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2022年10月6日 (木) 22:29時点における版
熊本県立鹿本高等学校 | |
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北緯33度0分40.6秒 東経130度42分36秒 / 北緯33.011278度 東経130.71000度座標: 北緯33度0分40.6秒 東経130度42分36秒 / 北緯33.011278度 東経130.71000度 | |
過去の名称 |
熊本県尋常中学済々黌山鹿分黌 熊本県立鹿本中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 熊本県 |
学区 |
【普通科普通コース】 県北学区 【普通科体育コース】 熊本県全域 |
併合学校 |
熊本県立鹿本実業高等学校 熊本県立山鹿高等学校 |
校訓 |
自主自律 質実剛健 師弟同行 |
設立年月日 | 1896年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース | 普通科 体育コース |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D143210000229 |
高校コード | 43114B |
所在地 | 〒861-0532 |
熊本県山鹿市鹿校通3-5-1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
熊本県立鹿本高等学校(くまもとけんりつ かもと こうとうがっこう, Kumamoto Prefectural Kamoto High School)は、熊本県山鹿市鹿校通三丁目にある全日制課程の県立高等学校。略称は「鹿高」(かこう)。
概要
- 歴史
1896年(明治39年)に開校した「熊本県尋常中学済々黌[1]山鹿分黌[2]」(旧制中学校・後に熊本県立鹿本中学校)を前身とする。1968年(昭和43年)に、山鹿高等女学校を前身とする「熊本県立山鹿高等学校」と統合された。2017年(平成29年)に創立120周年を迎えた。
- 学区
- 普通科(普通コース)
- 普通科 体育コース
- 熊本県全域
- 設置課程・学科
- 2年生から、文系3クラス、理系の3クラスに分かれさらにその中から国公立大学、私立大学などそれぞれの志望大学の種類別に分かれて学習する。3年生からは、全ての生徒に夕課外を義務付ける。東京大学、九州大学、医学部等の難関大学希望者には特別のカリキュラム設定もとられている。
- 校訓
- 「自主自律」- 進取の気象を涵養する
- 「質実剛健」- 好学の気風を養成する
- 「師弟同行」- 敬愛の美風を育成する
- 校章
銀杏の葉と校名の「鹿本」にちなんだ鹿の角の絵を背景に、「高」の文字(旧字体)を置いている。
- 校歌
作詞は島田磬也、作曲は福島崇実による。初代校長がこの2人に制作を直接依頼して制作された。4番まであり、各番とも「おお 我等が学園 鹿本鹿本高校」で終わる。
- 制服
- 進路実績
令和2年に熊本大学に1名の合格者を出した。
沿革
- 熊本県立鹿本中学校(旧制)・(旧)熊本県立鹿本高等学校
- 1896年(明治29年) - 「熊本県尋常中学済々黌山鹿分黌」が開校。
- 1909年(明治42年)- 「熊本県立鹿本中学校」と改称。
- 1927年(昭和2年)- 校訓・校歌を制定。
- 1948年(昭和23年)4月 - 学制改革に伴い、「熊本県立鹿本高等学校」(男子校)となる。
- 1949年(昭和24年)4月 - 学区制により、男女共学となる。熊本県立鹿本実業高等学校を統合し、農業科・工業科を設置。
- 1958年(昭和33年)4月 - 農業科が分離し、熊本県立鹿本農業高等学校として独立。
- 熊本県立山鹿高等女学校・(旧)熊本県立山鹿高等学校
- 1912年(明治45年)4月 - 「鹿本郡山鹿町外十七ケ町村学校土木組合立山鹿実科高等女学校」が開校。
- 1913年(大正2年)9月 - 「鹿本郡町村学校組合立山鹿実科高等女学校」と改称。
- 1915年(大正4年)4月 - 「鹿本郡町村組合立山鹿実科高等女学校」と改称。
- 1919年(大正8年)
- 4月 - 「鹿本郡町村組合立山鹿高等女学校」と改称。
- 10月 -「鹿本郡町村組合立熊本県山鹿高等女学校」と改称。
- 1923年(大正12年)- 「熊本県立山鹿高等女学校」と改称。
