灯の間が寂しいと思い、以前に即興で作った立花レーシングクラブのマークを紙に描いて貼りつけた[37][36]。カウルの制作は、当時エキスプロに参加していた彫刻家の池田宗弘による[38][36]。
ベース車両の調達を行った室町健三は、テレビドラマ『キイハンター』への参加時にバイクの積み下ろしに時間がかかったことや、撮影を行う東映生田スタジオが自宅よりも遠かったことなどから、現場の効率を第一に軽いバイクを使用することとした[31]。カウルの原型は、東京レーシングウェアの裏手に放置されていたものの中からサイズの合うものを見繕ったという[31]。
サイクロン号はデザイン優先で製作されたため、見た目は美しいが機能性は考慮されていなかった[39][38]。ベース車両が出力の低い中古車だったうえ[29]、カウルの溶接を行ったのが専門家ではない三上陸男だったため、がっちりと固められていて重かった。エキスプロの村瀬継蔵は、ハンドルを下げたことによって運転がしづらくなったと証言している[38]。大橋によれば、時速30キロメートル程度しか出せなかったという[40]。また、市販レーサー用の部品を使用した風防は数万円もかかる高価なものだったが、割れやすく厄介だったという[26]。
「Aタイプ[26]」「A型[41]」との俗称を持つ初期のカウリングは前面下方に窓のように空冷スリットの入ったものが用意された[2][42][注釈 6]が、カウルとタイヤの隙間が狭く人が乗ると干渉して走れなくなるという、スタント以前の問題を抱えていた[39][14][41]。そこで、スリットの下部が切り広げられて写真撮影時に使用された[33][42]が、期待した効果が得られなかったため、映像作品に登場することはなかった[39][41]。
下部全体を切り取って前輪との距離を確保した「Bタイプ」「B型[41]」との俗称を持つカウルの投入によってようやく普通に走行できるようになったが、そもそもベース車両はアクションには不向きなオンロード用であり、ジャンプシーンでも「台からただ落ちるだけ」というのが実態だった[39]。そのため、ジャンプやオフロードのシーンでは常用オートバイスタイルに戻っているシーンが多々見られる[2]。この常用型サイクロン号については、改造サイクロン号の撮影車両の節を参照。
6本のマフラーは水道管を加工して取り付けたもので[22]、下の1対のみが本物の排気管である[33][26]。ジェットエンジンによる噴煙はマフラーに入れた花火によって表現している[43]。このマフラーはしばしば衝撃で脱落することがあり、着火状態のマフラーが草地に落ちた際には危うく延焼するところだったという[44]。
撮影予定表では変形前の車輌を「Aオート」、変形後の車輌を「Cオート」と呼称している[45]。第1話の撮影では変形シーンでBに当たる車輌が用意される予定であったが、諸般の事情から実現しなかった[45]。
特撮用のミニチュアは、オートバイのプラモデルとバルサ材で制作された[36]。クランクインの2日前に急遽必要になり、高橋が徹夜で制作した[36]。
本郷猛役の藤岡弘、はサイクロン号での走行シーンの撮影中に事故を起こして重傷を負い、降板している[46]。藤岡は後年のインタビューで、サイクロン号は見た目重視で作られていたためにバランスが悪く、いつか事故が起きるのではないかと感じていたことを明かしている[47]。また、2017年8月5日にテレビ朝日系で放送されたバラエティ番組『こんなところにあるあるが。土曜♥あるある晩餐会』に出演した藤岡は、サイクロン号がマフラーの重さから自然にウィリー走行するようになっていたことを、ロープウェイでのアクションシーンや前述の降板と合わせて明かしている[48]。
なお、藤岡が事故を起こした車体は、第60話にて「縁起が悪い」という理由で燃やされた[49]。
改造サイクロン号
改造サイクロン号 | |
---|---|
全高 | 125cm[10] |
全長 | 225cm[10] |
重量 | 250kg[10] |
最高出力 | 600馬力[10] |
ジャンプ力 | 40m[13][10] |
最高時速 | 400km/h[10] |
第14 - 67、72話、映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。仮面ライダー2号および新1号が使用したバイク。サイクロン改良型[32][3]、サイクロン(改造タイプ)[34]、改良型サイクロン号[50]、改良サイクロン号[17]とも表記される。劇中では旧サイクロン号と別車両であるという描写はなく、場面やカットによって使い分けていた別種類の車両を同一のマシンと表現していただけで、同一のシーンでもカットによって車両が変化している[51]。書籍などでも名称などを区別していないものもあり[52][53][54]、「同一の車両が変形している」[55]という説や「戦況に応じて併用している」[21]という説を記した書籍もある。しかし、形状が明らかに異なるため、後年になって書籍類で旧サイクロン号を強化改造したものという設定が用いられるようになった[52]。
セミカウル化などの改良を経て、出力増強と車体の大幅軽量化が行われている。そのため、旧サイクロン号よりも小回りや派手な戦闘走行が可能で機動性が高い。ジャンプ力も40mにアップし、垂直の壁面を登攀する能力、水中潜行能力と救助用ワイヤーロープの射出能力が追加されている。テールカウルにはテレビ誘導式ミサイルを内蔵するが[13]、劇中では未使用。
