「慶尚南道 (日本統治時代)」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
歴史的事情に基づき日本統治ではなく日韓併合と記すべきである。 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
70行目: | 70行目: | ||
*[[蔚山広域市|蔚山郡]] |
*[[蔚山広域市|蔚山郡]] |
||
**蔚山邑、方魚津邑、下廂面、農所面、江東面、温山面、西生面、温陽面、青良面、熊村面、凡西面、斗東面、斗西面、彦陽面、上北面、三南面 |
**蔚山邑、方魚津邑、下廂面、農所面、江東面、温山面、西生面、温陽面、青良面、熊村面、凡西面、斗東面、斗西面、彦陽面、上北面、三南面 |
||
*[[東 |
*[[東萊郡]] |
||
**亀浦邑、北面、沙上面、機張面、日光面、長安面、鼎冠面、鉄馬面 |
**亀浦邑、北面、沙上面、機張面、日光面、長安面、鼎冠面、鉄馬面 |
||
*[[金海市|金海郡]] |
*[[金海市|金海郡]] |
2021年12月14日 (火) 09:28時点における版
この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。 |
位置 | |
---|---|
地図 | |
各種表記 | |
ハングル: | 경상남도 |
漢字: | 慶尙南道 |
日本語読み仮名: | けいしょうなんどう |
片仮名転写: | キョンサンナムド |
英語表記: | Keishōnan-dō / Gyeongsangnam-do |
統計 | |
行政 | |
国: | 大日本帝国 |
慶尚南道(けいしょうなんどう、キョンサンナムド)は、日韓併合時代の朝鮮の行政区画の一つ。現在の大韓民国の慶尚南道、釜山広域市及び蔚山広域市を合わせた地域にあたる。道庁は釜山に置かれた。
概要
朝鮮東南部、慶尚道地方の南部にあたる。北に慶尚北道、西に全羅南道・全羅北道と接する。
港湾都市釜山を擁し、日本内地との関係も密接であった。
人口
昭和11年現住戸口調査より
- 総人口 2,214,406人
- 内訳
- 内地人 96,926人
- 朝鮮人 2,115,553人
- その他 1,927人
- 内訳
行政区分
昭和20年(1945年)当時
府
郡
- 晋陽郡
- 平居面、奈洞面、道洞面、井村面、金谷面、文山面、晋城面、一班城面、二班城面、寺奉面、智水面、大谷面、琴山面、集賢面、美川面、鳴石面、大坪面、水谷面
- 宜寧郡
- 宜寧面、嘉礼面、七谷面、大義面、華井面、龍徳面、正谷面、芝正面、洛西面、富林面、鳳樹面、宮柳面、柳谷面
- 咸安郡
- 咸安面、伽耶面、郡北面、法守面、代山面、漆西面、漆北面、漆原面、山仁面、艅航面
- 昌寧郡
- 昌寧面、高岩面、城山面、大合面、梨房面、遊漁面、大池面、昌楽面、南旨面、丈麻面、釜谷面、霊山面、古谷面、都泉面、桂城面
- 密陽郡
- 密陽邑、府北面、上東面、山外面、山内面、丹場面、三浪津面、上南面、下南面、初同面、武安面、清道面
- 梁山郡
- 梁山面、東面、勿禁面、院洞面、上北面、下北面、熊上面
- 蔚山郡
- 蔚山邑、方魚津邑、下廂面、農所面、江東面、温山面、西生面、温陽面、青良面、熊村面、凡西面、斗東面、斗西面、彦陽面、上北面、三南面
- 東萊郡
- 亀浦邑、北面、沙上面、機張面、日光面、長安面、鼎冠面、鉄馬面
- 金海郡