- 1948年(昭和23年)4月 - 学制改革に伴い、「熊本県立山鹿高等学校」(女子校)となる。
- 1949年(昭和24年)4月 - 学区制により、男女共学となる。
- (新)熊本県立鹿本高等学校
- 1968年(昭和43年)4月
- 旧・鹿本高等学校と旧・山鹿高等学校を統合し、新・「熊本県立鹿本高等学校」が発足。
- 山鹿高等学校商業科と鹿本高等学校工業科がともに分離し、熊本県立鹿本商工高等学校として独立。
- 1984年(昭和59年) - 鹿本高等学校同窓会館が完成。
- 1994年(平成6年)- セミナーハウスが完成。
- 2003年(平成15年)- 同窓会主催で長嶋茂雄講演会が行われる。
学校行事
- 1学期
- 4月 - 始業式、入学式、課題考査、新入生考査、1年生宿泊研修、結団式
- 5月 - 鹿高祭(体育部門)、中間考査
- 6月 - 期末考査、県総合体育大会、県総合文化祭
- 7月 - クラスマッチ、夏休み前期課外、終業式
- 8月 - 学習合宿、夏休み後期課外
- 2学期
- 9月 - 始業式、鹿高祭(文化部門)
- 10月 - 中間考査、コース選択説明会
- 11月 - 芸術鑑賞会
- 12月 - 1年生修学旅行、期末考査、終業式
- 3学期
- 1月 - 始業式、1年生百人一首大会、1年生アクセルタイム
- 2月 - 前期選抜入試、30km競走歩大会、学年末考査
- 3月 - 卒業式、後期選抜入試
部活動
- 体育系
- 陸上部
- 駅伝部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ソフトテニス部
- テニス部
- バドミントン部
- 卓球部
- 柔道部
- 硬式野球部
- 空手道部
- 剣道部
- 弓道部
- サッカー部
- ダンス部
- ハンドボール部
- 水泳部 - 1958年にインターハイ総合優勝を達成。
- 文化系
- 1970年度(昭和45年度)-「キモグラフ[6]描写装置の考案」が熊本県科学展教育長賞を受賞。
- 1972年度(昭和47年度)-「カイコの血球密度と捕食作用の実験」が熊本県高等学校理科発表会(現在の科学甲子園)優秀賞・熊本県科学展良賞を受賞。
- 1976年度(昭和51年度)
- 1977年度(昭和52年度)
- 「ヒゴタイの発芽について」が熊本県高等学校理科発表会優秀賞・熊本県科学展良賞を受賞。
- 「食事の回数が肥満・貧血に及ぼす影響」が熊本県高等学校理科発表会優秀賞・熊本県科学展良賞を受賞。
- 地学部
- 吹奏楽部
- 考古学部
- 美術部
- 書道部
- 演劇部
- 茶道部
- 華道部
- 家庭部
- 数学部
- ギターマンドリン部
- 無線部
- 新聞部
- 合唱部 - 2009年(平成21年)熊本県合唱コンクール金賞を受賞。
- JRC(Junior Red Cross)
- 百人一首競技かるた部 - 2002年(平成14年)に同好会として発足。2004年(平成16年)に部に昇格。
- 2002年(平成14年)- 全国高校総合文化祭(以下、総文祭)に1名出場(ベスト8入賞)第24回熊本県高等学校小倉百人一首かるた競技大会優勝
- 2003年(平成15年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会に初出場・全国高校総文祭に4名出場(ベスト8)
- 2004年(平成16年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会2年連続出場・全国高校総文祭出場(4名)
- 2005年(平成17年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会3年連続出場・全国高校総文祭出場(4名)
- 2006年(平成18年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会第4位入賞・全国高校総文祭出場(4名)
- 2007年(平成19年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会5年連続出場・全国高校総文祭出場(4名)、全国高校総文祭小倉百人一首読手日本一。
- 2008年(平成20年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会6年連続出場・全国高校総文祭に5名出場(ベスト8)
- 2009年(平成21年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会準優勝・全国高校総文祭に5名出場