必殺技は、突進で敵を撥ね飛ばすサイクロンクラッシャー。第18話でヒトデンジャーに対して使用した[56]。
1号もスイスで同型のマシンに搭乗している場面が第40話で描かれており、日本へ帰国した後も新サイクロン号の完成まで使用した。第40話では改造サイクロン号に乗る1号と旧サイクロン号に乗る2号が並走するシーンが撮影されていたが完成作品ではカットされた[57][58]。
改造サイクロン号の撮影車両
ベースモデルはホンダ・SL350K1[59]。ホンダ・CB350DTと記載している資料もある[60][3][34]。
元々は本郷が変身前に運転する常用型サイクロン号として使用されていた車両だった[32]。撮影中に起きた事故で本郷役の藤岡弘はしばらく降板せざるを得ないほどの重傷を負ったが、バイクは大破にまで至らず、翌日の撮影に間に合わせるために大橋春雄が徹夜で予備部品を組み込んで仕上げた[61]。車体には新たにフロントカウルが取り付けられ、テールカバーは常用型よりも長いものに交換された[50]。
ベース車両がオン・オフ兼用のトレール車であるうえ、セミカウルなので旧サイクロン号と比較してジャンプアクションが容易だった[29][39]。とはいえ完全オフロード車ではないので本格的なアクションはできず、しかもバッテリーが上がりやすいという欠点があり、大橋は常に予備バッテリーを準備していた[39]。
最初に使用されたAタイプのカウルは2つのダミーライトの間隔が広く、真正面から向き合うとライトの外側がボディの縁からはみ出して見える。また、常用型サイクロンから継承された特徴として、右のフロントフォークの取り付け方が逆になっており、内側に向くはずのビス穴が外に向いている。常用型ではメタリックブルーの地にアルミテープが貼られていた6本のダミーマフラーは、銀色に再塗装された[62]。このマフラーはカブ用のものを流用しており、重量があるせいで脱落が多かった[13]。
3クール末、ロッテ「仮面ライダーフーセンガム」のコマーシャルフィルム (CF) 撮影時にはBタイプのカウルへと新調された[63][64][注釈 7]。Aタイプに比べると風防が大きくなっている。また、ダミーライトの間隔が狭くなったため、エンブレムの貼り付け位置がライトの中間から上にずれている。後に一回り小さなエンブレムが製作され、第56・57話では中央に貼り直された[64]。
映画『仮面ライダー対ショッカー』ではダブルライダーが並走するため、2台目の改造サイクロン号が用意された[32][3][63]。ベース車は変身前の一文字が使用していたワインレッドのホンダSL350[66]。『仮面ライダー大全集』『仮面ライダー怪人大全集』ではスズキ・ハスラーTS250IIIとしている[32][3]。第41話の撮影をもって役目を終えた旧サイクロン号のフロントカウルとテールカバーを切断して製作したCタイプのカウルが使用され、ダミーマフラーも旧サイクロン号から移植された。なお、この車両のフロントフォークは正しい向きで取り付けられている[66]。
その後、Cタイプのカウルは1台目の車両に乗せ替えられ、この組み合わせで第53話のオープニングから第72話まで使用された[67]。ただしこの時期でもカットによってはBカウルが使用されている[50]。
車両の1台は番組終了後も東映生田スタジオに残されており、『仮面ライダーX』時に生田スタジオで撮影された怪人ネプチューンの単体特写の中にスタジオ脇に置かれている様子が写っている[68]。
新サイクロン号
新サイクロン号 | |
---|---|
全高 | 120cm[10] |
全長 | 210cm |
重量 | 220kg[10] |
最高出力 | 700馬力[10] |
ジャンプ力 | 50m[69][10] |
最高時速 | 500km/h[10] (ブースター使用時:600km/h[10]、水上:120km) |
第68 - 98話、映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。新1号が使用し、のちに新2号も搭乗した新型バイク。
本郷、滝、藤兵衛による設計・開発。本郷が常用するセミカウルのオートバイが、ライダーへの変身に合わせて自動変形する。かつてのサイクロンをあらゆる面で凌駕する。
クラッチ付近のスイッチを操作してカウル両脇のウィングを展開させることで、高速走行時に車体の姿勢の安定性を確保させるスポイラーの働きや、またグライディング飛行サイクロンジャンプが可能となる。このウイングはサイクロン・カッターとしても機能する[69]。時速300km時の走行で、緊急ブレーキをかける際にはクラッチ付近のスイッチを操作することで急制動用にパラシュートを装備している。
必殺技はフロントカウルを細かく振動させた状態で体当たりを決めるサイクロンアタック(第83話で使用)。また、設定上は後端のパラシュートの射出口から虹色の煙幕サイクロンレインボーを放出するとされる[70][21]。
2号は第93話から使用。出自について劇中では明らかでないが、書籍では本郷から設計図を受け取った一文字が制作したと記載している[71]。
新サイクロン号の撮影車両
