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* [[タンパベイ・レイズ]] (2014 - 2015)
* [[タンパベイ・レイズ]] (2014 - 2015)
* [[ニューヨーク・ヤンキース]] (2016)
* [[ニューヨーク・ヤンキース]] (2016)
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* [[ロサンゼルス・エンゼルス]] (2017)
* [[サンディエゴ・パドレス]] (2017 - 2020)
* [[サンディエゴ・パドレス]] (2017 - 2020)
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=== エンゼルス時代 ===
=== エンゼルス時代 ===
2016年10月5日に[[ウェイバー公示#MLB|ウェイバー公示]]を経て[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]へ移籍した。
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2021年9月11日 (土) 23:40時点における版

カービー・イエーツ
Kirby Yates
トロント・ブルージェイズ #39
サンディエゴ・パドレス時代
(2018年6月10日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ハワイ州カウアイ郡リフエ
生年月日 (1987-03-25) 1987年3月25日(37歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 アマチュアFA
初出場 2014年6月7日
年俸 $5,500,000
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

カービー・カーリー・イエーツKirby Kali Yates, 英語発音: /ˈkɜrbi ˈkɑli jeɪt͡s/[1]; 1987年3月25日 - )は、アメリカ合衆国ハワイ州カウアイ郡リフエ出身のプロ野球選手投手)。右投左打。MLBトロント・ブルージェイズ所属。

経歴

プロ入り前

2005年MLBドラフト26巡目(全体798位)でボストン・レッドソックスから指名されたが、ヤバパイ短期大学英語版へ進学した。

プロ入りとレイズ時代

タンパベイ・レイズ時代
(2014年8月28日)

2009年6月19日にタンパベイ・レイズと契約してプロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ英語版でプロデビュー。14試合に登板して0勝1敗4セーブ、防御率2.39、49奪三振を記録した。

2010年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ英語版でプレーし、27試合(先発12試合)に登板して3勝6敗5セーブ、防御率3.30、97奪三振を記録した。8月にA+級シャーロット・ストーンクラブズへ昇格し、1試合に登板した。

2011年はルーキー級ガルフ・コーストリーグで4試合に登板後、7月にA+級シャーロットへ昇格。A+級シャーロットでは16試合に登板して2勝0敗2セーブ、防御率1.62、45奪三振を記録した。

2012年はAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、50試合に登板して4勝2敗16セーブ、防御率2.65、94奪三振を記録した。

2013年はAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、51試合に登板して3勝2敗20セーブ、防御率1.90、93奪三振を記録した。オフの11月20日にレイズとメジャー契約を結び[2]40人枠入りした。

2014年3月13日にAAA級ダーラムへ配属され、そのまま開幕を迎えた。AAA級ダーラムでは21試合の登板で、1勝0敗16セーブ、防御率0.36と好投し、6月7日に不調のジョシュ・ルーキーDFAとなったため、メジャーへ昇格[3]。同日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。7回表2死から登板し、1.1回を無安打無失点2三振に抑えた[4]。昇格後はシーズン終了までリリーフに定着し、この年は37試合に登板して0勝2敗1セーブ、防御率3.75、42奪三振を記録した。

2015年は、リリーフで20試合に投げてメジャー初勝利を挙げた。しかし、投球回20.1回で被本塁打10、防御率7.97と大炎上した。11月20日にDFAとなった[5]

ヤンキース時代

ニューヨーク・ヤンキース時代
(2016年5月24日)

2015年11月25日に金銭トレードで、クリーブランド・インディアンスへ移籍した[6]が、2016年1月5日にマイク・ナポリの加入に伴ってDFAとなった[7]。1月8日に金銭トレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[8]。ヤンキースではブルペンの一角として41試合にリリーフ登板。41.1回で50三振を奪い、自己最高の奪三振率10.9を記録したが、四球を出す頻度も高まり、防御率5.23に終わった。

エンゼルス時代

2016年10月5日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した。

2017年4月2日にDFAとなり、4月7日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された。その後、4月22日にギャレット・リチャーズの60日間の故障者リスト入りに伴ってメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]が、同日のトロント・ブルージェイズ戦に8回に2番手で登板し、1回を投げ2被本塁打・2失点で降板となり、翌23日に再びDFAとなった[10]

パドレス時代

2017年4月26日にウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスへ移籍した[9]。移籍後はダレン・バルスリー英語版投手コーチの指導もあって投球内容が改善され[11]、主に7回に登板し、8回のクレイグ・スタメンへ継投することが多かった。4勝5敗・1セーブ・20ホールド・防御率3.72などを記録した。

2018年は序盤にクローザーのブラッド・ハンドにつなぐセットアップマンだったが、ハンドが7月にトレードで移籍してからはクローザーに昇格した。5勝3敗・12セーブ・16ホールド・防御率2.14などを記録した。オフの10月29日には2018日米野球のMLB選抜に選出された[12]

2019年クローザーとして0勝5敗・41セーブ(失敗は3)・防御率1.19などを記録し、ナショナルリーグセーブ王を獲得した。また、オールスターにも初選出された。最優秀救援投手賞の最終候補には選ばれたものの、ジョシュ・ヘイダーが受賞した。サイ・ヤング賞の投票では9位タイだった[13]

