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2022年10月7日 (金) 00:20時点における版

東大谷高等学校
地図北緯34度30分6.7秒 東経135度30分50.5秒 / 北緯34.501861度 東経135.514028度 / 34.501861; 135.514028座標: 北緯34度30分6.7秒 東経135度30分50.5秒 / 北緯34.501861度 東経135.514028度 / 34.501861; 135.514028
過去の名称 大谷裁縫女学校
大谷女学校
第二大谷高等女学校
東大谷高等女学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人大谷学園
校訓 朝に礼拝 夕に感謝
慈悲 いのちをいつくしみ
和合 つながりともに生き
精進 まことの人となろう
設立年月日 1909年
創立記念日 10月14日
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 なし
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース 特進コース
国際コース
進学コース
学期 三学期制
学校コード D127310000209 ウィキデータを編集
高校コード 27538H
所在地 590-0111
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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東大谷高等学校(ひがしおおたにこうとうがっこう)は、大阪府堺市南区にある私立高等学校である。

学校法人大谷学園が運営し、真宗大谷派を建学の理念として教育を行っている。親鸞の「みおしえ」に基づく報恩感謝の念を培うという建学の精神に則り、宗教的情操教育を通じて、知・徳・体を備えた調和ある人物の育成を目指している。

2013年に大阪府堺市南区三原台に新校舎となる泉ヶ丘キャンパスに移転し男女共学となった。旧校舎となる阿倍野キャンパスも併用していたが、2015年4月からは泉ヶ丘キャンパスのみを使用。

制服は長らく1937年制定のセーラー服であったが、2013年の泉ヶ丘移転・共学化の際に、新しく青色をモチーフにしたブレザーでストライプ柄が特徴的な制服となった(制服は本校説明会で制服候補のファッションショーを行い投票して決定[1])。また、東大谷の頭文字の「h」をかたどったロゴマークも新しく作られ、「上昇」「無限」「加速」「成長」を意味している。

泉ケ丘駅改札を出てから徒歩13分。学校へはスクールバスが運行されている(後述)また、自転車通学も可能である。

沿革

1909年に真宗大谷派僧侶の左藤了秀によって、大阪市東区北久太郎町4丁目(現・中央区久太郎町4丁目)の真宗大谷派難波別院(南御堂)境内に大谷裁縫女学校が設立された。1911年に大谷女学校に改称。

1920年御堂筋の拡幅計画が発表され、学校敷地が道路用地となった。このため、東成郡天王寺村大字天王寺経立(現・阿倍野区共立通2丁目)に新校地を確保するとともに、高等女学校旧制女子専門学校も新設されることとなった。

阿倍野の新校地には、1924年に大谷高等女学校(現・大谷高等学校)、1930年に大谷女子専門学校(のちの大谷女子短期大学)が設立され、1931年に大谷女学校が南御堂から移転した。1936年に高等女学校に改編され、第二大谷高等女学校に改称。1946年に東大谷高等女学校に改称。

学制改革により、1947年に新制中学校の東大谷中学校が設立され、1948年に高等女学校を新制高等学校に改編して、東大谷高等学校に改称。1976年に東大谷中学校が廃校となり、高等学校のみとなっている。

2013年に堺市南区三原台のヤングタウン[2]跡地の一画へ移転し、男女共学となった。

  • 1909年 - 南御堂境内に大谷裁縫女学校を設立。
  • 1911年 - 大谷女学校に改称。
  • 1931年 - 阿部野キャンパスへ移転。
  • 1936年 - 高等女学校に改編。第二大谷高等女学校に改称。
  • 1946年 - 東大谷高等女学校に改称。
  • 1947年 - 新制中学校の東大谷中学校を設立。
  • 1948年 - 高等女学校を新制高等学校に改編。東大谷高等学校に改称。
  • 1976年 - 東大谷中学校廃校。
  • 2013年 - 泉ヶ丘キャンパスへ移転。男女共学化。
  • 2018年 - 大阪大谷大学との9年一貫薬剤師育成プログラム設置
  • 2019年 - 3年生進学コースに「選抜クラス」を設置。従来の進学コースのカリキュラムに加えより多くの演習授業を設置。関関同立・産近甲龍レベルの実力を養成する[3]2017年より先行実施)。

学科

  • 普通科 - 特進・国際・進学各コース
  • 国際コースは、2年で第2外国語が学べる。種類は中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、フランス語がある。

アドミッションポリシー

  • 明日はもっと素晴らしい自分になりたい。
  • ひたむきに努力を続けることができる。
  • 志を胸に夢の実現を目指す。

校則

  • 情操教育に力を入れており、昔から校則が厳しいことで有名(*厳しいと言われていますが、特別変わった校則はありません。普通に校則を守っていれば充分な高校生活を送れます。)。
  • 携帯電話の所持は原則禁止。通学上の連絡などで必要な場合、入学時に誓約書を書く必要がある。違反一回目は一週間没収、二回目は三週間没収、三回目は解約と停学
  • 化粧は禁止。違反を発見した場合、教師がその場で指導する。
  • 流行の髪形、変形刈り(ツーブロック等)パーマ(ストレートも含む)・エクステンション、脱色、染色、ヘアーマニキュア、整髪料の使用、眉毛を剃ることは禁止。
  • 女子は髪が短い場合、制服の衿ぐりの所で切り揃える。耳より上で括ることや横括り、髪の編み込みや部分三つ編みアシンメトリー、刈り上げは禁止。
  • 男子は、目・耳・襟にかからない長さとする。もみあげを長くする、ラインを入れる、髪を立てる等の髪型や、ひげを生やすことは禁止。
  • アルバイトをする場合、許可証の提出が必要。無断アルバイトは特別指導の対象となる。
  • 男女交際はつつしむ。男女交際は相互の両親十分な理解のもとに、相互の人格を尊重し、明朗清潔で健康な交際でなくてはならない。かりにも勉学を本文とする学生時代に、一時的な感情で軽率なふるまいをすることは、厳につつしまなければならない。