ベースモデルはスズキハスラーTS-250III[32][3][34]。
新サイクロン号の登場は1971年11月25日に行われた会議で1972年4月以降の展開案に盛り込まれ、新1号編初期に立てられた仮案で登場話数もほぼ決定していた[72][73]。
オンロードの性格が強い前2車に比べ、デュアルパーパスバイクとして設計されたことから、設定上だけでなく実際の操縦性能も格段に高くなった[74][69]。
ウイングはカウルの溝に差し込み、裏側から3つのビスで取り付ける。ジェットノズルはダミーであり、その下に存在する1対の細いパイプが実際の排気管である[75][76]。第74話以降はカウルが再塗装され[3][41][77]、ライトの溝が白から青に変わり、下部の赤い塗装範囲がウイング上と前面部分まで広げられたことで、よりスタイリッシュになった[78][10]。
撮影用車両は当初1台のみの製作だったが、ショッカーサイクロンの登場に際して2台目が製作され[79]、一方が2号用に流用された[注釈 8]。2台目はビスの位置などが異なっている[3]。この2台の車両は、『仮面ライダーストロンガー』第39話の撮影まで使われている。
『仮面ライダーV3』の第1回撮影会では、ハリケーン号の制作が間に合わなかったため、V3のバイク搭乗イメージカットで新サイクロン号が代用された[82][83]。
その後のゲスト出演
- 『仮面ライダー (スカイライダー)』時には、ポピーのCM撮影用に歴代ライダーマシンが新調され、新1号は改造サイクロン、新2号は新サイクロンを愛車とした[32]。ベース車はスズキハスラー125[32]。ベース車が125ccとスケールダウンし、小型ゆえバイクスタントには向いているが、造形的にはライトの形状などオリジナルとの差異がある[32]。
- 1993年にバンダイの企画主導でオリジナルビデオ『ウルトラマンVS仮面ライダー』が制作され、その撮影用に新サイクロンが製作された。エンドロールでは初代ウルトラマンが搭乗しており、立花レーシングのマークが科学特捜隊のものに変わっている。
- 1998年にKAZeが仮面ライダーのゲームを製作した際のレプリカ製作イベントでは、コレダT125が使用された。
- 2000年に放送されたオートレースのテレビCMには仮面ライダーが登場し、新サイクロン号に搭乗する。また、その当時に開催されたイベント「仮面ライダーワールド」には車両が展示された。
- 2009年の『CRぱちんこ仮面ライダーMAX Edition』CM・サラリーマン編では、伊藤慎扮するサラリーマンが新サイクロン号に搭乗する。
- 映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では、1号と2号が搭乗する2台の新サイクロン号が登場する。以後『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』、『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』にも登場し、『仮面ライダー大戦』ではエンディングで本郷猛を演じる藤岡弘、自身が新サイクロンに搭乗するシーンが存在する。
- 2017年に放送されたKURE 5-56のテレビCMでは、寺田心が少年仮面ライダー隊隊員の寺田5-56に扮して新サイクロン号仕様の自転車に乗り、仮面ライダー新1号や新サイクロン号と共演する[84]。
『仮面ライダー1号』でのネオサイクロン
ネオサイクロン | |
---|---|
全長 | 2.47m[85][86] |
乾燥重量 | 383kg[85][86] |
馬力 | 348ps(256kw)[85][86] |
ジャンプ力 | 45m[87][85][86] |
最高時速 | 545km/h[87][85] ブースター使用時:645km/h[87][85][86] |
- ベース車:ホンダ・ゴールドウイングF6C[88]
映画『仮面ライダー1号』に登場する仮面ライダー1号が乗るバイク。資料によっては「ネオサイクロン号」と記述している[85][86]。立花藤兵衛が遺した最後のマシンでもあり、ノバショッカーとの最終決戦に際して本郷がマシンが保管されていた立花モーターズの倉庫を訪れて発進させた[89]。
上記の通りベース車こそ異なるものの、藤兵衛がサイクロン号を強化改造したサイクロン号の最終型という設定になっている[88][85]。
- デザインを担当した石森プロの田嶋秀樹によれば、当初はアメリカン系というものだったが、本作品の1号の体格に並のバイクの車格が合わなかったため、それに合わせて威圧感のあるスパルタンなバイクとして仮面ライダーシリーズで最大排気量車となるF6Cを選択したとのことで、戦闘的なフォルムがベース車に相応しいと思ったといい[88]、大きな改造を加えず、カラーリングと細部の変更を加えている[90]。「藤兵衛が本郷猛のことをすべて熟知したうえで作り上げた究極の専用マシン」を一番のコンセプトとして、45年間の戦闘でパワーアップした1号に合わせる藤兵衛の気持ちになってデザインしたという[88]。サイクロン号のため、ベース車に各部のプレートとシングルシートを追加している[90]。サイクロン号から継承された要素の1つである6本出しのマフラーについては、造形班に無理を言って4本のマフラーをF6Cのマフラーとそっくりに造形してもらったうえ、車名エンブレムも「F6C」から「NEOCYCLONE」という立体ロゴに変更し、その下に立花モータースのロゴを入れてもらったとのことで、タイトなスケジュールの中で造形班と一緒にギリギリまで作っていたという[88]。ただ、マフラーの色についてはサイクロン号と同じ色の耐熱塗料がどうしても用意できず、熱対策優先で造形した先述の4本のマフラーをF6Cのマフラーと同じメッキシルバーに塗装している[88]。