- 2010年(平成22年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会第3位入賞、全国高校総文祭百人一首かるた競技部門準優勝(文化庁長官賞受賞)
- 2011年(平成23年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会9年連続出場(ベスト8)、全国高校総文祭10年連続出場(ベスト8)、読手優秀賞受賞
- 2012年(平成24年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会10年連続出場・全国高校総文祭出場(5名)
- 2013年(平成25年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会11年連続出場、全国高校総文祭出場(5名)
- 2014年(平成26年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会12年連続出場、全国高校総文祭出場(5名)
- 2015年(平成27年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会13年連続出場、全国高校総文祭出場(5名)
- 2016年(平成28年)- 全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会14年連続出場(ベスト8)、熊本県高校総文祭14連覇 、全国高校総文祭15年連続出場
- 和太鼓同好会
著名な出身者
- 政治
- 学者
- 阪本健一 - 歴史学者、神道学者、元住吉神社宮司(山口県)、國學院大學教授阪本是丸の父
- 原田敏明 - 民俗学者、宗教学者
- 杉谷房雄 - 元伊勢神宮少宮司、元二見興玉神社宮司、貝類学者
- 石渕久生 - 大阪府立大学大学院工学研究科教授
- スポーツ
- 松野明美 - 熊本県議会議員、タレント、元女子マラソン選手
- 岩釣兼生 - 柔道家
- 池野剛 - サッカー選手、MIOびわこ滋賀
- 樋口大輝 - サッカー選手、タイ・ホンダFC
- 宮崎光平 - 元サッカー選手
- 江里口匡史 - 陸上選手(短距離)
- 青木行義 - 競泳選手
- 肥後嵐悠太 - 大相撲力士
- 浦田理恵 - 女子ゴールボール選手、ロンドンパラリンピック金メダリスト
- その他
- 松田千秋 - 海軍少将、戦艦「大和」第3代艦長、横須賀海軍航空隊司令
- 水谷秀澄 - 海将、佐世保地方総監、練習艦隊司令官
- 立花止 - 海軍大佐、海軍総隊戦務参謀、立花事件
- 下田久夫 - 海軍大佐、第一三二海軍航空隊司令
- 戸次敏郎 - 海軍大佐、扶桑沈没時に戦死
- 松尾敬宇 - 海軍中佐、特殊潜航艇「甲標的」艇長として戦死
- 岡山登 - 海軍中佐、伊号第三百五十一号潜水艦艦長で戦死
- 古川則義 - 海軍少佐
- 富田至誠 - 画家、美術教師
- 前田静良 - 随筆家
- 波多野貴文 - 映画監督
- 大津皓一 - 脚本家、放送作家
- 古家彰 - 俳優、ローカルタレント
- 山川高風 - テノール歌手
- 立花綾香 - シンガーソングライター
交通アクセス
- 最寄りのバス停
- 最寄りの道路
周辺
脚注
- ^ 現・熊本県立済々黌高等学校。
- ^ 黌(こう)とは学校のこと。山鹿分校という意味。
- ^ 旧・荒玉学区、菊鹿学区、阿蘇学区の大部分。ただし、旧阿蘇学区の山都町一部は県央学区となった。
- ^ 県立高等学校再編整備等基本計画(2007年(平成19年)8月21日 熊本県教育委員会)p.5(PDF) - 熊本県ウェブサイト
- ^ 体育・スポーツに関する基礎的・専門的知識の学習をはじめ、科学的トレーニング法や測定法及び体育施設経営管理を習得する。また、スキー実習(1年生)、2泊3日のキャンプ実習(2年生)、ゴルフ実習等の野外活動を通して強健な精神と身体を養うとともに、自然に親しみ自然の大切さを学ぶ。
- ^ カイモグラフ(kymograph)、運動記録器とも。生理学などで用いられる波動運動の記録装置。筋肉の収縮・心臓の拍動・血圧・呼気の圧力・声帯の振動などの変動が回転円筒に巻きつけた紙または煤(すす)紙の上に記録される。
参考文献
- 沿革 - 2006年度(平成18年度)熊本県立鹿本高等学校学校案内
- 校訓・設置学科・学校行事 - 2007年度(平成19年度)熊本県立鹿本高等学校学校案内