「群馬県立高崎高等学校」の版間の差分
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2022年10月7日 (金) 00:07時点における版
群馬県立高崎高等学校 | |
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正門 | |
北緯36度19分10秒 東経138度59分13.4秒 / 北緯36.31944度 東経138.987056度座標: 北緯36度19分10秒 東経138度59分13.4秒 / 北緯36.31944度 東経138.987056度 | |
過去の名称 |
群馬県尋常中学校群馬分校 群馬県高崎中学校 群馬県立高崎中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 群馬県 |
校訓 | 3F精神 |
設立年月日 | 1897年 |
共学・別学 |
男女別学(男子校・全日制) 男女共学(通信制) |
課程 |
全日制課程 通信制課程 |
単位制・学年制 |
学年制 (全日制) 単位制 (通信制) |
設置学科 | 普通科 |
学校コード | D110210000022 |
高校コード | 10108H |
所在地 | 〒370-0861 |
群馬県高崎市八千代町二丁目4番1号 | |
外部リンク |
公式ウェブサイト 翠巒祭(文化祭)公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
群馬県立高崎高等学校(ぐんまけんりつ たかさきこうとうがっこう、英: Gunma Prefecture Takasaki High School)は、群馬県高崎市八千代町二丁目にある公立高等学校。通称は「高高(たかたか)」。
概要
通信制と全日制がある。設置学科は普通科のみである。『高高』(たかたか)の愛称で親しまれている。授業時間は1コマ60分、土曜補習時は同70分または100分である。
理数系のスペシャリストを育成するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に文部科学省から指定されている。また、高崎高校独自の取り組みとして文系には2005年度(平成17年度)より「HSクラス(ヒューマンサイエンスクラス)」が導入されている。なお、2012年度(平成23年度)卒業生を最後にSSHの指定期限が切れたため、SSHに代わる「SSクラス(スペシャルサイエンスクラス)」が設置された。2016年度(平成28年度)にSSHに再指定されたものの、SSクラスの名称は引き続き用いられている。1年時ではSSクラス・HSクラスの選抜は行わない。現在(2018年度)は2年時、3年時ともSS1クラス・HS1クラスが編成される。なお、HSクラスについては2018年度からの定員減少により2017年度で募集が取りやめられ、現3年HSクラスが卒業する2019年度終了をもって廃止される。
沿革
- 1897年 - 群馬県尋常中学校群馬分校と称し、高崎市大字赤坂長松寺の仮校舎によって創立。
- 1900年 - 群馬県高崎中学校として独立。
- 1938年 - 現在の高崎市八千代町の地に校舎新築移転。
- 1948年 - 学制改革により群馬県立高崎高等学校と改称。
- 1981年 - 第53回選抜高等学校野球大会出場(甲子園)。
- 1993年 - 1コマ65分授業の導入。
- 1997年 - 創立100周年記念式典を挙行。
- 1998年 - 高崎高校百年史刊行。
- 2002年 - 文部科学省より3年間のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受ける。
- 2005年 - 文部科学省より新たに5年間のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受ける ヒューマンサイエンス開始。
- 2012年 - 第84回選抜高等学校野球大会出場。応援団賞優秀賞を受賞。[1]
- 2016年 - 文部科学省より新たに5年間のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受ける 。[2]
主な行事
翠巒祭(文化祭)
毎年『翠巒祭(すいらんさい)』を6月第1土曜日曜・日曜日の2日間開催。翠巒祭は毎年テーマが決められており、それに沿った展示・企画が準備される。
定期戦
9月下旬に群馬県立前橋高等学校とスポーツで戦う『定期戦』が開催されている。
部活動
学芸部
- 数学部
- 物理部
- 化学部
- 生物部
- 地学部
- 写真部
- 英語部
- 郷土部
- 文藝部
- 弁論部
- 美術部
- 吹奏楽部
- マンドリン部
- 合唱部
- 放送メディア研究部(2008年度までの映画研究部)
- 新聞部
- JRC
- 落語研究部(部員なし)
- 囲碁部
- 将棋部
- 鉄道研究部
- 和太鼓部
- 演劇部
- 百人一首(同好会)
- SF研究(同好会)
- 料理研究(同好会)
- 自転車 (同好会)
運動部
- 野球部
- ラグビー部