- 藤岡によれば、本郷 / 1号がネオサイクロンに乗るシーンを撮っていたカメラマンは、カットがかかると立ち上がって「感動した」と涙ぐんだそうである[91]。また、今までは1300ccのバイクにしか乗ったことがなく、本車には約450kgもの重量や1800ccもの排気量があることから緊張していたが、しばらく練習するうちに体に安定感がしっくり来たという[92]。
『仮面ライダー THE FIRST』でのサイクロン号
車両ごとの名称は劇中には登場せず、資料によっては1号サイクロン / 2号サイクロン[93]、あるいはサイクロン1 / サイクロン2[94]とも呼ばれる。
サイクロン1号
サイクロン1号 | |
---|---|
全高 | 1120mm |
全長 | 2025mm |
全幅 | 720mm |
最高出力 | 367馬力 |
ジャンプ力 | 30m |
最高速度 | 400km/h |
- 設定
- 仮面ライダー1号=本郷猛が搭乗するバイク。本郷が懇意にしていたバイクショップのオーナー・立花藤兵衛から与えられたスペシャルカスタムマシンで、立花レーシングのエンブレムが刻印されている。
- 超高速域での安定走行を理想としたが、排気量や大きさに比して軽量な車体など藤兵衛のこだわりと技術によってチューンナップされているため、あまりの性能の高さに、普通の人間には扱えない怪物的バイクとなった。肉体改造を施され、高度なテクニックと身体能力を持つ本郷猛だからこそスペックを存分に発揮することができる[96]。また、ライダーの操作に頼ることなくまるで自走しているかのような映像もある。テレパシーによる遠隔操作や水中潜航も可能である[96][56]。
- 撮影車両
- サイクロン1号のデザイン・製作はGPレーサーの青木宣篤がプロデュースを行っている[95][97]。青木が映像作品に携わるのはこれが初めてであるため、依頼を受けた際は自身がバイクに乗るものだと勘違いしており、協賛メーカーもレース用のマシンだと思っていた[95]。
- カラーリングはサイクロン号と一目で判るよう心掛けているが、サイドのラインはマシンが近代的なデザインになっているため配置を考えるのに時間がかかったという[95]。各部パーツは青木が常用しているメーカーから協賛を受けており、フロントカウルはマジカルレーシング、マフラーはモリワキ、ディスクローターはPLUSμ、ホイールはJB、タイヤはブリヂストンなど多くのメーカーのカスタムパーツでグレードアップされ、組み立ては有限会社ブライトロジックが担当した[95][97]。
- 劇中に二人乗りのシーンが存在したが、ベース車にはタンデムシートがないため後部を二重構造にして強度を上げており、ステップも残している[95][97]。
サイクロン2号
サイクロン2号 | |
---|---|
全高 | 1220mm |
全長 | 2220mm |
全幅 | 790mm |
最高出力 | 460馬力 |
ジャンプ力 | 36m |
最高速度 | 500km/h |
- 設定
- 仮面ライダー2号=一文字隼人が搭乗するバイク。サイクロン1号と同じく立花レーシングのエンブレムが入っており、書籍でも立花の手が加わっているとする記述がある[99][100][101][102]。劇中では入手時期は描かれなかったが[101]、決戦に際して本郷が一文字のために用立てたものと思われる[93]。
- 性能は全般的にサイクロン1号を上回り、主にスピード、馬力、ジャンプ力が強化されている[101]。こちらも普通の人間には到底扱うことはできない。1号と同じく、水中潜行も可能で、操縦者抜きでも減速することなく無人のまま自律走行してトラックと並走している[101]。防弾性が備わった強固な素材で形成されたフロントカウルは爆発や銃弾でもダメージを受けない[101]。また、アクセルターンの際にはタイヤから煙幕を張ることも可能[101]。
- 撮影車両
- デザインは出渕裕が担当[98][97]。新サイクロン号をモチーフとしているが、デザイン時にはサイクロン1号を見ていなかったため、差別化のために違ったデザインにしても良かったかもしれないと述べている[98]。
- 追加パーツはフロントカウルとサイドカバーのみ[98][97]。
映像作品以外でのサイクロン号
- 原作漫画版
- 本郷・一文字ともサイクロンを使用する。
- 緑川博士が改造したオートバイ[103]。本郷と緑川博士がショッカー基地を脱出する際に使用し、それ以降は本郷が常用する。
- 通常は大型のヘッドライトが正面に1つだが、メーター横のスイッチを押すことでカバーが掛かり、代わりに左右1対の小型ライトが現れ、映像作品と同様の形状になる[104]。シートには仮面ライダーのマスクを収納している[105]。
