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「三清山」の版間の差分

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2022年11月23日 (水) 10:02時点における版

世界遺産 三清山国立公園
中華人民共和国
三清山
三清山
英名 Mount Sanqingshan National Park
仏名 Parc national du mont Sanqingshan
面積 22,950 ha
登録区分 自然遺産
IUCN分類 II
登録基準 (7)
登録年 2008年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

座標: 北緯28度54分57秒 東経118度03分52秒 / 北緯28.91583度 東経118.06444度 / 28.91583; 118.06444 三清山(さんせいざん、拼音: Sānqīng Shān)は江西省上饒市玉山県徳興市の境界に位置し、玉山県の中心から約50キロメートル、上饒市から約78キロメートルに位置し、懐玉山脈にある。道教の名山であり、風景は秀麗である。三清山の名前は、「三峰(玉京、玉虚、玉華の三峰)の様子が高く険しく、まるで、三清が頂上に座っているかのようだ(三峰峻抜、如三清列坐其巓)」に由来する。三峰の中では、玉京峰が最も高く、海抜1819.9メートルである。2008年ユネスコ世界遺産に登録された。

歴史

東晋時代に葛洪がこの地で、不老不死の丹薬を作ったことがはじまりである。僖宗の時代に、信州太守であった、王鑑が太守を解任された後、三清山で隠棲した。の時代に、王鑑の末裔である王霖が道観を建設し、三清山は道家洞天福地となった。

名勝

三清山は1988年8月、国家重点風景名勝区zh)の中国国家4A級旅游景区zh)に指定された。2005年9月には、三清山は中華人民共和国国土資源部より国家地質公園として認められた。また、ユネスコ世界ジオパークにも認定されている[1]。三清山は野生の動植物の宝庫であり、22,950ヘクタールの公園内には、植物1000種類以上、動物800種類以上が存在する。

  • 三清山九大景区:南清園、万寿園、西海岸、陽光海岸、玉京峰、三清宮、西華台、三洞口、石鼓嶺、玉霊観
  • 三清山十大絶景:司春女神、巨蟒出山、猴王献宝、玉女開懐、老道拝月、観音賞曲、葛洪献丹、神竜戯松、三竜出海、蒲牢鳴天

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。

脚注

  1. ^ SANQINGSHAN UNESCO GLOBAL GEOPARK (China)” (英語). UNESCO (2021年7月27日). 2022年10月20日閲覧。

外部リンク