- サッカー部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- 卓球部
- 陸上競技部
- 水泳部
- 柔道部
- 剣道部
- 山岳部
- 應援部
- スキー・スケート部
- テニス部
- ソフトテニス部
- バドミントン部
- 弓道部
- 空手道部
- 軟式野球部
部活動成績
文化部では、吹奏楽部(全国アンサンブルコンテスト金賞受賞)、放送メディア研究部(4年連続NHK杯全国大会出場、2年連続全国総文出場)、囲碁部(7年連続全国大会団体・個人出場、全国大会団体2年連続入賞(4位、8位)、個人第5位)、和太鼓部(2年連続全国大会出場)、鉄道研究部(全国高校鉄道模型コンテスト第5位)、マンドリン部(全国大会第4位:泉佐野市長賞受賞)などが実績を残している。
運動部では、ラグビー(過去の実績としては国体2度優勝・花園3位)をはじめ、硬式野球(春のセンバツ(1981年・2012年))、サッカー(過去の実績としては選手権大会出場、インターハイベスト8)、ソフトテニス(過去の実績としては全国高校ソフトテニス団体選抜大会3位)などで、全国大会に出場した実績をもつ。硬式野球部がセンバツに出場を決めた1980年の秋季関東大会のエピソードは、山際淳司のノンフィクション小説『スローカーブを、もう一球』で採り上げられた。
著名な出身者
政治
- 福田赳夫 - 第67代内閣総理大臣
- 中曽根康弘 - 第71・72・73代内閣総理大臣
- 下村博文 - 衆議院議員 、元文部科学大臣、元内閣官房副長官
- 中島政希 - 元衆議院議員
- 上野公成 - 元参議院議員、元内閣官房副長官、元官僚
- 大河原太一郎 - 元参議院議員、元農林水産大臣、元官僚
- 丸茂重貞 - 元参議院議員、元環境庁長官、医師
- 山本富雄 - 元参議院議員 、元農林水産大臣、山本一太群馬県知事の父
- 富岡賢治 - 高崎市長
- 住谷啓三郎 - 元高崎市長
- 岩井均 - 安中市長
- 橋爪洋介 - 第92代群馬県議会議長
経済
- 平田正 - 協和発酵工業元会長
- 吉川廣和 - DOWAホールディングス元会長
- 岸暁 - 元東京三菱銀行頭取、元全国銀行協会会長
- 七五三木敏幸 - ポルシェジャパン社長、元 クライスラー日本法人社長
- 反町勝夫 - LEC 代表取締役社長
- 石山照明 - 新日本電工 代表取締役社長
- 只石昌幸 - レバレッジ創業者
- 猿谷哲 - ランスタッド株式会社 代表取締役社長兼COO
学術
- 蠟山政道 - 政治学者、元 お茶の水女子大学学長
- 萩原恭平 - 言語学者、元早稲田大学教授、元ロンドン大学客員教授
- 佐藤良明 - アメリカ文学者、東京大学名誉教授
- 仙波憲一 - 経済学者、青山学院大学教授・前学長
- 田中金司 - 経済学者、神戸大学教授
- 舛岡富士雄 - 電子工学研究者、東北大学名誉教授 (フラッシュメモリを発明)
- 岸昭雄 - 土木工学者、静岡県立大学講師
- 布施英利 - 批評家、東京芸術大学准教授
文化
- 土屋文明 - 歌人、文化勲章受章者
- 武者一雄 - 小説家、児童文学作家
- 金鶴泳 - 小説家
- 山崎正 - 作詞家(春日八郎の『お富さん』、三橋美智也の『前橋音頭』など)
- 山田かまち[3] - 詩人、画家
- 山口薫 - 洋画家
- 大河原遁 - 漫画家
- 塚田佳男 - ピアニスト、音楽家
- 大木紀元 - デザイナー (『ダッコちゃん』の産みの親)
- 佐藤晃一 - グラフィックデザイナー、多摩美術大学教授
- 堀川とんこう - テレビドラマ演出家、プロデューサー、映画監督 (『千年の恋 光源氏物語』など)
- 伊上勝 - 脚本家
- 吉野大作 - ミュージシャン
- 丸岡勇夫 - プログラマ (ペイントソフトPixiaなどを開発)
- 柳家紫文 - 三味線漫談家、音曲師
アナウンサー
スポーツ
- 清水善造 - 元プロテニスプレーヤー (世界ランキング最高4位、全英オープンテニス(ウィンブルドン)にて決勝(今の準決勝)に進んだ唯一の日本人)
- 田島創志 - プロゴルファー
- 中町公祐 - プロサッカー選手
- 三輪八郎 - 元プロ野球選手 (大阪タイガース投手、巨人戦でノーヒットノーランを達成)
- 樋口裕希 - バレーボール選手
その他
- 丸茂吉成 - 第35代航空幕僚長
- 羽鳥光彦 - 第23代気象庁長官、気象業務支援センター理事長
- 田原邦男 - 馬主 (第13回秋華賞馬 ブラックエンブレム馬主)
- 古立善之 - 日本テレビ放送網チーフディレクター
著名な教職員
交通
- 高崎駅から西へ約2.5km
参考文献
- 高崎高校百年史編纂委員会編集「高崎高校創立百周年記念誌『高崎高校百年史』」(通史編)群馬県立高崎高等学校創立百周年記念実行委員会発行 1998年3月31日
- 高崎高校百年史編纂委員会編集「高崎高校創立百周年記念誌『翠巒の群像』」(人物篇)群馬県立高崎高等学校創立百周年記念実行委員会発行 1998年3月31日
脚注
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 翠巒祭公式サイト
- 翠巒祭公式YouTube - YouTubeチャンネル
- 地図 - Google マップ