- 「13人の仮面ライダー」からは本郷邸地下の研究所で作られた新しいサイクロンが登場[106]。形状は変わらないが、腕時計での遠隔操作やマフラーからの噴射によるジャンプなどの機能を持つ。本郷邸の裏手には専用の出入口も設けられている[107]。ショッカーライダーとの初戦の後、本郷によりさらなる改造が行われた[108]。
- 「13人の仮面ライダー」では、ショッカーライダーも同型のバイクを使用している。
- なお、冒頭で本郷が乗っているのは別の車両(ウルフT125)である。
- 仮面ライダーSPIRITS
- テレビ版に準じ、1号・2号とも新サイクロン号を使用する。
- 『新 仮面ライダーSPIRITS』第4話・第5話では、ショッカー時代のショッカーライダーがサイクロン号と同型のショッカーサイクロンを使用する。車体にはショッカーのエンブレムが貼り付けられていた。また、第16話では改造サイクロン号も登場。こちらは1号用と2号用の部品を立花藤兵衛がニコイチにしたものだが、歴戦の痛みで足周りに不安が残るとされた。それでもエンジンは健在であり、大破した仮面ライダーZXのマシンに移植された。
- 仮面ライダー1971-1973
- 本郷が〈サイクロン〉を使用する。
- ショッカーが製作した次世代高性能戦闘員〈S.M.R.〉(システム・マスクド・ライダーズ)の中核をなす二輪兵器[109]。事前に入手していたハヤトが、本郷へと受け渡した。
- 普段はホンダCB450に擬装しているが、右ハンドル裏のスイッチを押すことで変形する[110]。核電池を動力源としており、エンジンやガソリンタンクは外装だけのダミーとなっている[109]。
『仮面ライダーSD』でのサイクロン号
- ネオサイクロン
- 『仮面ライダーSD』では、仮面ライダー1号から仮面ライダーBLACK RXまでの各ライダーが乗るマシンは原典での名称にネオと付けたものとなっており、サイクロンもそのネーミングルールに則って「ネオ」と名付けられている[注釈 9]。
- 外観は原典マシンをアレンジ・デフォルメしたもの。仮面ライダー1号が旧サイクロンモチーフのネオサイクロン、2号が新サイクロンモチーフのネオサイクロン2に乗っている。
漫画『仮面ライダーSD 疾風伝説』では、仮面ライダー1号とショッカーが戦っていた時期が描かれ、その際サイクロン号らしきマシンが登場している。漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』の1号も、当初はサイクロン号に乗っている。
その他のサイクロンの名を冠したマシン
- ショッカーサイクロン
- 『仮面ライダー』でショッカーライダーが乗るバイク。
- →詳細は「ショッカーライダー § ショッカーサイクロン」を参照
- トライサイクロン、スカイサイクロン
- それぞれ映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』と、その続編『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』で仮面ライダー3号が乗る車と仮面ライダー4号が乗るプロペラ機。
- →詳細は「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 § 仮面ライダー3号」を参照
脚注
注釈
- ^ 150cmとする資料もある[10]。
- ^ 200馬力とする資料もある[2][3][11][12]。
- ^ ただし、脱出シーンではノーマルの市販車が使用されている。このバイクと後のサイクロン号が同一の車体なのかは語られていない。
- ^ 資料によってはジェットエンジンが動力源であると記述している[2][14]。
- ^ 過去の書籍で石ノ森章太郎によるデザイン画として紹介されていたイラストが存在するが[35]、三上や高橋は2016年のインタビューでこれを「見たことのないもの」と述べている[36]。
- ^ 室町はカウルの原型が最初からこの形状であったと述べている[31]。
- ^ 『仮面ライダー画報』ではCF撮影時に新しい車両が製作されたとしている[34]。これとは逆に『仮面ライダー大全集』では映画『仮面ライダー対ショッカー』時にカウルが新調されたとしている[65]。
- ^ 2号の新サイクロンは、書籍によって「従来の1号の新サイクロンを流用した[80](1号用が新調された[81])」とするものと「ショッカーサイクロン用に新調したものを流用した[34]」とするものの2説が存在する。
- ^ マシンの名称が異なるライダーマンは例外。
出典
- ^ 『仮面ライダー』初代エンディングテーマ「仮面ライダーのうた」の歌詞より。
- ^ a b c d e f g 大全集 1986, pp. 6–7, 「サイクロン」
- ^ a b c d e f g h i j k l 怪人大全集 1986, pp. 155–157, 「仮面ライダーマシーン探究」
- ^ 『全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日、41頁。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。
- ^ 超全集 1992, pp. 14、20.
- ^ 画報 2001, pp. 26、90.