2020年1月にパドレスと年俸調停を避けて1年約706万ドルで契約延長した[14]。この年は故障により6試合の登板に留まった。オフの10月28日にFAとなった[15]

ブルージェイズ時代

2021年1月20日にトロント・ブルージェイズと550万ドルの単年契約を結んだ[16]。3月24日に右肘のトミー・ジョン手術を受け、開幕前にシーズン終了となった[17]

選手としての特徴

人物

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2014 TB 37 0 0 0 0 0 2 1 0 .000 156 36.0 33 4 15 3 3 42 2 0 16 15 3.75 1.33
2015 20 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 92 20.1 23 10 7 0 1 21 0 0 18 18 7.97 1.48
2016 NYY 41 0 0 0 0 2 1 0 2 .667 184 41.1 41 5 19 1 4 50 1 0 24 24 5.23 1.45
2017 LAA 1 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 5 1.0 2 2 0 0 0 1 0 0 2 2 18.00 2.00
SD 61 0 0 0 0 4 5 1 20 .444 226 55.2 42 10 19 2 2 87 0 1 26 23 3.72 1.10
'17計 62 0 0 0 0 4 5 1 20 .444 231 56.2 44 12 19 2 2 88 0 1 28 25 3.97 1.11
2018 65 0 0 0 0 5 3 12 16 .625 250 63.0 41 6 17 0 4 90 2 0 15 15 2.14 0.92
2019 60 0 0 0 0 0 5 41 0 .000 243 60.2 41 2 13 1 7 101 2 0 14 8 1.19 0.89
2020 6 0 0 0 0 0 1 2 1 .000 25 4.1 7 1 4 0 0 8 2 0 6 6 12.46 2.54
MLB:7年 291 0 0 0 0 12 17 57 39 .414 1181 282.1 230 40 94 7 21 400 9 1 121 111 3.54 1.15
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



投手(P)












2014 TB 37 1 4 0 0 1.000
2015 20 0 2 1 0 .667
2016 NYY 41 2 4 1 0 .857
2017 LAA 1 0 0 0 0 ----
SD 61 0 2 0 0 1.000
'17計 62 0 2 0 0 1.000
2018 65 0 4 1 0 .800
2019 60 6 5 0 1 1.000
MLB 285 9 21 3 1 .909
  • 2019年度シーズン終了時

タイトル

記録

背番号

  • 49(2014年 - 2015年)
  • 39(2016年 - 同年途中、2017年 - )
  • 50(2016年途中 - 同年終了)

代表歴

脚注

  1. ^ 英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2020年1月19日閲覧。
  2. ^ "Rays add four players to 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Tampa Bay Rays). 20 November 2013. 2015年11月24日閲覧
  3. ^ Jim Hawkins (2014年7月8日). “After replacing Lueke on roster, Yates makes debut” (英語). MLB.com. 2015年11月24日閲覧。
  4. ^ Scores for Jun 7, 2014” (英語). ESPN (2014年7月7日). 2015年11月24日閲覧。
  5. ^ Ian Malinowski (2015年11月20日). “Rays DFA Daniel Nava, J.P. Arencibia, Brandon Gomes, and Kirby Yates” (英語). DRaysBay/SB Nation. Vox Media, Inc. 2015年11月24日閲覧。
  6. ^ Bill Chastain (2015年11月25日). “Rays deal Yates among handful of moves” (英語). MLB.com. 2015年11月26日閲覧。
  7. ^ Paul Hoynes (2016年1月5日). “It's official, Cleveland Indians sign Mike Napoli to 1-year, $7 million contract”. cleveland.com (Northeast Ohio Media Group LLC.). http://www.cleveland.com/tribe/index.ssf/2016/01/its_official_cleveland_indians_2.html 2016年1月6日閲覧。 
  8. ^ Tom Singer (2015年11月25日). “Yankees acquire reliever Yates from Indians” (英語). MLB.com. 2015年11月26日閲覧。
  9. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年4月26日閲覧。
  10. ^ Chad Thornburg (2017年4月23日). “Angels add Pounders to bullpen, DFA Yates” (英語). MLB.com. 2017年4月24日閲覧。
  11. ^ Darren Balsley, Doug Bochtler working magic” (英語). MLB.com (2017年8月4日). 2021年3月28日閲覧。
  12. ^ 2018日米野球 MLBオールスターチーム コーチ・出場予定選手発表 侍ジャパン公式サイト (2018年10月29日) 2019年7月12日閲覧
  13. ^ 2019 Awards Voting” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年3月28日閲覧。
  14. ^ Sources: Padres, Kirby Yates agree to $7M deal; Tommy Pham gets $7.9M” (英語). ESPN (2020年1月11日). 2021年3月28日閲覧。
  15. ^ Manny Randhawa and Paul Casella (2020年11月20日). “2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月23日閲覧。
  16. ^ Blue Jays Sign Kirby Yates” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年1月21日閲覧。
  17. ^ Kirby Yates undergoes Tommy John surgery” (英語). MLB.com (2021年3月26日). 2021年3月28日閲覧。
  18. ^ Padres' Players Weekend nicknames explained MLb.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧

関連項目

外部リンク