他にもさまざまな校則があり違反した場合特別指導をすることがある。

宗教教育

  • 浄土真宗大谷派、東本願寺に縁の深い宗教校であり、さまざまな宗教的行事などが行われている。
  • 門前には、校舎に向かって礼をするように促す札がたっている。
  • 毎朝、毎夕の朝終礼では、瞑想、仏教歌を歌い、朝礼の際には聖典の音読が行われる。
  • 親鸞聖人の祥月命日の28日を感謝デーと定めている。
  • 宗教授業(週1時間)仏教に関するさまざまなことを学ぶ
  • 宗教行事(花祭り)1年から3年までの生徒全員でお釈迦様の誕生を祝う

主な行事

  • 花祭り(釈尊の誕生を祝う仏教行事。本来は4月8日に行われるが、東大谷では5月に行われることが多い。)
  • 体育大会(毎年大阪市立体育館のメインアリーナを借りて行われる。)
  • 修学旅行(進学・特進コース、6月に4泊5日北海道へ)
  • 語学研修(国際コース、夏季休暇中に2週間オーストラリアへ)
  • 文化祭(舞台部門と校内部門に分かれる。)
  • 報恩講(親鸞聖人の命日にその教えに感謝する仏教行事。11月28日。)
  • 耐寒登山(金剛山
  • 予餞会(卒業式の少し前に行われる、卒業生への餞の会。)

尚、国際コースの希望者は1年次に3ヶ月(短期)または1年間(長期)ニュージーランドへ留学する。

校舎・設備

  • 新校舎は、CASBEE(総合環境配慮制度)において、最高ランクのSクラスを取得。
  • 洋風でガラス張りであり開放的、ホームルーム教室は、左右両側から光が入る開放的なつくり。(※ただし上記の通りどこもかしこもガラス張りであるため夏は暑く、冬は寒い。クーラーの配置により窓側、廊下側はガラスの影響もあり寒いし暑い。)
  • 第34回大阪都市景観建築賞奨励賞受賞[4]
  • 教室には、黒板にかわりホワイトボードが設置されている。そのホワイトボードの裏側には、電子黒板が設置されており、各教科においてデジタルコンテンツを活用した授業や、発表、報告、プレゼンテーションを積極的に取り入れている。
  • iPadを使い、自分の疑問を調査し、報告書を作り、プレゼンテーションで発表する「探究ゼミナール」という授業も展開する。

 2020年度の入学生より各個人でパソコンを購入。入学後はパソコンによるプレゼンテーションや連絡などを行うようになっている

  • 2015年から人工芝をグラウンドに設置。

クラブ活動

  • 運動クラブ 
    • ダンス部
    • バトン部 – 高校ダンスドリル選手権、全国大会、世界大会出場
    • ハンドボール部
    • バドミントン部
    • 卓球部
    • なぎなた部 – 全国高校選抜大会出場
    • 硬式テニス部ー岸和田ジュニアトーナメント準優勝 今杯テニス選手権大会優勝
    • 陸上競技部 ― 阪奈和高校対抗出場
    • バスケットボール部(男女)
    • サッカー部
    • 剣道部 - 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)大阪府予選男子個人ベスト16・女子団体ベスト16
    • フットサル同好会
    • バレーボール部
  • 文化クラブ
    • IT技能検定部
    • 写真部
    • 食物部
    • 茶道部(表・裏千家)
    • 軽音楽部 - 全国高等学校「軽音フェスティバル」in大阪城 出場

We are Sneaker Ages 2018 準決勝進出 We are Sneaker Ages 2019 準決勝進出

    • 放送部
    • 吹奏楽部 - 第60回 関西吹奏楽コンクール 銀賞
    • 美術部 - 大阪私学美術展「奨励賞」受賞
    • 英語部
    • 華道部 
    • 書道部
    • 園芸部
    • 文芸部
    • 科学部 
    • コーラス部
    • アニメーション部
    • ギター部
    • 演劇部
    • 手話部

交通

※泉佐野便(泉佐野駅熊取駅→貝塚三中前)及び、古市駅は2019年度を以て廃止。2020年度以降、古市便は富田林便(富田林→金剛)として運行

著名な出身者

関連項目

参照

  1. ^ どの制服になるのかな?/東大谷高校の説明会に熱気 -コミュニティ2525(12/06/01)
  2. ^ 泉北ニュータウン内にあった勤労青少年向け単身者住宅。
  3. ^ http://www.higashiohtani.ac.jp/rs/izumigaoka/wp-content/uploads/2017/09/higashi_pharmacist2017.pdf
  4. ^ 第34回 大阪まちなみ賞 受賞作品 -2014- (平成26年)”. 大阪都市景観建築賞運営委員会. 2021年2月21日閲覧。

外部リンク