- ^ 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 6–7, 「マシン」
- ^ 「特集企画 スーパー戦隊その極意 Volume7 実車マシンの意義」『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 Vol.7 獣拳戦隊ゲキレンジャー』講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年10月10日、30頁。ISBN 978-4-06-509518-8。
- ^ 『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1989 高速戦隊ターボレンジャー』講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年6月10日、4頁。ISBN 978-4-06-513715-4。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 仮面ライダー1号ぴあ 2016, pp. 36–37, 「サイクロン号 完全ファイル」
- ^ 超辞典 2011, p. 334
- ^ 仮面ライダー昭和 2016, p. 15
- ^ a b c d e OFM2 2004, p. 10.
- ^ a b c d 仮面ライダー1971-1984 2014, pp. 22–23, 「サイクロン号」
- ^ 超全集 1992, p. 30.
- ^ 仮面ライダー1971-1984 2014, pp. 68、100.
- ^ a b 怪人大画報 2016, p. 14, 「サイクロン号」
- ^ Machineビジュアル 2017, pp. 6–7.
- ^ 仮面ライダー1号ぴあ 2016, p. 34, 「仮面ライダー1号 変身図解」
- ^ a b 画報 2001, p. 26.
- ^ a b c 東映×石ノ森 2010, p. 9, 「仮面ライダー」
- ^ a b c OFM2 2004, p. 11.
- ^ “伝説のライダーマシン「新サイクロン号」 S.H.Figuartsに加わる!!|魂ウェブ”. 2014年9月28日閲覧。
- ^ 100のひみつ 2008, p. 39.
- ^ 大百科 1978, p. 74.
- ^ a b c d OFM1 2004, p. 10.
- ^ キャラクター大全昭和編 2011, p. 15.
- ^ キャラクター大全1号・2号編 2014, p. 12.
- ^ a b c 魂 2002, p. 157.
- ^ 魂 2002, p. 144.
- ^ a b c d 新SPIRITS 16 2017.
- ^ a b c d e f g h i 大全集 1986, pp. 208–209, 「仮面ライダースタイルの変化」
- ^ a b c 映画大全集 1993, p. 79, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBIM」
- ^ a b c d e f 画報 2001, p. 90, 「COLUMN 05 ライダーマシーン徹底比較」
- ^ 映画大全集 1993, p. 151, 「仮面ライダーデザイン画集 ACT1 石ノ森章太郎デザイン画」.
- ^ a b c d e f 怪人大画報 2016, pp. 50–61, 「『仮面ライダー』美術監督対談 三上陸男×高橋章」
- ^ a b OFM6 2004, p. 28.
- ^ a b c 村瀬継蔵 2015, p. 267, 「村瀬継蔵インタビュー 村瀬継蔵 造形人生」
- ^ a b c d e f OFM3 2004, pp. 27–29, 「特集 ライダーマシン オートバイスタントマンの素顔」
- ^ 爆談 2011, p. 185.
- ^ a b c d e 怪人大画報 2016, pp. 8–9, 「サイクロン号」
- ^ a b キャラクター大全1号・2号編 2014, p. 13
- ^ 爆談 2011, p. 190.
- ^ 魂 2002, p. 169.
- ^ a b 仮面ライダー1971-1984 2014, p. 44, 「制作第2話-第4話」
- ^ 仮面ライダー1971-1984 2014, p. 48, 「平山亨氏秘蔵台本収録」.
- ^ 仮面ライダー1971-1984, 「INTERVIEW 藤岡弘、」.
- ^ “藤岡弘、「僕が実験台」仮面ライダーの過酷な撮影事情を明かす”. 日刊大衆 (双葉社). (2017年8月12日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ 超辞典 2011, p. 661.
- ^ a b c 魂 2002, p. 147.
- ^ 映画大全集 1993, p. 83, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBIM」
- ^ a b 大全集 1986, pp. 22–23, 「サイクロン(改良型)」
- ^ 超全集 1992, p. 20.
- ^ 超辞典 2011, pp. 334–335.
- ^ 画報 2001, p. 27.
- ^ a b 超辞典 2011, p. 334.
- ^ 大全集 1986, p. 33, 「ダブルライダー[2号+1号]」.
- ^ 大研究 2007, p. 115.
- ^ 魂 2002, p. 151.
- ^ 大全集 1986, pp. 23、208-209.
- ^ 魂 2002, p. 158.
- ^ 魂 2002, p. 152.
- ^ a b キャラクター大全1号・2号編 2014, p. 35
- ^ a b 魂 2002, p. 153.
- ^ 大全集 1986, p. 39, 「仮面ライダー1号[再改造]」.
- ^ a b 魂 2002, p. 154.
- ^ 魂 2002, p. 155.
- ^ 怪人大画報 2016, p. 226, 「『仮面ライダーV3』-『仮面ライダーストロンガー』フォトセッションアルバム」.
- ^ a b c OFM1 2004, p. 11.
- ^ 仮面ライダーカード2003年復刻版「305 サイクロンレインボー」より。
- ^ 超辞典 2011, p. 406.
- ^ 大全集 1986, p. 138, 「仮面ライダー作品展開 仮面ライダー一号[再改造]」.
- ^ キャラクター大全1号・2号編 2014, p. 148.
- ^ 大全集 1986, p. 41, 「ライダーアクション」.
