富田林駅
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富田林駅 | |
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駅南口(2015年12月) | |
とんだばやし Tondabayashi | |
◄O17 喜志 (2.3 km) (0.6 km) 富田林西口 O19► | |
所在地 | 大阪府富田林市本町18-17 |
駅番号 | O18 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | O 長野線 |
キロ程 |
5.7km(古市起点) 大阪阿部野橋駅から24.0 km |
電報略号 | トン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)13,577人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)4月14日 |
富田林駅(とんだばやしえき)は、大阪府富田林市本町にある、近畿日本鉄道(近鉄)長野線の駅。駅番号はO18。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)4月14日:河陽鉄道の古市 - 当駅間開通時に開業[1]。
- 1899年(明治32年)5月11日:河陽鉄道の路線を河南鉄道が継承、同社の駅となる[1]。
- 1902年(明治35年)3月25日:当駅 - 滝谷不動間延伸開業[1]。
- 1919年(大正8年)3月8日:社名変更により大阪鉄道の駅となる[1]。
- 1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併、関西急行鉄道長野線の駅となる[1]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併、近畿日本鉄道長野線の駅となる[1]。
- 1971年(昭和46年)4月1日:定期券専用自動改札機を設置[2]。
- 1981年(昭和56年):北口開設。
- 1987年(昭和62年)10月25日:当駅から喜志駅まで複線化[3]。複線区間において7両編成での運転を開始(ホーム有効長は8両編成分)。
- 1994年(平成6年)3月15日:8両運転開始[4]。
- 2007年(平成19年)4月1日:ICカード「PiTaPa」使用開始[5]。
- 2013年(平成25年)3月:南口駅前広場整備工事が完成[6]。南口バスターミナルなどが改修。
駅構造
[編集]富田林駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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相対式2面2線の地上駅。古市方が複線、河内長野方が単線の行き違い駅でもある。駅の古市方・河内長野方両方に上下線間の交差渡り線がある。下り線の河内長野方に折り返し待機用の引上線があるが、踏切がある関係で有効長は5両分となっている。南北に駅舎・改札口があり上りホームへは北口、下りホームには南口が直結している。双方のホームは地下通路でつながっている。トイレは両ホームにあり、いずれも男女別の水洗式。ホーム有効長は8両分。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | O 長野線 | 下り | 河内長野方面[7] |
2 | 上り | 大阪阿部野橋方面[7] |
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プラットホーム
特徴
[編集]駅設備・営業面
[編集]- 古市駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
- 特急券および定期券は専用の自動券売機にて購入可能[8]であり、一部時期は窓口で購入が可能。
ダイヤ面
[編集]- 全定期旅客列車が停車しており、平日朝と夕方に大阪阿部野橋駅 - 当駅間の準急が概ね毎時2本、平日夕方に当駅始発の大阪阿部野橋行き急行が4本、平日夕方に当駅始発の古市行き普通が1本設定されている[9]。
PL花火開催時(1953年 - 2019年迄)
[編集]8月1日に開催される教祖祭PL花火芸術では当駅が最寄り駅で、夕方16時から北口のバスロータリーなどを車両通行を禁止していた[10]。終了直前の20時40分頃から地下通路を閉鎖して北口を古市・大阪阿部野橋方面、南口を河内長野方面専用の改札口にして、入場制限も行われている。
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臨時改札口
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北口ロータリー
利用状況
[編集]- 2023年11月7日:11,227人
- 2022年11月8日:11,142人
- 2021年11月9日:10,982人
- 2018年11月13日:13,577人
- 2015年11月10日:13,768人
- 2012年11月13日:14,459人
- 2010年11月9日:15,229人
- 2008年11月18日:15,836人
- 2005年11月8日:16,714人
駅周辺
[編集]駅北口側
[編集]駅南口側
[編集]- 富田林寺内町 - 国の重要伝統的建造物群保存地区。
- とんだばやしきらめきファクトリー - 市立の観光交流施設。4市町村コミバス(下記参照)の定期券売場も兼ねる。
- 富田林市立中央図書館
- 石川河川公園
- 富田林若松一郵便局
- 関西スーパー富田林駅前店
- 三井住友銀行富田林支店(旧河内銀行→住友銀行)
- りそな銀行富田林支店(旧富田林銀行→野村銀行→大和銀行)
- 関西みらい銀行富田林支店
- 大阪府立近つ飛鳥博物館 - 4市町村コミバス・石川線「近つ飛鳥博物館前行き」に乗車。
学校
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
バス路線
[編集]南口
[編集]- 4市町村コミバス