- 金海邑、進永邑、駕洛面、大渚面、鳴旨面、菉山面、長有面、酒村面、進礼面、二北面、生林面、上東面、下東面
- 昌原郡
- 鎮海邑、内西面、昌原面、東面、北面、大山面、上南面、熊南面、亀山面、鎮東面、鎮北面、鎮田面、熊川面、熊東面、天加面
- 統営郡
- 統営邑、長承浦邑、龍南面、山陽面、道山面、光道面、遠梁面、閑山面、長木面、屯徳面、巨済面、沙等面、一運面、東部面、河清面、延草面
- 固城郡
- 固城邑、三山面、下一面、下二面、上里面、大可面、永県面、永吾面、介川面、九万面、会華面、馬巌面、東海面、巨流面
- 泗川郡
- 三千浦邑、泗川面、正東面、泗南面、龍見面、南陽面、杻洞面、昆陽面、昆明面、西浦面
- 南海郡
- 南海面、二東面、三東面、南面、西面、古県面、雪川面、昌善面
- 河東郡
- 河東邑、花開面、岳陽面、赤良面、横川面、古田面、金南面、辰橋面、良浦面、北川面、青巌面、玉宗面
- 山清郡
- 山清面、車黄面、梧釜面、生草面、今西面、三壮面、矢川面、丹城面、新安面、生比良面、新等面
- 咸陽郡
- 咸陽面、席卜面、馬川面、休川面、柳林面、水東面、池谷面、安義面、西下面、西上面、栢田面、瓶谷面
- 居昌郡
- 居昌邑、月川面、主尚面、熊陽面、高梯面、北上面、渭川面、馬利面、南上面、南下面、神院面、加祚面、加北面
- 陜川郡
- 陜川面、鳳山面、妙山面、伽耶面、冶炉面、栗谷面、草渓面、双冊面、徳谷面、青徳面、赤中面、大陽面、双栢面、三嘉面、佳会面、大并面、龍洲面
歴代慶尚南道知事(道長官を含む)
1919年8月以前は「慶尚南道長官」。
氏名 | 在任期間 | 備考 |
---|---|---|
香川輝 | 1910年10月1日 - 1913年2月14日 | 慶尚南道長官 |
佐々木藤太郎 | 1913年2月14日 - 1921年12月26日 | 1919年8月より慶尚南道知事 |
沢田豊丈 | 1921年12月26日 - 1923年2月24日 | |
和田純 | 1923年2月24日 - 1928年1月31日 | |
水口隆三 | 1928年1月31日 - 1929年1月21日 | |
須藤素 | 1929年1月21日 - 1929年11月28日 | |
谷多喜磨 | 1929年11月28日 - 1930年12月24日 | |
渡辺豊日子 | 1930年12月24日 - 1933年8月4日 | |
関水武 | 1933年8月4日 - 1935年4月1日 | |
土師盛貞 | 1935年4月1日 - 1937年5月26日 | |
阿部千一 | 1937年5月26日 - 1938年9月10日 | |
山沢和三郎 | 1938年9月10日 - 1941年11月19日 | |
西岡芳次郎 | 1941年11月19日 - 1943年3月27日 | |
大野季夫 | 1943年3月27日 - 1945年3月28日 | |
信原聖 | 1945年3月28日 - | 日本統治下最後の知事 |
法院(裁判所)
昭和16年(1941年)当時
- 釜山地方法院
- 釜山地方法院馬山支庁
- 釜山地方法院密陽支庁
- 釜山地方法院統営支庁
- 釜山地方法院晋州支庁
- 釜山地方法院居昌支庁
刑務所
昭和16年(1941年)当時
- 釜山刑務所
警察
昭和2年(1927年)当時
- 慶尚南道警察部
- 釜山警察署
- 釜山水上警察署
- 馬山警察署
- 晋州警察署
- 宜寧警察署
- 咸安警察署
- 昌寧警察署
- 密陽警察署
- 梁山警察署
- 蔚山警察署
- 東莱警察署
- 金海警察署
- 鎮海警察署
- 統営警察署