- ^ 大全集 1986, p. 39, 「新サイクロン」.
- ^ 魂 2002, p. 148.
- ^ 映画大全集 1993, p. 87, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBIM」.
- ^ 魂 2002, p. 149.
- ^ 映画大全集 1993, p. 89, 「MASKED RIDER REALISTIC ALBIM」.
- ^ 大全集 1986, p. 47, 「仮面ライダー2号[パワーアップ型]」.
- ^ キャラクター大全1号・2号編 2014, pp. 78、149.
- ^ OFM2 2004, p. 27, 「仮面ライダー撮影会の歩み」.
- ^ 怪人大画報 2016, p. 212, 「『仮面ライダーV3』-『仮面ライダーストロンガー』フォトセッションアルバム」.
- ^ KURE5-56×仮面ライダー SPECIAL CONTENTS
- ^ a b c d e f g h 平成 vol.17 2019, pp. 26–27, 「劇場版&テレビスペシャル 仮面ライダー」
- ^ a b c d e f 仮面ライダー1号ぴあ 2016, p. 73, 「特集!! 『仮面ライダー1号』」
- ^ a b c 東映HM53 2016, p. 24.
- ^ a b c d e f “映画『仮面ライダー1号』がこの春公開! デザイナーに聞いた、「ネオサイクロン号」の正体はいかに!?”. 2016年3月6日閲覧。
- ^ “初代ライダー・藤岡弘、時を超え最後の変身! 『仮面ライダー1号』予告解禁”. クランクイン! (ブロードメディア). (2016年2月19日) 2021年2月17日閲覧。
- ^ a b ゴースト読本 2016, p. 105, 「DESIGN WORKS in ISHIMORI PRO 田嶋秀樹[石森プロ]」
- ^ “初代ライダーを熱演した藤岡弘、「最初にこの映画の話を聞いた時は不安でした」”. 週プレNEWS (集英社). (2016年3月30日) 2021年2月17日閲覧。
- ^ 1号, 「INTERVIEW 本郷猛 藤岡弘、」.
- ^ a b FIRST VPB 2005, p. 40.
- ^ NEXT VPB 2007, pp. 34–37.
- ^ a b c d e f THE FIRST 2005, 「MAKING of THE FIRST MachineProduce 青木宣篤」
- ^ a b c ODF 60 2009, pp. 25–26
- ^ a b c d e ODF 84 2009, p. 31
- ^ a b c d THE FIRST 2005, 「MAKING of THE FIRST DesignWorks 出渕裕」
- ^ THE FIRST 2005, 「一文字隼人 仮面ライダー2号」.
- ^ THE NEXT 2007, 「高野八誠 一文字隼人=仮面ライダー2号」.
- ^ a b c d e f ODF 119 2010, pp. 21–22
- ^ 超辞典 2011, p. 335.
- ^ 漫画版1 1994, p. 27.
- ^ 漫画版1 1994, p. 60.
- ^ 漫画版1 1994, p. 57.
- ^ 漫画版2 1994, p. 91.
- ^ 漫画版2 1994, pp. 92、151.
- ^ 漫画版2 1994, p. 126.
- ^ a b 誕生1971 2002, p. 202
- ^ 誕生1971 2002, pp. 201–202.
参考文献
- 一次資料
- 石ノ森章太郎『仮面ライダー』 1巻、中央公論新社、1994年11月18日。ISBN 4-12-202195-2。
- 石ノ森章太郎『仮面ライダー』 2巻、中央公論新社、1994年11月18日。ISBN 4-12-202196-0。
- 和智正喜『仮面ライダー 誕生1971』講談社〈マガジン・ノベルス・スペシャル〉、2002年6月14日。ISBN 4-06-330411-6。
- 『完全復刻 仮面ライダー大百科【全5巻】』勁文社、1998年10月10日。ISBN 4-7669-3071-1
- 『仮面ライダー大百科』〈完全復刻 仮面ライダー大百科〉1978年。
- 大全集シリーズ(講談社)
- 『創刊15周年記念 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー大全集』講談社、1986年5月3日。ISBN 4-06-178401-3。
- 『創刊15周年記念 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー怪人大全集』講談社、1986年10月10日。ISBN 4-06-178402-1。
- 『テレビマガジン特別編集 劇場版シリーズ第10作「仮面ライダーZO」公開記念 仮面ライダー映画大全集』講談社、1993年6月10日。ISBN 4-06-178415-3。
- 『テレビマガジン特別編集 変身ヒーロー大全集』講談社、1995年11月30日。ISBN 4-06-178419-6。
- 『仮面ライダー超全集 1号・2号・V3・ライダーマン』小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、1992年3月10日。ISBN 4-09-101427-5。
- 竹書房/スタジオ・ハード編 編『仮面ライダー画報』竹書房、2001年9月25日。ISBN 4-8124-0783-4。
- 『仮面ライダーSPIRTS 受け継がれる魂』監修 石森章太郎プロ・村枝賢一、講談社、2002年6月19日。ISBN 4-06-334551-3。
- 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』講談社。