- 金剛バスの事業廃止により2023年12月21日より引き継ぎ運行。近鉄バス・南海バスの乗合バスおよび河南町・千早赤阪村の自家用有償旅客運送。近鉄バスと南海バスの運行便は交通系ICカードの利用が可能[12]。
のりば | 路線 | 運行事業者 | 系統 | 経由 | 行先 | 備考 |
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1 | 北大伴線 | 河南町 | 川向 大伴住宅前 | 北大伴(楠町) | ||
石川線 | 河南町 | 川向 大ヶ塚 一須賀 阪南一須賀 大宝2丁目 | 近つ飛鳥博物館前 | |||
2 | 千早線 | 南海バス、千早赤阪村 | 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 神山 森屋 千早赤阪役場前 | 千早赤阪村立中学校前 | 一部は終点にて金剛登山口行(千早赤阪村営バス)に接続 | |
3 | 河内線 | 河南町 | 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 寺田 北加納 加納 菊水苑前 | 河内(弘川寺前) | ||
白木線 | 河南町 | 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 寺田 河南町役場前 白木 中村 芹生谷 水分 | 東水分 | |||
川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) | 寺田 | 1日1本運行 | ||||
さくら坂循環線 | 近鉄バス、河南町 | 64番 | 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 寺田 河南町役場前 白木 鈴美台3丁目前 | さくら坂循環 | 夜2本はさくら坂4丁目止 | |
4 | 東條線 | 南海バス | 川向 板持 中佐備 蒲 | 府立こんごう福祉センター循環 | 最終便はこんごう福祉センター止 | |
近鉄バス | 66番 | 川向 板持 中佐備 蒲 福祉センター東口 府立こんごう福祉センター前 甘南備口 | 甘南備 | レインボーバスを活用して運行 |
金剛バス運行時代の南口バスロータリー完成までは、バスは南口駅舎脇に後退で入線し、同時に複数の行先が発車していく独特の方法をとっていた。のりばは行先別に4つに分かれていた(以前は5つに分かれていた)。
北口
[編集]のりば | 路線 | 系統 | 経由 | 行先 | 備考 |
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1 | 北野田線 | 40番 | PL本庁前 木材団地 平尾 平尾西 菅生 | 北野田駅前 | 平日・土曜2本、休日1本運行 |
44番 | PL本庁前 木材団地 平尾 菅生 | ||||
41番 | PL本庁前 木材団地 平尾 平尾西 平尾道 美原区役所前 今井 新堂町 | 河内松原駅前 | 平日・土曜夜1本、休日夜2本運行 | ||
2 | 金剛東団地線 | 35番 | PL本庁前 向陽台二丁目 藤沢台六丁目 中央センター前 富田林病院前 | 向陽台・藤沢台循環 | |
36番 | PL本庁前 PL病院正面玄関前 向陽台二丁目 藤沢台六丁目 中央センター前 富田林病院前 | 平日・土曜運行 | |||
37番 | PL本庁前 | PL病院正面玄関前 | 平日・土曜運行 | ||
3 | レインボーバス | 市役所・警察署前 川西駅筋 すばるホール 金剛公民館・図書館前 | 金剛連絡所前 | 年末年始運休 |
※このほか、周辺の病院送迎バス(富田林病院など)が多数発着する。
- 通学バス
下記の各学校への直通通学バスが、北口直近から発着している。
- 桃山学院大学(南海バス374V系統として運行) - 北口ロータリーを出た先に停留所を設置
- はつしば学園小学校
- 初芝立命館中学校・高等学校
- 帝塚山学院泉ヶ丘中学校・高等学校
隣の駅
[編集]- 近畿日本鉄道
- O 長野線
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 「きょう19駅で使用開始 近鉄定期券自動改札機」『交通新聞』交通協力会、1971年4月1日、2面。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、438頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ “近鉄がダイヤ改正 3月15日 伊勢志摩ライナー登場”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1994年1月25日)
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日。オリジナルの2020年8月1日時点におけるアーカイブ 。2016年3月6日閲覧。
- ^ “市の概要”. 2020年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月1日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|富田林”. 近畿日本鉄道. 2021年7月17日閲覧。
- ^ “近畿日本鉄道|駅の情報|富田林”. www.kintetsu.co.jp. 2022年2月5日閲覧。
- ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.232 - p.258・p.388 - p.413
- ^ “交通規制”. 2020年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月1日閲覧。
- ^ 近鉄長野線 一日乗降人員 - 近畿日本鉄道
- ^ “4市町村コミバス 運行経路・運賃・運行のご案内”. 富田林市 (2023年12月21日). 2023年12月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報|富田林 - 近畿日本鉄道