- 巨済警察署
- 固城警察署
- 泗川警察署
- 南海警察署
- 河東警察署
- 山清警察署
- 咸陽警察署
- 居昌警察署
- 陜川警察署
憲兵警察制度下における憲兵部隊
大正4年(1915年)当時
- 晋州憲兵隊
- 泗川憲兵分隊
- 居昌憲兵分隊
- 鎮海憲兵分隊
- 釜山憲兵分隊
税務
昭和16年(1941年)当時
税務署
- 釜山税務署
- 馬山税務署
- 晋州税務署
税関
- 釜山税関
気象
昭和17年(1942年)当時
- 釜山測候所
- 蔚山測候所
高等教育機関
- 釜山水産専門学校
日本軍駐屯地
昭和11年(1936年)の平時編制
- 馬山重砲兵大隊(馬山府)
- 鎮海湾要塞司令部(昌原郡)
鉄道
昭和20年(1945年)の路線
総督府鉄道
道路
昭和2年(1927年)当時
一等道路
- 京城釜山線
- 天安大邱線
- 三浪津馬山線
- 昌原県洞線
- 大邱統営線
- 晋州尚州線
- 晋州三千浦線
- 居昌昌寧線
- 馬山左水営線
- 釜山下端線
- 釜山慶州線
二等道路
- 忠州盈徳線
- 全州晋州線
港湾
昭和6年(1931年)当時
開港
- 釜山港
地方港
- 方魚津港
- 鎮海港
- 馬山港
- 統営港
- 三千浦港
- 長生浦港
- 大辺浦港
- 長承浦港
- 船津港
- 辰橋港
- 道洞港
鉱山
- 統営金山
神社
- 龍頭山神社
- 晋州神社
- 馬山神社
- 統営神社
- 鎮海神社
- 密陽神社
- 三浪津神社
企業
道内に本社を有する資本金50万円以上の企業である(昭和15年・1940年当時)
農林水産業
- 中部農事
- 永和興業
- 南海拓殖
- 釜山水産
- 朝鮮水産輸出
- 守谷水産商事
- 南鮮水産
鉱業
- 朝鮮産金興業
- 大菱金山鉱業
建設業
- 釜山鎮埋築
製造業
- 朝鮮紡織
- 三和護謨
- 馬山繰棉工場
- 朝鮮金属工業
- 釜山製氷冷蔵
- 旭絹織
- 朝鮮製罐
- 朝鮮護謨調帯
- 森林産業
- アサヒゴム
- 朝鮮製油
- 朝鮮薬化学工業
- 昭和酒類
- 大鮮醸造
- 長尾商店
- 清水精米所
運輸業
- 釜山臨港鉄道
- 沢山兄弟商会
- 大池回漕店
- 朝鮮汽船
- 慶南自動車
- 立石汽船
- 慶南陸運
- 釜山交通
卸売小売業
- 明治屋
- 元東貿易
- 立石商店
- コマヤ呉服店
- 釜山青果
- 朝鮮築港
- 南朝鮮米油
- 朝鮮自動車販売
金融業
- 釜山無尽
不動産業
- 釜山築港
マスメディア
ラジオ放送局
昭和20年(1945年)8月当時
- 朝鮮放送協会釜山放送局(呼出符号:JBAK)
- 朝鮮放送協会馬山放送局(呼出符号:JBOK)
日本語新聞
昭和16年(1941年)当時
- 朝鮮時報
- 釜山日報
- 南鮮日報
出身有名人
この時代に生まれ育つか、または活躍した者を掲載
- 全斗煥(元大韓民国大統領)
- 金泳三(元大韓民国大統領)
- 金素雲(作家)
- 李秉喆(韓国の資本家)
- 李禹煥(美術家)
- 重光武雄(日本及び韓国の資本家)
- 金達寿(作家)
- 朴春琴(朝鮮人初の衆議院議員)
- 卓庚鉉(特攻隊員)
参考文献
- 戦前期官僚制研究会編『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』(東京大学出版会、1981年)
関連項目
前の行政区画 (二十三府制・十三道制を挟んで) 慶尚道 |
慶尚南道の 歴史的行政区画 1910年 - 1945年 |
次の行政区画 慶尚南道 釜山広域市 蔚山広域市 |