- 『Vol.1 仮面ライダー1号』2004年7月9日。ISBN 4-06-367086-4。
- 『Vol.2 仮面ライダー2号』2004年10月8日。ISBN 4-06-367092-9。
- 『Vol.3 仮面ライダーV3』2004年8月10日。ISBN 4-06-367088-0。
- 『Vol.6 仮面ライダーアマゾン』2004年8月25日。ISBN 4-06-367089-9。
- 『仮面ライダー THE FIRST VISUAL PREVIEW BOOK』 月刊ガンダムエース12月号増刊、角川書店、2005年12月1日。
- 『仮面ライダー THE NEXT VISUAL PREVIEW BOOK』 Newtype THE LIVE 2007年11月号増刊、角川書店、2007年11月1日。
- TARKUS 編 編『仮面ライダー大研究』二見書房、2007年6月5日。ISBN 978-4-576-07090-2。
- 「テレビマガジンクラシックス 完全復刻『仮面ライダー100のひみつ』」『仮面ライダーマガジン』Winter '08-'09、講談社、2008年12月2日、33 - 48頁、ISBN 978-4-06-379320-8。
- 『なつかしの東映×石ノ森 ヒーロー大図鑑』講談社、2010年10月29日。ISBN 978-4-06-364833-1。
- 村枝賢一、鶯谷五郎『魂の仮面ライダー爆談!! [COMPLETE+]』辰巳出版、2011年4月25日。ISBN 978-4-7778-0905-9。
- 『仮面ライダー超辞典』監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- キャラクター大全(講談社)
- 講談社編 編『仮面ライダー大全 昭和編 AD1971-1994』講談社〈キャラクター大全〉、2011年7月27日。ISBN 978-4-06-216993-6。
- 講談社編 編『仮面ライダー 1号・2号編 仮面の男パーフェクトファイル』講談社〈キャラクター大全〉、2014年3月20日。ISBN 978-4-06-218825-8。
- 『仮面ライダー1971-1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』講談社 編、講談社、2014年11月20日。ISBN 978-4-06-218566-0。
- 村瀬継蔵『怪獣秘蔵写真集 造形師村瀬継蔵』監修 西村祐次/若狭新一、洋泉社、2015年9月24日。ISBN 978-4-8003-0756-9。
- 講談社シリーズMOOK 仮面ライダー Official Mook(講談社)
- 『仮面ライダー昭和』Vol.1(仮面ライダー 1号・2号(前編))、講談社、2016年1月9日、ISBN 978-4-06-353568-6、雑誌コード:63218-01。
- 『仮面ライダー 平成 vol.17 仮面ライダーゴースト』講談社〈講談社シリーズMOOK(仮面ライダー Official Mook)〉、2019年11月8日。ISBN 978-4-06-517496-8。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 53(2016 WINTER)、辰巳出版、2016年3月10日、ISBN 978-4-7778-1651-4、雑誌コード:66117-07。
- ぴあMOOK(ぴあ)
- 『仮面ライダー1号ぴあ 仮面ライダー公式写真集/仮面ライダー45周年記念超大作 『仮面ライダー1号』メモリアル本』ぴあ株式会社〈ぴあMOOK〉、2016年3月17日。ISBN 978-48356-2962-9。雑誌コード:64623-62。
- 『仮面ライダー & Machine ビジュアルブック 仮面ライダーシリーズ31作品 公式作品集』ぴあ株式会社、2017年1月30日。ISBN 978-4-8356-3189-9。
- ホビージャパンMOOK(ホビージャパン)
- 『宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年3月28日。ISBN 978-4-7986-1202-7。
- 『OFFICIAL PERFECT BOOK 仮面ライダーゴースト公式完全読本 GREAT SOUL JOURNEY』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年12月17日。ISBN 978-4-7986-1349-9。
- 村枝賢一「魂の礎 act.16 『仮面ライダー』オートバイスタント対談 室町健三×守屋武一」『新 仮面ライダーSPIRITS』 第16巻 特装版、講談社〈プレミアムKC〉、2017年8月17日、199-206頁。ISBN 978-4-06-362377-2。
- 『週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
- 「サイクロン1号」『オフィシャルデータファイル』60号、2009年5月12日、SERIES EX5 SHEET 02。
- 「サイクロン2号」『オフィシャルデータファイル』119号、2010年6月29日、SERIES EX5 SHEET 03。
- 「トピックインフォメーション 仮面ライダーTHE FIRST」『オフィシャルデータファイル』84号、2009年10月27日、SERIES EX5 SHEET 03。
- 映画パンフレット
- 鳥本真也(構成・取材・文)『仮面ライダー THE FIRST』パンフレット 2005年11月5日発行 発行所:東映事業推進部
- 鳥本真也(構成・取材・文)『仮面ライダー THE NEXT』パンフレット 2007年10月27日発行 発行所:東映事業推進部
- 用田邦憲(構成・文)『仮面ライダー1号』パンフレット 2016年3月26日発行 発行所:東映事業推進部